星々としてはこれがデビュー作です
プロローグって書きましたが、ここでは作品の概要みたいなものを書きたいと思います
時はAC-200年。
人類は平和を手にし、
そんな時、旧ニホン第3天文台が太陽系最外縁付近に謎の金属塊群を確認した。
それとほぼ同時期、地球圏各地の天文台でも同じような金属塊群が計20個確認された。
政府は各方面の専門家を招集、調査団を編成した。
第1次調査団は金属塊群との接触直後に消失、第2次、第3次も同じく接触直後に消失した。
政府は危険な物と判断し、調査を打ち切ろうとした。
が、観測の結果、金属塊群全てが進路を地球に向けていることが判明した。
予測では336時間後、つまり2週間後に全てが同時に地球圏辿り着く。
地球圏統一国家大統領は、対地球外飛来物用シールドの展開を指示、コロニー住民も一旦地球に避難させた。
政府はその後も調査団を派遣、第5次でようやく謎の金属塊群の情報をつかんだ。
目標は自我を有する生命体であった。
さらに、人類同等の知能を持つことも確認された。
地球圏には抗う力がなく、ただ守りを固めることしかできなかった。
そんな緊急事態の中、ごく少数抗う力を有している者がいた。
太陽側静止資源衛星MO-X内の奥深く。
そこに、2人の少年少女が暮らしていた。
「ソールトシステム起動…」
少女はMSサイズの巨大なカプセルを起動させた。
合計9基のカプセルが起動した。
カプセル内部で青白い光が飛び交い始めた。
薄暗いその部屋を少しずつてらしていく。
電子音が静寂を包み込む。
「データ形成終了、異常なし。セカンドフェーズ、実体化開始…」
カプセル内でパーツが組み立てられていく。
この周辺には昔、無人MS工場が幾つか存在したいた。
戦争終結と同時にその全てが破棄されたわけだが、ここにあるカプセルはまた別種の装置だと考察できる。
そこに少年が歩み寄ってきた。
「ついにこの日が来てしまったんだね…」
「ZEROはこんなことまで予測できてしまうのね。」
少年は少女を後ろから抱きしめた。
「今や地球圏で抗う力を持ってるのは僕たちしかいない。」
「私たちには伝説を呼び覚ます力があるわ…きっと大丈夫…」
少女は輝くカプセルを見上げた。
「それだけじゃない。僕たちには僕たちのガンダムがある。」
「そういえば、私たちのガンダムの整備は万全なの?」
「もちろんだよ、僕を誰だと思ってる?」
少女は微笑んで、左頬を少年の右頬にすり寄せた。
人類の未来は、この2人にかかっている。
なんだかんだでガッツリプロローグ書きましたw
自分、国語苦手なんでとてつもなく読みづらい文章になりますがその辺はご了承ください。