緋想戦記Ⅱ   作:う゛ぇのむ 乙型

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あらすじ

・俺  :『ねーちゃん! ねーちゃん! このページは一体何なんだ?』

 

・賢 姉:『フフ、このページは見ての通り前作までのストーリーを紹介するページよ』

 

・俺  :『ん? なんでそんなめんどくせー事するんだ?』

 

・賢 姉:『それはね、愚弟。今作“緋想戦記Ⅱ”は前作である“緋想戦記”の続編よ!

だから前作の話を覚えてないとぶっちゃけ訳が分からないのよー!!

でも前作は百二話って無駄に長いからこれから復習の為に読む人や、これから読む新規の人たちが大変だから簡単に説明しようってわけ! 新規の人とか居るか分からないけど!!』

 

・俺  :『なるほど!! じゃあ、俺たちのこうはずかしーくて、いやーん、な話がこのページを見れば思い出せるわけだな!! 流石だな! ねーちゃん!!』

 

・賢 姉:『そうよおー!! 浅間がズドンしたり、ミトツダイラがアニマルカーニバルしてたり、貧乳天人が素っ裸で寝てたり、そういったことは一切説明しないけど!!

ああ、あとついでにあらすじは基本的に“武蔵視点”で書くから他国の動きを知りたいなら申し訳ないけど本編読んでね!!』

 

・俺  :『うっし、それじゃあ、ごかいちょーう!』

 

==始まり==

 

 世界の境界が崩壊する大異変、統合事変が発生し様々な世界が融合し結果として何故か戦国自体の日本となってしまった。

 統合事変から一年後、一色家が出雲・クロスベルを占拠した事から戦火が広がり不変世界中で各国が争い始め統合争乱が発生する。

 この戦争は結果として全ての国が痛み分けで終わり聖連が出来上がる。

 聖連は戦国時代の勢力図を元に大名を配置し暫定国家を作る。

 更に様々な取り決めをし世界はある程度安定したが統合事変から三年後、突如富士山が崩落し怪魔と言う正体不明の敵が世界中で現われるようになる。

 更にそれから一年後、津軽が突如凍結し最上家と伊達家が津軽を封印。

 世界は様々な問題を抱えながらも一応の平和を得ていた。

 

==第一部・遠州争乱編==

 

 統合事変から七年。各国は小規模な激突を繰り返しながらも安定して存続してた。

 だが突如P.A.Odaが斉藤家に対して聖連が禁じていた全面侵攻を行い世界は大きく動き始める。

 織田の同盟国である徳川は織田と共に他国へ侵攻するか聖連に付き、織田を討つか選択を迫られる。

 しかしその決断よりも速く隣国今川が三河に侵攻。

 浜松の地でどうにか撃退した天子達徳川は“誰もが笑って暮らせる世を創る”為に戦う事を決意し今川家の本拠地、駿府城に迫る。

 だがそこに聖連代理として武田軍が現われ三つ巴の戦いとなるが武蔵はどうにか武田を退け、今川義元を保護することによって駿河の地を平定するのであった。

 

==第二部・伊勢海戦編==

 

 駿河平定後徳川は近畿地方への橋頭堡として伊勢・北畠家の攻略を決意する。

そして武蔵では英国からの外交官が来たり遊撃士協会の支部が出来たりと色々と忙しくなる。

 一方北畠家では徳川への徹底抗戦か降伏かで二分し混乱が続いた。

 だが北畠家当主北畠具教が家中の混乱を抑えるため徳川と伊勢湾で艦隊戦を行いその結果によって従う事を宣言。

これにより両軍は伊勢湾で大規模な海戦を行うことに。

 数で劣る北畠家は九鬼水軍や猟兵団と協力し武蔵を強襲、一時は武蔵野艦橋まで侵入したが武蔵に乗り込んでいたアマテラスや真田からの訪問者姫海堂はたて、そして武蔵の護衛艦艦曳馬の艦長として作られた“曳馬”の助力により撃退される。

 戦いは九鬼水軍の鉄鋼船日本丸が武蔵によって撃沈されたことにより徳川の勝利と終わるのであった。

 

==第三部・月下伊賀大和攻略編==

 

 伊勢を入手した徳川軍は軍を二つに分ける。

 一つは岡崎や駿府を守る徳川家康率いる徳川軍本隊。

 もう一つは筒井家を攻略するために編成された西進軍である。

この西進軍の指揮官に比那名居天子が就任するが筒井家の軍師、八意永琳の策によって苦戦を強いられ焦りが募る。

 一方武蔵ではアマテラスの浅間神社への迎え入れ準備が行われていたが本拠地である飛騨を怪魔によって失った姉小路家の艦隊が国境に接近し出撃する。

 姉小路家艦隊を追撃していた怪魔を撃退した徳川は姉小路家の難民を迎え入れる。

 怪魔の襲撃から翌日、天子率いる筒井攻略軍は筒井との国境にある砦の攻略に着手するが八意永琳や島清興らの策により挟み撃ちに、だが徳川秀忠の部隊が来たことによって九死に一生を得る。

 しかし以前から部下に失望される不安を募らせていた天子は単独で筒井軍の使う隠し道の捜索へ、途中ウシワカと名乗る青年と出会う。

 そしてあとから来た衣玖たちと衝突するが結果として互いに打ち解けあう事が出来た。

 その翌日、隠し道を潰した徳川軍は筒井城を包囲。

 八意永琳や蓬莱山輝夜等強敵が立ちふさがるが天子が緋想の剣を覚醒させ、激戦の末に勝利した。

 

==第四部・第六天魔王編==

 

 十二月も後半に入り徳川軍筒井方面軍は鈴木家と和睦し三好攻めの準備を行っていた。

 そんな中岡崎城に北条からの使者として先代博麗の巫女と北条・幻庵が来訪する。

二人は自分達が持つ世界の謎の鍵を明かすに足るか徳川を試すと言い、ノリキと先代が相対する。

 なんとかノリキが勝利する事によって北条は自分達が崩落富士で概念核と呼ばれる物を発見した事を明かす。

そしてその主が徳川を呼んでいることも。

 一方筒井では京都から出た飛空艇が怪魔の群れに襲撃され、天子たちが救援に向かうがそこで巨人型の怪魔と戦いになる。

 巨人の異常な回復力に苦戦する天子達だが搭乗員を救助後飛空挺を墜落させる事で切り抜ける。

 その翌日、北条の使者と入れ替わりで織田の使者、エリーが来訪する。

 彼女は姉小路家が怪魔を織田の領内に故意に引きこんだと言い、姉小路頼綱の身柄を要求する。

 徳川は姉小路頼綱を引き渡すか織田と対決するかで揺れるが徳川家康が織田との決別を決意。戦争へ。

 当初は圧倒的な兵力を持つ織田軍に持ち堪えていたが伊勢の町に突如航空船安土が現れた事や、前線に新型の導力戦車が投入された事によって戦況は一気に不利へ。

分断された筒井方面軍は鈴木領を通過し岡崎に撤退しようとするが途中で柴田・勝家率いる艦隊に捕捉され、戦闘になる。

 だが九鬼水軍の救援もあり何とか切り抜ける事に成功した。

 岡崎まで撤退した徳川軍は遊撃士協会の協力を得て他国と同盟を結ぶが織田軍が徳川に停戦を要求する。

 その内容は三河国を渡せば徳川軍を三ヶ月間攻撃しないという内容であり、安土の竜脈炉を向けられた徳川はこれを承認。

 鳥居元忠等時間稼ぎ用の決死隊を残し駿河へ撤退。

 武蔵も最後に出立し駿府城に向かうが途中で八雲紫率いる妖怪部隊に襲撃される。

 突然の奇襲と強力な敵に武蔵は苦戦を強いられるが一丸となりこれを撃退。

 天子も緋想の剣の二度目の覚醒を引き起こし紫を撃退する。

 そして漸く駿府城に着く、そう思われた瞬間北条の大艦隊が現われ徳川に降伏勧告を行うのであった。




こちらでも連載を行うことにしました。これからよろしくお願いします。

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