英雄伝説 碧の軌跡の二年後   作:BLACK KAT

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読んでくださってる人、遅くなってすいません
スタートです


5話

グランセルに到着した俺達はそのままお城に向かいパーティーが始まるまで自由行動にすることにした。

「みなさん、19時なったらまたお城に戻って来てくださいね」

ユリアさんがそう告げ、みんなは自由行動に入った

ティオとキーアはショッピングに、ワジとランディは道義上に向かった。

その他のメンバーも自分の目的を果たしに街へ。

そして、ロイド達は・・・

「まったく、さっきのワジ君たら」

まだお城の中に残っていた、エリィの事も考えて、あまり動かないようにしていた。

「びっくりしたな、いきなりキスされて」

「そうだ、ロイドこっち向いて」

「なんだ?」

チュ

「!!??」

「さっきの続き、してくれるでしょ?」

なんでだろう、この頃エリィが少し大胆になってきたような気がする。

「わかったよ」

ロイドも覚悟を決めたようだ。

「ロイド、・・来て」

「エリィ」

そして二人が唇を近づけたその時は

ガチャン

「!!!???」

いきなり、俺達の部屋のドアが開いた

「あれ?部屋を間違えたか。おや、ガハハ若いって素晴らしいな。」

そこには、大柄の男が酒を持っていた、顔も赤い、酔っているようだ。

「しかし、君たち新聞で見た事あったな、確か」

「クロスベル特務支援果のロイド・バニングスです」

「同じく、エリィです」

「ガハハ、クロスベルの警察さんか、こりゃ失礼したよ」

「夫婦仲良く、いつまでもな」

そう言って、大柄の男は、ロイド達の部屋を後にした。

「嵐のような人だったな」

「そうね。・・・あっ今動いた」

そう言ってエリィは、自分のお腹を擦った

「もう、そろそろだな」

「楽しみね」

そんな、夫婦の会話を外て聞いていた、二人の姿が。

「まったく、立ち聞きなんて、趣味が悪いわね、ジン」

「キリカこそ、そこにいただろ」

大柄の男に話かける、キリカと呼ばれた女性にジンと呼ばれた男性。

「幸せそうね、あの二人。エステル達を見てるみたい」

「そうだな」

そう言って、二人は自分達の部屋に戻っていった。

そして

「それでは、女王誕生祭スタート!!」

「カンパーーーイ!!」

みんなが楽しみにしていた、祭りが始まった。そのには豪華な料理が沢山並べられていた。

「凄いな、こんなに料理が沢山」

「目移りしそう」

そんな会話をしてると、見慣れた二人が

「ロイド、お前も食べろよ」

「エリィさん、こちら美味しいですよ」

ランディとティオがご飯等を持ってきてくれた。相変わらず、ことチームは仲が良い

「みんな、ありがとう、エリィも食べるか?」

「そうね、いただくわ」

「確か。お嬢の子供そろそろだな」

「エリィさん、名前は決めたのですか?」

「ふふふ、それは秘密よ」

「エリィらしいな」

そして、みんながこの日を盛大に楽しんだ。

ロイド達の部屋に現れたのが、ジンさんだって事を知ったり、ヨシュアが昔、この場所で告白された話を聞いたり、とても楽しい夜だった。

そして祭りが終わり、クロスベルに戻って2ヶ月が過ぎたある日

「ロイドさん!!!」

ミッションに向かっていた、俺の元にティオが、エニグマで通信をしてきた。

「どうした、ティオ?」

「エリィさんが・・」

「・・・なんだって!」

電話の内容は

エリィが病院に運ばれた

 

 




さて、いきなりですが、次回が最終回です。
これまで読んでくれた方、ありがとうございます
少し話の展開が急かもしれませんが、最後まで見守ってくれたら嬉しいです。

そして、このまま最終回を書きます。

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