子連れ番長も異世界から来るそうですよ?   作:レール

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大変お待たせしましたーッ‼︎
そしてついに第三章も終わりを迎えます‼︎ といっても第三章にエピローグを入れるか、第四章に入って簡単にエピローグを語るかは決めかねているので、第三章終了は確定ではないですけどね。

それではどうぞ‼︎


“乱地乱戦の宴”・最終決戦【終編】

三人の戦いは予想に違わず熾烈を極めた。

誰かが二人のどちらかを攻撃すれば、残る一人は攻撃した者または攻撃された者の隙を狙い、そこで攻撃されなかった者はすぐさま二人の隙を狙って攻撃する。

もちろんそれだけではなく、一人が二人に攻撃されて対処しなければならないような場面もあれば、一人が二人を同時に狙って立ち回りつつ攻撃するような場面もあった。

 

「チッ‼︎」

 

舌打ちしながら降り注ぐ落雷を打ち消す十六夜。その身体をよく見れば所々焼け焦げており、これまでに打ち消すことができず食らってしまった落雷があったことが窺える。

しかしベルゼブブが雷を落とした狙いは十六夜を倒すことではない。雷を打ち消さなければならない時間の足止めだ。その間にフリーとなったベルゼブブは近くにいる男鹿へと肉薄する。

 

「シッ‼︎」

 

肉薄すると同時に繰り出される鳩尾を狙った鋭い貫手は、下手をすれば男鹿の土手っ腹に風穴が開きそうな勢いであった。

それを男鹿は右の掌底で正中線から逸らして左脇に抱え込み、振り払えないように腕に力を込めて拘束してからベルゼブブの身体へと紋章を乗せる。

 

「食らいやがれ」

 

男鹿はベルゼブブに対してゼロ距離から回避させることなく“魔王の烙印(ゼブルエンブレム)”を叩き込んだ。さらにインパクトの瞬間に腕の拘束を解いて殴り飛ばし、爆風と合わせて大きく距離を取らせる。

立ち込める爆煙が雨風ですぐに晴れていくーーーその前に爆煙を切り裂いて十六夜が突っ込んできた。

十六夜が放つ左脚のローキックをギリギリで跳躍して躱す男鹿であったが、直後にローキックの勢いそのままに身体を回転させた十六夜の裏拳が完璧に脇腹へと入って殴り飛ばされる。

 

「ハッ、いつまでも()()()()()()()()戦えると思うなよ‼︎」

 

これまでの戦いで、十六夜は男鹿の右脚が負傷していることを見抜いていた。当然ベルゼブブにも見抜かれており、見抜かれていることを既に男鹿は知っている。

実は男鹿がベルゼブブの鋭い貫手を左脇に抱え込んだ時、完璧に逸らすことは出来ないと分かった上で敢えて受け止めたのだ。その結果として抱え込んだ脇腹が裂けて出血しているものの、受け止めないで反撃せず躱していれば十六夜同様にベルゼブブは攻撃を繋げて右脚を狙っていたことだろう。そうなれば脇腹の出血以上のダメージを負っていた可能性は高い。

 

レヴィアタン戦で男鹿の右脚の骨にヒビが入ったのをレティシアは応急処置していたが、所詮は応急処置。戦闘の負荷には耐えられるとしても、直接攻撃を受ければ耐えられる保証はないというのがレティシアの判断であった。

それを危惧したレティシアは男鹿の負担を減らして戦うための作戦として、彼女自身ができる限り男鹿の右側に追従して積極的に戦闘に参加することにしたのだ。さらにレティシアが戦闘中には男鹿を援護に回らせることで乱戦による分断を避けるようにしたのである。

……まぁレティシアの作戦は男鹿の独断(自己中)によって完全に無意味となったのだが。

 

十六夜が確かな手応えを感じる暇もなく、爆発を受けたはずのベルゼブブが十六夜の意識を刈り取るべく接近して手刀を首筋目掛けて振り落とす。

 

「っと‼︎ 危ねぇな、大人しくくたばっとけよ‼︎」

 

十六夜は膝を屈めて頭上を通り過ぎる手刀を躱し、そのまま身体を捻って跳ね上がりながら顎目掛けてアッパーを狙った。が、ベルゼブブはそれをスウェーで後退しながら難なく避ける。

 

「“簡単に負けを認めるな”と言ったのは貴方方ではないですか」

 

ベルゼブブの姿はこれまでの戦闘によってボロボロなのだが、戦闘に支障を来すような大怪我はしていない。“魔王の烙印”を真正面から受けたとは思えない頑強さだ。

 

決勝に参戦した“罪源の魔王”達はあくまで障害の一つとして自分の裁量でクリア条件を設定し、負けを認めてもいいと判断すれば勝利を譲ることにしている。

それはベルゼブブも同じであり、恐らく決勝でも最後の戦闘となるだろう現在の戦いでも、ラストにふさわしいレベルのクリア条件をしっかりと考えていた。のだが、

 

“てめぇも勝手に合格とか言って帰んじゃねぇぞ”

 

これは男鹿が“魔王光連殺”を落とした後に言った台詞である。それを聞いた十六夜が男鹿達とレヴィアタンの間にあったやり取りを簡単に聞き出し、ベルゼブブには“そんな真似をするな”と釘を刺した上で最後まで戦うように言っておいたのだ。

 

 

 

「ーーーもういい、最後くれぇ()()()やってやる」

 

 

 

十六夜とベルゼブブの攻防が続く中、ふとその呟きが二人の耳に聞こえてくるがお互いに戦闘中なので注視するわけにはいかない。

しかし次の瞬間、戦闘で消耗していたはずの男鹿の魔力が爆発的に迸ったため二人は戦闘を中断して身構えることとなった。

 

 

 

 

 

 

十六夜の裏拳を(もろ)に食らった男鹿は、吹き飛ばされながらもなんとか空中で姿勢を立て直して地面に着地した。が、

 

「ゲホッ、ゴホッ……‼︎」

 

すぐさま膝を着いてしまい、激しく咳き込む。そして咳き込むとともに吐血した。

 

(内臓でもやられたか……)

 

男鹿は口元の血を拭いながら、激突している十六夜とベルゼブブを見遣る。

全員が怪我をしているものの、三人のうち男鹿だけが右脚骨折・内臓損傷と戦闘で不利になるほどのダメージを負っていた。

 

(……不味いな。これは勝てねぇかもしれねぇ)

 

冷静に現状を見据えた結果、男鹿には自分の勝てるビジョンが見えてこなかった。

二人の激突を黙って見過ごし、どちらかに戦闘が傾いたところで漁夫の利を狙って追い打ちを掛ければ勝つ確率は上がるかもしれない。だがそんな姑息な手を男鹿が考えるはずもなく、仮に考えて実行したとしても男鹿が黙って戦闘を見守っていれば二人はいずれその意図に気付くだろう。

 

(……こうなりゃ、身体の負担なんて考えてる場合じゃねぇな)

 

男鹿が言う身体の負担とは、右脚の骨折のこと……ではない。魔力を増幅している“魔王の聖域(ゼブルサンクチュアリ)”の()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()のことである。

今の戦闘中も第一予選でも、空中に展開されている紋章の大きさは“火龍誕生祭”で展開した大きさよりも一回り大きいくらいだ。

だが鷹宮と戦っていた時は罹った黒死病に対抗するため、常時魔力を高めていたことにより魔力量が少なくなっていた。それに比べて魔力量に余裕がある現在と一回りしか大きさが変わらないのは少し違和感を感じるだろう。

 

これは“魔遊演闘祭”に来る前の話だが、特訓で何気なく“魔王の聖域”を発動した時、あっさりと魔力耐性の許容値を越えて男鹿の全身がズタボロになったことがある。それを間近で見ていたたレティシアに激しく心配されたのと同時に、“魔王の聖域”の発動は魔力量を制限して行うようにしつこく言われていた。

自身の魔力耐性を超えた魔力による無理な超強化の代償は、肉体の破滅。それは“火龍誕生祭”で鷹宮と戦った男鹿もよく分かっている。比喩表現でもなんでもなく、これは諸刃の剣なのだ。

 

(ーーーだからって、やられっぱなしでいられるかよ‼︎)

 

それでも男鹿に引く気はない。まだ勝ちの目が残っているーーーいや、たとえ勝ちの目が残ってなかろうと、自ら決着もつけずに降参するほど男鹿は利口な人間ではなかった。

 

 

 

 

 

 

突如として膨れ上がった男鹿の魔力が、物理的な圧力波となって身構えたままの十六夜とベルゼブブを飲み込んでいく。

 

「なんつー魔力放ってんだ、男鹿の野郎」

 

男鹿の魔力が迸った刹那、戦っていた十六夜とベルゼブブは反射的に距離を取っていた。これまで一応の均衡状態を保っていた戦況に、男鹿の変化がどのように影響を与えるか様子を見ることにしたのだ。

 

「ですが強大な魔力に肉体の方が耐え切れてませんね」

 

ベルゼブブの指摘通り、落雷で引き裂かれた男鹿の全身の皮膚からは止まっていたはずの血が再び漏れ出していた。元の怪我と合わさって肉体の崩壊が早くなっている。

 

「んなもん言われなくても分かってら。……時間がねぇ、一気に行くぜ」

 

言うが早いか、男鹿はまずベルゼブブへと高速で突っ込んだ。短距離の瞬発力だけでいえば白翼を発動したレティシアと同等以上、つまり第一宇宙速度にも達していた。

しかし人間の限界を遥かに越えてはいるものの、第一宇宙速度程度ではこの場にいる相手を出し抜くには遅すぎる。ベルゼブブは危なげなく男鹿の突進速度を見切り、振り抜かれた拳を難なく受け止めた。

 

「クッ……‼︎」

 

難なく受け止めはしたが、瞬発力とは比べ物にならないほど強化されていた男鹿の拳にベルゼブブは顔を顰めてしまう。

その隙を見逃す男鹿ではなく、その場で身体を回転させて遠心力を乗せた肘打ちをベルゼブブの頬に叩き込んだ。

 

男鹿が身体を回転させて肘打ちを放つことで体勢が不安定となった瞬間を狙い、十六夜も再び参戦すべく動き出した。男鹿が身体を回転させるために使用した軸足目掛けて、容赦なく蹴りを放つ。

即座に十六夜の接近を察知した男鹿は足元に紋章を展開し、軸足ではない方の脚で勢いよく踏み付けて爆発させた。そして踏み付けた脚による跳躍と爆風による推進力を得て十六夜の頭上を取った男鹿は、両手に雷電を纏わせた腕を大きく振り上げ、

 

「オラオラオラオラオラオラオラオラッ!!!」

 

振り上げた両腕を交互に振り下ろし、その度に雷撃が十六夜へと襲い掛かる。連続で“魔王の咆哮(ゼブルブラスト)”を放つため一撃の威力は落ちるが、“魔王の聖域”を発動している今の状態ならば通常時に放つ全力の“魔王の咆哮”と大差はない。

 

「ハッ、しゃらくせぇ‼︎」

 

しかしそこは落雷すら捌く十六夜である。拳を突き上げながら跳び上がり、迫り来る雷撃を全て打ち消しながら一直線に突き進んでいく。

雷撃の嵐を物ともせずに突破した十六夜は、さらに男鹿の頭上を取ると渾身の踵落としを繰り出した。

 

「ーーーッ」

 

男鹿は足場に紋章を展開し、両腕を伸ばしながら頭上で交差させて十六夜の踵落としを受け止める。さらに踵落としに合わせて両腕・両脚を曲げつつ身体を屈め、山河を打ち砕く十六夜の攻撃から生まれる衝撃を真っ向から受け切った。その際にミシミシと嫌な音が男鹿の身体を軋ませるが、そんなことは気にしていられない。

 

「ウォラァァァァ‼︎」

 

受け止めた十六夜の脚を掴んで振り回し、思いっきり地面に投げ飛ばした後も追撃すべく男鹿は紋章から跳躍する。

投げ飛ばされた十六夜もすぐさま迎撃しようと受け身を取って立ち上がり、

 

「ッ‼︎ テメッーーー」

 

横合いから飛び出してきたベルゼブブに蹴り飛ばされた。受け身を取って体勢を立て直す直前に突撃されたため十六夜に避ける術はない。

十六夜と入れ替わるようにして突っ込んでくる男鹿の前に躍り出たベルゼブブは、男鹿の強化された膂力を踏まえた上でカウンターの構えを取った。強化されているとはいえ、それが事前に分かっていればベルゼブブが対応するのは容易い。

そんな彼を受けて立つことにしたのか、男鹿も跳躍したまま軌道を変えることなく突き進んでいく。

男鹿は跳躍の勢いそのままに左脚を突き出し、ベルゼブブも男鹿の速度に合わせて後ろ回し蹴りを放った。そして二人の影が交差し、

 

「グッ……‼︎」

 

「カハッ……‼︎」

 

お互いの腹部に相手の脚が突き刺さり、相乗的に威力が増加された蹴りによって反発するように弾き飛ばされた。

双方とも地面をバウンドするように吹き飛んでいくが、ベルゼブブは瞬時に体勢を整えると脚を地面に突き立ててブレーキを掛ける。男鹿も同じように脚を突き立てて速度を落とすが、

 

「グァッ‼︎」

 

突然の痛みが突き立てた脚に走り、踏ん張りが利かず吹き飛びそうになるのを堪えて身体を前に倒しながら両腕も使ってなんとか減速させた。

身体が止まってから改めて痛みを確認する男鹿であったが、勘違いなどではなく持続して身体の芯に響くような痛みを脚から感じる。それも()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、である。

 

魔力耐性を越えて無理に増幅させた魔力による肉体への負荷を対価に途轍もない戦闘力を発揮していた男鹿であったが、魔力負荷や度重なる負傷に加えてその戦闘力により生み出される戦闘の衝撃が彼の身体を蝕んでいた。

万全の状態ならばまだしも、右脚を怪我していた男鹿はそれを庇って全力で戦うために怪我をしていない左脚を酷使しーーー結果として右脚よりも早く左脚の限界を迎えてしまったのだ。

 

「……ッ、コイツでシメーだッ‼︎」

 

それを悟った男鹿は、増幅させた魔力を全て使い切るつもりで魔力を循環させていく。

その異常なまでに高まった魔力の循環を感じ取った十六夜とベルゼブブは、警戒心をこれまで以上に強めていつでも対処できるように身構えた。

しかし、対処しようと身構えたのが馬鹿らしくなるような光景が二人の眼前に広がっていく。

 

 

 

隙間なく空間を埋め尽くすほど周囲に展開された数多の紋章。

 

暗闇を一片も残さんという勢いで輝きを増す天空の巨大紋章。

 

さらに男鹿の両手には今にも暴発しそうなほど激しく紫電を撒き散らしている雷電。

 

 

 

「ぶっ飛べぇぇぇぇええええッッッ!!!」

 

出し得る全てをもって最後の攻撃を仕掛ける男鹿。

両手から雷撃を交互に次々と撃ち出し、その一つを起爆剤に紋章を爆発させて“連鎖大爆殺”を引き起こす。その爆発が収まるのも待たずに“魔王光連殺”を落とし、爆煙すら飲み込んで攻撃を加えていく。

それはもう湯水の如く自身よ全魔力を放出していく男鹿は、言葉通りこの攻撃で今回の激闘に幕を下ろすつもりでいた。これで倒せていなければ本当に男鹿の負けだ。

 

「ハァ、ハァ……ッ、ハァ……」

 

まさに全身全霊を傾けて攻撃を仕掛けた男鹿は、息も絶え絶えな様子で爆煙とも土煙とも言えない幕で覆われた眼前を睨み付ける。

どちらかが立っていれば男鹿の負け、どちらも倒れていれば男鹿の勝ちだ。果たしてその結果は……

 

 

 

 

 

「フゥーッ、フゥーッ……」

 

「ハッ……ハッ……」

 

二人とも見るに堪えないほどズタボロになっていたが、それでも立ってしっかりと意識を保っていた。男鹿としてはしぶと過ぎる二人に辟易とするしかない。

もう魔力も底をつき、これ以上魔力を増幅しようものなら確実に自壊するのが目に見えていた。両脚の骨も軽く逝っており、それでも勝者を決めるべく決死の肉弾戦に挑もうとしたところで、

 

「ま……待って、ください……」

 

男鹿と同じく息も絶え絶えなベルゼブブから制止の声が掛かる。

 

「どう、したよ……?まだ、決着はついて、ねぇぞ……」

 

残る十六夜の状態も似たようなものであり、途切れ途切れに制止を掛けたベルゼブブに疑問を投げ掛ける。

 

「……いえ、主催者としてどうこう、というわけではなく……本当に、今の霊格でこれ以上、戦うのは限界です……」

 

男鹿の最後の攻撃は、規格外筆頭の馬鹿げた肉体を持つ十六夜だけでなく、ベルゼブブの体力・魔力をも限界まで削り取っていたのだ。

それだけ言うと本当に限界に達したのか、立っていた姿勢から膝をついてしゃがみ込んでしまった。

 

「ハァ、フゥー……私は先にリタイアさせていただきます。私も魔力が尽きかけている今、とても肉弾戦だけで勝てるとは思えませんから」

 

息を整えてから降参を告げたベルゼブブは、その場から消えて会場へと戻っていった。

その場に残された十六夜と男鹿はお互いを見遣り、長かった決勝戦を終わらせるべく向かい合う。

 

「男鹿、降参するってんならぶっ飛ばさないでおいてやるぜ?」

 

ベルゼブブが魔力なしの肉弾戦で勝てないと判断したのは、当然だが十六夜だろう。男鹿もベルゼブブと似たようなものなのだから。

十六夜は半ば男鹿の返答を確信しつつ、不敵な笑みを浮かべながら彼に降参するよう促すが、

 

「ざけんな。喧嘩を始めたらぶっ飛ばすかぶっ飛ばされるまで()り合うのが基本だろうが」

 

男鹿は強気に言い返して戦闘続行の構えを取る。降参する気などさらさら無かった。

 

「ハッ、そう言うと思ったぜ」

 

それを見た十六夜も改めて戦闘の構えを取る。最後まで手加減する気は毛頭無かった。

しかしお互いに限界が近いのは事実、ここから戦闘が長引くことはない。

正真正銘、最後の打ち込みのために互いが互いへと向かって駆け出しーーー

 

 

 

 

 

 

ギフトゲーム会場では、過去に類を見ないほど白熱した“魔遊演闘祭”のメインギフトゲームの決着に大盛り上がりを見せていた。

ベルフェゴールが作り出した空間の亀裂から覗く決戦の地では、珍しく勝利の余韻を噛み締めながら腕を突き上げている勝者ーーー十六夜の姿が映っていたのだった。

 

 

“乱地乱戦の宴”。勝者、逆廻十六夜・古市貴之チーム。




なお、古市君とレヴィさんは最後まで遠くから観戦しておりましたとさ。めでたしめでたし。

それと引き続き現実が忙しいので更新速度はそのまま、つまり一ヶ月以内にはまた更新できないと考えて気長にお待ちください。

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