真・恋姫†無双 裏√   作:桐生キラ

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平和な『晋』と医者と愉快な怪物たち

 

 

 

「んー…」

「…よ。これでどうだ?」

「あ!………うぅ、僕の負けよ…」

「よし!これであの時の借りは返せたな」

私と詠は軍人将棋で対局し、そして私は見事勝利を収めた。『晋』は今日定休日。だというのにうちの従業員は揃って店内で暇を持て余していた。零士と月は私達の対局を観戦し、悠里は恋とセキトと遊んでいる。とても平和で穏やかな時が流れていた

「はぁ~、咲夜強くなったわね。ていうか、手がいやらしすぎるわ。こっちの失敗を誘発するような手ばっかりで攻めてくるなんて」

「人間は完璧じゃないんだ。ちょっと手を加えるだけで、簡単に崩れるもんなんだぜ」

対する詠は、ずいぶんと攻撃的な攻め方だった。防御を蔑ろにしているわけじゃないが、それでも攻撃が最大の防御と言わんばかりの手だった

「零士とばっかりしてたせいで、詠との対局に新鮮さを感じたよ」

「へぇ、東も打てるんだ」

「まぁ、勝てた試しはないけどね」

「そうなんですか?」

 

月の疑問に、私は零士との対局を思い出しながら、答えることにした

「こいつの場合、詠とは真逆でかなり防御的なんだ。守りが堅い、でも攻めてないから勝てないんだ。だけどな…あぁちょうどいい。詠、ちょっと零士と対戦してみろよ。実際にやったらよくわかるぜ」

「なになに?ちょっと面白そうじゃない」

詠は少し楽しそうにしていた。今でこそ給仕をしているが、前までは軍師をしていたんだ。その血が騒ぐのだろう。まぁ、その余裕はすぐ消えるんだけどな

「じゃあ、お手柔らかに頼むよ」

数十分後

「はぁはぁ…これでやっと勝てた…」

「あー、やっぱり負けかぁ。あの時もう少し慎重に打つべきだったなぁ」

 

将棋は詠が勝利を収めた。だが、当の詠はかなり疲弊していた

「なにこいつ?凄い疲れる…」

「だろ?こいつは一手一手が速い。そして凄い語りかけて相手の思考や動揺を奪うんだ。さらにはあの防御の陣と至る所にある罠。その罠が、零士の語りのせいで更に疑心暗鬼になってしまう。私以上にひねくれた打ち方をするんだ」

「まぁ、勝てないけどね」

こいつの場合、勝つことに意味はなくて、ただこうして引っ掻き回して遊んでいることに重きを置いているだけだろう。真面目に打てば勝てるだろうに

「咲夜姉さんお腹すいたー」

「…すいた」

セキトと遊んでいた悠里と恋がこちらに近づいて催促する。この子達は欲望に忠実だな

「あ、もうお昼なんですね。夢中で見ちゃってました」

「だな。何か作るか」

「あ!そうだそうだ。昨日新しい調味料を開発したんだ。やっと待ち望んだ食材が手に入ったからね」

 

私と月が立ち上がり、厨房に向かおうとすると、零士に止められた。零士は少し興奮気味で、楽しそうな表情だった

「あぁ、そう言えば、暇を見つけては何かしていたな。確か、トマト?だったかを仕入れたんだっけ?」

少し前に、遠方から取り寄せた野菜を入荷していたのは知っていた。それがどんなものかは知らないがな

 

「うん。だから今日はみんなに試食して欲しいんだ。て言うか、既にもう仕込み済みだったりするよ」

 

だから珍しく、朝早起きしていたのか

「お!新作ですか?今日来てよかった!」

「…楽しみ」

「期待してるわよ」

「ふーん。私も少し見に行っていいか?」

「あ!私も何かお手伝いさせて下さい」

「わかった。なら二人は一緒に厨房へ、三人は座って待ってて」

 

 

†††††

 

 

「へぇ、これが新しい料理か」

「とっても香ばしいですね」

 

私と零士と月は厨房に行き、新しい料理とやらを覗いた。汁物…とはまた違うな。結構赤いけど、辛いやつだったりするのか?

「ミートソースって言ってね。この麺に絡めて食べる物なんだ」

 

そう言って零士は、拉麺とはまた違った麺を取り出した。これも手作りなのだろう

「麺ものとは珍しいな。完成しているのか?」

「やっと六割ってところかな。とりあえずみんなの感想聞いて、いろいろ試そうと思ってる。商品化はそれからだね」

「へぅ、これでも十分美味しそうなのに」

「より良いものを出してこそだよ月ちゃん」

それから私たちは麺を茹で、ミートソースと呼ばれるものを掛けていく。少し味見したが、十分美味かった。挽肉、人参、玉ねぎなどが入っており、味は今まで食べた事ない味だった。少し濃いが、遠いところで酸味がある。不思議なものだった

 

 

 

†††††

 

 

「よっと。これで人数分かな」

「そうだな」

「楽しみです」

私たちは人数分のミートソースを円卓に並べて行く。悠里も恋も、待ちきれないといった様子だ

「いい匂い!」

「…美味しそう」

「へぇ、麺なんて珍しいわね」

 

待っていた三人は物珍しげに、それでいてとても楽しみといった表情でミートソースを見ていた

「それじゃあ、いただきます」

『いただきます!』

零士の音頭に、みんなが手を合わせて「いただきます」と言う。そして悠里や恋が勢いよく食べ始めた

 

「…もくもく…うまーい!」

「ちゅるちゅる」

「わぁ、美味しいです!」

「なんか、不思議な味ね。濃いのに、時々酸味を感じるわ」

「だが、悪くないな」

みんながみんな、思い思いに感想を言いながら食べていた。このミートソース、美味いな。少し濃口だが、白米に合わせるような味じゃない。これは、サンドイッチとかに使うパンと合わせた方が美味そうだ

 

「ふむ、思ったより美味くできたな。…でもみんな、気をつけて食べてね」

零士が口の周りに注意を促すように指す。周りを見てみると、みんな多少口の周りを赤くしていた。……ハ!

「!!……」

私は慌てて口の周りを拭う。珍しく紙布巾を置いておいたのはこのためか!拭った紙を見ると、しっかり赤い跡があった

「「!!……」」

私の様子に気づいた月と詠も、慌てて口の周りを拭う。ミートソースと同じくらい顔を真っ赤にして

「おい零士…こういうのは先に言え」

「そうよ!バカなんじゃないの!?」

「へぅ……」

「あはは、ごめんごめん」

あ、こいつわざとだな。仕方ない。こいつの指の一本、ちょん切っても文句は…

 

カランカラン

 

「ん?ずいぶん楽しそうだな」

「やぁ、華佗。いらっしゃい」

私がナイフを抜こうとした瞬間、扉が開かれ華佗が入ってきた。それと…

「ふむ、こやつがだーりんの言っていた親友だな?だーりんに負けず劣らず良い男だ!」

 

「あら?東零士ちゃんじゃない?こうして会うのはいつ振りかしら」

 

「「「…」」」

 

私と月と詠は思わず絶句してしまった。なんだか、直視したいくない物体が…

「わぁ、すっごいおっきいですね!華佗さんのお友達ですか?」

「ちゅるちゅる」

あぁ。私はきっと疲れているんだな。最近忙しかったからな。今日はゆっくり風呂入ってしっかり寝ないと…

「やぁ、貂蝉。僕がこの世界に来て以来だから、五年…いやもうすぐ六年か。時の流れは早いな」

「「普通に話し始めるなー!!」」

「え?なになに?」

 

私と詠は揃って同じツッコミを零士にした。なんだよオイ!なんだこのあり得ない珍光景は!?

「せっかく私が現実逃避を始めようとしていたのに!」

「華佗の後ろの化物共はなんなのよ!」

「だーれーがー一度見たら一生トラウマとして残る化物ですってー?」

「ひぃっ!」

月と詠はその化物の圧倒的存在感と気持ち悪さに気後れし、震えていた。かく言う私も、正直逃げたかった

「おい。一体何を騒いで……董卓様?賈詡!呂布まで!」

「え?華雄さん?」

私達が騒いでいると、一人の女性の声が聞こえた。そして巨漢二人の間を抜け現れたのは、元董卓軍武将の華雄だった

「はい!華雄です!ご無事で何よりです董卓様!生きているという報は李儒から聞いていましたが…本当によかった」

「華雄、あんた生きてたのね」

「む、李儒から聞いていなかったのか?」

「んー?月聞いた?」

「き、聞いてないけど…」

 

†††††

 

 

「くちゅんっ」

「ん?なんだ風邪か京〈みやこ〉(李儒の真名)」

「い、いえ。恐らく誰かが噂を……あ」

「どうしたのだ?」

「あぁいえ。この前月様がお越しした時に、華雄さんが来たことを伝え忘れてしまったと思って…」

「ふむ。まぁよいんではないか?そのうち会えるだろう」

「うーん…それもそうですね。あ!桜様、最近出来た新作のお菓子が……」

†††††

 

 

華雄の話によると、汜水関・虎牢関での戦闘で二度に渡り敗北。戦場から離脱後は己の力の無さを痛感し、単身武者修行の旅に出たとか。その道中、医者王と愉快な怪物達と出会い、共にいるのだという

「世界は広い。ずいぶん前に零士に、孫堅が存命だった頃には孫堅にも敗れ、それを痛感していたはずだったんだがな。前までの私は自分の力を過信し過ぎていた。今度こそ、真の力を手にし、それから董卓様をお迎えに参ろうと思っていたが…」

「私は、もう大丈夫ですよ。ここで生活すると決めていますから。その力は、ここではない、必要とする人に使ってあげてください。それと、私も詠ちゃんも、もう董卓と賈詡ではありません。これからは月と呼んで下さい」

「……は!月様」

よし。話はまとまったな。もうここにいる理由はないし、私はそろそろ部屋に…

「お、話は終わったね。ちょうどいい。四人もうちの新作食べて行ってくれ」

「ほぉ!それは楽しみだな!」

「ふむ。では呼ばれるとしようかな」

「いいわねぇ。イケメンの作る料理だなんて、あたし興奮しちゃうわ!」

「華雄さんも食べてください。美味しいですよ」

「う、うむ。ではいただく」

「決まりだね。そこで部屋に帰ろうとしている咲ちゃん、ちょっと手伝ってくれるかい?」

「なんでだよ!私以外にもいるだろ!」

 

†††††

 

 

「で、そこの筋肉の塊は一体何者なんだ?」

私はしぶしぶ料理作りを手伝い、四人に提供する。だいぶ慣れてきたが、正直あまり直視したくない

「あらん?この鍛え上げた美しい肉体を塊だなんて、ひどいわぁん。あたしは貂蝉。都の踊り子よん!」

「卑弥呼だ!謎の巫女とでも言っておこう!」

本当に謎だよ。なんだ都の踊り子って。嘘しかないだろ。それになんだその格好。どういう神経してたらそこに辿り着くんだよ

「華佗、お前あれ見て何も思わないのか?」

「ん?よく鍛え上げられた、健康的で良い肉体だと思うが?それよりこのミートソース?美味いな!」

「…零士!」

「あはは、落ち着きなよ咲ちゃん。ただ体格の良い人が、妙な服装でクネクネしてるだけだよ」

「そうですよ咲夜姉さん。人を見かけで判断するのは良くないと思いますよ」

ちょ、ちょっと待て。おかしいのは私だけなのか?それに、見かけで判断したわけじゃない。あいつら明らかに害をなす奴らだろ!言動の節々に見え見えしてるだろう!

「…咲夜、大丈夫よ。あんたはまとも。あいつらが少しズレてるだけ」

「詠…」

詠が同情するかのように寄り添ってくると、月もギュッと手を握ってくれた。よかった。私は一人じゃないんだな

「ところで、華佗は今日どうしたんだい?雰囲気的に、太平要術関係じゃなさそうだが?」

「あぁ。今日はちょっと頼みがあってな。俺たちは現在、ある薬の素材集めをしているんだ。そのうちの一つに、厄介なものがあってな」

「厄介?」

「あぁ。実はそれ、龍からしか取れないんだ」

龍か。なるほど確かに厄介だな。実際に見たことはないが、なかなかの化物だって噂は聞くな

「え?龍っているの?」

ん?珍しい反応だな。零士の事だから、龍くらい見たことあると思っていたんだが

「なんだ零士、未来には龍はいないのか?」

「え?あぁ、まぁ、未来では空想上の生物って認識が多いくらいだからね。あれ?この大陸では龍って普通にいるの?」

「いるわね」

「私たちも、実際に見たわけじゃありませんけど、目撃情報はよく聞いていました」

「あたしは見た事ありますよ?お父さんの仕事についてった時に、ぐぁーっと空飛んでるの見ました」

「…昔、ぜつえー、っていう龍と、暮らしてた」

「えー…」

零士は微妙な顔をしていた。珍しく自分の知らない事を知ったからだろうな

「それで、龍退治に付き合ってくれって事か?」

 

私は、信じられないと言った表情をしている零士を放っておき、華佗に話の続きを促せた

「あぁ。卑弥呼や貂蝉、華雄と猛者はいるが、大事をとって協力を仰ごうと思ってな」

なるほどな。ならここは、恋辺りを行かせるか?最近うちに挑むバカも減ってきたからな。恋も暇つぶしに…

「僕が行こう」

「…は?」

零士が立ち上がり宣言した。こいつはバカか?

「あんた何言ってんのよ?あんたが行ったら、誰が料理作るのよ!」

 

詠の言う通りだ。こいつはこの店の代表だ。その代表がいないのは流石に…

「大丈夫。咲ちゃんはここの料理全部作れるし、月ちゃんもかなり上達したから、十分回せるよ」

 

いや、信頼されているのは嬉しいけど…

「恋に行かせたらいいだろう。最近は治安も良くなってきたんだし」

 

私がそういうと、零士は少し考え、やがて何かひらめいたかのように華佗の方を見た

「……華佗、その龍ってのは、どんな龍なんだい?」

「ん?その近辺の村々では、あまり縁起の良くない邪龍とは聞いているぞ」

「そうか。恋ちゃん、聞いての通り、悪さをしている龍を懲らしめに行くんだけど、恋ちゃんは行きたいかい?昔飼ってたらしいけど」

こいつ!なんて卑怯な!そんな事言ってしまっては恋が、あぁ、なんて悲しそうな顔を…

「……んーん」

恋は悲しい顔で首を横に振った

 

「じゃあ、大人しく待っててね。なるべく早く帰るから。……ということで、僕が行く事になりました」

 

なんだこいつ?なんでこんなに積極的なんだ?

「…理由を聞かせろ。お前は進んでこんな事する奴じゃないだろ」

「……から」

「あぁ?」

珍しくハッキリしないな。すると零士は顔を少し赤らめ一言

「見たいからだ!」

「…は?」

 

零士の強い口調に、この場の誰もがきょとんとしてしまう。見たいから?

「だって龍だよ?僕のいた世界では伝説の生き物だよ?そんなのが見れる機会、逃せるわけないだろ!あ!写真も撮らなきゃな。龍の素材かぁ…解剖して構造を理解したら、魔術に組み込めるかなぁ」

………あぁ。今日の零士は、私の知ってる零士じゃないんだな。もう六年近く一緒にいるが、こんな生き生きしてる顔初めて見た。出会った当初は、死んだ魚みたいな目をしてたのに

†††††

 

 

「よし。準備は整ったな。なら行こう!」

それからしばらくして、零士は身支度を整えて出発することになった。急すぎるだろ

「僕がいない間も、しっかり営業するんだよ。もし、僕のいない間に過去最高の売り上げを叩き出したら、特別手当を考えておくよ」

「お!言いましたね?あたし頑張っちゃいますよ!」

「へぅ、不安です」

「まぁ、なんとかなるわよ」

「…恋も、がんばる」

「はぁ…さっさと行って、さっさと帰ってこい。わかったな?」

じゃなきゃ、寂しいだろ…なんてことは、気恥ずかしくて言えなかった

「では月様、私も行って参ります。またいずれ、会いにきます」

「はい。華雄さんも、お気をつけて」

「ところで、一体何の薬の素材を集めているんだ?」

 

私は少し気になっていたことを聞いてみた。龍の素材を使わなきゃいけないほどの薬ってなんだろう?

「あぁ。実は呉の孫策の妹君が…」

「!?ちょっと待て。雪蓮の妹?蓮華か?小蓮か?」

私は雪蓮の名を聞き、途端に焦る。あいつらのどっちか、病気なのか?

「孫権の方だが?知ってるのか?」

「あぁ、まぁな」

 

孫権…蓮華が?いったいあいつの身になにが…

「あんたらって、ホント何者よ。どんだけ顔が広いのよ」

詠が呆れつつそう言う。そりゃあそうだろう。なにせ零士が「英雄を見てみたい」って理由で二年も旅していたんだからな

「そうか雪蓮ちゃんか。なら酒も持って行かないとな。少し待っててくれ」

そう言って零士は厨房に向かって行った。私はそれを横目で見ながら、先ほどの問いを聞き直す

「それで、蓮華は大丈夫なのか?」

「ん?あぁ、まぁまだ大した事はないがな。放っておくのもまずいし、少し強力な薬を作っておきたいんだ」

 

大事じゃないのか。それはよかった。それにしても…

「そうか…蓮華は一体何に侵されているんだ?」

「あぁ、それは生……」

………蓮華、苦労してるのかな

「あたしはその孫権さんに会った事ないんですが、お辛いですよね」

「へぅ…」

「そんな事、さらっと言わないでよ…」

 

悠里は同情しているかのような表情だったが、月と詠は顔を赤らめていた。まぁ、おおっぴらにいう事でもないからな

「お待たせ。とりあえずこれだけあれば……って、みんなどうしたの?」

「あら零士ちゃん?そんな事聞くのは野暮ってものよ」

「うむ。これは漢女にしかわからぬ辛さ。男のうぬではどうする事もできんのだよ」

おい化物二人。その口ぶりだと、お前らにも月のものが来るって言っているように聞こえるんだが、そんなのは幻想だろ

「そっかぁ。なら仕方ないね」

零士…ツッコミを放棄しただけって、私は信じているからな

「それじゃあ、行ってくるね」

「行ってらっしゃい!お土産期待してますよー!」

「気をつけてくださいね」

「無理すんじゃないわよ」

「…行ってらっしゃい」

「こっちはこっちで上手くやる。雪蓮達によろしくな。それと、体調には気をつけろよ…」

「ふふ、そっちも頑張ってね。咲ちゃんも、気をつけてね。それじゃ、行ってきます」

私たちは零士達を見送り、そして店内に戻った。さて、特別手当のためだ。これから策を練らないといけないな

 

 

 


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