風雲の如く   作:楠乃

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 前半部分はP3のラストバトル曲で、どうぞ。
 冒頭で主人公が聴いてる方の曲。






東方緋想天 その23 ・異体同心

 

 

 

 はて、目の前に居る再現された『私』と、二人に相対している私とでは、一体どちらの方が眼が紅いのだろうか?

 

 なんて、酷くのんびりとした事を考えたのは覚えている。

 

 

 

 再現された『私』は、どうやらここに居る私を再現したのか、牡丹と出逢った頃の私よりも少し若い印象を受けた。

 

 まぁ、見た目だけなら転生した直後ぐらいな筈だし、それよりかは成長したような感じもあるから、今の私をベースにあの時の私を少し改良して再現した、って所なんだろう。

 素体となっている私は転生直後の肉体状態で、それに牡丹と逢った時の肉体状態へと改良をし、そして今現在の私の技術を見て体験して覚えて、更に再現した、と……時系列メッチャクチャじゃないか。

 

 ま、それでも、

 

 

 

 それでも────念願の、自分との対決、だった。

 

 興奮しない方がおかしい。

 

 ドッペルゲンガーと出遭ったらこんな気分になるのだろうか、と考えて、そういや実際に遭った事があったのを思い出した。

 でも、やっぱりあの時とは違う。

 

 あの時はこうも純粋に、楽しめたりはしなかった。

 

 無意識に気合が掛かる。妖力が覚醒したかのように漲ってくる。

 足元から風が湧いて出てきて、鳥肌が立って、髪の毛がブワリと浮き上がっていくような感覚が、全身を走っていく。

 

 

 

 一気にエンジンが掛かったかのような、本気の私と本気っぽい『私』を見て、牡丹が一歩、結界の端へと下がった。

 ジャリッ、という音が鳴った瞬間に、

 

 私の右拳と、『私』の右拳が正面から衝突した。

 

 格闘・物理攻撃有りの弾幕ごっこだとしても、反則と認められてしまいそうな程に、本気を出して高速移動したつもりが、相手も同じ行動をしてきている。

 まず間違いなく、今出せる実力の全てを出し切った衝撃の高速移動が、完全に相手のと互角。

 

 再現された『私』と、互角。

 結界にダメージは入らず、打ち付け合った拳に直接のダメージもなく、完全に相手から伝わった衝撃だけが、私達の脚から地面へと流れ切って、草の生えた庭をビキビキと砕いていく。

 遅れて爆風が私達の間を抜け、視界ギリギリで牡丹がよろめくのが見えた。

 まぁ、そんなのに反応したら……目の前の『私』は躊躇なく、左手の伸ばした爪で私の首を真っ二つにでも捨てくれるだろうから、余所見なんて一切できないけど。

 

 でも、それが、

 

 

 

「────ふふっ」

 

 つい、笑ってしまった。

 

 

 

 このままだと本当にスイッチが入ってしまいそうだった。

 

 でも、それは駄目だろうと、何とか自制した。

 この戦いが始まる前に、私はちゃんと自覚したのだから。

 

『────でも、大丈夫。まだ、弾幕ごっこ。これからも、弾幕ごっこ』

 

 

 

 右脚の下駄を一瞬だけ上げて、すぐさま地面へと叩き付ける。

 

 地面から最大まで増幅された衝撃が私の拳へ、そして『私』の拳を壊そうとして、 同じ事を同じタイミングで再現した『私』の衝撃とぶつかり、再度周囲へと爆散する。

 

 空気と共に大地も吹き飛び、数秒置いて真空となった私達に向かって、再び空気が圧縮される。

 先程の拳のぶつけ合いよりも、限りなく衝撃操作能力のみの、単純な力のぶつかり合いなのに、周囲に吹き荒れる活性化した妖力と空気が、被害をより一層広めていく。

 

 圧縮された空気は衝撃となって、私達の周囲に再び破壊をもたらし、大地が二度三度罅割れ吹き飛ぶ。弾けた大地が弾幕ごっこを包む結界へと当たって、術式で質量が分解されていき、庭が焦土へと化していく。

 

 そして、私達の肉体に何ら影響はない。

 むしろ私達だからこそ、影響を受けない。

 

 私と『私』の妖力と衝撃の所為か、結界が赤く点滅していく。

 気が付けば、『私』達の気質までも混ざって発散され始めたのか、いつの間にか日食が終わり始めて、風が吹き始めてきている。

 次第に周囲は明るくなり始めていき、結界の隅ではつむじ風が巻き始めている。先程吹き飛んだ空気が密室内で対流となりつつある。

 

 このまま続ければ、いつか『私』達の起こす衝撃が無関係に結界内を暴れ回り、いつしか二倍の竜巻が起きて無関係に牡丹を倒してしまうかもしれない。

 ただでさえさっきの衝撃で牡丹が吹き飛び、咳き込みながら立ち上がっているのが(衝撃)で分かるのだから。

 彼女に攻撃しなくても、私は『私』と戦っているだけで勝ってしまう。

 

 

 

 だから、まぁ、

 

 

 

「────はい、降参」

 

 これが正解だろう。多分。

 

 

 

 そう笑った私を、一切躊躇わず、狂気じみた笑顔を浮かべた『私』がぶん殴って、弾幕ごっこは終わった。

 

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼▼

 

 

 

 

 

 

 何の恨みが混じったのか、猛烈な勢いでぶん殴られた私はその衝撃を操りきれず、自分の身体で弾幕ごっこの結界を割って、外へと吹き飛んだ。

 多少改変された自分とはいえ、ここまで吹き飛ぶか、なんて考えている内に樹木へと衝突し、地面に落ちた所で全ての結界が消え……再現された『私』も消えていくのが見えた。

 

 あんにゃろう、最後まで私を嘲笑っていやがった。

 再現の『私』のくせにムカつくとか許せん。絶対に良い所見付けて見返してやる。寧ろ見続けてやる。

 

 

 

「だ……大丈夫ですか……?」

「ん? ああ、いやぁ、強くなったねぇ」

 

 いつぞやのように粒子状になって溶けていった『私』に対して、中指でも立ててやろうか、と考えている所で、牡丹に声を掛けられた。

 地面に寝転がっていたままだった身体を起こし、多少土を払った所でその粒子は完全に消えてしまった。名残惜しいような、そうでないような。まぁ、どうでも……よくはないか。

 

「まさか私をそのまま再現するとは思わなかったよ。アレ今の私でもなかったでしょ?」

「……分かりますか?」

「なんとなく」

 

 私ほど私と対面している妖怪も居ないのではないだろうか、とか思わなくもない。

 その私だって、何人居るか自分でもハッキリしないんだから困る。私と、私と、私と……私? と、あと、私? あ、私も居るか。何人居るんだ私。ん、ついさっきまで居た私も居るな……。

 

 

 

 そんなどうでもいい事を考えている内に、土を叩き終え、ようやく縁側へと戻ってこれた。

 縁側から3メートル手前には牡丹の身長ぐらいの壁が出来ているのだから、我ながら何やっているんだという感じである。まぁ、何があろうとあの攻防は絶対止めなかっただろうけど。

 

 そこでようやく存在を思い出した天子は、何やら呆れたような眼でこちらを見ていた。

 

「……相も変わらず馬鹿げたことを平然とするわね」

「そう? まだ弾幕ごっこはやってたつもりなんだけど」

「まだやっていたつもり……なんだ……」

「あ、いや、遊んでいたつもり……んー、これも言い方悪いな……」

 

 天子が言いたいのは私と『私』のぶつかり合いの事を言いたかったのだろう、と、今ならある程度の予想は付くのだけれど、その時はどうも調子が狂っていた。

 まぁ、間違いなく『私』とかと戦っていたせいだろうけど。

 

 どうにも楽しすぎた弊害か、若干粗暴になってしまっていた、ような気がする。

 

 やってたつもり、というのも遊んであげた、とか上から目線の言葉でなく、弾幕ごっことしての遊びを遊んでいた、というつもりで言っただけであって、その気になったら本当に私と『私』で殺し合いみたいな状態に持っていけたけれど、それはおかしいだろうと思ったから、そんな行動は取らなかった、という意味合いだったのだけれど……まぁ、こんな言い訳しなくとも、言葉を完全に間違えている、というだけであって、ああ、うん。何だこの言い訳。

 

 

 

 何にせよ、わたわたと言い訳をしようとする私がおかしかったのか、くすくす、と牡丹が笑い、──ようやくそこで普通に笑うのを始めて見た──あの時の彼女とはとても同一人物と思えないような行動をし始めた。

 

「……分かってますから……ね?」

「お……おう」

 

 こう、私の紬の袖を掴まれた。

 クイクイ、と引っ張る姿は、幼くなっている私よりも小さい訳であって、なんとも言えない雰囲気が出てる。出てしまっている。

 

 つい天子の顔を見てしまい、彼女も彼女で袖から視線を私の顔へと移す所で、

 

(どういう事これ?)

(さぁ……?)

 

 なんていうとっさのアイコンタクトが完全に成功したのは、まぁ、どうでもいいとして。

 

 

 

「……まぁ、いいや。お茶でも入れるから座っといて」

「はい」

 

 そう言って、何はともあれ逃げることにする。

 天子が何やら睨み付けているような気もしたけど。

 

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼▼

 

 

 

 

 

 

 そうして、お湯を沸かし、急須へ注いで居間へと持ってきてみれば今度は天子が居ない。

 あんにゃろう、逃げやがった。

 

 今日だけで何回『あんにゃろう』と言わなければならんのだ、チクショウ。

 

「一応訊くけど……天子は?」

「……用事があるから、帰る、って……」

「ふぅん……?」

 

 日が出ない内に天界から降りてきた癖に、今更用事とか。

 ……いや、天界ならもう朝日が出てたのかな? どうでもいいけど。

 

 まぁ、三人目の湯呑みは無駄となってしまった。そんな事を考えつつ、二人分のお茶を注ぎ、その内の一つを牡丹に渡す。

 

 もうそろそろ雪でも振りそうな季節。

 いつの間にか秋が来て、いつの間にか秋が過ぎ去っていく。

 

 

 

 ……なんて、こんなのんびりした事を急に考えてしまうのも、多分精神が安定していない証拠なのかもしれない。

 どうでもいいけど。

 

「……やっぱり、安定してないの?」

 

 安定してない、っていうか、わざと安定させてない、が正しいかなぁ……。

 事件の発端……発端なら私になるか。更に詳しく知ろうとは思わないけど、原因は兎も角として、きっかけは私っぽいしねぇ。

 事件が起きたあの地下へ行けば、まだ展望が開けるとは思うんだけど……今は行こうっていう気にならないのよねぇ。そしてあの鬼を探せば、また違う方向へ進むっていうのも分かってはいるんだけど、やる気にならないっていうか、今このタイミングじゃない、っていうか。

 まー、いつもの『直感』なんだけど。

 

「いつもの……直感?」

 

 ん、私特有の直感。

 私の、なのか。俺の、なのか。はたまた、オレの、なのか……まぁ、所有権が一体誰の物なのかはどうでもいいとして、この直感がなかったら私もここまで生き残れはしなかっただろう。

 

 ……大体直感を信じざるを得ない状況、っていうのはあまり良くない状況って言うのが大半なんだけどね。

 まぁ、その直感を信じたから天子が来ても出掛けなかったし、それで牡丹と再会出来たりもしたのだから、あまりとやかく言うもんでもないよね。

 

「……へへ」

 

 ……再会してから思ってたことだけど、君ちょいとやけに小動物化が進んでないかい?

 

 

 

 なんて事を声を出さずに会話している内に、牡丹がどんどんにじり寄ってきて、いつの間にか手を掴まれているのだから、何だこの子、と思わざるを得ない。

 君、なんか……何か……違わない? いや、良いけどさ?

 

 まぁ、あの頃は確か素肌で触れ合っていないと現時点で考えている事とかを読み取れなかったのだから、触れ合わずとも記憶を辿る事が出来るようになっているのは、流石の進歩だなぁ、とは思うけどさ。

 私がつい思い出しちゃった自分の再現とかを、慌ててこれ読まれたらアカン奴、って考えたら読まないようにしてくれたのを、相手にも分からせてくれるっていうのも、凄いとは思うんだけどさ?

 

 ……なんて言うか……キャラ……違わない……?

 いや、良いけどさ?

 

 んー……理解してくれなくても、そばに居る。居てくれるを理解しちゃったから、そういう相手にはすごく甘えてしまうような性格になったのかしらね……?

 ……まぁ、それを自覚して、それで良い、と自分でも思うのなら、それで良いのかもね。

 

 

 

 そこまで考えて、その心を全部普通に読んで、それでもただ柔らかく笑う牡丹。

 頭を撫でてみれば、眼を細めて嬉しそうにただ頭をゆっくり揺らす。

 何だこの可愛い小動物。

 

 

 

 ただ、まぁ、私が彼女を救った所為で、こうなってしまった、と考えるとなんとも言えない気分になる。

 『あの子の救世主』とまで言われたとなると、私の影響でも多いのかと考えてしまう。

 

 独り善がりな考えをしてみれば、何その重い奴、と考えてしまうし、そうでなくとも裁判を起こさずとも地獄行きが決まっている奴に何も救われなくても良かろう、とか考えてしまう。

 ……善が全てを救う訳でなく、悪が心を助ける事だってあるって、私は知っている筈なんだけどね……どうも今回は卑屈になってしまう。

 

 私は人に習われるような性格じゃないし、慕われるような人生を送ったつもりもない。

 精々が、自分の家族や友人を持てて、それに対して粉骨砕身してやろうと思うぐらいだ。あ、あー……発狂した時は除くけど。

 

 それでも、まぁ、こういう子に想われたり、山の皆から畏怖を受け取ったり、するぐらいには、こう、やってしまっては、いるんだろうなぁ。

 

 

 

 なんて事を、ぼんやりと考えてみる。

 ま、想われた結果が、例の不死人みたいな結果になったりもしてるんだけどね。

 あれはあれで、何とか道を模索中、と言った所だけど。

 

「……詩菜さんは……」

「ん?」

「詩菜さんは……今までの人生が、嫌……ですか……?」

「嫌だよ? うんざりして、振り返りたくないし、見返したくもない。忘れてしまえばどんなに楽か。そう考えてしまっている自分こそ、一番嫌いだね」

 

「……そう……でも……?」

 

「逃げたいと思って逃げれるなら、こんな人生送ってない……それなら逆説的に、逃げれなかったから私の人生となった────変わろうと思って変われるなら、こんな道を歩んでない……それなら、変わろうと思えたからこそ変わらなかった道を歩めた、って事なんじゃないかな」

 

 まぁ、相も変わらず、意味の分からん考えをただ垂れ流しにしているだけ、とも言うけどね。

 逆説的に言えばボジティブになると思ったら大間違い。諦めの境地。

 

 

 

 とは言え、ここまで来たのならそれを押し通さないとでもやってられない、ってね。

 

「後悔だらけの人生だけど(だから)、ここまで来れた。

 牡丹、君は……どんな人生を歩んでる?」

 

 

 

 そう訊いてみれば、牡丹は少しの間考えて、答えてくれた。

 

「……私は────もう、『自分の事を完全に理解してもらえる世界』を……望んでは、ない」

「みたいだね」

「気付け、たんです……分からなくても、理解できなくても……知っているだけで、人は誰かのために行動できる、って……」

「……そう」

 

 

 

 果たして、私はその『人』の範疇には入れているか、怪しいものだけれど。

 

 ……なんて事を、境界を使って決して彼女に悟られぬよう、考えてみる。

 あまりにも自虐的すぎて、逆に申し訳ない程だ。謝ろうなんて一切考えれないけど。

 

 

 

 そこで会話が途絶え、その内に高くなってきた日光が屋根を超えて、私達に当たり始めた。

 秋も過ぎた頃合いの暖かい日差しと穏やかな風に、眠くなってきたのかいつの間にか牡丹が私へ寄り掛かるように寝てしまっていた。

 

 まぁ、人の感情や記憶を読み取ってしまう能力者が、誰かに触れながら寝れるっていうのは、私が『私』との戦いでやさぐれた精神ぐらいは元に戻そうとしているのを、牡丹に読み取られないようしていたからだろう。多分。

 彼女も彼女で、人の考えを読まないように上手く能力を扱えているとはいえ、読まないようにしなくて良い相手ってのは、私が初めてなんじゃないだろうか。どうでもいいけど。

 

 ん、これが『知っているから行動できる』の一例かな? 違う気しかしないけど。

 

 

 

 何はともあれ、そのまま肩に預けられた頭がズリ落ちて床へと落ちてしまいそうなので、そっと動かして膝にでも移してやることにする。

 

 ……こいつ、頭を持った瞬間に笑ったぞ。起きてるんじゃないか牡丹。

 

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼▼

 

 

 

 

 

 

 今回のお話、の、余談。

 

 

 

 どうやら牡丹は完全に私の膝下で寝てしまったらしく、穏やかな寝息が辺りに響いている。

 私は私で膝枕状態な訳で、どうにも動けないまま、夜が来てしまった。

 

 辺りは非常に暗く、新月でもある今日は真っ暗で景色が何も見えない。

 まぁ、妖怪なら普通に見えるだろうし、そもそもこんな状態だから照明も付けれないし、期せずしてファンタジーによくありそうな夜の見張り番みたいな状況になってしまっている。確かに寝なくても別に大丈夫だけどさ?

 

 

 

 と、そこまでぼんやりと考えた所で、明かりがこちらへと歩いてくるのが見えた。

 というか、まぁ、人里から出てくればもう歩き方で誰か分かっちゃうんだけどさ。

 

 

 

「おかえり」

「……遂に人攫いまでし始めたか」

「鬼じゃあるまいし」

「だが『鬼ごろし』だろう?」

「……地獄の死神を、鬼が攫うもんかい」

「死神……って、神代か。知り合いなのか?」

「……私としては、彩目が牡丹とも知り合いなのが驚きだけどね」

 

 如何に幻想郷が狭いか、って余談。終わり。

 

 そうしている内に、話し声で起きてきた牡丹に家族で夕食をごちそうし、一晩無理矢理に泊めていき、翌朝牡丹は帰っていった。

 まぁ、まさか牡丹が天子の時と同じように私と同じ部屋で寝たいとか言うとは思わなかったけどな!!

 

 

 

 




 


 詩菜のイメージ曲とか誰か作ってくれないかな……(ボソッ

 うにさんの『アンノウンX』も割と雰囲気は近いとは個人的には思うのだけど、もっと激しくても良い気もする。


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