乙女ゲー世界はモブの中のモブにこそ、非常に厳しい世界です   作:N2

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ラーメン演説のせいで、ラーメン食べ歩きから帰って来ました(笑)
ちょっとそこまでのつもりで、首都圏から京都まで(笑)
そして締めは戻ってからの家系で。
ふ、体重計に乗るのが怖すぎる(泣)


第116話 四月、ファンオース統治開始

 エーリッヒ・ラファ・ラーファンは、ファンオースにおける事実上の最高司令官として、辛うじて生き残っていた強硬派の粛清を行っていった。

 

 「公爵代行殿の泣き真似も迫真だな。演技の域に達してきたじゃないか」

 

 俺専用に設けられたファンオース城一階にある執務室にて、ヘルトルーデとファンデルサール侯爵、他数人が打ち合わせを行っていた。

 何故城の一階に拵えたか? 

 外出も多いため楽だというのが一つ。そして、執務室の隣で寝起きをしているので暗殺を容易だと思わせて迎え入れるためだ。一階であり地下空間が無い場所であるため、下方の警戒に気を割かなくていいという利点もあった。

 

 「ねぇ、少し演出が過剰ではないかしら?」

 

 確かにあからさまに恐怖と俺に対する憎悪を引き付けるように処刑を公開して見せている。

 

 「じゃが、民衆や地方に残っている和平派は、ルーデや強硬派への戦争責任を問う声も多いとの報告もある。致し方なかろうて…… じゃが、卿はそれでよいのか?」

 

 「彼等の不平不満をぶつける先は僕で構わない。受け口を一箇所にして、後は復興に力を入れてもらわねばな…… それと今後のファンオースは、経済産業振興機構を設立して各商会はそこを通して貰う。このままだと王国本土の大商会に食い荒らされてしまう…… 既に支店の設立に取引再開の陳情が山のように来ている」

 

 現状のファンオース復興の支援物資は、フィールド辺境伯からの供出だ。

 やり手の大手商会を自由にさせたら、まだ混乱期のファンオースの地方都市を皮切りに好き勝手されてしまう。税を徴収するシステムを確立しなければ、王国本土が潤うだけでファンオース公爵家のメリットが薄まってしまう。

 

 「……貴方も厭らしい方法を取ったものよね。フィールド辺境伯から納入される物資に印字された紋章、ヘルツォークのものじゃないの」

 

 支援物資が入ってくるのであれば、何処だろうと構わないのが本音ではあろうが、俺の狡っ辛い手法に呆れたような表情でヘルトルーデは口にする。

 

 「物資は何処から送られてきたのか? 大多数はコンテナや梱包に印された紋章で、民衆も役人でさえも判断する。既に君とヘルトラウダを称賛する声があがっているぞ。良かったじゃないか」

 

 あの忌々しいヘルツォークをファンオース復興のためヘルトラウダが懐柔し、俺を言葉巧みに操り、ヘルツォークに支援物資を要求するようヘルトルーデが画策したという民衆や貴族の評価だ。

 もちろん世論操作をしたのが功を奏している。

 だが、この執務室には、俺の先程の言葉に不機嫌を表すように反応する人物がいた。

 

 「フィールドとしましてはぁ、そうあからさまに言われると反発したくなりますぅ」

 

 色っぽく媚びるような口調に加え、唇を付き出す形で不満を顕わにするのはブリアナちゃんだ。

 彼女は歴史的出世と圧倒的武力を誇るリオンが好みらしく、彼女から見た俺は、実家をいびり倒しているので苦手とのことだ。

 

 「ブラ子、しかも君は人質みたいなものだ。打ち合わせの時ぐらい爪の手入れは止めたほうがいいぞ」

 

 「ブリアナですぅ。わたくしが口を出せる内容じゃありませんしぃ、自分の立場を分かっているから、危険なファンオースへの派遣も納得してるんですぅ。閣下もわたくしが美しいほうがいいでしょうにぃ」

 

 二つも下だというのにしなを作り、甘ったるい喋りと共に色気を振りまくブリアナちゃんに対し、歳上にも関わらず、ビキッとヘルトルーデのこめかみが苛立ちを表現している。

 大丈夫だヘルトルーデ、例え胸は完敗していても腰と脚の細さで勝っているぞ。

 リオンはふくよかな女性が好きだが、俺は腰と脚が俺好みであれば胸はそこまで無くていいぞ。公爵代行殿の胸は、ギリギリのラインで大丈夫だ!

 

 「……何か言いたい事でもあるのかしら?」

 

 ジロリとヘルトルーデが睨んでくる。

 

 「……仕事の話に戻らせてくれ」

 

 レッドグレイブ公爵家を裏切ったアンジェリカの元友達の二人は共和国に送った。

 彼女達も世間と身の程を学ばすために留学という手続きを取ったのだ。決してリオンに押し付けたわけじゃないんだ。

 俺の外務審議官としての特権で、外交員の官舎に押し込む事にした。

 留学が急遽決定したため、おバカファイブとマリエ達の住まいの用意、そしてリオン用の住まいの手配だけで、アルゼル共和国にあるホルファート王国領事館は手一杯だった事が理由だ。

 そしてファンオース公爵領にはもう一人――

 

 「はいは〜い! 僕はリックせんぱいが言う、経済産業振興機構に興味がありま〜す! 腹黒いリックせんぱいの事だから〜、僕ってばもう興味津々なんですよ〜」

 

 腹黒いとは失礼な。

 ジル子ことジュリアちゃんは、マーモリア子爵家のためにあざとさ全開だ。

 落ち目どころか、王宮でバーナード大臣の派閥に閑職に追いやられてしまったため、一発逆転を狙ってるらしい。ローランドはあんなんだし、ミレーヌ様もマーモリアは放置。そしてレッドグレイブもお冠なのも当然なので、マーモリアは四面楚歌の状況だ。

 剣聖のアークライトは武官、代々王国軍教導隊の指導教官のトップなので、同じ宮廷貴族とはいえ文官の事務方であるマーモリアとは、そもそも実務上の関わりが薄い。

 アインホルンでもあざとさマックスでリオンに接したかと思えば、別れて俺の駆逐艦型超高速輸送船に乗り込んだ瞬間、俺にもあざとさ必死で接してくる。

 ジルクのせいで今年十五歳の女の子が、こうまで家のために必死かと思うと、見た目の可愛いさと華奢な体躯も相まって、正直可哀想だとも思うが――

 

 「ジルク一人のせいで大変な君には同情するが、クラリスが怖いから僕には近寄んないでね」

 

 「酷〜い、リックせんぱ〜い。もう(うち)もヤバいんですよ〜。こう、すごくヤバい所が、すごくすごいヤバいんです〜」

 

 語彙力!?

 

 「……君もマーモリア何だから頭は良いんだろう? 何だそのヤバい語彙力は? こう、凄くヤバいぞ」

 

 「え〜? だってリックせんぱいってぇ、こういうの好きじゃないですかぁ。ヘロイーゼせんぱいみたいな〜、カンジ?」

 

 ちっ、そのあざと可愛い口調…… 嫌いではない。

 

 「……ねぇ、いい加減仕事の話に戻ってくれない? 私もお祖父様も暇じゃないのよ」

 

 腕を組んで肘あたりを指でトントンしているヘルトルーデは、ブリアナちゃんとジュリアちゃんに苛立っている。

 ファンデルサール侯爵は余裕の態度でお茶を優雅に飲んでいた。

 

 「あ、あぁ、え〜と、何処まで話を進めたんだっけか?」

 

 ブリアナちゃんとジュリアちゃんのせいで脳死寸前になってしまった。

 

 「経済産業振興機構設立の件じゃな。大方そこを通して物流や価格を一元的に統制するつもりじゃろうて。王国本土に税が流れんようにするためじゃな?」

 

 「えぇ、そうですよ侯爵。価格に関しては王国本土と乖離しないように調整するためでもあります。領としての貿易もそこを通します。価格を含めた輸出入品目決定、それに領内における取引品目決定は、理事会での合議制で行います。理事長はもちろんファンオース公家、理事会メンバーはファンオースの地方都市に本店を構える大手商会、リッテル商会。他に四つの商会で構成します」

 

 「七つで構成するのは、多数決制かしら? 決議事項が止まらないようにという事ね」

 

 ヘルトルーデの言葉に俺は肯定の意味で頷く。

 

 「残りはブービ商会にマス商会、バジーナ商会とアズナブル商会さんだ」

 

 その商会に心当たりがないのか侯爵もヘルトルーデも、そしてブリアナちゃんとジュリアちゃんも首を傾げている。

 

 「……聞いたことないわね。どっかの浮島の零細商会じゃないでしょうね?」

 

 「ふむ、ヘルツォークの言葉でもないようじゃの」

 

 「失礼な。ブービ商会のハルトマンさんは中々勇敢だぞ。マス商会のエドワウさんは、まだ若く血気盛んだ。バジーナ商会のクワトロさんは少し斜に構えているが慎重な人だし、アズナブル商会のシャアさんは、腹に一物を抱えてはいるが、中々に大局を見ている。この世界の商会そのものを革新的に導こうとしている方だぞ」

 

 各商会の会頭の人柄を一通り述べてみたが、侯爵と公爵代行殿からは、だから何だといった視線を感じる。

 

 「……どちらにしろ公家、私かお祖父様が理事長をするのであれば、(いず)れ顔合わせがあるのでしょう? 下らない人物達だったら、貴方の意向を無視してでもその機構とやらをこちらで掌握させて貰うわ」

 

 ヘルトルーデが俺に挑みかかるような態度をするが――

 

 「まさか……」

 

 この場では侯爵だけが気付いたようだ。

 

 「君もズレているなヘルトルーデ。君はもうその四商会の実質的な責任者に会っているぞ」

 

 「は? これでも一度見た人物の顔と名前は忘れないのだけど…… 全く記憶にないわよ」

 

 そしてジュリアちゃんもファンデルサール侯爵に遅ればせながら、合点がいったとでもいうように手を叩いた。

 物凄く楽しそうな表情をしているのが印象的だ。

 

 「何故ならその四商会を設立したのは僕だからだ」

 

 俺の言葉にブリアナちゃんは、マニキュアをポロリと落として呆けてしまった。

 

 「は? ……はぁぁぁあああっ!? そ、それって――」

 

 「出来レース。まんまとエーリッヒ卿にファンオースの経済圏を握られてしまうということじゃの」

 

 ヘルトルーデは口をパクパクしだしてしまい、言葉を引き継いだ侯爵は、それでも冷静さを失っていないのが対照的だ。

 

 「リックせんぱい悪ど〜い。いやぁ、僕とリックせんぱいって物凄い相性良いと思いますよ〜」

 

 ジュリアちゃんが何か言っているが、君ではまだまだ力不足だよ。

 

 「書類仕事程度はやらせるが、そういう事はせめてクラリスの足元程度に及んでから口にするんだな」

 

 喉から手が出るほど、クラリスとマルティーナがファンオースに欲しいが、危険だし身重で呼べないのが辛い。

 

 「いやぁ、クラリスせんぱいって〜、確かに計算高いし有能だと思いますけど、この半年ぐらいで黒さと怖さを身に備えたのってリックせんぱいのせいですよね〜。僕にもその手腕を発揮して欲しいな〜」

 

 「何を言ってるんだ? 元々クラリスは、政治的な手腕も見解も僕より高い女性だぞ。領の運営にしたって、僕程度の事は問題なく行えるだろう」

 

 だからこそ身重とはいえ安心して浮島ラーファン領と本土ラーファン領を任せられる。マルティーナにしても浮島ラーファン領側は問題ない筈。クラリスも王都の事業と本土ラーファン領に集中出来るだろう。

 

 「なるほどねぇ。閣下は女を変えた自覚無しぃ。質の悪い男なんですねぇ」

 

 「いやぁ、ブリアナの言うとおりですよ〜。リックせんぱ〜い、ドン引きですね〜」

 

 ブリアナちゃんとジュリアちゃんの視線が冷たい。

 

 「どうでもいいわよそんなこと! 全く、貴方の酷さも大概ね。その四つの商会、実績は? 流石に王宮からも監査が入るのではなくて?」

 

 ヘルトルーデが姦しい二人の会話をぶった切る。

 

 「安心しろ。この四商会は三年前から動かしている。ペーパーカンパニーとはいえ三年間の取引記録は本物だ。各取引毎に色々納めるとはいえ、黒いものを誤魔化すのには商会の数が物を言う。それに大臣がバックについていて且つ、ファンオースに対する全権を僕が持っている。どこだろうが文句は言わせないさ。王国の大貴族や大手商会を自由に出入りさせるよりも、僕が利権を握る事によって、ファンオースの利益となることを約束してやる」

 

 「……ならいいわ。それに私に出来る事といえば、貴方に文句を言い続けてストレスを溜めさせる事と、それで私のストレスを発散させる事ぐらいでしょうし」

 

 地味に嫌な事をする気だな、おい!

 

 「後は現状ファンオース公爵領は、国境と地方都市に配備されているファンオース軍、国境警備として派遣させたフィールド辺境伯軍。首都ファンオースの警備と治安維持に僕の息の掛かった王国軍とヘルツォーク軍の四つの軍が混在している。本来なら衛兵局が担う各都市の治安維持も軍任せだ。よって軍属ではあるが、各別組織の軍と治安維持を跨ぐ、二つの権限を持つファンオース保安局を設立する。軍人の規律統制も取り締まる軍の中の衛兵としての側面も併せ持つ組織だ。初代局長は僕、そして副局長はファンデルサール侯爵だ」

 

 中将で保安組織の長…… 

 金髪の野獣殿と呼ばれないようにしよう。絶妙にウザい奴に気に入られてしまいそうだ。

 

 「……階級はどうする? 利点は解るが、行き過ぎるとその組織は後に増長を招きそうじゃが…… 今のファンオースに力の残っている貴族は少ない。軍閥政治を招きかねん」

 

 侯爵は危うい点を理解しているな。

 

 「フィールド辺境伯軍が撤収するまでの時限措置としての組織でどうです? 今でさえフィールド辺境伯軍とファンオース軍で諍いが起こっていますからね。ある程度の復興の目処が付くまではメリットのほうが大きい。しかし確実に解体は必要ですね」

 

 現在ファンオース公爵領は、王国随一の広大さを誇る浮島だ。終戦における条約では、統治を円滑に行わせるため、旧公国と同様に領主貴族と宮廷貴族を置く事を認めた。

 現状では侯爵家が一家、伯爵家が四家と制限されている。もちろん王国貴族として爵位における権限に王国本土や浮島貴族との差異は無い。

 ただし爵位を新たに与えるには、公宮議会ではなく王家と王宮議会の差配に従わなければならない。

 まぁ、当然の措置ではあるので、ヘルトルーデも侯爵もそこに対して不満はないのだろう。

 

 「そもそも今のファンオースには貴族が少ない。当面の措置としては妥当かの…… 地方にいる貴族の子息達を公宮貴族院に無理矢理にでも引き立てていかねばなるまいて」

 

 そう、もはやファンオースに領主貴族はそこまで必要ではない。地方に残っているだけでも充分だ。

 

 「役人、宮廷貴族を増員して行政機構に重きを置く。それって……」

 

 ヘルトルーデが気付いた通り、ファンオースは中央集権化を進めるつもりだ。

 正直に言ってあれだけの浮島貴族を抱える王国に中央集権は制度として無理がある。ミレーヌ様も王都にしかいないから、その辺りを肌で感じる事は出来ないのは明白だ。そもそも中央集権化で、浮島男爵領に派遣する役人だけでも最低数で100人は必要だ。

 王国本土内だけでもどれだけの年数がかかるやら。

 歴史を知っている俺からすれば、ホルファート王国を構成する国体では、中央集権化は無理と言い切れてしまう。そう、歴史には無い本土から離れた浮島という小国を抱えているからだ。

 本土と浮島に明確な技術差があれば、植民地のような扱いも出来ようが、その差も無く更には数が多すぎる。

 ミレーヌ様はホルファート国内で、大規模な内乱でも企てているのではと邪推してしまうよ。

 仮に成ったとしたら、浮島領主貴族の浮島群は大多数が地図から消え、その時には国名そのものも変化しているだろう。

 

 「ホルファートでは無理だが、ファンオースでは可能という事だ。改革のための旧態依然とした機構の破壊が済んでいるのも僥倖だ」

 

 「あ、あれだけの破壊を僥倖ですって!」

 

 ヘルトルーデは破壊された首都と港湾軍事施設と第二都市に思いを馳せて激昂するが――

 

 「そうだ。新生ファンオースの統治者は君だよ公爵代行殿。憂うのはあの世に行ってからにしろ。そんな暇は君には無い。領民達には表面上悲哀と慈しみを浮かべつつ、心中では冷徹で合理を抱け。結果としてそれらが、彼等の為になると俺は信じているよ」

 

 俺の冷たい物言いに憤懣遣る方無い様子のヘルトルーデだ。ブリアナちゃんとジュリアちゃんはドン引きしている。

 

 「ふむ。物言いはあれじゃが、悪くはない…… ルーデ、存外エーリッヒ卿も甘い」

 

 「こ、この悪魔のような男が甘い? お祖父様、正気ですかっ!」

 

 ちっ、妖怪爺め。

 何でこんな男を隠居させ、尚且つあんな無茶な戦争に駆り出したのか。旧公国の宮廷貴族達の思考は理解に苦しむな。

 

 「実利は取るが、結局のところ憎悪や不満は全てエーリッヒ卿が引き受けるという事じゃ。心構えを説いたに過ぎん。お前は領民のためを思う行動を取ればよい。責任も尻拭いもエーリッヒ卿と儂で取ると暗に忍ばせておるんじゃよ」

 

 「貴方は…… もう少し解りやすく言えないのかしらね」

 

 ヘルトルーデは呆れて溜め息を吐く。

 統治における最高司令官と公爵代行殿との会話だぞ。解りやすく言ってどうするんだよ。

 

 「侯爵がいてよかったな。この程度を察せられないのであれば、君は今度は僕の傀儡と成り果てるぞ」

 

 「何となく貴方がわかったわ。そうね、貴方の傀儡であれば、そう悪いことにはならないのかもしれないわね」

 

 ヘルトルーデの笑みを浮かべた言葉に肩を竦ませてしまった。

 一本取ったとでも言うように公爵代行殿は笑みを深ませている。

 

 「ねぇ、ジュリアはわかったぁ?」

 

 「いや〜、無理でしょ〜」

 

 二人のせいで真面目な雰囲気が霧散してしまった。

1年生編までのオリジナル人物の紹介は必要か?

  • 必要
  • いらね〜し
  • どっちでもいいかなぁ

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