ノーゲーム・ノーライフ ―神様転生した一般人は気づかぬ間に神話の一部になるそうです―   作:七海香波

20 / 27
 前話において質問を受けたので、ここで返答します。
 黒が空の記憶を失うことがなかったのは、原作三巻P46後半を読み直していただけたらご理解いただけるかと思います。
 黒はあくまで《対等な協力関係》であって、空の元に付き従う『人類種(イマニティ)』という集団に所属はしていません。

 その事に真っ先に気付いた白が黒の下へ行く→その後は大概原作通りってことです。

 


第五弾 記憶の中には仕掛け罠

 東部連合とエルキアの国境にある都市。

 元々はエルキアの都市が有った場所だが、東部連合が占領してからそれ相応に町の作りかえられており、これまでの中世の雰囲気が一転して近代的な雰囲気が漂っている。例えるなら大体戦後の日本、バブルが弾ける前の誰もが祖国の繁栄を信じて疑わなかった頃だ。

 

 至る所に設置されたネオンが煌めき、人々が乱雑に行き交う町。

 彼らが明るく過ごす昼は永遠に続くように感じられ、静寂が満たす夜はほんの刹那。

 

 ――そんな町が今夜だけは、普段とは違い、ただ一人として外に出る者がいなかった。

 ある者は家の中でこれから始まるテレビに目を向けたり、ある者は近くに置いたラジオに耳を傾けたり、またある者は暗い部屋に怪しく輝く水晶パネルを見つめている。その余りにも異様な様子は、これまでの東部連合(ワービースト)には感じられなかったものだった。

 

 ただ彼らに共通して言える事――それは、見ている内容が同じだと言うこと。

 

 ――大歓声を響かせる観衆達がいる都市中央部の巨大スタジアムの生中継。

 

 その中の人々も、ほぼ同時にそれを見ている人々も――誰もがこれから始まる一戦に期待や不安などの感情を胸に秘め、食い入るように集中を傾けている。

 

 

 そう、今から始まるのは巨大な遊戯。

 

 

 対戦カードは『《人類種代表》エルキア』VS『《獣人種代表》東部連合』。

 

 

 スタジアムの中心に据えられた巨木のように聳え立つゲーム本体の前には、これからゲームを行おうとしている六人が立っている。

 

 人類種代表、「  (空白)」。

 獣人種代表、初瀬いづな。

 人類種協力者、黒とジブリール及びステファニー・ドーラ。

 

 多くの衆人の目が向けられたステージの中心で、進行役を務める初瀬いのの指示の下に、彼ら六人はゲーム機の前に設置された椅子へと腰掛けた。

 

 

 ☆ ★ ☆

 

 

 時刻は少し遡り、三時間ほど前。

 馬車でのんびりと会場へ辿り着いた空達一行は、彼らを待ち構えるかのように立っていた初瀬いのによって彼ら専用の待機室へと通されていた。――否。

 五人が通されたやけに豪勢な洋風の部屋は、待機室と言うより応接室だった。先日黒達といづな達が相対した大使館の部屋と同じように、中心には長机が置かれ、その左右に揃えられた椅子がそれぞれ十個ほど並べられている。

 明らかにこちらを舐めてきている獣人種側に、黒の額の血管が十字に浮かび上がるが――それはさておき。

 

「ジブリール、結界を張ってくれ」

「はい、マスター」

 

 パチン。ジブリールの指先一つで、完全に外に音と光を漏らさない壁が五人を囲うように築かれる。大気が一瞬僅かに揺らめき、床に接する半球の結界が精霊によって紡がれた。

 その行為に、ステフが疑問を覚える。

 

「なんでわざわざ魔法を使うんですの?別にこの部屋には私たち以外誰もいないですのに……」

「――空達は言わずとも分かってるだろうが、盗聴器の一つや二つ設置されていてもおかしくはないんだよ。つまり、ヘタすればこちらの考えが全て筒抜けになる可能性が有る。ゲーム内容を知らない(・・・・・・・・・・)以上、碌に立てられる作戦も俺からはないが」

 

 黒が椅子に座った二人の方へ目をやると、何も言わず彼らは続く黒の言葉を待った。

 

「この部屋は一見ただの空間だが、相当な警戒態勢が敷かれているんだよ。行動監視用のカメラが計七つ、僅かな音でも拾うためのマイクが机の下、天井裏、床下に計三つ。どっちもご丁寧に顔を見せてくれてるよ。つまり、そのまんまだったら声は拾われるわ唇の動きは読まれるわで作戦会議は筒抜けになる」

 

 この場に入って真っ先に黒が行ったのは、空間把握。

 空白は元からその可能性に辿り着いているため仕掛けがあることは分かっていても、それがどれだけ実際に有るかは分からない。それに対し、五感が鋭敏な黒は僅かな駆動音や機械を通して感じる視線でその位置すらも感じ取ることが出来ている。

 

 それでも全ての所在を断言することは出来ないはずなのだが――黒はそう確信するに足る一つの根拠を持っていた。

 

「へー、なるほど。……じゃあなんで張ったんですのよ!?作戦がないんなら単なる力の無駄遣いでしょう!?」

 

 黒に向かってあーだこーだと叫ぶステフに、横から空白の声が入る。

 

「あ?そんなの決まってるだろ?」

 

 その声に何か思うところでもあったのか、嫌な予感を頭に浮かべながらステファニーはそちらへと振り向く。

 

 二人の方を向いた黒の目に映ったのは果たして、ステファニーの予想通りの、碌でもない事を思いついたときの顔を浮かべていた。

 

「黒に無くても、俺たちには立派な作戦があるのだよステフくん。……なあ、こないだ町中で賭けた「何でも一回言うことを聞く」って約束覚えてる?」

 

 その事は黒は知らないのだが、ステフは少しの間うんうんと唸り――思い出したかのように、ぽんと手をついた。

 

「ええ、もちろんですわ」

 

 一体何のゲームをしたのかジブリールと黒は気になったのだが、それを問う場でもないのでその疑問は素直に彼らの心の内へと収められた。もちろん後で説明して貰う気である。

 

「そうかそうか。だったら悪いが、その権利をたった今ここで使用させて貰う」

「それは別に構わないんですけど……ちょっと待って下さいな、なんですかその碌でもないことを企んでいるような顔つきは」

 

 大体空が何を自分に押しつけようとしているのか悟ったステファニー。その顔が一気に青く染めあがった。しかし彼女が逃げられるわけはない。この世界では『盟約』は絶対なのだから。

 

「気にするなステフ、何も企んじゃいないさ、ああ。託卵(たくらん)だりする気ではいるがな。気にすんな、勝利への鍵を、勝利への絶対条件をお前に渡すってだけだ」

「それ一番重要な責任じゃないですの!?そんなの嫌ですわよ!!」

 

 ぶんぶんと顔を横に振るステフ。

 分かっていても、賭けた以上は破ることは出来ない。無意識のうちに後ずさりしていくステファニーだが、それを面白そうだと思ったジブリールが彼女を後ろからがっしりと羽交い締めにする。「往生際が悪い女性は嫌われるのでは、ステファニーさん?」――空に惚れているステファニーには、その言葉は何よりも強い楔となって彼女の心に突き刺さった。

 

 

 結果。

 そうして、本人の意志とは全く別に、ステフの深層意識の中に空の命令はしっかりと刻み込まれたのであった。その内容を横で聞いていた黒は僅かに面倒そうに顔を顰めたが、まあなるようになるかと彼は半分諦めた顔でそれを忘れることにした。普段の黒からしてみれば有り得ない行動なのだが、今回のゲームに関してはそういう約束なので口に出すことはない。

 

「『――』っと。そういうことだステフ。分かったな?……いや、もう忘れてる(・・・・)のか?」

「――え?何か言ったんですの空?」

 

 最後に『指示を忘れるように』と言った空の通り、ステファニーは完全に今何を言われたのかを覚えていないようだっだ。分かっていたとしても目の前でそれが行われたとなると、空と白にとっては少しは驚くものである。

 

「おお、本当に何も覚えてないのか。さすが異世界」

「……どういうことですの?」

「気にするなステフ。この後のゲームに向けて休んどけ……ん?黒、どうした?何も反応がないが」

 

 僅かに目を見開く自らの妹の反応は当然の如く分かっていたが、壁際に背を預けた黒の顔に大きな変化は見られなかった。それに僅かながら分かる表情は、今起きた現象への驚きと言うより、苦虫を噛み潰したようなものだ。

 

「ちょっと前にヘマをやらかしたことがあったんだよ。何となく記憶を消したらどうなるのか試したのは良かったんだが、ジブリールの『黒と過ごした日々の記憶』を消したおかげでもう一回命を賭けて戦うハメになった。あかいあくまみたいにうっかり属性はなかったはずなんだがな」

 

 それは獣人種とのゲームが決まる数日前の話。

 だが当の本人は一切語ろうとはせず、これ以上聞くなと空に無言のメッセージを飛ばした。

 

 

 そんな黒の様子に笑って、空と白は数日前に行ったゲームで得た二つのアイテム(・・・・・・・)に目を向ける。

 ジブリールをゲームマスターとして身内で開催したゲームの中で創られたこれ(・・)こそがこちら側の本来の鍵。ステフは知らない、四人の秘密。

 

 「  (空白)」の領分ではなく「(クロ)」の知識から引き出されたそれこそが、彼らの本物の切り札(ジョーカー)を捲るものだった。

 

 

 ☆ ★ ☆

 

 

 眩しい天井からの光の中で、いのが獣人種とエルキアの間でのゲーム内容を確認する。

 

「では、これより盟約において賭けられる品を確認致します。東部連合は『ルーシア大陸に保有する全て』を。対してエルキア側は『初瀬いのがステファニー・ドーラの胸を揉む権利』を互いに賭け、東部連合指定のゲームで、互いの代表者――計六名、一対五で執り行う」

 

 信じられないような内容を発したいのの言葉は、熱気に包まれたスタジアムの歓声に包まれて響くことはなかった。現在スタジアムを占める者達の半分は人類種、エルキアの国民で、もう半分は偶然にも観客席のチケットを買うことの出来た幸運な獣人種達。そのどちらにも、明確な内容が伝わっていない。羞恥心で最後の辺りの声をいのが小さくしたということもあるのだろうが。

 

 いのがゲームの最後の確認を始めたのを見た人類種側が静かに緊張感を張り詰めるかわりに、同時にもう半分を占める獣人種側のボルテージがマックスへと跳ね上がる。――というか所々から「殺せー!」「潰せー!」「「「「「いづなたん可愛いよハァハァ」」」」」との声が聞こえる。最初の二つはともかく、最後の奴は地獄巡りして原初の罪(ロリータコンプレックス)を綺麗さっぱり洗い流してこいと、黒は心の中で密かに思った。というかアンタラ仮にもこれは国家戦なんだが……緊張感なさ過ぎだろ。獣は性欲とか目の前にあるものにしか目を向けないのか。

 

 まあ、そのお陰でこのゲームの賭けの内容を引きずり出せた(クロ)としては、いくら感謝しても足りないのだが。

 

「なお重ねて、東部連合は『ゲーム内容に関する一切の記録の消去』を慣例通りに要求致します。これには全ての人類種に属するプレイヤー・観戦者を含みます。そしてルール説明は盟約においてのゲーム開始後であり、開始後にルール説明を聞いてのゲーム拒否は記憶忘却のみを行います――よろしいでしょうか?」

 

 要するに『ルールは基本秘密だぜっ』とのことだ。

 理不尽過ぎるその要求だったが、空は何の文句もなくそれに頷いた。

 ――しかし。

 ついでとばかりに空が自然体で先ほどの肯定に言葉を付け足す。

 

「あ、ちなみに消えるのはあくまで今日の(・・・)ゲーム内容に関する内容のみ

だからな?俺らの持つ全てのゲームの記憶を奪うなんてのは無駄だぜ。後、十の盟約の不正発覚=失格ってルールも忘れてなければ――何も問題は無い。さぁ、ゲームを始めようぜ?」

 

 いのといづな、それぞれがその言葉を聞いて順に反応する。

 容易く東部連合が仕掛けた罠を見破ったという事実に、いのが。

 自らの祖父の表情から、上層部がゲームに余計な手を挟んだことに気付いたいづなが。

 ベクトルの違う感情に、二人は顔を歪ませた。

 

「――では、同意したのであれば互いに宣言をお願いします」

 

 そう告げたいのの前で、六人は手を挙げ――同時に唱和する。

 

「「「「「「――『盟約に誓って(アッシェンテ)』!」」」」」」

 

 

 

「――なあ、いづなさ。最後にゲームを《楽しい》って思ったの、いつ?」

 

 ゲーム開始前の刹那、空は正面を見たままいづなへと呟く。

 

 その答えが返ってくる前に――彼らの意識は、画面の向こうへと変換された。

 

 

 ☆ ★ ☆

 

 

 ブツッ。

 脳と神経の間の繋がりが突然途切れたような音が耳に響く。とは言っても本当に聞こえたわけではないのだがまあ、感覚的にはそんな感じに、ブレーカーが落ちたときのように黒の精神と身体のリンクがいとも容易く切れた。

 

 何も見えず、聞こえず、触れず、匂わない。

 五感の一切がシャットアウトされ、ただそこにあるという感覚だけの身体。

 突如制御を失った身体の感覚は彼の意外感と消失感を誘う。――だが大嘘憑き(オールフィクション)で全感覚を失ったどころか全身を消失した善吉君に比べればまだマシだと、自分より悪い状況の人間を考えてみれば、案外最悪でもない。そんな思考は、即座に通常通りの落ち着いたものへと戻った。

 

 それと同時に全身の感覚が元に戻る。

 

 同時に、身体に僅かなノイズが奔った。限りなくゼロに近い時間の思考の間に起きた、一瞬全ての感覚が途絶え、またつなぎ直されたような刺激。その刹那で奪われた、巷で言われる第六感のような超緻密な感覚の消失。それまでにチリチリと喉元を焼くかのように纏わり付いていた《自分への感情》が――完全に途絶えた。

 

 急激な浮遊感――そして落下感が身体を襲う。

 

 この感覚を初めて体験したのはこの世界(ディスボード)における最上位の存在:遊戯の神(テト)によって愚鈍な日常から歓迎すべき非日常へと引きずり込まれた時。あの時は落下感どころか実際に落下していたのだが――今回は、それとは違うようだ。恐らく実際に落下なんてしていないのだろうが、まるで突然ワイヤーの切れたエレベーターの落ちるその数倍――その上浮遊感を覚えるほどの激しい下降感が感じられた。

 

 

 それはまるでこの世界に至る時と同じで――異なる世界に渡るプロローグなのだろうか。(クロ)はそう思った。

 

 

 ――その身体が、急に確かな感覚を持って着地(・・)する。浮遊感を以て落下していたはずの俺の足下に、何か新たな足場が形成(・・)されていく。普通は足から着地の感覚が上へと抜けていくはずだが、そうではない。突然身体が落ちなくなったかと思えば、同時に不自然な足場が出来ていたのだった。

 

「……なるほど、な」

 

 一旦足を持ち上げ――トンッ。

 軽く片足で地面を小突く。細かな凹凸の感触。ただそれだけが厚さ1.5センチのゴムを伝わって足裏に伝わる。

 

「確かに獣人種(ワービースト)の物理的限界に接する事が出来るほどに秀でた身体能力を生かすのに、最適と言えば最適のゲームだよな、コレ。しかし、精霊が使えないその身でこの舞台を用意できるとは中々に驚くよ。全員が全員脳筋かと思えばそうでもなかったみたいだし」

 

 VR(仮想現実)。ヴァーチャル・リアリティ。

 黒としてはSAOだったりAWだったりその他ネット小説やらなんやらで色々と見知っている舞台なのだが、まさかここで本物に触れるとは――中々に感慨深い物があった。

 数々の主人公が語るとおり、黒にも仮想現実と現実との違いが伝わってくる。

 

 光を取り戻した視界の中で明るく輝く太陽。

 肌を撫でるように吹く暖かな風。

 鼻に薄く感じられる、乾燥した空気とどこか人工石的な匂い。

 キーンと静かすぎて逆に響く耳鳴り。

 

 そのどれもが、不自然なまでに明瞭に解る。感じ分けられる。

 恐らく空やステフのような一般人達には解らない――黒の鋭敏な感覚で以て捉えられるぐらいの僅かな違い。それが、黒の直感にはっきりと違和感を抱かせる。

 恐らく、これは。

 

「(獣人種(ワービースト)だけのアドバンテージって所か……?)」

 

 本来人類種(イマニティ)には感じ取ることの出来ない細かな情報。

 あの対戦相手の初瀬いづながこれらの情報を統合処理して計算し攻めてくるという可能性を考えてみれば、これはかなり分が悪い。唯一同程度の身体能力になっているであろうジブリールはこんな細かな感覚制御を好まない故に、この手段では限りなく近いレベルで知覚できる黒しか対抗できない。

 何しろ『頭にコブが出来た』程度で相手に一撃必殺クラスの技を放った上に数百年相当の文化を根こそぎ奪うという実績があるのだ。ジブリールに細かいことをやれと言っても無理な気がする。というか無理だろう。

 

「(ま、ジブリールがいないと出来なかったこともあるし……“適材適所”で納得するか)」

 

 今更彼女の認識を変えるというのも土台無理な話だ。

 諦めて意識を切り替えて周囲を見渡すと、既に組み上がったフィールドがその全貌を露わにしていた。

 

「――は?」

 

 その光景は、一瞬(クロ)の思考から黒に戻るほどのショックを彼に与えた。

 そこは余りにも予想外で、このゲームの内容を予め数千通り予測していた黒の計算外の場所だった。

 ……この場所こそが、この世界では想像上の場所なのか。

 蒼穹に浮かぶ鋼鉄の城でもなく、遥か高く聳え立つ世界樹の支える妖精郷でもなく、終焉への道を進む銃煙燻る末法の世でもなく、現実と重なるもう一つの加速世界でもない。

 

 唯単に、高層ビルが所狭しと建ち並び、完全に整備された綺麗な道路が迷路のように張り巡らされた土地。

 その黒に取っては良く見慣れた地こそが、今回のゲームのステージ。

 

 

 

 ――彼の視界に写ったのは、紛う事なき現代のかの国。

 人が夢も輝かしい未来もなく、ただ今という目に見えるものだけを信じて、毎日を屍人形(マリオネット)のように神の視点を持つ一部の者によって動かされる空虚な場所。

 黒のトラウマを彷彿とさせるこの場所は――

 

 

「日本、かよ……ッ」

 

 

 




 次話は第六弾、二週間以内更新する予定です。
 本話も遅れてすみませんでした。
 感想等々お待ちしています。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。