お、遅れたのが恥ずかしいとか、そんな理由じゃないから……
――待ってた?(コクビカシゲ
『麻帆良忍者、傍観する』
うーむ、此処に来るのは二度目でござるが、思ったほど感慨深いものは感じないでござるなー。
元関西呪術協会総本山、という炫毘古社(かがびこのやしろ)へと足を運んだ我ら『このか殿護衛一行』でござるが、拍子抜けするほど何もなかった道中でござった。
元協会長の娘でも現関東魔法協会長の孫でもあるこのか殿を狙う者は少なくない、と見ての拙者・月詠・小太郎・刀子先生殿という布陣であったのだが、結局鳥居を全て潜り終えても何も出てこなかった。
これは西の元長が何かしらの手を打ったのか、はたまた学園長の影響力が強いのか……。
ともあれ、そんな小旅行を終えた拙者らを待っていたのは、
「あらら、随分大勢できはったんどすなぁ。まあ大したおもてなしもできんけど、ゆっくりしていってな」
「……天ヶ崎千草? 何故あなたが此処に……」
刀子先生殿は警戒しているようでござるが、確かあの人は修学旅行のときに一緒にぴんちになっていたお人ではなかったでござらんか?
敵ではなかったと思うのだが、なんらかの確執でもあるのでござろうかのー。
……ところで、恰好が以前見た時よりもずっと露出が減っているのは何某かの心境の変化なのでござろうか。聞いて“年の所為”等と言う悲しい答えが返ってこないとも限らんので聞いたりはせぬが……。
「あー、千草さん、久しぶりやなー」
「ええ、このかちゃんも久しゅう。今日は暑い中、京都までわざわざお疲れ様」
警戒する先生殿とは打って変わって、このか殿は完全に心を許しているようでござる。
そんなこのか殿の様子に警戒するのも馬鹿らしいと判断したのか、先生殿から張り詰めていた空気が払拭されるのが見て取れたわけで。
「暑かったやろ? 麦茶が冷えとるから、すぐ用意するからなぁ」
「「「わーい」」」
このか殿・小太郎・月詠の声が見事に輪唱したでござる。
どれ、拙者も力を抜こうかな。
「――と、そういえば、今日の予定を聞いて居らんかったでござるな。お墓に参るのは何時ごろにするのでござる?」
以前に大立ち回りをした間では無く、お座敷の居間に通されながら、ふと気になったことを尋ねる。
このか殿からは墓参りとしか聞いて居らんかったが、盆休みをがっつりと使うほど予定が埋まっているのでござろうか?
「ああ、そういえば他にも話がある、いうておったなー、お父様が」
「長、ではなくて、詠春様が?」
刀子先生殿が疑問の声を上げた。
というか、先生殿の中ではこのか殿の御父上は様付けなのでござるか……。
× × × × ×
「実は私たち、結婚することになりまして」
「――………………………………………………は?」
随分とたっぷりとした間を置いて、刀子先生殿が絶句したでござる。
そして告白した詠春殿のお隣には、恥ずかしそうに頬を染める千草殿が。
それはまた、お目出度いでござるなぁ。
「ほんまか千草ねーちゃん! おめっとさん!」
「ほんに。おめでとうございますなぁ千草さん」
「ああ、ありがとうな、小太郎、月詠。このかちゃん、報告遅れてもうて堪忍なぁ、この人がどうしても自分から話す云うて聞かんものやから」
「ううん、そんなことあらへんよ! おめでとう父さま、千草さん! あ、それともお母さま言うた方がええんかな?」
「そっちはゆっくりでもええからね?」
早くものほほんご家庭団らんが展開されかけているでござるな。
うーむ、良く知らぬ者からとしては、拙者から何か言う必要もないでござるかな。
まあ、お祝いだけでも口にしておくべきでござろうな。
「ちょ、ちょっと待ってください! というか待ちなさいその結婚!」
そんなことを思っていたら刀子先生殿からのちょっと待ったコール。
はて? ひょっとして詠春殿に恋慕でも抱いていたのでござろうか?
「天ヶ崎千草! 貴女何考えているのですか!? 元西の長との結婚とか、反対派筆頭の貴女が!?」
「なんやの葛葉はんは? また古い話を持ち出してきおって……」
「古いとか言うな!」
いや、別に刀子先生殿のことを言ったわけでは無いと思うでござるよ? 何故その単語に憤ったのかはさしてわからぬが。
あと本当に反対派とかって、何の話でござる?
「よくお聞きくださいお嬢様。反対派というのは関東魔法協会と関西呪術協会の融和を崩そうとする反魔法使いを題目に掲げる連中でして、」
「でも関西呪術協会って、とっくに解散しておるやろ? 今更そんな話持ち出されても、野暮ったいやないんかなぁ」
あ、話を聞かせようとしたこのか殿自身に口を挟まれて思いっきり言い淀んだでござるな、あれは。
「、し、しかしですね? 解散したとはいえ西日本を主流としている呪術師らへの影響力はそれなりにあって、」
「その辺りは嵯峨とかが手綱を握っている、てそらくんいうとったえ?」
「なんでそんな事情知ってるんですかあの子!?」
予想外の名前が出てきてちょっとびっくりしたでござる。
烏丸殿……、本当に色々なところに手を出しているでござるなぁ……。
「ほな、もうあとは若いお二人にお任せにしておこう、っていうことでええんやないの?」
「………………………………ですね。もう、疲れました……」
沈んだ顔で刀子先生殿はがっくりと項垂れ申した。
なんだか可哀そうになってくるでござるよ……。
「あ、その烏丸君からの伝言です。関東魔法協会に色々整理が入りそうな気配がするらしいので、夏の間は麻帆良に近寄らない方が賢明らしいですよ?」
「………………………………はぁっ!?」
……おや? ひょっとして拙者らの出番これだk
『魔法教授、一枚噛む』
「お待たせ、夕子さん」
「んーん、待ってないわよー」
語尾に音符が付属しているかの如く上機嫌な彼女、夕子さんに微笑まれて、自然とこっちの気分も高揚する。
待ち合わせ場所は墓地だが、麻帆良の外でもないと彼女とは会話も出来ないのだから、待ち合わせ場所に不満などは億尾にも出す気は無かった。
「あら、目の前に奥さんがいるのに、わざわざ手を合わせる必要あるのかしら?」
「はは、様式美というやつだよ。此処に来たら、どうあってもコレは必要な行為だからね」
云われながら、線香に火を点けて墓石を拝む。
其処には、明石家ノ墓、と彫られてあった。
「麻帆良内に用意しておかなくてよかった。そうしたら、キミとこうして話すことも出来なかったからね」
「まあ、これも完全に反則みたいなものなのだけどねー」
のんびりと会話しながら、透けることのないあの頃のままの彼女の身体を眺め、その手を自然と掴む。
もう決して手にすることが出来ないと理解して、諦めていた筈の肌に触れる感触が、思わずじんわりと僕の涙腺を歪めていた。
「……本当に受肉できているんだね……」
「もう、それ何度目よ。神様の眷属になったのだから、そのくらいの恩恵は貰えているのよ」
変わらぬ若々しさで笑い乍ら、死んでいた筈の彼女、明石夕子は僕の感動を何でもないことの様に言い放ってくれた。
それが、なんだか無性に嬉しく思う。
× × × × ×
最初に彼女と再開したのは夏休みに入る少し前、烏丸君に呼び出された麻帆良の外の喫茶店でであった。
僕としてはてっきり娘との交際に関して何かしらの言い分でも出てくるのかと身構えていたのだが、彼の口から出てきたのと同席していたのは受肉した彼女とその事情に関する簡単な説明。
なんでも、烏枢沙摩明王の眷属として取り成してもらい、今では都内の清掃業で修業を積んでいるとか。
――目の前に現れられても、何の冗談かと思った。
いやだって、烏枢沙摩明王とかって完全に闘将神仏だし、神クラスの霊的存在とか悪魔を除いて顕現した記録なんて魔法世界にも無いし、その上元妻が眷属?
え? 奥さん人間やめてるの?
いや、死んでいるから止めてはとっくにいるのだろうけど、眷属化とか死後の世界とか、魔法使いは全く想定していない事情だからなぁ……。
理解するまで、彼女が僕の目の前で赤裸々に僕らの青春の思い出を語らなければ全く信じられることじゃなかったよ……。
落ち着いて話を聞いてみると、麻帆良自体にある守護結界は夕子さんみたいな普通の幽霊とかの侵入を防ぐのはもちろん、神族の存在を認めない魔法使いの前にも顕れることは困難であったらしい。
なので、一時的な受肉を要求して、普通の存在に近しくなってから僕との面会を烏丸君がお膳立ててくれたのだという。
……神様が何でもありなのはまあ認めるとして、烏丸君はどうやってその神様と知り合いになったのだろうか……。
疑問には答えてくれそうもないのだが、その上で麻帆良の結界を考慮して外で会うことを薦めてくれたのも烏丸君だ。
まったく、彼にはもう頭も上がらない。
……いや、かといって娘との付き合いを認めるかどうかは別だけどね?
奥さんは完全に認めているみたいだけど、僕は父親だ。そう簡単に娘を手放して堪るか。
あと烏丸君の周りって普通に色々と『そういうふう』に見れそうな付き合いも多数あるし。
あとエヴァンジェリンがなんだか完全に烏丸君をロックオンしているみたいだし。
……あれ? そう考えると彼が段々と可哀想に思えてきた……。
それはともかく、そんな烏丸君繋がりで思い出したことがある。
なんだかこの夏の間に麻帆良の結界を弄るから、学園結界のデータをくれと云われた。
普通は機密事項なんだけど、弄ると夕子さんも普通に学園に来れるようになるらしい。
な、なんという悪魔の誘惑……! だが、僕にも魔法使いとしての矜持が……!
そう葛藤していると恩とプライドどっちを選ぶの? と夕子さんに窘められる。
……いやね? これ只の天秤で測っちゃダメな問題じゃないかな?
女の人ってそういうところあるよね……。
渋々ながらデータを見せたけど、こういうのは要らないと突き返される。
……僕の葛藤は一体……。
欲しいのは単純な仕組みと範囲だけであったらしい。
まあ、それくらいなら多少弄られた程度では『学園の外』の『敵』に渡ったとしても問題は無い程度だったので、学園結界の維持にも携わっている電算部所属の夏目君を紹介すると、何故か苦い顔をされてしまった。
何故? と思っていたが、夕子さん曰く、彼は極力女の子の知り合いを増やさないようにしているらしい。
年頃の男子としては贅沢な注意力だな、と思う。
……娘の相手として? それとこれとは別だッ!
……しかし、弄ると簡単に言っていたけど、そんなこと本当に出来るんだろうか……?
『吸血幼女、暇を持て余す』
ぬあー! 暇だ!
そらも五月もいない麻帆良で何をやって暇を潰せと言うんだー!
そんなことを思いながら過ごしたのは一週間ほど。
最終的に暇すぎて廃人になるところだったが、危ういところで暇つぶしのタネが現れてくれた。
ネギ先生の幼馴染だという、アーニャとかいう小娘だ。
はじめは鬱陶しかったが、妙に世話焼き気質のお蔭でようやく人並みにはSAN値が回復した頃、折角なので戦闘用魔法を教授してやることにした。
……意外と教え甲斐があったのが功を奏したな。
「ねー、別荘使いましょうよエヴァー、日本の夏蒸し暑いー」
「そこに十数年生きている私をもっと敬え貴様」
魔法の射手炎の数千をぶっぱさせていたところで不満の声が出る。
避暑地みたいに空気が違う別荘内が随分と気に入ってしまったらしい。
……まあ、埼玉は暑いからな。
だがこの夏はもう使う気は無いぞ。何故ならば使ったところで時間が無駄に過ぎるだけだからだ!
……使って三日ほど経ってから気付いて外に出たら、まだ三時間しか経っていなかったことを思い知らされた。
暇つぶしのために教えているのに、時間が消費されないってなんの拷問だ……。
「次、魔法無使用の戦闘狂奔に移るぞ。肉体活性と自己暗示の用意は万全か?」
「いえっさー」
やややる気が無さそうに、魔力切れを起こした身体で起き上がる。
そういう状態でも生き残れるように、と矯正中だが、その技術が最終的に何の役に立つのかと問われないうちに開発を済ませておこう。
くくく、気づいたときには渾名をキリングドール等と呼ばれ始める恐怖を実感させてやる。
「わたしつよーい、つよーい、すっごくつよーい、くびをきってー、てきをたおしてー、がんばれわたしー、なあお前敵だろ? 敵だったら倒すべきだよな? 戦えよ? 戦って斃されろよ? 首ぃ、置いてけっ!」
妖怪首置いてけ、の完成だ。
そらの部屋に在った謎のメモの走り書きを試してみたが、意外にもこの小娘に嵌ってしまったらしい。
犯人はそらだ。半分は。
「よし、強化完了だな。糸を掻い潜って何処まで来れるか、今度は十五分以上持たせろよ?」
「了、解っ!」
The、ビーストォッ! と絶叫する小娘。
ああ、あれも赤いもんな。
「何してんのあんたら」
そんなことをやっていたらひょっこりとそらが現れた。
――っておいぃッ!?
「そ、そらっ!? 魔法世界に居るんじゃなかったのか!?」
「うおおっ!? う、嬉しいのは分かったから糸をばらけさせたまま走り寄ってこないで切り刻まれるっ!?」
む、い、いかんいかん。落ち着けわたし、あまり嬉しそうな顔を見せると男はつけあがるって雑誌に載っていたじゃないか。
「ふ、ふんっ、べ、別にお前が居なくたって寂しくなんか、なか、な、……寂しかったぞばかぁっ!!!」
「なばっふ!?」
鳩尾へとダイブ。鈍い呼吸音がしたけどそんなことよりソラニウム摂取のお時間だヒャッハーぁ!
「おいおい……、3週居なかっただけでなんでこんなんなってんの……」
「くんかくんかくんかくんかすーはーすーはー……はぁん、そらぁ……」
「待ってマジで落ち着いて、少年誌に載せらんない顔してる」
そんなの知るか。
「……えーと、エヴァー、修業は中止ー?」
ほんのちょっとだけ待っとけ。
先っぽ、先っぽだけだから。
× × × × ×
エヴァの暇つぶしに魔法の修業をつけられること2週間、エヴァの想い人が帰って来たらしい。
マキエ曰く、優しくないけど良い人だとか。あと黒い人だって言ってたから、多分間違ってないはず。
確かに見た目は黒い。黒いっていうか、完全な黒人系ではなくって浅黒い? 褐色系の肌をした白髪。
……コスプレ?
いや、悪い人じゃないってマキエは言ってたし、偏見で見るのは間違っているわよね。うん。
「え、えーと、初めまして、ネギの幼馴染のアンナ・ココロウァです。アーニャって呼んでください、よろしく」
「初めまして烏丸です。俺のことはお好きにお呼びくださいな」
……へ、偏見で見ちゃダメだとは思うけど、ゴロゴロと喉を鳴らすエヴァを膝に乗せたまま挨拶されると思う処があるわね……。
この人って、本当に近寄って大丈夫な人……?
ていうかエヴァの変わり様が凄いんだけど。
まさか日本に来てウェールズの魔法学校以上の魔法応用技術の使い手に会えるとは思っていなかったし、修業をつけてくれるって渡りに船なことを言い出したから教えてもらっていたけど、今更ながらこの子に教わっていて果たして本当に大丈夫なのかしら。
ここ数日は魔法と関係ない気がする技術を教えてもらっているし……。
「………………」
「………………」
か、会話が続かないぃぃぃッ!
ちょっとエヴァ!? 喉を鳴らしてないで取り成してよ! 共通の友人でしょ!?
「友人じゃない。そらと私は切っても切れない絆で結ばれた仲なのだ」
「こんな時ばっかり心を読むなっ! ていうかドヤ顔うざいし!」
今更だけどわがまますぎるわ、このロリっ子!
って、そういえば、
「そういえばエヴァ、アンタカラスマさんのこと色々あたしに愚痴っていたような、」
「それでそら。帰って来たということはもう魔法界のことは事が済んだのだろう? 先ずは風呂にでも入ろうか、旅の疲れをゆっくりと落そうじゃないか」
「待ちなさいエヴァ! その言い方アンタその男の人と一緒に入るつもりね!? おおお女の子がそういうことをするんじゃありませんはしたない!」
「ええい放せ! ソラニウムはまだ充電しきれてないんだー!」
謎栄養分を作るな!
ていうか話を逸らすんじゃないの!
「あー、ソラニウムがなんなのかはまあ置いといて、ちょっと用事で一旦帰って来ただけだから、また行かんとあかんのよ。風呂はまた帰ってからってことで」
「………………なん、だと……?」
申し訳なさそうに答えたカラスマさんの言葉に、絶句するエヴァ。
なんていうんだっけこういう時、BLEACH乙?
「ていうか、どうやって帰って来たのかは聞かないのか」
「そんな、馬鹿な……」
「聞いて」
項垂れるエヴァに届かない声をかけるカラスマさん。
2人の力関係が、アーニャよくわかんない。
「えーと……」
「で? まだ時間はあるから続きを聞こうか。エヴァが俺のことをなんだって?」
「え。えー、と、旗立男とか、幼女が近寄ると妊娠するからお前は近寄るなとか、麻帆良の這い寄る混沌だとか?」
「ほほぉ……」
……あっ、これ今更だけど言っちゃダメなやつだ。
「エーヴァー、随分と好き勝手に教えてくれたもんだなぁー」
「ひぎゅっ、ひゃめりょぉ、ほおをひっぱるにゃあー」
ダメだと思ったけど意外と問題ないらしい。
落ち込んだエヴァのほっぺをぐにぐにと弄りながら、カラスマさんはスキンシップを取っているようにも見えた。
時折、誰が無貌の神だー、とか聞こえてくるけど。
エヴァはまあ楽しそうだし、放っといていっか。
「お待たせしましたー」
「へ?」
そんなとき、部屋の奥から聞いたことの有るような声の誰かが、ぺたぺたと出てきた。
それは、同じくらいの年ごろの女の子で……、あれ? 誰かに、似てる?
「おう、さよちゃん。今から色々説明するからな」
「はいはいー。ようやく私の出番ですねー」
「いや、もうちょっと後」
ほっぺを弄ったままカラスマさんは会話を続ける。
ていうか、この娘……ネギ?」
「惜しい」
「惜しいの?」
言葉にしてしまっていたらしいけど、あたしの疑問にカラスマさんは答えてくれた。
「彼女はネギ君の血を基にクローニングした相坂さよちゃんだ。素体が女の子なのは精神体も女の子だからだよ」
「……え、いやいや。それ説明になってない……」
「要するに女の子Verのネギ君」
「なにそれキモイ」
思わず口を突いて出た言葉にショックを受けたらしい。
さよちゃんががーん、と口ずさんでいた。なんか、ごめんなさい……。
魔法科魔王が続きを期待されてるみたいだけど先にこっちをあげておく
だって二ヶ月とかマジで夏休んじゃったし。お久ですよー
と、おもかげ千雨が更新された嬉しさを更新で表現する私
多分通じない人が多数
三話くらい日常話を続けてゆくつもりだったけど、話数を稼ぐような姑息な真似を狙わずになんとか一話内に収束
尻すぼみなのは久しぶりに書いた所為だと思いたい
そらが帰ってこれたのは大体お察しのルートです
あと千草さんの苗字が思い出せない
天ヶ瀬…、天ヶ崎?でいいんだっけ?
でもまあ結局のところ近衛か青山に代わる苗字だし、どれでもいっか(錯乱