千雨は凡人(ただ)の女子中学生です   作:おーり

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回想から抜け出せない第2話


常識人ちう、旅の仲間を探す

 

「――で、いないと思ったけど、烏丸と一緒に先に行っていたわけじゃなかったんだな」

「どうして私が烏丸さんと一緒に旅立たなくてはならなかったのでしょうか……?」

 

 

 マクダウェルの別荘から出発して数分後、超の研究室にて何某かの調整中であった絡繰を前にするアタシがいた。

 つうかなんかの準備でもしているのか、超と葉加瀬が部屋の中を行ったり来たりと繰り返す。

 繰り返しながら、顔だけをこちらへひょっこり出して、

 

 

「いやスマンネ長谷川さん、ちょっとドタバタとしていて申し訳ない」

「いや、別にかまいやしないけどよ。なんだ? 何かあったのか?」

「あったというよりは準備中ヨ。旅支度、といったところカナ。前から予測はしていたのでアタが、ちょいとばかりノッピキナラナイ状況になってきていてネ」

 

 

 ああ、なんだ話は来ていたのか。

 旅支度と聞いてそんなことをのんびり思うアタシ。だったら別にこっちに顔出さなくても良かったのかもしれないな。

 そんなことを続けざまに脳裏に浮かべつつ、絡繰の出した茶に手をつけつつ会話を続ける。

 

 

「予測していたって、それならもう少し早めに用意できなかったのか?」

「それなりにはしていたヨ? しかし茶々丸の設計図だけでなくて論文も一緒に用意することを義務付けられるとは思ってもミナカタいうカ――」

「――論文?」

 

 

 あれ。アタシの想定していることとは、なんか違う準備してないかこいつら。

 会話の途中で部屋の向こうへと消えてゆく超に幾許かの不安を植えつけられつつ、部屋に残されている絡繰に、浮かんだ疑問を尋ねてみることにしたら、

 

 

「……なあ、お前ら何処へ旅行に行くんだ?」

「海上都市リュケイオンです。其処で展開されるロボット博覧会に超とハカセが出席することを、頭脳集団“アトランダム”より出頭命令が下されています」

 

 

 予想してなかったところを答えられた。

 思わず心なしか引き気味になった精神状態で、顔が引き攣るのを自覚しつつ会話を続ける。

 

 

「しゅ、出頭命令って、穏やかじゃねーな……」

「以前から穏便な出席要請メールは届いていたのですが。こちらはシンガポールのアトランダム本部へ、ですけれど」

「……なんでもっと早くに行かなかったんだよ……」

「元々超は表舞台に出る予定は無かったらしく、学園祭が終了した後はそのまま本来の時間線へとばっくれる予定であったそうです」

 

 

 ろくでもない答えが返ってきて、思わず呆れた目を部屋の向こうへと投げかけた。

 

 

「そもそもこの時間軸にそのような集団は存在していなかったハズだたヨ! これは天才の私にも予測できない事態ネ!」

「言い訳かよ。見苦しいな」

「そもそもこうなったのも烏丸さんのせいネー!」

 

 

 部屋の向こうから悲鳴に似た絶叫だけが飛び出た。

 つうか聞き捨てならないこと聞こえたな。

 

 

「以前にイギリスへと渡った際、私の渡航記録についてシンクタンクへと連絡があったそうです。そこから芋づる式に麻帆良で未認可の人型ロボットが作成されているという話題が上っていたらしく、武闘会の大々的な宣伝が決定打となったようです」

「超の自業自得じゃねーか」

 

 

 切欠は烏丸かもしれないけどな。

 そんなことよりも重大な事実に思い至る。

 

 

「――ん? ちょっと待て? ってことはなにか? 絡繰はこの夏暇じゃないってことか?」

「ハイ。私だけでなく、超包子一行でリュケイオンへ小旅行に行く予定です。マスターには既に許可を貰っています」

 

 

 言えよ!? 少なくともマクダウェルはアタシに言っとけよ!?

 

 

「……マジか……!?」

「どうしましたか? 先ほどから何か興奮しておられるご様子ですが……」

 

 

 やべぇ、いきなり暗礁に乗り上げた……。

 皮算用で、かつ原作知識を基にした期待値だったのだけれど、超包子一行で出かけるということは絡繰だけでなく古も不在になり得るご様子。

 まるでチェスのフィールドで相手に取られるかのごとく、駒が手のひらから摩り落ちてゆくかのような錯覚。

 想定していた主戦力レベルが二人も候補から消え去るのをアタシは実感する。

 

 というか、古は別荘でも顔合わせていたんだからそれくらい口にしても良かったんじゃないかな。

 

 

「い、いや、ちょっと想定外のことが起きただけだ。大丈夫、麻帆良人はウロタエナイ」

「全然大丈夫に聞こえないのですが。それは」

 

 

 怪訝な表情(清々しいほどのポーカーフェイス)の絡繰だが、こちらの事情にわざわざ巻き込むほどの付き合いをそもそもアタシはこいつらとはしていない。

 つーか原作ではテロに巻き込まれたみたいだしなぁ。そんなのを懸念できるところへわざわざ無理を言って連れ出すとか、アタシの良心がズキズキ痛むわ。

 差し出されていた茶を一杯飲み干して、アタシは本来の要件も伝えずに、黙して部屋を後にすることとした。長谷川千雨はcoolに去るぜ……。

 

 

 

     ×   ×   ×   ×   ×

 

 

 

 ――長くなったので割愛するが。

 アニメキャラのように動いて喋るアタシのスマホの待ち受けキャラクターに怪訝な表情を見せた二人に電子精霊だとこいつ自身が名乗ったと弁明し、こんな代物用意できる人物なんて烏丸以外いないだろうと言ってみれば納得もされ。意図も都合も詳しく知りたかったのだが本人がいない以上何も出来やしないとがっくりと肩を落としたところ、説明不足なら本人に会いに行けばいいじゃない、と何トワネットも真っ青な正論で武装した神楽坂が旅立ちの準備を整えてくると意気込んで別荘から飛び出したのが事の始まり。

 行きたくないでござる、と駄々を捏ねるのもキャラ的に違いそうだなぁ。と半分諦めモードのアタシは、せめて『本筋』みたいにテロられたりしませんように、と幾許かの願いを胸に秘めつつ旅の仲間を探す『支度』を開始した。

 した、わけだが。

 

 

「どうするかな、いきなり前途が多難だよ」

『説明したら良かったんじゃないっすか? 烏丸さんが行方不明で魔法世界の危機なんだ! って』

「前後の文脈が繋がってねーよ。間違ってはいないんだろうけどな」

 

 

 間違ってないからいっそう不安を掻き立てられるわけで。

 な、なんだってー!のAAを片手にひらひらと玩ぶスマホガールを横目に見つつ、アタシは一つため息をついた。

 

 そういえば横で話していたけど、ネギ先生は来るのだろうか。

 魔法界に行くとなると父親の手がかりを探るためとか理由がありそうだし、一も二もなく飛びついても可笑しく無さそうだ、と思ったのだが。あの薬味教師はこちらの話を意識しつつも若干迷っている様子が見て取れた。

 まさか行くつもりはないのか? このままアタシと神楽坂とでの二人旅行?

 それは嫌だぞ。烏丸を介して接点は出来上がっていたものの、二人っきりとか会話がまず持たない。

 あ、いや。でも、近衛という最有力候補がまだ残っているのだし、そんな事態には陥らないよな。多分。うん。

 

 

『お嬢、人それをフラグと呼ぶっす』

「心を読むんじゃねーよ」

 

 

 否応無しに不安しか掻き立てないスマホガールをもう本体ごと麻帆良大橋から投げ捨てようかなー、なんて衝動に駆られつつも、アタシは重くなった脚を女子寮へと向けるのだった。

 

 

 

     ×   ×   ×   ×   ×

 

 

 

「あー、うちはちょっと無理やなー」

「えー、なんで?」

「春休みに勝手に魔法界に行ったこと、お父様に窘められてしもうたんやー。前に」

 

 

 既に行ってたのかよお前ら。

 しかしその衝撃の事実の前に、注視すべきことがある気がするわけなのだが。

 旅支度を整えながら疑問符を返す神楽坂を尻目に、のほほんとお茶を差し出す近衛へと向き直る。

 

 

「許可を下ろしてもらわないと駄目ってことか? 学園長じゃ駄目なのか」

「お爺ちゃんだけやと後々面倒そうなんよー。ああ見えて関東魔法協会に所属しとるらしいし、片面だけのモノの見方を促されたー、なんていう話が出てきたらそれはそれで面倒やー」

「お、おう」

 

 

 予想もしなかった真面目な説明に一瞬面食らう。

 そういえば『アタシは』直接それに居合わせていなかったけど、修学旅行では何かしらの進展があったんだっけか? 西と東の魔法使いの間で。

 普段からのほほんとしているから気付かなかったけど、近衛は近衛で面倒な事情に板挟みにされているってことなのか。

 

 

「まあ、関西呪術協会自体は解散したんやけどなー」

「は?」

「せやから、協会の長の娘の立場とかいうよりは、親元から離れて暮らしておる一人娘が危ないことせんように目をつけておく、というのも納得のはなしなんよ」

「え。あ、ああ。確かに、それはそうか」

 

 

 なんか聞き捨てならないこと聞こえたけど、まあそっちはどうでもいいか。アタシには直接関係ないし。

 それよりも、確かに近衛の言う通りに。

 アタシらは親元から離れているとはいえ中学生なのだから、親の許可というか、それ以前の問題が浮上してくるのは当然の話だったことをすっかり忘れていた。

 認識阻害で改竄するにしても限度というものは確実にある。その点を原作では、学園長とかネギとかがどのように親元へと説明したのだろうかと、少しばかり気にもなる。

 ……もしも何も説明なしにイギリス旅行へ連れて行ったのだとしたら、最早未成年略取に相当するのではなかろうか……?

 嫌な想像が脳を過ったが、今のアタシにはきっと関係ないことなのだと、頭を振って妄想を捨てて、

 

 

「あとお墓参りにも行っときたいしなー」

「あー、お盆か。それもあったか」

「協会関連のいざこざのお陰で、もう何年も行けとらんしなー。うちはとんだ親不孝なんよー」

 

 

 酷く庶民的な理由も付け足された。その内訳は庶民というには若干翳りを仄めかせているけど。

 

 

「でもそらくんが心配なのも事実やしな。うちからはせっちゃんを貸してあげるな」

「は!?」

「わー、ありがとーこのかー」

 

 

 棒読みで神楽坂が感謝の言葉を述べたけれども、おいちょっと待てよお前ら。その件の桜咲はめっさ狼狽えているぞ。

 

 

「ちょ、ちょっとお待ちくださいお嬢様!? 何故私がわざわざ魔法界まで出向かなくてはならないのですか!? しかもお嬢様の護衛を放っておいてまで出向けとは無理にもほどがあります!」

「そっちの件なら心配せんでもえーよー」

「いいえ! 関西呪術協会が解散したからといっても、お嬢様が狙われなくなったという理由には繋がらないのですよ!? しかもご実家へとお戻りになるのならば相応の護衛をつける必要が――」

「せやからな。その護衛に、楓ちゃんと月詠ちゃんと刀子先生を頼んであるから、せっちゃんが居らんでも平気なんよ」

「――はい?」

 

 

 のほほんと語っちゃいるが、その実会話のオーバーキル。もうやめろ! 桜咲のライフはとっくにゼロだ!

 ついでに洗練されたメンバーもオーバーキルっぽい。護衛役としても。

 どっちかというとこっちに欲しかったなぁ……。

 

 

「え、えと……それは、つまり、お暇を出すと……?」

 

 

 静まり返った室内で泣きそうな声音の桜咲の様子に、最早目を向けられない。

 居た堪れなさ過ぎてもう此処から逃げ出したい想いでいっぱいなのですが、私……。

 

 

「そういうんやないよー。ただなー、せっちゃんにも人並みの幸せを目指してほしいとゆうかー、ぶっちゃけそらくんはそのお相手として結構お買い得やから是非2人にくっついて欲しいとゆうかー」

「大きなお世話過ぎます!」

「そろそろ素直になっちゃいましょうよせつなさんも」

「明日菜さんはいい加減諦めたらどうですか!?」

 

「と、とりあえず旅の仲間は1人参戦ってことでいいよな!」

 

 

 涙目で挟まれた桜咲から目を逸らす。こ、こんな泥沼になりそうな会話を交わすやつらのそばにいられるか! アタシは帰るからな! と、とうとう部屋を飛び出したアタシである。

 桜咲を預けられてほくそ笑む神楽坂なんて、アタシは見なかったんだ!

 ……つーか、近衛と神楽坂のやつはまだ狙っていたのかよ……。

 

 

 

     ×   ×   ×   ×   ×

 

 

 

「――そんなわけで、旅行の許可をください学園長」

「ファッ!?」

 

 

 打って変わって一時間後、アタシと神楽坂は学園長室にて事情を説明しにきていた。

 事後報告みたいになってはいるが、元々学園長に事を語る必要性は実はないのだ。別に原作みたいにネギま部を作るわけでも無いし。突き詰めてしまえばアタシら旅行に行くだけだし。

 ……その行き先が問題あるから、こうやって魔法協会関連の許可を頂戴しに来たわけなんだけどな。

 

 あの後もいくつか知り合いを回ってみたのに、旅の仲間は一向に集まらない現状。ルイーダの酒場が現実にあれば良いのに……、って少しだけ自棄酒を呷りたくなる。そんなパーティとしても不完全な3名のみの構成現状。

 ……なんでこんなに巡り合わせが悪いのか。

 

 

「――ううむ、話はわかった。……わかったがのぅ……」

 

 

 現実逃避の合間に神楽坂の説明は済んでいた。

 しかし、その決断に若干の暗雲が立ち込める。学園長は何故か、言い辛そうに言葉を濁している。

 なんとなく、理由はわかりそうな気がする。アレだろ? 黄昏の姫御子を魔法界に寄越したくないとか、そんな理由なんだろ?

 

 

「ぶっちゃけ、烏丸君は本当に魔法界に居るのかの?」

 

 

 あれ、なんか違う方向で懸念してた。

 

 

『とりあえず、マスターの反応は地球上にはないっす。おおよそあっち側に隠れている、で間違ってないんじゃないっすかねー』

 

 

 と、アタシのスマホがパーチク喋る。

 つか今マスターって言ったよな。とりあえず『マスター=犯人=烏丸』の方程式が確定した瞬間。

 しかし、スマホガールの言に余計に眉を顰める学園長。なんだろう、行ってないという明確な証拠でも持っているのか?

 

 

「なんか知ってるんですか?」

「ひょ? あー、うむ。ほら、烏丸君ってば学園祭で色々はっちゃけておったじゃろ? それがよい方向で収束したのは問題なかったのじゃが、それについて『好き勝手に動き過ぎていた』と魔法先生方から苦言が上がってのぉ……。行動を制限するための一環として、彼のパスポートはこの夏の間、儂が預かっとるんじゃよ」

 

 

 疑問は直ぐに氷解した。

 確かに、魔法界に行くにはそういう指定のゲートを通らなくてはならなかったはずだし、ゲートとやらは大体が海外の聖地だとか。『原作知識』ではそうなっていたはずだ。

 しかし海外へ先ず行くにはパスポートが要るし、密入国みたいに出奔するようなリスクを負うような性格をしているわけでもない。それなら、さすがの烏丸でもおいそれと魔法界へと行けはしないはずなのだ。

 ……世界樹の真下のゲートを使ったのでなければな。……使ってないよな?

 

 

「でも、6号ちゃんと一緒に行動してるのは見逃してるんですか?」

「そっちは元々完全なる世界の足取りを追えればと放置していたのじゃがな。……実際6号ちゃんてば麻帆良に来てから敵対行動なんて欠片も見せちゃくれんから、なんちゅーか見張るだけ無駄じゃったかなーって……。儂ちょっと自信なくしちゃう……」

「それはどうでもいいのでご勝手にどうぞ」

「酷くない?」

 

 

 つーかお前ら、此処に一般人がいますよー?

 ぽんぽん秘匿情報を放流しないでくださいよー……。

 ……アタシは何も聞いてないからな。

 無関心を装って閉口していると、学園長は書類を取り出し、

 

 

「烏丸君の行動ログは……、九州で止まっておる。海外には少なくとも行っておらんはずなのじゃが」

「そらも見張ってるんですか?」

「そりゃあ儂こう見えて関東魔法協会の長じゃもん。そこそこの腕前の魔法使いの行動くらい目に入れとかんと、海千山千もこなせないのじゃよ」

 

 

 だからそういう会話をするんじゃねーよ!?

 聞いてないからな! アタシは! 何も!

 

 そんなスパイなんだか秘密組織なんだかな会話がアクロバティックに飛び交う中、扉を開けて薬味教師が登場した。

 

 

「が、学園長! 僕も魔法界に行くので許可をもらえないでしょうか!」

 

 

 ――え、結局付いてくるの?

 

 




~頭脳集団≪シンクタンク≫アトランダム
 ロボット工学の技術の粋を世界中からかき集めた科学者集団。様々な特許や科学技術の収束点にして発信点。とりあえずロボット系の法律なんかも此処に聞けば大体が解決する
 電脳図書館≪オラクル≫という巨大サーバーの最大管理権も抱えているので情報管理のエキスパートな組織。怪しい団体などではないので、魔法協会と混同しないようにご注意。マジで
 世界的に有名なのは、集団の名を冠する代表ロボットたちを『アトランダムナンバーズ』と総称している部分。それぞれの個体が様々な性能を発揮する技術の頭角であり、その中でも特に有名であるのが世界初の人型≪ヒューマンフォーム≫ロボットA-H≪Harmony≫。その開発者代表である音井教授は最新型のA-Sと共に北海道在住らしい

~海上都市リュケイオン
 アトランダムナンバーズ・A-K≪Karma≫が市長を務める海上に造られた人工島。システム管理が行き届いている、かなり快適なリゾート施設
 世界中からロボットが集められ発表・品評と執り行われる『ロボット博覧会』の今年の会場に選ばれたわけだが、今年はアトランダムナンバーズの筆頭A-A≪Atrandom≫もお披露目との噂

~関西呪術協会
 解散の件は前作をご参照ください



『向こう側』の原作を知る人は察するハズ
超、どちらにしろ巻き込まれる。の巻でした

ぎ、ギリギリ同等の文章量かな?
書きたいこと多すぎて終わらねえ。まだ続く回想回
真面目なんだか不真面目なんだか、メンバー選定の説明話がもうちょっと続きます
面白く書けていたら感想ください


……書けてなくても感想もらえたら嬉しいなー

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