※このページは「あれ、この人どんな人だったっけ?」の確認用です
本外史の簡単な人物紹介
■ 鳳山民 字:李姓 真名:なし
主人公。鳳徳公に拾われた、記憶なしの女の子。
何かにつけて過去を思い出そうとしているが、まったくもってうまくいかない。
深く考えるのが長く続かないタイプ。
背は高い方で、徳公よりも高く雛里よりもものすごく高い。
襄陽から徳公に会いにくる男(碧玉ではないらしい)よりも高いときもある。
髪は茶色で背中の半ばまで伸びており、切ってもいいかなとも思っていたが雛里によってその考えは無くなった。今はポニーテールのように括っている。
徳公から色々と教わっており、どうやら羌笛などの芸術はあまり秀でてないようだ。
狩りは結構得意で料理も
つまみ食い番長の徳公をどうにか丸め込みながら日々の家事労働をこなしていた。
自分のことをオレと言い、女の子らしい言葉遣いではないが、徳公に諫められたことはない。
徳公に拾われた時を十五歳としている。
・オリノキテン時
あっという間に徳公に名前を付けられたのは、ある意味良い思い出。
子魚を回避してホッとしている。
思考の沼にハマりかけるとすぐに意識を切り替えてしまう。
時折へんな夢を見るようだ。
母さんが死んだなんて認めない。
■ 鳳徳公 字:尚長 真名:不明
主人公を拾ったちょっと変わり者の女性。
好いた男性を碧玉と呼び、家出を企て実行する突拍子もない人。
自分の娘とするからには厳しく躾けるお母さんでもある。
以前子供が居たが、他界している。
自分のことをワシと言い、オマエなどといった言い回しから口は結構悪い。
薄い青紫の髪に切れ長の瞳で眉目秀麗。
スラリと伸びた鼻先は格好よく、女性の割りに薄い唇がより涼しげな表情を強調している。
間違いなく美人。年齢不詳。胸はでかい。
・オリノキテン時
硯山(※1)に一人で住んでいたが、碧玉と一緒に住むため魚梁洲へと家出した。
襄陽から徳公に会いにくる男がいるが、すぐに追い返されていた。
雛里に司馬徳操を紹介している。
どうやら戦に巻き込まれたようで、深く傷を負い沔水に流されたという情報が司馬徳操の元に舞い込んでいた。
■ 碧玉
鳳徳公の好い人。度量があり、徳公を縛らずに好きなようにさせている。魚梁洲に居るらしい。
どうやら徳公と一緒に戦に巻き込まれたようだ。
■ 高
鳳徳公の生真面目な姉。
忌み名なのか字なのか真名なのかは不明。
・オリノキテン時
賊の討伐に出かけて亡くなった。
■ 鳳統 字:士元 真名:雛里
鳳徳公の元へ預けられた年若い女の子。
引っ込み思案の箱入り娘で、弁もあまりたたないためか心配した親に徳公へと引き渡されたが、なかなか内気なところは改善されていないようだ。
慣れてくるとしれっとぐいっと来るところもあるが、あわあわしている様子なのでそんな気はしない。
二つに結んだ薄い青紫の髪にペリドットの輝石みたいな瞳を持つ。
・オリノキテン時
李姓についてはどこか不思議な感覚を覚えているが、それを口にすることは性格も邪魔してなかなかない。
親が死に、親戚周りに邪険にされる。
徳公の薦めにより水鏡の元へ李姓と共に訪れた。
女学院につくまで料理を一人で通して作ったことがなかった。
李姓が早く帰ってくるようにという願いを込めて美味しいご飯をつくるのを目標に腕を磨いている。
■ 司馬徽 字:徳操 真名:不明 号:水鏡
鹿門山へと続く参道から脇道に逸れた山奥で私塾を開いている女性。
品のよい服装で少したれ目がちだが瞳には理知的な光を湛えており、茶色の長い髪を芸妓のように結い上げた華やかな様子は、なるほど噂名高い先生って感じである。
完全オリジナルと言っても過言ではないほどの性格と喋り方なのでご注意ください。
・オリノキテン時
料理が上手な知的な女性。
李姓は
鳳徳公のことを尊敬しており、姉のように慕っている。
※1 正しくは峴山(ケンザン)。文字化けそうな気がしたので当て字にしました。
<修正>
2018/05/12 名前の間違いを訂正
2018/05/19 調整のため再投稿 文章追記
2018/06/03 1-9の内容を追記
2018/06/08 脱字などを修正