真・恋姫†無双 トキノオリ   作:もんどり

7 / 10
1-6

 襄陽の一角に、それなりに大きい家があった。大層でかいというほどでもないが、普通の家というには流石に謙遜すぎるだろうというぐらいの広さだと思う。そんな屋敷ともいえる住いはそれなりの規模の街中だというのに静まり返っており、来る途中にあった市などが並ぶ通り沿いの雰囲気とこの屋敷とでは同じ街の中なのかといいたくなるぐらいだった。

 オレはまるで屋敷と街を遮断するかのような、少し高い壁から庭の端に蹲る雛里の方へと視線をずらすと、その姿に思わず目を細めてしまう。このまま地面に吸い込まれてしまいそうな、そんな小さく丸まった姿勢。よくよく見てみると身体は小さく震え、時折ひっくひっくとしゃくりあげる声が聞こえた。

 

「雛里」

 

 逡巡したが、名を呼んだ。地面へとしゃがみこんで声を抑えながら泣く少女の背中がぶるりと震えたが、それ以上大きな動きはみえない。オレは一歩足を踏みだした。じゃり、と小石がすれる音がする。小さな音さえもよく響くこの屋敷には、もう誰も居ない。いや、オレと雛里の二人だけしか居ないというのが正解か。

 

「雛里」

 

 もう一度、名を呼んだ。今度は帽子のつばを握り締め、地面へと下がっていた頭が心持ち持ち上がる。オレは足を止めず、また一歩と雛里のそばへと音を立て距離を詰めた。じゃり、じゃり、と音が続く。その度に地面へ吸い込まれそうになっていた雛里の身体が浮上してきて、オレが雛里の後ろに立った時、雛里の頭は完全に持ち上がっていた。

 

「雛里」

「……李姓、さん」

 

 名を呼ぶと、小さくだが名を呼び返してくれる。その様子にほっとして、屈んで雛里の頭でも撫でようかと思ったが、「わ、わたしゅ」という雛里の言葉に動きを止めた。

 

「あわ……、わ、私は……頭ではわかってるんです。……あう……ちがう、違います。わかってるし、納得もしてるんです……。でも、私……」

 

 言いながら雛里はゆっくりと立ち上がる。手は帽子のつばを掴んだままだったが、その手は小刻みに揺れ、きつく握り締められていた。オレはいつのまにか口の中に溜まっていた唾液をどうにか飲み込むと、口を噤んだまま雛里の言葉をじっと待つ。

 

「の、罵られることは……つらいし、怖いです。わた、私はっ……トロいから、きっと、この先も色んな人に迷惑かけちゃったり、きっ! あ、あわわ……昨日みたいに、こ、こ、ころ、殺されそうになったりするかもしれましぇん。……しれません」

「……雛里」

「でもっ! ……それでも、私は……こんな思いをするのは、嫌なんです」

 

 ゆっくりと振り向きこちらをみた雛里の瞳には大粒の涙が浮かんでいたが、その眼差しは力強く、とても眩しかった。そして、そんな雛里の様子にオレは心の底から安堵した。

 

 

 ――あれから。襄陽についたオレたちは、残り時間を延ばすかのように露天商をはしごして、遠回りをしながら雛里の家に向かった。雛里の家は結構でかくて、今まで住んでいた母の家をと比べてひっそりと落ち込んだり。あの岩塩を二つもくれるぐらいだから、わからなくもないんだけどさ。まあ、そんな些細なことをあの時はぼんやり考えていたわけなんだけど、近くまで来て見ると違和感が凄かった。来た事の無い……と思われる……オレが感じるぐらいの、違和感。

 

 雛里は繋いでいたオレの手をほどいて走って家に向かうぐらいで、本当に焦ってたんだと思う。肩で息をしながら、静かで音のしない屋敷を走り回ってた。とはいっても屋敷は言うほど荒れていなかったから、とりあえず出かけているかもしれないし、回りに聞いてみようということになってご近所さんに聞いてみたりしたんだけど、これがまた最悪で。つまり、雛里の親は賊の討伐に出かけて死んだ。そういう話だった。

 

 それだけだったら、良くは無いがいくらかマシだったんだけど、親戚があまりよろしくないというか碌でもないと言うか。近くに住んでいた親戚に会ったんだが、流石にブチ切れそうになったぐらいの碌でもなさだった。親が亡くなって傷心の小さな娘に、あの親戚は罵倒するだけではこと足らず疫病神のように扱って、……いや、もう思い出したくもない。まあ、そんなことがあって、固まった雛里の手を引っ張って雛里の家に戻ってきた。

 

 庭の隅っこで泣く雛里にかける気の利いた慰めの言葉なんて思いつかないし、泣けるときに泣いた方がいいというのもあってそっと見守ってたけど、状況が状況だし塞ぎこんで蹲った様子は、そのまま地面へ溶けてしまうのではないかと思うほどだった。

 

 そんな、小さく蹲っていた雛里を見つめながらオレは、いろいろと思考を巡らせていた。雛里が立ち直るまでとりあえずここで一緒に暮らすか。うーん、ここには思い出が沢山詰まってて色々思い出して辛いかもしれない。なら、またあの小屋まで戻ったっていいか。武者修行はしたいけど、こんな雛里は置いていけないし、これからどうするかなんて聞ける状況じゃない。

 このまま涙とともに地面へと溶けていきそうな雛里をそのままにしておけなかった。だから、オレは名を呼び距離をつめる。どうか、雛里が消えていなくなりませんように、と。願いを込めて名を紡ぐ。

 

 その願いが届いたのか、地面に吸い込まれそうになっていた小さな身体はしっかりとこちらを向き、オレの名を呼んだ。まっすぐにこちらを見て、思っていることを、自分の気持ちを伝えてくれる。そんな雛里だったからこそ、オレは本当にホッとしたんだ。

 

 ちょっと前までは、地面にさえも溶けてしまいそうな雰囲気で。慰める方法はどうしようか、とか。オレがしばらくは面倒見ないとな、とか。とりあえずつらい気持ちを逸らすように、違う話をしようか、とか。そう考えていただけに、すぐ立ち上がれた雛里の強さに、なんともいえない感動を覚えた。

 

「雛里はどうしたい?」

 

 そう聞くと雛里は濡れそぼった瞳を数度瞬かせ、振動でそのふっくらとした頬に涙がふるりと伝い、顎先からぽつりと地面へと落ちた。思わずその滴を目で追ってしまったが、再び雛里の瞳へと視線を向けると、先程と同じ強い眼差しがこちらを捉える。

 

「人に……、司馬徳操さんという方に、会ってみようと思います」

「その名前は確か、母さんが言ってた人だね」

 

 オレの言葉に小さく頷くと、雛里はちらりと建物へと視線を向けてからオレのほうへと向き直り、そして何かを思い出したように帽子のつばを掴んであわわ、と小さく声を漏らしながら俯いた。

 

「……どうかした?」

「あ、あわわ」

 

 俯いて緩く頭を振る雛里に声をかけるも、返事らしい返事はかえってこない。耳を澄ませば「だ、だめ……だめ、ダメダメだよ……ゆるしてくれないよ……嫌われちゃったらどうしよう……でも……やっぱり……ううん、言ってみないとわからないよ……虎穴に入らずば虎児を得ずだよね」だなんて言葉が微かに聞こえてくるんだけど、うーん。一緒についてって欲しいってことなのかな?

 

「あっ! …あ、あわわ。あ、あの、……李姓さん」

「うん、どうした?」

 

 まさしくもじもじとした様子で、雛里がオレの名を呼んだ。雛里の次の言葉を待っているんだけど、なかなか次が出てこず、オレの視線の先で小さな声を漏らしながら、でもでもだってを繰り返している。うん、可愛いからずっと見ててもいいんだけど、日が暮れちゃうな。

 

「なあ、雛里」

「ひゃいっ!」

 

 小さな身体をびくりと震わせて、悲鳴のような返事をした雛里に、オレは肩を震わせて笑った。それをみた雛里は顔を真っ赤に染め上げると俯いて少し唸った後、オレの胸元へと飛び込んでくる。

 利き足を半歩後ろに下げて雛里を受け止めると、胸元をぽかぽかと小さなこぶしをつくって叩く雛里の背をあやすように叩いた。

 

「雛里、今日は宿に泊まろう。路銀はまだ余裕があるし」

「……うぅ、……はい」

 

 オレは雛里の小さな背を緩く叩きながら、空を見上げた。黒い鳥の影が数羽、空を気持ちよさそうに飛んでいる。腕の中の小さな暴力はオレの言葉の間に止まり、胸元の服を握りしめ皺をつくっていた。顔は見えない。帽子の鍔はオレの胸元でつぶれており、曲がっていた。

 抱きとめている腕とは逆の手で哀れな姿になっている帽子を取り上げると、慌てたように頭を持ち上げ見上げた雛里の瞳と視線がぶつかった。

 

「ちょっと良いご飯を食べて、ゆっくり寝よう」

「……李姓さん」

 

 オレは目を細め、出来るだけ柔らかく笑ってみせると、自分の頭に雛里の帽子をかぶせた。そして、雛里の目に浮かぶ水たまりをそっと指で拭ってみせると、ペリドット色した輝石が左右へと戸惑うように揺れる。頬を朱に染めながらも、戸惑うようにオレの名を呼ぶ雛里にもう一度笑ってみせると、両腕で少しきつめに抱きしめた。

 

「そしたら、さ。次の日は一緒にその司馬さんって人のとこに行こう」

 

 腕の中にいる雛里は苦しかったのか少しもがいていたが、それとは違う、動揺に近い身体の震えを感じた。抱きしめることを優先しているから顔は見えないが、雛里はオレの言葉の意味を、意図を読み取ろうとしているのがなんとなくわかる。オレは、ほんの少しだけ抱きしめる力を緩め、ゆっくりと空を見上げながら雛里の言葉を待った。

 

「……り、李姓さん」

「うん」

「……李姓さん、」

「うん」

「わ、わたしゅ……。わたし、その」

「うん」

「あわ、あわわ……」

 

 紡いでいた言葉を止めると、服を握ったまま頭をオレの胴にぐりぐりと押し付けてくる雛里の背中を緩くたたく。うーっと小さな唸り声を聞きながら、また空を自由に翔る数羽の鳥を見送った。

 

 

 

「……落ち着いた?」

「は、はいっ、そ、そ、その、しゅみましぇん……あう、すみませんでした」

 

 雛里の中で色んな葛藤があったんだろう。日が暮れるのを回避するために言い出したのだが、それはあまり意味をなさなかったのは仕方がないといえば仕方がないのだろう。

 宿屋へと向かいながら、自分の頭に載せていた帽子を雛里の頭へと戻すと、あわわっという声の後にまた謝られた。帽子はオレが奪い取ったのだから、雛里が謝る必要がないのにだ。

 

「雛里、謝りすぎだろ」

「あわわ……そ、そのすみま……っ、あぅ」

「また、アレやらなきゃだな」

「っ!! そ、それはずるいです!!」

 

 そのことが気に食わなかったオレは、場を和ませるように一緒に住んでいた時のような軽口でからかうようにそう告げる。アレとか言うと意味深な感じがするけど、中身は全然健全なものである。一緒に住み始めたころはなんでもかんでもすぐ謝ってしまう雛里に対して、見かねた母さんとオレがどうにかできないかと考えた末編み出された罰ゲームだ。雛里がどうでもいいレベルで謝ると、オレと母さんの頬に口づけるという、なんともオレ得な罰である。真っ赤になりながら少し背伸びをして頬に口づける雛里は大変なご褒美だったなあ。あ、いや、念のためもう一度言うけど、健全な罰ゲームだから。オレは女だから全然健全なんだ、察しろ。おっと、思い出したのか雛里はすぐさま声を張って返事を返してきた。おお、大成功。

 

「そんなことないと思うけどな。雛里が謝りすぎなければいいだけだし」

「そ、そうですけど……あう、でも……」

「こういうときは何て言うんだっけ?」

「うー……はい。あの、李姓さん」

 

 俯きがちに歩いていた足を止め、恥ずかしいのか潤んだ瞳でこちらを困ったような表情で、先ほどまで泣いていた為か目元を真っ赤に染めながらこちらを見上げる雛里に、オレの胸がトクりと鳴った。こういうの、なんて言うんだっけ。ミイラ取りがミイラになった? そんなよくわからない敗北感。

 まあ、あれだ。雛里は……かわいいは正義ってこと。そんなよくわからないことを考えながら、雛里の言葉を待つ。

 

「李姓さん、ありがとうございます。今日、一緒に、親戚のところに話を聞きにいってくれてありがとうございます。あの人からかばってくれて、ありがとうございます。そ、それに連れ出してくれて、ありがとうございます。つらいときにも、名前を呼んでくれてありがとうございます。気を紛らわしてくれて、ありがとうございます。……明日も一緒に、いてくれるって言ってくれて、ありがとうございます」

 

 ゆっくりと、だがはっきりと言葉を紡いでいく雛里の言葉に眼を見開いた。言い切った雛里の顔は、泣きはらした顔だというのに嬉しさが堪えられないけど恥ずかしいというなんとも言い難い表情をしており、オレの胸の奥のほうでじんわりとした温かな感覚を感じる。心が温かくなる笑顔とはこういう顔をいうのかもしれない。

 

「こちらのほうこそ、ありがとう雛里」

「……はいっ!」

 

 オレは雛里へと手を差し伸べた。その手に差し伸べられた小さな手を掴み、宿屋へと向かう。それはこの街につく前のオレたちの姿と酷似していた。

 

 

 夕暮れ時なので部屋が空いているか不安だったが、空いている店を見つけた。流石襄陽だけあって宿の数も多い。まあ、相場よりやや高めとなってしまったのは仕方がないが、その分質は良いのだ。雛里にもちょっと良いご飯を食べようと言ったし、結果良ければすべてよしってやつだ。だいぶ軽くなった財布を胸元へと仕舞いこむと、こちらの様子をうかがっていた雛里と目が合った。

 

「あの、わ、私も、お金……だしますっ!!」

「いいって、オレが泊まろうって言ったんだしさ。雛里はおとなしく奢られなさい」

「あわわ……ご、ごめ」

「雛里?」

「っ! ありがとうございましゅっ!!」

 

 ぶんっと頭を下げてお礼を言う雛里に、ついつい苦笑交じりで応えながら食堂へ行こうと誘いをかける。さて、雛里を送り届けてからどうなるか、だな。司馬徳操さんって人に会った後は、雛里はどうするんだろうか。オレはその雛里を見届けたらどうするんだろうか。ちらりと横目で雛里をみると、はにかむ様に笑った雛里をみてオレは考えを止め、雛里の手を取り食堂へと向かった。

 

 食堂は賑わっていた。案内のもと席へと座るが、正直あまり長居はしたくない。そう、そんな賑わい方だった。よく考えればそれもそうか。なぜかそれなりに名のある母さんの姉が亡くなったのだ。

その噂をしないわけがない。聞こえてくる心のない言葉は、おいしい料理さえも味を狂わしてきて、せっかくのご馳走がもったいなかった。

 

「雛里、ごめん」

「李姓さんが謝る必要はないですよ。……あ、あわっ! あの、そっそんな顔をあげてくだしゃいっ! ……あう。顔をあげてください! ほ、本心ですからっ」

 

 あまりにも申し訳なくって謝ると、すぐさま雛里は頭を緩く振りそう応えてくれた。とはいえ、オレは本当に考えが至らなかったことに不甲斐なくって、拝むように頭を下げて謝ると、慌てたように雛里が頭を上げるように言ってくれる。どんだけ優しいんだよ、この子。

 

「ありがとう、雛里」

「お礼を言うのは、……私の方ですから」

「またそうやって言う。ホント雛里は優しいなぁ」

「うぅっ……李姓さんは、いじわるな人ですっ」

 

 しみじみと本心でそう言うと、ぷくっと頬を膨らませながらオレを意地悪だと睨んでくる雛里に小さく笑った。だいぶ落ち着いてきたらしい、よかった。ホッとしたオレは机の上に並ぶ手間のかかった料理へと箸を伸ばす。

 さすがに牛ではないが、鶏をパリッと焼いた後にネギと棗を加えてじっくりと煮込まれた羹は、一口飲めば身体の芯からじんわりとあたためてくれた。きれいにうろこがそぎ落とされ、等間隔に筋目が入った大ぶりの魚は、身をほぐすと食欲をそそる匂いがふわりと鼻孔をくすぐる。魚の身を口の中へと放り込むと、しっかりと染み込んだタレの味が口の中へと広がった。生姜や胡芹、大蒜のような癖のある味に隠れて紫蘇、山椒と、うっすらと辛みを感じるこれは……橘皮か? なにはともあれうまい。心労でご飯がおいしく食べれないなんて、切ないよな。ほっくりと炊きあげられた芋を口に放り込みながら、同じく美味しそうに舌鼓を打つ雛里を見て、視線がぶつかった。にこっと笑ってみせると、雛里も嬉しそうに笑い返してくれる。

 よし、決めた。雛里を司馬さんって人のところに送り届けたらオレは母さんのところに行こう。母さんの姉さんのことを伝えて、それから旅に出よう。雛里は心配だけど、それでもこうやってちゃんと前を向いて、笑えるんだから。いい加減、オレも自分と向き合わないとな。ああ、母さんに会うまでにできたら真名も決めたい。というか、雛里と別れる前に伝えれたら一番かなあ。どんな真名がいいだろ。

 

「李姓さん、おいしいですねっ」

「うん。本当においしいな」

 

 梨をおいしそうに齧る雛里を見ながら相槌をうつ。理想を詰め込んだ名前にしよう。こんな薄っぺらで、自分さえもわからないのだから。芯のある自分でありたい。芯というのは安直だから、もう少し捻りたいな。剣とか? 一つの剣で一剣……イージィェン、いやなんか違う。違和感がある。剣じゃなく刃とかどうだ? なんか疼くものがあるよな。一刃って漢字でイーレン。んー、やっぱ、なんか違和感。この場合、イチジン? いや、カズキか。なーんか変な感じだな。

 

「雛里」

「なんでしゅ……、どうかしたんですか?」

 

 まあ、雛里が噛み噛みなのはいつものことだ。机に「一刃」と書いてみせてると、雛里はこちらを見て首を傾げた。

 

「何て読むか知ってるか?」

「あわわ……えっと、普通ならイーレンと読むんじゃないかと、思います」

「そっか、ありがとな」

「あう、この文字がどうかしたんですか?」

 

 不思議そうに瞬く瞳に、オレは少し苦笑しながら真名にしようかと考えていて、と素直に告げた。




<修正>
2018/05/09 スペースなど文字調整
2018/05/19 サブタイトル修正

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。