Muvluv 生命の源の申し子   作:ユニコーン

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お待たせいたしました!
武達のハチャメチャ設定でございます!
それでは、どうぞ!


第三十二話

武side

 

 

 

 

「木星…だと…?」

 

「はい、そして俺達は木星に移民した世代の五代目です」

 

 

 突拍子も無い発言に言葉を失った一同だが、俺は気にせず説明し始めた。

 1939年、第一次世界大戦が勃発して地球の資源を根こそぎ喰らうの如く戦争兵器を製造した時代に『このままでは人間が地球を食い尽くしてしまう』と判断した超大富豪の一派が新たな新天地を求めて旅をする計画を立てた。

 その名も『フライバイ計画』

 その準備を進める為に、祖先は大戦中も物資をコツコツと集めた後、小惑星に秘密基地を建設したり移民船を建造する物資をロケットで搬送し、研究も続けてきた。

 そして戦争が終わった後の1950年、米欧共同の系外惑星探査『プロジェクト・ダイダロス計画』に便乗して小惑星にて建造した移民船を駆って祖先は外宇宙へと旅立った。

 道中デブリ等の悪路にハマリ船が故障したり、突然起こる磁場の歪み等のアクシデントを抜けると…木星が目の前にあった。

 どう計算しても木星に辿り着くには早過ぎるが、途中で何度も移民船のエンジントラブルが発生しており、気付かぬ内にワープしていたかも知れないという結論に至った。

 そして木星は重力井戸と言われる程太陽とほぼ同等の重力を持ち、天候は当時は全く情報が無く不明のままだった。

 しかし、燃料も残り僅かで選択肢も無かった為、祖先達は死を覚悟して移民船を木星に向けて進めた。

 移民船は大気圏突入中に乱気流に乗り、移民船のあっちこっちが破損したものの幸か不幸か重力井戸による墜落は緩和され着陸出来た。

 そして、人間が住めるスペースを作る為にエキスパート達は奮闘。

 多々ある困難と重力を潜り抜け、医療技術等は飛躍的に進歩し、ようやく人間が背伸びをして動ける広い居住区を作れたのが約5年。

 しかし、そこで一番の変化があった…それは、俺達人間(・・)だった。

 木星の重力下でも自由に動ける様に適応し、食料もある時は大量に体内に蓄え、その後は何日も口にしなくても自由に動ける身体になった。

 そして、俺達5世代目が生まれる頃には地球にいる人類をいとも容易く捻り伏せれる程の超人になっていた。

 しかし、全員が木星の重力に適応出来たわけではない。

 適応出来たのは五分五分…半分は居住区から出ることは出来ない為、ずっと居住区内で過ごしていた。

 しかし…木星に上陸してから100年…異変が起こった。

 そう、BETAが木星にやって来たのだ。

 それも、俺達の目と鼻の先に。

 俺達は持てる限りの技術力と兵器で迎え撃ち、五分五分の状態だった。

 しかし、新天地に上陸した100人にも満たない人間が僅か100年で万単位まで人間が増えるだろうか?

 答えは『否』だ。

 僅かな人数で獅子奮闘するものの、次から次へと溢れるように現れるBETAに俺達は次々とやられた。

 当時のリーダーが生き残った者だけでも他の星に避難させようと、木星で確認されたエネルギーを媒体とした研究装置を起動させた。

 しかし、圧倒的な物量を相手に耐えれなかった俺達はとうとう居住区までの侵入を許してしまい、脱出の準備をしていたリーダーもやられてしまい研究装置は戦車級が喰らっていた。

 生き残りは俺達二人だけとなり、脱出手段を失った俺達は窮地に陥った。

 その時、木星のエネルギーを媒体に造られた研究装置が突然暴走し、巨大なワームホールが現れた。

 俺と賢治はBETAをある程度一掃した後、ハードディスクと身近にあったモノだけを持ってそのままワームホールに飛び入り―――

 

 

「―――気付いたら、地球の横浜にたどり着いていました」

 

 

 当然この話は先生と打ち合わせた嘘だ。

 先生は偶然見つけた偶像計画の『フライバイ計画』を現実に起こった事にしようと言ってこんな超強引な設定を作ってしまった。

 誰も木星に着陸したことも無いし、今はBETAを相手にしている為誰も木星観察とかをしたりはしない。

 逆に突っ込まれたとしても、俺達の身体能力がその証拠だと言い張れば嘘も現実になるとか言い出した先生の設定に、賢治も乗ってしまった。

 …実際ゲッター線は木星から発せられていたってのもあるし、インベーダーとは外宇宙で戦ってたからあながち嘘八百じゃないけど…木星の重力下で戦ったこともあるし、現実味がある説明は誰よりも出来ると思う。

 

 

「俄かに信じられません。戦争当時はまだ技術が進歩しておりません。なのにその時代に小惑星に秘密基地と移民船を製造なんて…」

 

「ですが、その酔狂な計画に賛同したのは各分野の超エキスパートと超大富豪だったらしく、ロケット建造と同時進行で軌道上に大型移民船を製造していた見たいです」

 

「まぁ俺達にとっちゃ昔話だから本当かどうかはわからんが、地球には三週間前ぐらいに到着してのは確かだ」

 

「しかし、君達の祖先が地球を離れて100年と言ったが、地球を離れて五〇年しか経っていないぞ? そこはどう説明するつもりだね?」

 

 

 ここで初めて口を開いた珠瀬事務次官。

 オルタネイティヴ計画について知っている人だからこの突拍子もない話も僅かに耐性があるか。

 …耐性って言葉は使い方が違う気がするが、この際無視しよう。

 

 

「はい、それについては俺達もこっちに来て驚きました。ですが宇宙は何の解析も出来ていない未知の世界。恐らく宇宙を旅するにつれ、時間の流れが変わってしまったのでしょう」

 

「ならば貴様のことはどう説明する。貴様は城内省のデータでは元は死亡となっていたぞ?」

 

「俺の死体を、確認したんですか?」

 

「それは…」

 

 

 月詠大尉は城内省のデータについて質問してきたが、誰も俺が死んだことを肉眼で確認していないし、血液や細胞も確認していないからいくらでも誤魔化しが効く。

 

 

「俺達二人が揃って存在しないとなれば、俺達は人工的に造られたクローンもしくは人造人間と考える輩が現れます。そしてその事に辿り着いた組織や国が、命を弄ぶ様な実験をする可能性があります。特に今ならば、戦場でのアクシデントは日常茶飯事とか、国の未来の為とか称して実行するでしょう。それを防ぐ為に、香月副司令は賢治と俺の存在を別々に登録したんです」

 

「それに木星から来たという証拠は、俺達の身体能力で証明してる。武を極めんとする紅蓮中将ならば、俺達と同じ動きがこの見た目通りの年齢で出来ると思うか?」

 

「………」

 

 

 紅蓮中将は目を瞑って暫し考えていたが、やがて深い溜息をつき、首をゆっくりと左右に振った。

 日本最強の武人の証言に驚愕した巌谷中佐と榊総理大臣と珠瀬事務次官、月詠大尉はいよいよ信じざるおえなくなってしまった。

 

 

「まぁ近い動きは出来る様にはなるが、その動きを常に維持出来るかと聞かれれば、無理だろうな。何せ木星の重力で鍛えたこの身体だ。地球の重力なんざ軽い軽い」

 

「それで、私を抱えて跳躍出来たのですか…」

 

「と言っても地球上での動きは木星の重力下じゃ出来ねぇがな」

 

「今我々が受け持ってる訓練兵達は、地球上でこなして身に付けれる様に修行メニューを調整しています。アイツ等は昔とは比べ物にならないぐらいの力を手にしています」

 

 

 訓練兵と聞いて三人の顔が反応した。

 殿下と榊総理大臣、珠瀬事務次官…自分の妹と娘の事となれば気になるのは仕方がない。

 だが、訓練兵達は大した怪我をすることなく息災だと伝えた。

 俺達が教えるようになって飛躍的進歩を遂げたことを鎧衣のおっさんと一緒に説明し、安心して貰った。

 

 

「そして話は戻るが、俺達は横浜に着いた後に情報収集し、夕呼博士の計画に賛成して横浜基地に入ったってことだ。出始めと言ってることは矛盾してるが多めに見てくれ、以上」

 

「「計画…?」」

 

 

 最後に賢治が締めくくったが、計画と聞いて巌谷中佐と斑鳩閣下が反応した。

 賢治は巌谷中佐と斑鳩閣下をチラッと見た後、俺に視線を向けて来た。

 ああ、巌谷中佐と斑鳩閣下には申し訳ないが、この場で俺達の素性を一緒に聞く以上、こちらの世界に巻き込ませてもらう。

 

 

「巌谷中佐、斑鳩閣下。申し訳ありませんが、こちらの世界に巻き込ませて貰います」

 

「む?」

 

「こちらの?」

 

「ええ―――オルタネイティヴ計画」

 

 

 ―――!!?―――

 

 

 オルタネイティヴと聞いて反応したのは月詠大尉、殿下、紅蓮中将、榊総理大臣、珠瀬事務次官。

 斑鳩閣下と巌谷中佐の首を傾げる様な反応は先生と霞の言った通り、知らされていないみたいだ。

 

 

「オルタネイティヴ?」

 

「ええ、今この地球は、オルタネイティヴ計画の二つの派閥に分かれています」

 

 

 俺は二人に大まかな流れを二人に説明した。

 BETAが飛来して来て戦って来た裏で実行されていたオルタネイティブ計画。

 AL1=BETAとの意思疎通を試みる為の言語解析。

 AL2=BETAを捕獲しての分析。

 AL3=人工ESP能力者によるBETAの情報分析。

 そして今、日本と米国で争っている最後の計画。

 AL4とAL5の事も…

 

 

「馬鹿な、香月副司令発案の第四計画が実現しなければ、米国は選ばれた人類10万人だけ連れて宇宙に逃げるだと!? ならば残された人類はどうなるというのだ!?」

 

「10万人を乗せた宇宙船が地球を離れると同時に、米国はカシュガルハイブに全てのG弾を放ちます」

 

「なっ!?」

 

「その結果、ハイブは滅ぼせてもG弾による大規模な重力偏差によって発生した大津波によって多くの大陸が呑み込まれ、残るのは塩の大陸と化し…事実上、地球は死の星と化します。研究結果で出た結論です」

 

「そして、第五計画決行のタイムリミットは『12月25日』だ」

 

「馬鹿な! そんな話聞いていないぞ!?」

 

 

 ここで榊総理大臣が噛み付いてきたが当たり前だ。

 米国ではいつ決定したか知らないし、この情報は俺が最初の世界で知った事だ。

 鎧衣のおっさんも知らない情報だったので目を見開いで見ている。

 それに12月25日はクリスマス。

 サンタが人間を助けるなんてファンタジーなジョークを噛み合せてるんだろう…胸糞悪い。

 

 

「もしそれが事実ならば…タイムリミットまであと五ヶ月を切ってるじゃないか!」

 

「巌谷中佐、ドォドォ…」

 

「…なるほど、これでハッキリした」

 

 

 声を荒げる巌谷中佐の横でただ一人、神妙に話を聞いていた斑鳩閣下が納得した様な発言をした。

 俺はまだ何も計画を話してないんだが…何がハッキリしたんですか?

 

 

「妙だと思ったのだ。化け物じみた力を持つ貴様らが現れた時期が…そして、今我々の前に現れ素性を明かし、極秘裏の計画をバラしたという事は、その第四計画はほぼ完成したのだろう?」

 

「…かー、そこまでわかるとは恐れ入るぜ斑鳩閣下。やっぱり夕呼博士と気が合いそうだ」

 

「其方達、その言い方からしてもしや…」

 

「ああ、後は計画の要である00ユニットを目覚めさせれば計画は成功だ」

 

 

 成功という言葉に表情を明るくさせた一同。

 

 

「だが目覚めさせるにはまだ時間が掛かる。既に取り掛かってはいるが、その間ずっと第五計画が夕呼博士の研究の邪魔をしてくるんだ」

 

「なるほど、机上の空論である第四計画よりも現実味のある第五計画を選択させたいと、資源がある今の内に…自らの故郷を捨て、道中襲われない事を願って新天地『バーナード星雲』へ…」

 

「そういうこった。BETAは宇宙から飛来したってのに、わざわざ死にに行くようなもんだ。木星の環境で地球と変わらない動きをしてるんだ。まず遭遇したら即死だ」

 

 

 00ユニット…純夏の覚醒を聞いて特に喜んだのは榊総理大臣と珠瀬事務次官だ。

 政治的やり取りが主な二人は、これからの交渉のカードが増えたことに嬉しいんだろう。

 そして賢治は、夕呼先生の研究を妨げる行為をさせない様にして欲しい旨を榊総理大臣と珠瀬事務次官に頼んだ。

 二人はもちろん快諾。

 これで、殿下からされた質問と+αは答えた。

 次は、こちらの番だ。

 

 

「そして、今度はこちらの番ですが…俺達にこの国で自由に動くライセンスを下さい」

 

「ライセンス…どういうことです? 国連に身を寄せる其方達が何故私に?」

 

「要は日本国内での廃棄物や工場跡地にある重機を自由に扱う許可が欲しいんだ。それらがあるだけで、こっちの作業が飛躍的に短縮出来るからな」

 

「壊れた重機と廃棄物を…そういえば横浜に再加工用の機械や器具を導入したと聞いたが。それの為かい?」

 

「そゆこと、資源の乏しいこの国では再加工と言う手段が有効なんでね。全国に散らばってる重機とかを修理とか再加工して使おうって思ってな。幸い難民に技術者達が大勢いるからそこから採用する予定も夕呼博士と進めてる。後は土地があれば工場とかを建設して生産再開ってわけよ」

 

「ならば条件があります。其方達が再加工し改修した戦術機と資源を我々帝国に優先して譲渡して下さい」

 

「もちろんだ。それと港を幾つか横浜ブランドとして譲って貰いたい。基地の地下水槽で魚介類の品種改良に成功したから生産を拡大したいんだ」

 

「木星100年の技術は恐ろしいな…他には何があるのだ?」

 

 

 ええっと、思った以上のこっちの医療技術とエンペラー艦の生産技術にマッチして成長速度がかなり早いため、一般家庭で調理されてる野菜はほぼ出来た。

 魚介類も医療技術とエンペラー艦の生産技術にマッチして日本の食卓に並ぶ魚介類は無事成功。

 今は果物と残りの日本産の野菜、家畜の生産を研究中。

 あとは事業を拡大出来れば基地内に入荷出来て合成食は難民に流し、後には難民達にも品種改良の食料を配ることを説明した。

 食材生産技術に一同は大変興味深そうに頷きながら話を聞いており、明日までに地主達に説得して土地を譲ってくれるそうだ。

 同時に帝国で収容した難民達にも仕事を分けて欲しいと言われたが、こちらも技術者達を優先的に採用していく旨を説明。

 また、生産が軌道に乗りそうならば、従業員を少しずつ雇い入れていく旨も説明した。

 これだけのプロジェクトが成功すればこの世界なら資金は兆を優に超えるだろう。

 その資金で難民達に新しい団地とかを建設して住処を割り当て、街もどんどん整備していくし。

 ……エンペラー艦の事はちゃんと伏せたからな!

 てかさっきから月詠大尉の声を聞いてないんだけど、どうしたんだ?

 

 

「…………」

 

 

 ああ、突然始まったあまりの新技術と情報の応酬に月詠大尉は頭がついて行けてない様子だ。

 オーバーロードで頭から湯気がプシューと上がっているのが見える気がする…ご愁傷様、月詠大尉。

 俺は一言周りに断りを入れて予備の冷ペタをそっと月詠大尉のオデコに貼った。

 知恵熱出しても冷ペタぐらいしかあげれない俺を許してくれ。

 話は戻って、今回の会合は自分なりには大成功な気がする。

 俺達の素性→AL計画→ぶっちゃけ産業革命と順に話していったけど、一番インパクトがあったのは産業革命みたいだ。

 AL計画よりもインパクトあるって、いいんだろうか…

 

 

「しかし、これだけ大きな産業を起こすにしても帝国軍と国粋派が地主でなくとも恐らく食ってかかるだろう。奴らを黙らせる技術を示さねばならんな黒崎?」

 

「これだけの技術革命起こそうってのにまだ分捕ろうとすんのか、ガメついぞ斑鳩」

 

「殿下を誘拐未遂した事を黙っておいて欲しいのだろう?」

 

「てめぇ…」

 

 

 賢治は早速斑鳩閣下に弄られる位仲が良くなってた。

 その様子を今は皆が笑顔で見ている。

 ここまで打ち解けたのは初めてだ…流石賢治。

 お前の持つ独特の雰囲気が場の緊張を解いたんだ。

 

 

「はぁ…一応ここに帝国軍が持つ機体の種類別の改良案を持ってきてるんだが…斯衛軍には武器の改良版を渡せばいいか」

 

「ぞんざいな言い草だな黒崎 賢治よ」

 

「追い剥ぎ大名にはお似合いだ斑鳩 崇継」

 

 

 二人の間に火花が散っている…隣の巌谷中佐は困った顔をして助けを求めているが、諦めてくれ巌谷中佐。

 そこに座った時点で、貴方は生贄にされたんだ。

 

 

「ああ、あと二日後なんだが…帝国軍で一番強い部隊ってどこだっけ?」

 

「富士教導隊になるが、それがどうかしたのか?」

 

「ああ、今ウチで開発中のあるモノを搭載した不知火と撃震の混合部隊で模擬戦をして欲しいと思ってな」

 

「模擬戦…それに不知火と撃震の? 改造した機体ではなく既存のですか?」

 

「ああ、手配を頼めるか? 場所は横浜基地の演習場だ」

 

「ほう、何かあるのか?」

 

「ああ、機体を改造しなくても『OS』を改修すればエリート部隊に余裕で勝てるってことを証明しようと思ってな」

 

 

 

 

―――OS―――!!?

 

 

 

 

「そう、今まで誰もが投げ出した改修不可能な存在。それを俺達は改修した。名付けて新OS『XM3・γ』だ」

 

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか?
残念ながらディストーシOン・Oィールドとオペ娘は出ません。
出してしまったらボソンジャンプ→あ号標的前→ディストーションアタックの一寸劇です(^_^;)
因みにフライバイ計画は実際にあった木星観測計画です。
名前だけ頂いてきました。
そして次話から、どんどん話が進んでいきます!
感想、アドバイス等をお待ちしております!

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