IS学園特命係   作:ミッツ

54 / 67
今回で今エピソードは終了です。思いのほか時間がかかってしまいました。タイトル通り、事後処理的な内容です。

なお今回は若干キャラ崩壊気味の描写がありますのでご了承ください。

それと以前感想欄でセシリアの杉下さんの呼び方について言及がありました。episode5の時点でセシリアの杉下さんの呼び方は「杉下さん」でしたが、episode6では「右京さん」に代わっています。これはミスではなく、一夏のことを名前で呼ぶようになったのに合わせて杉下さんの事も名前で呼ぶようになっただけです。本当にミスじゃないよ!


それぞれの事後処理

「おい箒、飯持ってきたぞ、って寝てんのか?」

 

 食堂で食事をとり、自室へと戻ってきた一夏であったが、同居人がいるはずの部屋は暗く、物音一つしない。恐る恐ると言った様子で部屋の中を進んでいくと。同居人は自分のベットの上でじっと目を閉じたまま正座をしていた。その様子はまるで精神を集中させ自分自身と向き合っているようにも見えた。

 

「…いるんなら返事ぐらいしろよな。大体寝てもいないのに電気を全部消すとか、気が滅入るだけだぞ。」 

 

「…………」

 

「…腹減ってるだろ。お前の分の飯持ってきたから、」

 

「すまない、一夏…」

 

そういうと、箒は意を決したように一夏に対して頭を下げた。いわゆる、土下座の体勢である。流石にこれには一夏も面喰った。

 

「お、おい、箒…」

 

「お前やセシリア、それに先生たちが必死に自分の仕事を全うしようとしていたのに、私が要らぬ横槍を入れた所為で台無しにしてしまった…」

 

 それは、真摯で後悔の念がこもった心からの謝罪であった。一夏は黙ってそれを聞く。この幼馴染がこれほどまでにしおらしくなるのは珍しい事である。それだけ、杉下に凹まされたともいえるだろう。それが分かっているからこそ、一夏は箒と目線が腰を屈めた。

 

「なあ箒、俺は別にお前に対して怒ってなんかいない。お前は十分絞られたんだし、反省しているのも分かるよ。これ以上、俺からお前に言う事なんかない。」

 

「だが私は…」

 

「それに、お前が謝るべきは俺じゃなくて薫さんだろ。今はまだ謝りに行けないと思うけどさ。」

 

「…ああ、そうだな。」

 

「……謹慎が開けたらさ、きちんと謝りに行こうぜ。俺もついて行ってやるからさ。」

 

「…すまない。」

 

 一夏の言葉を受け、箒は安堵するように息を吐く。後日、箒のもとに正式な処分が届いた。内容は停学2週間、それに加え毎日反省文を書く事と処分中の授業の課題に取り組むことが義務付けられた。

 

 

 

 

 

 

 IS学園の総合案内事務室前、千冬はそこで待ち構えるかのように悠然とした姿勢で立っていた。その横には杉下が控えている。やがて二人の前にスーツ姿の一団が歩いてきた。彼らの年齢層は下は20代から上は50代くらいまでと様々で、男女比もほぼ半々と言ってよいだろう。

 その集団の率いるように先頭を歩いている一組の男女がいた。男性の方は初老に差し掛かったくらいの年齢だろうか。温和そうな顔立ちで口元には笑みを浮かべているが、その眼は油断なく千冬と杉下を見据えている。もう片方は白い肌と腰まで伸びた黒い髪が美しい女性だった。顔には一切の感情を浮かべておらず、美しい容姿も相まって正確な年齢は判別できない。それでも40代という事はないだろう。彼らは千冬たちの元へと近づくと軽く頭を下げる。先に口を開いたのは男性の方だ。

 

「お出迎えありがとう。織斑千冬さんでよろしいかな?」

 

「ええ。あなた方はIS委員会と警察庁からの合同捜査組織の方で間違いないですか?」

 

「ああそうだ。私が日本IS委員会の人間で隣の彼女が警視庁からの人間だ。」

 

 そう言うと、男性は懐から名刺を取り出しそれを千冬に差し出す。同じ様に警察庁から来たという女性名刺を差し出している。

 

「日本IS委員会理事の甲斐峯秋です。本日はどうぞよろしく。」

 

「警察庁特殊犯罪情報管理部主任、社美彌子です。よろしくお願いします。」

 

 二人の紹介を受け、杉下の眉がピクリと動く。しかし、表立った反応はそれだけで二人の立場に対して特に言及することなく、千冬と共に簡単な自己紹介をした。

 

「ほう、君があの…」

 

 杉下の自己紹介を聞くと、甲斐は面白いものを見つけた、とでもいうような目で杉下を見る。その視線を受け杉下は自分の予想が当たっていたことを悟った。

 

「僕の事をご存知という事は、やはりあなたは警察庁の甲斐峯秋さんで間違いないという事ですか。」

 

「ああ。君の想像する甲斐峯秋だ。君の事は小野田さんからもよく聞いているよ。何でも、かなり変わり者だそうだね。」

 

「僕自身は自分が変人だという自覚はないのですがねえ。しかし、あなたが日本IS委員会の理事とは驚きました。出向中であることは聞いていましたが…」

 

「まあ、今年の3月に急きょ出向先が変わったからね。今の君とは立場上似ているし、今後も仲良くしていきたいと思っているよ。」

 

「出来る事なら、僕の方もそうであるように願っています。」

 

「んんっ。」

 

 杉下と甲斐が会話をしている横から咳払いをして割り込んできたのは美彌子である。彼女は呑気に世間話をしている二人に厳しめの視線を向ける。

 

「おっと、どうやら、あまりのんびりしているわけにはいかないようだ。早速だが、現場に案内してもらってもいいかい?」

 

「はい、ではこちらへ。」

 

 杉下たちは調査団を現場となったアリーナまで案内した。

 

 

 

 アリーナに到着すると調査団は即座に現場検証を開始した。破壊された天井や観客席の調査、遺留品の採取、そして主劇の様子を撮影した映像の確認などである。映像に関してはIS学園内とその周辺の物も合わせて確認することになっている。

 また、回収された無人機とコアはいったん国立IS研究所に移送されそこで解析が行われたのち、国際IS委員会に送られることが決定している。カメラの映像も同様だ。捜査資料に関しても最終的には国際IS委員会に提出することが決定されている。

 甲斐はアリーナに到着すると杉下と千冬、そして複数の捜査員を伴って事件があった日に杉下達がいたモニタールームに赴き、二人から事件時の様子を聞き取り始めた。現場の士気は美彌子に任せているらしい。

 二人から話を聞き終えると甲斐はおもむろに口を開いた。

 

「今回の一件ついては明日にでも正式な発表が行われるだろう。IS学園が所属不明のISに襲撃された。しかし、現場の教職員と生徒によって撃退されたとね。無人機だったことは伏せられるだろう。今はまだ、一般に公表するような事でないだろうからな。ここまでで何か質問はあるかい?」

 

 今後の対応について杉下たちに説明した甲斐が二人に聞いた。それを受け、千冬が質問する。

 

「今回の事件は学園内の多くの生徒が目撃する事となりました。彼らに対し、情報の秘匿を命じることは必要でしょうか?」

 

「そうだな。正式な発表があるまでは事件の事について話すことを禁じてもらえると此方としては助かる。しかし、それ以後は我々の関知するところではない。勿論、無人機が利用されたことは黙っておいてほしいが、それを漏らされたところで未成年を刑事告訴するようなことはしないよ。人の口に戸は立てられないしね。」

 

「…なるほど。わかりました。」

 

 会の返答に千冬は納得した様子を見せる。続いて質問したのは杉下であった。

 

「今回の事件の犯人が発見されたとして、IS委員会は何かしらの法的処置をとる事を考えているのでしょうか?」

 

「そりゃあ勿論だよ。器物破損、不法侵入、銃刀法違反、傷害罪、それに殺人未遂を加えてもいい。君の同僚も怪我をしたそうだね。時間があれば見舞いにもいきたいところだが、今はそれどころじゃなくてね。彼の為にもこのような犯罪を犯した人間には相応の罰を与えるよ。」

 

 甲斐が質問に答えている間、杉下は密かに千冬の表情を観察していた。しかし、彼女の顔色には一切の変化はなかった。昨日の千冬との会話の中で得た疑心を杉下は拭えないでいる。今後も彼女と付き合っていく中で早いうちに解決しておきたい問題ではあるが、そう簡単に尻尾を捕まえさせてくれそうにない。杉下は内心で小さくため息をついた。

 するとモニタールームの扉が開き、現場の指揮をしていた美彌子が部屋に入ってきた。

 

「失礼します。甲斐理事、証拠品その他の回収が終了しました。あとは目撃者である生徒からの事情聴取だけですが…」

 

「よし、じゃあさっそく取り掛かる事にしよう。お二方、立ち合いの方を頼めますか?」

 

「…分かりました。ではこちらへ。」

 

 そう言って千冬は甲斐と社を連れてモニタールームから出て行った。最後まで部屋に残り、何やら思案している様子で合った杉下も、一瞬部屋の隅に目をやると小さく微笑み部屋を後にした。

 杉下が出て行った後の部屋にはだれ一人いないはずであった。しかし、いつの間にやら部屋の中央には二つの人影がある。気配を消し、杉下たちの話し合いを盗み聞きしていた楯無と虚の二人である。楯無は悪戯がばれた子供のようなバツの悪い表情を浮かべると腕を組んだ。

 

「ばれてたみたいねえ…」

 

「ええ、流石杉下さんと言うべきでしょうか。もしかすると、織斑先生も気づいていたかもしれませんね。」

 

「織斑先生に気づかれないなんて最初から思ってないわ。それでも、気付いた素振りさえ見せてくれないとなると、暗部としての自信がなくなっちゃうわ。」

 

「あの人たちは別物と考えた方がいいでしょう。それにしても、小野田官房長と片山議員の差し金だから何か仕掛けてくるかと思ったのですが、普通に捜査をするだけでしたね。」

 

「今のところわね。特に社さんは私がロシア代表になる時に、結構裏で動いていたみたいだから警戒してたんだけどね。こちらの油断を誘うだけかもしれないし、本命の狙いは別にあるのかもしれないわ。一応監視カメラは目立たないように細工はしたし、ダミーのカメラも結構な数置いたんだけどね。」

 

「それをしたのは殆ど私です。お嬢様はいつも通り仕事を放り出して簪様の観察に勤しんでいました。」

 

「そうだったかしら?」

 

「そうです。」

 

「………まあ、その件については置いておくとして、今回の調査団派遣に合わせる感じで、小野田さんからお誘いの手紙が来ているのよね。」

 

「…いったいどのようなものでしょうか?」

 

「要約すると、日本版CIAの設立するので顧問として更識家の力を貸して欲しいらしいわ。言い方を変えれば、相応の立場を与えるから日本政府の傘下に入れってことね。」

 

「それはまた、あからさまと言いますか…で、なんとお答えになったのですか?」

 

「前向きに検討させていただきます、って言っておいたわ。これで解決ってわけではないけど、多少はこちらの意図を汲んでくれるでしょう。」

 

「政治家の常套句ですね。お嬢様もそういった事が出来るようになったのですね。」

 

「そりゃあ、私も一応は組織の長たる者だし。ある程度大人にならなくちゃいけないのよね…」

 

 そう呟く楯無の表情はいつになく神妙なものだった。室町より続く暗部組織の長、それを僅か10代で襲名せざるを得なかった彼女の苦労は当人にしかわからないだろう。それに加え、楯無の場合は大切な家族の繋がりを自ら断たねばいけなかったのだ。

 虚の楯無を見る視線は自然と愁いを帯びたものとなっていた。

 

「まっ、更識家当主としてはいろいろと考えて動かなきゃいけないけど、生徒会長としては好き勝手するからいいんだけどね。これからも頼りにしてるわよ、虚ちゃん!」

 

「……お嬢様、私はこの後明日の実習の準備がありますので、後片付けの方をよろしくお願いします。」  

 

「えっ!ちょっと、虚ちゃん!?」

 

「この見取り図の印がつけてある場所がダミーカメラを設置した場所です。そういう事ですので失礼します。」

 

「ま、待って!このしるし少なくとも200か所くらいあるんだけど!」

 

 誰もいなくなったアリーナに楯無の慟哭が響く。布仏虚も偶には怒ります。

 

 

 

 

 

 所変わって特命係の部屋である。そこで亀山は一人所在なさげに椅子に座っていた。その左腕は湿布が貼られている。

 昨日の所属不明機の襲撃の際、亀山は不明機のビーム攻撃を受けて怪我をした。幸いにもビームは観客席を守るために張られていたシルードバリアによって威力が下がり、なおかつ客席に直撃せず、その前のフェンスに当たったため亀山は爆風によって吹き飛ばされただけで済んだ。

 ただ、地面に落ちた瞬間したたかに左腕をぶつけた為、腕の骨にひびが入ってしまった。IS学園医療施設の医師の診断によると全治2~3週間。その間、無理をしなければ問題なく完治するとのことだ。頭を打っている可能性もあったので昨日は念のために一日入院したが、午前中に検査を受けた結果、いたって健康であると診断された。 

 そうしたわけで午前中の内に退院し、自宅で安静にしているように言われた亀山であったのだが、どうにも昨日の出来事が気になって自宅に還り辛い心境であった。何より、怪我のせいで車を運転できないし、普段は使わない公共機関を利用するのには不安がある。最終的に亀山は杉下に頼んで家まで送ってもらおうと決めたのであった。

 

 とりあえず杉下から話を聞こうと職場に顔を出したのだが、残念ながら杉下は不在。探しに行くのも考えたが、結局部屋に残って待つことにした。

 

「しっかし、ほんと、昨日のあれは何だったんだろうなあ…」

 

 亀山は昨日の襲撃を振り返る。アリーナの天井、そしてシールドバリアさえ貫通する破壊力、従来のISとはかけ離れたフォルム、そして遠隔操作型。これだけの要素を取りそろえたISを作れる人間は世界でもごく限られた人間であると杉下は示唆した。

 亀山の予想が正しければ、杉下はISの生みの親である篠ノ之束を有力な容疑者だと考え、千冬が彼女を庇っているのではと疑っている。どちらも可能性は無きにしも非ずだが、亀山にとって重要なのは束と千冬の二人が亀山と面識がある少年と少女の身内であり、千冬に関しては1年間同じ職場で働いた同僚であるという点だ。

 もし杉下の推理通りなら、関係者には例外なく辛い現実が訪れるだろう。幾多の事件を見て来ただけに、亀山はそれを確信していた。出来る事ならそうなってほしくない。しかし、杉下が事件に興味を持った以上、彼が真相解明に全力を挙げることは容易に想像できた。つまるところ、もはや後戻りはできないのだ。

 

「あああああ、もう!ごちゃごちゃ考えても仕方がねえ!どうせ頭じゃ右京さんには敵わねえんだ。だったら、足で情報を集めて捜査するしかない。取りあえずは、右京さんが返ってくるのを待って、それから……ん?」

 

 俄かに廊下の方が騒がしくなったのを亀山は感じ取った。やがて、ドタドタっ!と慌ただしく廊下をかけてくる音が聞こえてくる。その音は特命係の部屋の前で止まると、次の瞬間部屋と扉が勢いよく開かれた。

 

「右京さん助けてください!って、あれ?薫さん、どうしてここにいるんです?」

 

「おう一夏。いや、もう退院していいみたいだからさ、ちょっと顔を出しておこうと思って。それよりもどうしたんだお前、ひでぇ格好になってるけど?」

 

 亀山の言う通り、一夏の姿はひどい有様であった。髪は滅茶苦茶、服は乱れて所々破けてしまい、上靴の片方は脱げてしまっている。慌てて走ってきたためか、息は上がってしまい今も肩を上下させていた。

 

「そ、そうだった。助けてください薫さん!鈴がなんか怒ってるんです!」

 

「はあ?鈴が怒ってるって、お前なんかしたのか?」

 

「知らないっすよ!今週末、鈴の親父さんの中華料理屋行ってそこで酢豚を食べさせてもらおうって約束したことを話してたらいきなり怒り出して…」

 

「いや、状況がよくわからん。なんでいきなり鈴の親父さんが出て来たんだ?それに酢豚を食べさせてもらう約束って…」

 

「とにかく、滅茶苦茶怒ってるんっすよ!このままじゃ俺…」

 

『い~~~~~ち~~~~~か~~~~~~』

 

 突然、部屋の方から呪詛めいた声色で一夏の名を呼ぶ声が聞こえてきた。それは地獄の怨嗟は各の如しと言うほどの恨めしさ、悲しみ、そして乙女の怒りが込められている。

 亀山は悟った。これはアカンやつだと。一夏は感じた。一歩一歩近づいてくる死の気配を。事実、声の主は一夏の跡を追うようにに特命係の元へと近づいてきていた。

 

『乙女の純情踏みにじる。一度ならずも二度までも。それ即ち、外道と呼ぶ。朴念仁に血の雨を。織斑一夏に裁きの鉄槌を。』

 

「…一夏、お前は部屋の隅に隠れてろ。ここは俺が何とかする。」

 

「で、でも、それじゃあ薫さんが…」

 

「心配すんな。いざとなりゃあ、一緒に土下座でもしてやるさ。そうすれば、多少は鈴も話を聞いてくれるだろうよ。」

 

 そう言うと亀山は一夏に向かって親指を上に立てた。それを見た一夏は目に涙を浮かべて敬礼をする。亀山はそれで満足だった。とりあえずは襲撃事件の事は頭から切り離そう。今は目の前の脅威から一夏を守る事が先決だ。

 亀山は意を決すると、部屋の扉をあけ放ち、憎悪の果てに祟り神へと変貌した乙女と対峙した。子の元凶が自分の上司であることを、亀山はまだ知らない。

 

 

 

 

 

              episode6 end.

 

 




と言うわけで、episode6 襲来でした。これにて原作1巻終了です。次回から原作2巻に入ります。

ここで、相棒を知らない人のために今回新たに出てきた二人の登場人物の紹介をしたいと思います。

甲斐 峯秋(かい みねあき)
シーズン11から杉下さんの相棒になったカイト君の父親。つまりカイトパパ。階級は警視監。原作では外務省に出向していたが本作では日本IS委員会に出向している。
性格は小野田さんと大して変わらないが、この人の方が若干柔らかい印象。息子とは喧嘩中で警察を辞めてほしいと思っている。その一方で息子が一般企業を断って警察官になった事を知った時は結構嬉しそうだった。要するにツンデレ。ツンデレ度では作中で伊丹と双璧は為すと作者は思っている。演者さんは石坂浩二さん。


社 美彌子(やしろ みやこ)
シーズン13から登場した原作でも新顔のキャラ。なのにキャラが経ちまくって既に3回も登場している。何気にすごい。作者は今シーズンのキーキャラになると予想している。役割的にはカイトパパの懐刀的ポジション。諸外国に日本の機密情報を売った売国奴たちを国賊と切って捨てるが、彼女自身もロシアのスパイと個人的なつながりがあるようで、ロシア人との間に娘をもうけている。そのあたりの事はまだ謎がありそうだ。今作では楯無がロシア代表になる際に、日本側から働きかけた人物の一人となっている。演者さんは仲間由紀恵さん。今シーズンで卒業が決まっているカイト君の後釜と言う噂も…


何気に今回はたっちゃんが久々に出た回でした。実に3か月ぶりの登場です。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。