今回はナルトの本質が少しわかるかもしれません…
あくまで触り程度ですが。
16話始まります。
第二試験の終了前日に試験を合格したナルトは影分身を塔に残し白斬りカンパニーに来ていた。
白斬りカンパニーの本社地下には巨大な空洞が存在し、そこには初代柱間細胞を元に白ゼツを加えた暁とは別の外道魔像モドキが置かれている。
外道魔像モドキの周りには白衣を着た何人もの研究者が行き交っている、ナルトは彼等に指示を出す男に。
「久しぶりだなガトー、経過はどうだ?」
ナルトに脳をいじくられ、絶対の忠誠を誓うガトーはナルトに気がつくと研究者達の指示をやめ。
「貴方でしたか、大蛇丸の細胞を元に更なる強化に務めております、現時点では暁の白ゼツの性能の1.5倍程度ではないかと、まだ数に限りがありますので第三試験には旧型を使う事になるかと……それから、写輪眼の複製は未だ難しく著しく性能の劣った物しか生産出来ていません」
「まあ、そんなもんだろう、そこでこいつを使って貰いたい」
懐から取り出した巻物を広げると中からキ○タマが出てきた、この玉はサスケが握り潰す寸前で咄嗟に一つだけ抜き取った玉だ、更にもう一つの巻物を取り出し。
「この玉はうちは…それも火影の弟の玉だ素材としては十分だろう、もう一つの巻物は大蛇丸の意思を封じた物だ、奴は写輪眼も研究していたはず、劣化写輪眼付きの義骸を用意してくれ」
義骸は白ゼツを元に思考誘導などの術式が組み込まれた仮の体、人間の魂を入れ都合の良い人形を作れる。
特に戦闘能力が無かったり低い山賊や犯罪者などを入れる事で彼等を即戦力にするために作った物、それを大蛇丸の新しい体にする。
運ばれて来た義骸に巻物を押し当て。
「封邪法印」
義骸に定着した大蛇丸に。
「さて、大蛇丸説明は必要か?」
「いらないわ巻物の中から見ていたから…でも、私が貴方の思う通りに動くと思っているのかしら?…確かにこの体は私にとって素晴らしい贈り物だけれども、だからと言って貴方の下につくいわれは無いわよ…貴方が私の傘下に加わるなら良いけど…どうかしら?」
劣化写輪眼の紅い瞳でナルトを面白そうに見ながら言う大蛇丸に。
「それはダメだな…お前は【研究者】だ、最新の研究を行う者として指揮官の下に有るべきだ」
「ふむ…確かに私は研究者…研究が…知識が大好きよ、知らないモノを理解していく熱狂と爽快感に酔う男よ、その為には非道な実験なんて幾らでもするわ
そして、貴方はどうかしら?…平和主義者のようだけれども」
ナルトは口元の笑みを強めた、どんなに近くにいてもナルトの本質を理解出来る者など少数だ、三代目すら気付かない本質に触れた大蛇丸に内心の歓喜を隠す事無く。
「まさしく」
「なら、話は終わりよ、私と貴方は決して相入れないわ」
「クック…そんな事はないさ、目をみればわかる…お前は狂ってない」
まるで毒気を抜かれたように、先ほどまで振りまいていた剣呑な雰囲気を消し、静かな瞳でナルトを見つめる大蛇丸。
「お前は知識欲へのハードルが低いだけで、本当に外道の為に非道を行う研究者ではない
【知識が好き】とは【常人の範囲で】だろう?」
「プッ…平和主義者のお考えでは常人は知識の為に非道を行うのかしら?」
思わず吹き出す大蛇丸に。
「ああ、人間は誰しも知識が大好きだ、だいたい戦争中倫理観なんてものがない時の方が研究が進むのは誰しもが知りたいもの為にいつも我慢している事の証明だ
それに一昔前は人間の公開処刑が最大の娯楽だった時代だってある
一般人も忍びも平和主義者でさえ知識欲はある、それなのに非道を行わないのは社会から外れたくないからだけだ」
その答えに一瞬虚をつかれたが、その顔に純粋に楽しそうな笑みを浮かべ。
「意見が違えば相入れぬものね」
「ああ、大事なデータは守りたいしな」
「研究の邪魔をするモノはどうあれ気に入らないものね」
「無知で生きるより、知って後悔したいからな…
研究とは必然の力学によって発生し、その原因は普通の人の普遍の欲求…その証拠に、頭で、手で、道具で、地上に知識の探求の絶えた試しはない」
「なら、それを外道と言う事さえ間違い、
人とは最初っからそういうものだわ」
「その通り
だからこそ…誰もか平等に学び研究できる【平和】という【奇跡】は美しい……そうだろう?」
ナルトは大蛇丸にゆっくりと近づいていき。
「なあ、大蛇丸…テロなんてちっぽけな行為で他者の足を引っ張り合うのはもう飽きているんだろう?」
狂気に染まった笑顔で大蛇丸を見下ろし
「世界をゲーム盤に新しい実験をしてみないか?」
「ウフ…私から興味をもつ事は有ったけど…私を惚れさせる男は貴方が始めてよ…でも、私より弱い貴方の下に付くのは無理よ」
「なら…俺がお前より強く相応しければ問題無いんだな?」
「あっは‼…良く言ったわ‼」
大蛇丸は喜びにその体を打ち震わせながら、劣化写輪眼の神威で別次元に飛び、ナルトも義骸に仕込んだ飛雷神でそれを追う。
ナルトが現れた場所は広大な広野、そこにはおびただしい量の蛇が待ち構え、現れたと同時にナルトに襲いかかる。
「フ…いくぞ【クラマ】‼」
『オウ‼』
封じていた力を解放し九尾の衣を纏い、腕の一振りで周囲の蛇を薙ぎ払い。
「『オオオオオオォォォ‼』」
更に咆哮と共に全方位をチャクラで吹き飛ばし残りの蛇を消し飛ばした。
「仙法・尾獣螺旋手裏剣!」
「口寄せ・五重羅生門‼」
放たれた尾獣螺旋手裏剣は大蛇丸が口寄せした羅生門を熱したナイフでバターを切るように、たやすく切り裂き突き進む。
「はじけろ!」
尾獣螺旋手裏剣がはじけ地形を変えるほどの大爆発を起こした、周囲一体は消し飛び巨大なクレーターがその威力の大きさを示している。
「神威付きの写輪眼を与えたのは失敗だったかな?」
つぶやくナルトの背後、クレーターの反対側から。
「そんな事は無いわよ…むしろ劣化していながら、これだけの力をもつ写輪眼、私が思いもつかなかった写輪眼の複製をこのレベルで行っているのだから誇りに思うべきだわ…そんな貴方に私からのプレゼント、本当は三代目に見せるつもりだったのだけれど…
口寄せ・穢土転生!」
大蛇丸が地面に手をつき術を発動させ、棺桶を三つ召喚する。
「させると思うか…(三つ目だけは)……守鶴!」
『ハッハァ、待ちわびたぜェ‼…砂漠柩・砂漠葬送ォ』
砂が柩を覆っていき圧壊させようとするも、一つ目と二つ目は潰される前に柩が開き中から人影が現れるが三つ目はそのまま破壊された。
「三つ目はダメみたいね、貴方に一番合わせたい人だったのに、まあいいわ、忍びの神と言われた初代柱間と弟の扉間、木の葉の忍びなら知っているわよね?」
「知ってはいるが…その術まだ不完全だな?」
なんの気負いも無く話すナルトに。
大蛇丸は口寄せした二人の頭に術式を組み込んだ苦無を押し込みながら、旧知の友との会話のように気楽に応える。
「そうなのよ、本来の五分の一…いえ、おそらく十分の一の力も無いと思うわ…でも私と合わせて三対一の状況、充分でしょ?」
「三対一で良いのか⁇…影分身の術」
空気が弾ける音と共に白煙がナルトを覆う、白煙が晴れるとそこには九人のナルトが立っていた。
「三対一だ、卑怯とは言わせんぞ」
「充分卑怯よ‼」
ナルトと大蛇丸が話している間に影分身二人が印を組み
「火遁・業火滅却」「風遁・大突破」
「「風火・大焦熱地獄‼」」
風遁により強化された業火が地面をマグマに変え触れるもの全てを焼き尽くしながら大蛇丸達に襲いかかる。
「水遁・水陣壁」
扉間が水の壁を作り防ごうとするも炎に触れる前に、その灼熱の温度だけで蒸発させられ、まるで役に立たない。
「土遁・土流壁」
「木遁・樹海降誕」
続けて大蛇丸と柱間が土の壁と森を築くも、少しの間も持たず焼き尽くされた。
「行け!」
六人のナルト達が左右に別れ駆ける、残ったナルトの背後の空間が歪み。
「草薙の剣ィ‼」
死角を突いた大蛇丸の剣、しかしナルトのチャクラの衣を貫く事が出来ず、逆にチャクラの手で掴まれた。
「(草薙の剣が効かないとは…数が⁉)」
目の前のナルトは一人、消えた二人を探そうにも、口から出た草薙の剣を掴まれて振り返る事が出来ない、そんな大蛇丸の横から。
「行くぞ又旅」
『ええ、行きましょう』
ナルトの体を青い高熱の炎が覆う、咄嗟に大蛇丸の袖から大蛇を放つが、青い炎に触れた場所から崩れ落ちる。
「『死を司る私の炎、命あるモノは例外無く灰塵となります、その程度の矮小な蛇では止められませんよ』」
蛇を伝い大蛇丸の体にも炎が飛び火して燃やしていく。
草薙の剣を吐き出し、口の中から脱皮して回避するも。
「そこを待っていた」
大蛇丸の上より落ちて来たナルトの求道玉を棒状に形態変化させた物で地面に縫い付けられた。
「これで、動けないだろ?」
「グ、(身動きどころか、術すら封じられてるわね)…そうね、私の負けみたいだけど、初代と二代目はそう簡単にはいかないわよ」
苦し紛れに負け惜しみを言う大蛇丸の視線の先には。
本体から離れ柱間に向かうナルト達に、燃え盛る炎の中から、その身を焼かれながら飛び出して来た初代柱間、生者ならその業火で焼き尽くされてしまう、しかし彼等は穢土転生による生きた屍、自身の肉体の崩壊など無視している。
「幻術・黒暗行の術」
初代の幻術が全ての光を奪って暗闇の世界を作り出す。
「守鶴」
『任せな!、仙法磁遁・磁縛大球‼』
磁遁による範囲拘束結界、仙人チャクラと合わせて強度を増している為に、劣化している初代なら問題にすらならない。
「少しチャクラを貰っていくぞ」
ナルトが初代の頭に手を置きチャクラを奪って行くが、どれだけ吸い込んでもチャクラが減る気配が無い。
「(そういえば、穢土転生はチャクラ切れが無いのか、ちょうどいい)」
チャクラが無くならないのを良い事に磁遁で縛り付けたままチャクラの吸い取って行く量を増やして行く。
初代からチャクラを奪うナルトから初代を守ろうと駆けて来たのか二代目も来たが、大蛇丸に縛られているせいで頭が悪いのか磁縛大球に突っ込んで勝手に捕まった。
大蛇丸を捉えているナルトもなんとも言えない顔になり、大蛇丸も呆れている。
「思考を縛るのは良いんだけど……戦力低下が否めないわね」
「だな、もう少し工夫が必要だ…まぁその研究も俺の元でやればいい」
のんきに話すナルトと大蛇丸の視線の先で初代と二代目は封印された。
影分身から初代のチャクラを貰い。
「なるほど、木遁はこう使うのか…木遁・樹海降誕」
目に見える範囲全てを巨大な木々が覆っていく。
「(小さな林を作るつもりだったんだが)…練習が必要か」
ナルトと大蛇丸は再び研究所に戻り。
「どうだった、劣化写輪眼付きの義骸は⁇」
「すごいわね…写輪眼もだけど、この義骸もしかして時間による経年劣化が無いのかしら?」
「ああ、基本老いも無いが成長もしない…そこが問題でもあるんだが」
「なるほど…成長しないのは問題ね、ようは肉体を鍛えても強くなる事が無いって事よね?」
「そうだ、外道魔族に接続して有線による肉体の強化が出来るから問題としては先送りしているが、肉体が植物に近いんだ、植物の他感作用を使った無線による経験の共感、蓄積と肉体の強化を目的にしている、ちなみに体から根を張って地面からの栄養摂取と光合成が可能だぞ、それと劣化写輪眼の問題点もわかっているよな」
「ええ、おそらくだけど一人一つの能力…と言ったところかしら?」
「そうだ、術のコピー、幻術、肉体の強化、相手の心を読む、時空間忍術、一人に一度の絶対順守命令権、対象精神の一時停止、固有時間制御など一人につき一つの能力しか使えない…」
「それだけでも充分すぎる成果だけれどもね…いいわ、私が研究していた部分で補そうな技術が有るから、それを試してみるわ」
「頼む…ガトー、これからは俺の指示が有るまでこいつの指揮下に入れ」
ガトーは首を垂れる事でこれに答えた。
「中忍試験はどうする…来るか⁇」
「いいわ、どうせ失敗するんだし、それよりも私はこっちの研究に集中したいの良いかしら?」
大蛇丸にそれで構わないと言って、ナルトは木の葉の里に帰って行った。
☆
「まずは【第2の試験】通過おめでとう!!」
「(フフ…第2試験受験者数93名…此処まで21名も残るなんてね…本当は1桁を考えてたのに…)」
アンコが声を張り上げた前には、【天・地】両方の巻物を持って厳しい試験を生き残った下忍21名が班ごとに整列している。
「それでは、これから三代目火影様より【第3の試験】の説明がある…各自、心して聞くように!!では、火影様お願いします‼」
紹介された三代目のじっちゃんが下忍達の前に立ち。
「これより始める【第3の試験】…その説明の前にまず一つだけ…はっきりと告げておきたい事がある‼」
下忍達の頭に疑問符が浮かぶ。
「……この試験の真の目的についてじゃ…何故…同盟国同士が試験を合同で行うのか?
【同盟国同士の友好】【忍のレベルを高め合う】その本当の意味を履き違えて貰っては困る!…この試験は言わば……」
一呼吸を置いてゆっくりと息を吐き出し言い放つ。
「同盟国間の戦争の縮図なのだ」
「ど…どういうこと…?」
下忍達の中から声が上がるが、三代目は気にせず続ける。
「歴史を紐解けば今の同盟国とは即ち…かつて勢力を競い合い争い続けた隣国同士。
その国々が互いに無駄な戦力の消費を避ける為に選んだ戦いの場。
それが、この中忍選抜試験のそもそもの始まりじゃ…」
「ちょ、ちょっと待てくれ!中忍を選ぶ為にやってんじゃねーのか⁉」
驚きに声を張り上げたキバ、同じように疑問に思う下忍達に。
「確かにこの試験が中忍に値する忍を選抜する為のモノである事に否定の余地はない。
…だが、その一方でこの試験は国の威信を背負った各国の忍が…【命懸け】で戦う場であるという側面も合わせて持つ!
この【第3の試験】には我ら忍に仕事を依頼すべき諸国の大名や著名な人物が招待客として多勢招かれる。
そして何より各国の隠れ里を持つ大名や忍頭が、お前達の戦いを見る事になる。
国力の差が歴然となれば【強国】には仕事の依頼が殺到する。【弱小国】と見なされればその逆に依頼は減少する」
受験生の誰もが考え付かなかった事だろう、殆どが中忍になる為の試験としか見ていないのだ。
「(だが、甘いよじいちゃん…それではいつまでたっても平和は来ない)」
知っているナルトを含め数人は、わずかだが面倒なシステムを残した大人達に呆れた視線を向ける。
「…そして、それと同時に隣接各国に対し【我が里はこれだけの戦力を育て有している】と言う脅威。
つまり、外交的…政治的圧力を掛けることもできる」
「だからって何で!命懸けで戦う必要があんだよ…!?」
納得がいかず声を荒げるキバ…後ろで立っているイルカ先生の顔は能面の様に無表情だが、握り込む拳から血が流れている。
「国の力は里の力…里の力は忍の力。そして忍の本当の力とは―命懸の戦いの中でしか生まれてこぬ‼
この試験は自国の忍と言う【力】を見てもらう場で有り…見せ付ける場である。
本当に命懸けで戦う試験だからこそ意味があり、だからこそ先人達も【目指すだけの価値がある夢】として中忍試験を戦ってきた」
「だったらどうして…【友好】なんて言い回しをするんですか⁉」
テンテンの言葉の方が正しいだろう【友好】と称するよりは【代理戦争】と言った方が正しい。
「だから始めに言ったであろう!意味を履き違えては困ると。
命を削り戦う事で力のバランスを保ってきた慣習。
それこそが忍の世界の友好なのじゃ…諸君にもう一度告げる…これはただのテストではない。
これは己の夢と里の威信を賭けた…命懸けの戦いなのじゃ」
「(ああ、本当に…)くだらない…敵を殺し 味方を殺し 守るべき民も 治めるべき里も 自分まで殺しつくしてもまだたりない⁇ お前らも全く以って度し難い戦闘狂だよ…木の葉の里は皆家族?
…その家族に死ねと命じるお前がそれを口にするのか?」
火影の言葉で訪れた沈黙を破ったのはナルトの一言。
それは、忍びというシステムを真っ向からくだらないと吐き捨てた言葉。
「そう…じゃな、本当にくだらんのじゃろうなぁ……」
ナルトの言葉に何も言い返せない三代目の前に一つの影が現れた。
「そこまででいいでしょう、ここからは【審判】を仰せつかった、この…【月光ハヤテ】から…」
「…任せよう…」
顔色が一目で悪いと判断できるハヤテ…顔は土気色、目の下には隈、しゃべりながらも咳をし続けている、こんな場所よりも病院に行けと言いたくなるほど、見ただけで体調の悪さがわかる。
「皆さん、初めまして…えー皆さんには【第3の試験】前にやって貰いたい事があるんですね…」
【ゴホッ、ゴホッ!】としきりに咳をしているため、少々聞き取り辛い。
「えーそれは本選の出場を賭けた【第3の試験】予選です…」
「‼⁉…予選?」
「予選って…どういう事だよ‼」
「先生…その予選って…意味が分からないんですけど…今残ってる受験生で次の試験をやらないんですか?」
此処まで来て予選…納得できる下忍は少ないだろう。
「えー今回は…第1・第2の試験が甘かったせいか…少々残り過ぎてしまいましてね…。
中忍試験規定に乗っ取り予選を行い…【第3の試験】進出者を減らす必要があるのです。
先程の火影様のお話しにもあったように【第3の試験】には沢山のゲストがいらっしゃいますから…
だらだらとした試合はできず、時間も限られて来るんですね…えーという理由で…。
体調の優れない方…これまでの説明で辞めたくなった方、今すぐ申し出て下さい。
これから【すぐ】予選が始まりますので…」
黒歴史ノートより抜粋。
大蛇丸「もうやめて、アンコ‼」
アンコ「うるさい、おすわり‼」
世界は終わらないし 始まることもない
なぜだと?当然だろう
だってもう私が壊したんだから。
新たなる世界の創造を始めましょうか…。