緋想戦記Ⅱ   作:う゛ぇのむ 乙型

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~第七章・『東国の悩み者』 これからどうするのか? それは彼ら次第 (配点:会談)~

「……え?」

 正純の予想外の言葉に浅間・智は思わず声を出してしまった。

それによりこの場にいる皆に一斉に注目され、思わず腰が引けるがもうどうしようもないので思い切って正純に訊く。

「あの、関東連合の目的が徳川を関東の支配者にするって……どういう意味でしょうか?」

 その言葉に正純は頷くと早雲の方を向く。

「言葉通りの意味だ。関東連合、特に北条・印度は徳川を関東に迎え入れ関東連合のトップにするつもりだ」

 早雲は答えない。

だが目を細め、正純の言葉を愉快そうに聞いている。

「これまでの関東連合の行動から彼らは今現在よりも先の事を見て動いている。

それは恐らく概念核の主と出会い、我々の知らないこの世界の秘密に触れたからだろう」

「あの、副会長。それが何故徳川を関東の支配者にする事と繋がるのでしょうか?」

 正純は首を傾げた立花・誾に頷くと彼女は「織田と同じだ」と言った。

「いや、目的は同じだが方法が違うと言った所か。

関東連合もP.A.Odaもこの世界の秘密に触れ、“終末”に対する対策を取っている。

織田は“終末”に対して“破界計画”の準備をし、関東連合はそれを認めてはいない。

違うか?」

 そう訊くと早雲は頷いた。

「我々も“破界計画”の全貌を掴んではいない。

だが話によれば奴らは“終わらせる事によって全てを救済する”つもりらしい」

 “終わらせる事による救済”ですか……。

似たような話を以前も聞いた。

元居た神州でP.A.Odaが計画していた“創世計画”に酷似している。

“破界計画”と“創世計画”、二つに繋がりがあるのだろうか?

「確かに我らの目的と織田の目的は似ているのかもしれぬが我らは織田の“破界計画”や、やり方を認めるつもりは無い。

さて、武蔵の副会長よ。お主はそれがどう徳川を関東の支配者とすることに繋げるのかな?」

「それは関東連合の今までの方針から見て分かる。

関東諸国はこれまで互いに協力し合うことで難事を乗り越えてきた。

だが“終末”はこれまでの難事とは訳が違う。

事は関東だけの事ではなくこの不変世界全ての事。“終末”に対して世界は一丸となり迅速に動く必要がある。

だが現在の情勢、西と東での対立、聖連はP.A.Odaとの戦いに専念しておりまた東北勢や九州勢も自国の問題で動けない。

そこで関東連合は徳川に目を付けた」

 正純はそこまで言うと一息つき、周りを見渡す。

「関東連合の最大の目的は西側諸国、聖連に対抗できる勢力を東側に作ること。

それ故に北条・印度は徳川家、つまり幕府を関東連合に迎え入れ頭に置くことで東側諸国を纏めようとしている」

 徳川幕府の名は大きい。

 関東諸国の中には未だに北条家との軋轢がある国家が多く存在し、結城家や里見家を初めとした親徳川・親武蔵勢力が居る。

また東北の最上家と徳川家は親密であり東北勢を纏める足掛かりにもなる。

「聖連と対等、いや、それ以上の組織を作り上げ迫る“終末”に立ち向かう。

それが関東連合の目的だ」

 

***

 

 正純が喋り終えると魔理沙が控えめに手を上げた。

「あのさ、一つ質問があるんだが……」

「何だ?」

「えっと、関東連合の目的が東側を纏めてもっとデカい組織を作るってのは分かった。

でもそれなら関東連合主体でも出来るんじゃないか?

幕府の名を借りなくても関東連合は不変世界有数の国家だろう?

今の力を失った徳川を頼るよりも自分で動いた方が早そうなんだが?」

 そう魔理沙が訊くと正純は頷いた。

「確かに関東連合の力なら東側諸国を纏められるだろう。

だがそれは武力によってだ。東北勢は関東連合と友好的な関係にあるが独立した国家だ。

関東連合の傘下に入るとは思えない。

更に上越露西亜や甲斐連合などの勢力もいて、彼らと争っている時間もない」

「んー? でもさ、だったら関東連合が持っている秘密を皆に明かして協力してもらえばいいんじゃないか?

誰だって滅びたくはないだろうから、東側で同盟を結べばいい」

「確かに秘密を明かせば同盟は結べるかもしれない。

だが同盟を結んだとなるとまた一つ問題が起きる。それは……」

 「誰が同盟のトップになるかですね」と宗茂が続けた。

「甲斐連合、上越露西亜、最上、伊達、関東諸国、東側諸国が集まっても統制が取れなければそれはただの烏合の衆です。

聖連やP.A.Odaに対抗し、更に“終末”への対策をするのならば纏まる必要があります」

 「そうだな」と口を開いたのは先ほどまで嬉しそうに目を細め沈黙していた北条早雲だ。

「残念ではあるがはっきり言って関東連合の維持に苦労している北条・印度に東側諸国全てを纏めるなど不可能。

同盟を結べたとしても途中で空中分解するのが目に見えておる」

「では、私の推察は正しいと判断していいのだな?」

 そう正純が訊くと早雲は顎鬚を摩り頷く。

「九割は。東側諸国を纏めるには絶対的な象徴が必要。徳川幕府は象徴としてまさに適任であり、武蔵にも極東人を、いや、不変世界を纏める為に適任の存在が居る」

「それは……まさか……」

 早雲は目を細める。

「そう、居るだろう武蔵には絶対的な象徴が。帝の子である東宮が」

 

***

 

・あずま:『…………え? 余!?』

・天人様:『そう言えば、東って東宮なのよね。梅組なのに』

・● 画:『そうね、東宮なのよね。セックス言ってたくせに』

・銀 狼:『そうですわね、うちのメンツが濃すぎてついつい忘れていましたわ。疑似家庭持ってますし』

・あずま:『あれ? あれあれ? なんかみんな後半まったく関係ないこと言ってない!?』

 

***

 

━━なるほど、東か……。

 正直言って自分も彼の事を忘れていた。

いや、忘れていたわけではなく普通に外道の一味に交じっているので東宮とは思えなかったんだ。

「確かに帝不在の今の不変世界に帝の子である東宮が現れれば極東人主体の国家が多い東側に大きな影響を与えるだろう」

「左様。幕府と東宮、この二つの力を使い東側諸国を纏め上げる。

それが我らの当初の目的。

だが問題が起きた」

 早雲の言葉に神妙に頷く。

「徳川の大敗戦だな」

「うむ。象徴となるはずの徳川家がP.A.Odaに大敗北し関東諸国は大きく揺れ動いた。

今の徳川家は信頼できないという輩もおる。

故に我らは新たに徳川を試す事にしたのだ」

 そう言うと早雲は表示枠を開き関東の地図を映す。

「関東には今五つの勢力がある。

まず一つ目は小田原を支配し関東連合の中心となる北条・印度。

二つ目は関東西部を支配し、甲斐連合と上越露西亜を牽制している長野家。

三つめは関東南東部を支配している佐竹・里見家。

四つ目は関東北東部、奥州牽制を受け持つ宇都宮家。

最後が関東中央におり、怪魔の対策を行っている結城家だ。

徳川及び武蔵はこの五つの勢力に対して実力を見せ、徳川家が支配者に足る事を関東連合やその他の国家に証明しなければならない」

 それに頷いたのは先代だ。

彼女は手に持っていた湯呑をテーブルの上に置くと地図の西側、つまり長野家を指さす。

「私たちは長野家からの代表よ。あなたたちへの試練の先陣として今日は来たわ」

━━やはり試練は今行うか……。

 念の為に立花夫妻を連れて来て正解であった。

「つまり関東連合は五つの試練を我らに課すと?」

 そう訊くと早雲は首を横に振る。

「いや、三つだ。徳川に試練を課すのは長野家、佐竹・里見家、そして北条・印度だ。

まず結城家だがもともと徳川とは親密な上、彼らは怪魔討伐を行っているため人員が割けない。

そして宇都宮家だが……」

 珍しく言葉を濁した早雲に首を傾げると彼は首を横に振った。

「この話は試練後にしよう。

兎も角試練は三つ、まずこの興国寺城で一つ目を行う。

そして見事徳川が三つの試練を突破できたのなら貴国を小田原に迎え入れ、我らが知る世界の秘密を全て明かそう」

「……一つ、質問が」

「何かね?」

「この三つの試練を徳川が乗り越えられなかった場合は貴国はどうするつもりだ?」

「…………その場合は、我らが動くしかあるまいな。

まず貴国を支配し奥州や上越露西亜、甲斐連合を力で支配し聖連やP.A.Odaに対抗する」

 それは最悪の手段だ。

 関東は戦乱の渦に巻き込まれ多くの人が死ぬ。

そうなれば東側の国力は大きく削がれ聖連やP.A.Odaに対抗するのが難しくなるし“終末”への対策もできない。

いや、そもそも関東連合そのものが崩壊する可能性があるのだ。

「……つまり不変世界東部の命運は私たちが握っているという事か」

 その言葉に彼らは答えない。

だが沈黙は肯定と同意義だ。

━━これは、思っていた以上に大事になったぞ……!!

 徳川は知らない内に歴史の渦の中心に入ってしまったのだ。

それに対する私たちの準備は何もない。

 気が付かないうちに強く握りしめていた拳を見、大きく息を吸う。

━━落ち着け、本多・正純。見た目の大きさに呑まれるな。やる事は単純で明快だ。

 つまり勝てばいい。

 壁を乗り越え前に進めばいい。

━━なんだ……いつもと同じじゃないか。

 そう思うと気が楽になる。

・副会長:『おい、葵』

・俺  :『おう、いいぜ。オメエが思うようにやれよ』

 トップの言葉に口元に笑みを浮かべ北条側を見ると頷く。

「いいだろう、その試練に乗った。

だが本当にいいのか? たった三つで」

「ほう?」

 北条の外交官と武蔵の外交官が笑みを浮かべる。

「私たちは試練の三つ程度、容易く乗り越えてみせるぞ?」

 その言葉に武蔵の皆が頷く。

 そうもう私たちはとっくに前に進むと決めたのだ。

この程度の事に躓くわけにはいかない。

「良い目だ。その言葉が見栄で無い事を切に祈ろう」

 早雲がそう言うと先代が立ち上がった。

 彼女は艶のある長い髪を掻き上げると笑みを浮かべた。

「じゃあ、さっそく始めましょうか。表に出るわよ」

 

***

 

 砦の外に出ると自動人形達が事前に準備をしたらしく広場を覆うように屋台が設置されており、自動人形達が焼きそばやたこ焼きなどを作っている。

更に興国寺城を警備していた兵士たちも集まっており、場はちょっとした祭りのような騒ぎだ。

「すまんな、騒がしくて。駿府での一件以降、皆暇だったのだ」

 そう笑う早雲に武蔵勢も笑みを浮かべると先代と宗茂が広場の中央に向かう。

そして二人が中央に辿り着くとその場の全員が二人に注目する。

「さて」

そう先代が呟き振り返ると腰に手を上げた。

「今すぐに始めたいところだけど……」

「もう一人が来てないのですね?」

 宗茂の言葉に先代は目を丸くすると「なんで分かったの?」と訊いてきた。

「貴女方の最初の会話でもう一人居るらしいことを話していました。

更に試練の話の際に貴女は『私“たち”』と仰った。

だからもう一人この相対戦に出る人物が居ると判断しました」

「ふふ、流石は西国無双。鋭いわね。

そう、もう一人居るんだけど……」

 先代は表示枠を開くと通神を行う。

「出番よ、さっさっと来なさい」

 そして表示枠を閉じ、しばらく待つと空から一人の少女が舞い降りてきた。

 先代と同じ紅白の巫女服を身に纏った少女は着地をすると気だるげに首を回す。

「ようやく出番? 待ちくたびれたわ」

 そう言い、武蔵勢の方を見ると「あら?」と意外そうな声を上げる。

「魔理沙じゃない。あんた徳川に居たの?」

「おう、なんとなーくお前が来る気がしたが、当たったか」

 魔理沙はそう笑うと前に出、宗茂の横に立つ。

「正純、こいつの相手は私に任せてくれないか?」

「分かった。思いっきりやれ」

 魔理沙は振り返らずに「あいよ」と手を振ると巫女服の少女━━博麗霊夢と相対する。

「お前との相対戦、この時を待ってたぜ」

「私は面倒なだけだわ」

 両者は視線を交え、笑みを浮かべる。

 それに合わせて宗茂と先代も構えた。

「霊夢、油断しては駄目よ。本気で行きなさい」

「面倒ねえ。でも、負けるのは嫌いだからそれなりにやるわ」

「魔理沙、そちらは任せます」

「りょーかい、任せておきな!」

 四人はそれぞれの場所に分かれて行く。

 立花・宗茂と博麗先代は広場の東側へ、霧雨魔理沙と博麗霊夢は広場の西側へ

 二組が所定の位置についたことを確認すると早雲が手を振り上げた。

「それではこれより興国寺相対戦を開始する。

━━━━始め!!」

 早雲の号令と共に四人は一斉に動き始め、相対戦が開始された。

 

***

 

 関東中央、平原がひたすら広がるこの地方は不変世界で最も怪魔が出没する場所であり平原の北部には関東連合の砦が多く存在し連日偵察用の飛空艇や航空艦が航行している。

 一方南部は現在怪魔の勢力圏となっており怪魔たちは関東平野に点在する遺跡の中に籠り、近づくものを容赦なく殺害する。

 そんな危険地帯の中心にある巨大な遺跡の近くに一人の女性が立っていた。

 黒い派手な衣服を身に纏った金髪縦ロールヘアーの女性は近くの岩の裏に隠れ、遺跡の様子を窺っている。

「どうやら、情報通り休眠期に入ったようですわね」

 そう呟くと女性は岩から身を出し、周囲をもう一度窺う。

 怪魔には休眠期があり、休眠期に入った怪魔の群れは遺跡の奥深くに入り、こちらから手を出さない限り動かなかくなる。

 あの巨大な遺跡には関東最大の怪魔の群れが住み着いており、何時もなら辺りを埋め尽くすほどの怪魔が居るのだが今は虫一匹もおらず静寂に包まれていた。

諜報部の情報通り休眠期に入ったようだ。

 ならば早速行動に移そう。

そう思い、遺跡に向かって歩き始めた。

 

***

 

 遺跡に近づくとその巨大さを実感する。

入口と思わしき穴は全て巨大であり、竜族や武神が数十体通れる程だ。

更に遺跡の周囲に点在する謎の尖塔、天をにらみ続けるその塔には見覚えがある。

「彼らの対空砲台ですわね」

 江戸湾の遺跡の方でまだ稼働可能な砲台を見た。

 実際には見てないが一撃で数十隻の航空艦を撃沈できる威力だという。

━━それだけの技術を持ってしても滅びからは逃れられなかったのですわね……。

 主を守るために造られた要塞は沈黙し、今や己が倒そうとしていた者たちの住処となっている。

なんと皮肉な事だろう。

 そう思いながら近くの階段を上っていると要塞の壁に背凭れている姿があった。

━━死体? いえ、これは……。

 それは自動人形の残骸だった。

 四肢は無残に砕かれ、顔も潰れている。

だが引き千切られた侍女服から関東連合の自動人形だという事は分かった。

 よく辺りを見てみれば彼女と同じ格好をした残骸が各所にあり、さらに階段を上りきると墜落した飛空艇の残骸があった。

「……以前の戦いのものですわね」

 関東連合は一度怪魔討伐のために大規模な作戦を行った。

 関東五家が総力を挙げて怪魔討伐に乗り出したが無尽蔵に湧く怪魔との消耗戦に入り、結果として作戦は失敗に終わった。

 ここに散らかっている“もの”達はその時の遺物だろう。

「……やはり本を絶たなければ駄目ですわね」

 その為に自分たちは動いているのだ。

 そう、だから今からするのは世界を救うための行為。

「フフ、<<結社>>が世界を救うために動くなんて変な話ですわね」

 そう笑い遺跡中央部のメインゲートに辿り着くと懐から筒状の機械を取り出した。

 それをメインゲート入り口に置くと表示枠を開く。

「設置完了しましたわ。敵も居ないようですし飛空艇を」

『了解しました。マリアベル様』

 凛とした女性の声に頷き、表示枠を閉じる。

そしてしばらく待っていると上空に赤い飛空艇が現れるのであった。

 

***

 

 遺跡から離れる飛空艇の甲板に二人の人物がいた。

 一人は先ほどまで遺跡に居たマリアベル・クロイスだ。

そしてもう一人は彼女の背後に居る甲冑を来た赤毛の女性だ。

「デュバリィ、鉄機隊の準備は?」

 そう訊かれるとデュバリィと呼ばれた女性は肯定の頷きをした。

「鉄機隊はいつでも動けます。また小田原に潜伏中の工作部隊も明日には全作業を完了します」

 その言葉にマリアベルは頷き、下方に見える遺跡を見下ろす。

「小田原での作戦で<<結社>>は壇上に上る。そして世界は大きく動いていくでしょう」

 世界は動く。

 今まで沈黙していた国も動かざるおえなくなり、この世界は大火に包まれるかもしれない。

だがそれこそ我らが目的。

 裏でこそこそしている虫を炙り出すにはこの世界そのものに火をつけなければいけない。

 その結果が多くの人が死のうとも……。

「さあ、始めましょうか。これは“破界計画”第二フェーズの始め、戦いのゴングを鳴らしましょう」

 手に持つ起爆装置を押す。

 すると下の遺跡の方から強力な流体光の爆発が起き、遺跡全体を光が呑み込んだ。

そして暫くの静寂の後、大地と大気が揺れた。

 咆哮だ。

 眠りについていた者たちが無理矢理に起こされた怒りの咆哮。

 怒気は膨れ上がり、そして遺跡から溢れた。

 遺跡のありとあらゆる穴から白の塊があふれ出し、平原を覆ってゆく。

「獣共は目覚めた。関東中央部を預かり、関東連合最大級の兵力を所有する結城家はこれで動けなくなる」

 急速に場を離れる飛空艇の甲板から遠く、東の方、小田原を見た。

「さあ、始めますわよ? “小田原崩し”を」

 飛空艇の向かう先、雲の中から一隻の巨大な真紅の航空艦が現れる。

 全ては動き始め、もう後に引けない。

航空艦から現れた巨大な鉄の巨人たちに守られながら飛空艇は航空艦の中に入ってゆく。

そして航空艦が反転し、雲の中に消えると後には怒り狂う怪魔たちの咆哮だけが残った。

 その数十分後、怪魔の大群が近くの砦を強襲し、結城家が厳戒態勢に入るのであった。

 




興国寺城会談その2。いよいよ次は相対戦。

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