千雨は凡人(ただ)の女子中学生です   作:おーり

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お久しぶりです更新です
連投になりますのでご注意ください

※結構似通っているので原作35・6巻くらいをお手元に据えれば飛ばしても問題無いです


激闘! 【完全なる世界】!

 

 

 「まったく、やっぱりネギってば私が居ないとダメダメね! あの程度の相手にやられて転がってるようじゃ、魔法界にくるのも早すぎたんじゃないかしら!」

 

 

 元気溌剌意気揚々と、赤毛の少女が床に転がる幼馴染を見下ろし、腰に手を当ててドヤ顔を晒す。

 今世紀誰も見たことが無いくらいのドヤ顔だが、彼女の幼い外見にもよく相俟って見る者を微笑ましい気持ちにさせるドヤ顔だ。

 床に転がった幼馴染は半分石化して四肢が捥げて割と半死半生であるのだが、それを差し引いても彼女の幼さが場の空気を弛緩させているのかというくらい、その場にいた数人の女子中学生らをホッコリとした気持ちにさせてくれた。

 

 ……どうでもいいが少年(ネギ坊主)のそんな様を認識しつつもスルーしている辺り、彼女にとってはこの状態は『大したことは無いレベルだ』と認識されているらしい。

 それは彼女が薄情なのか、はたまたそんな分析も出来るくらいの死線を潜り抜けて来たのか。

 判断によっては読む(推論する)側の精神衛生上宜しくないので、此処は後者なのだと判別しておこう。

 ……それはそれで非情に物悲しい分析でもあるが。

 

 

 「あ、アーニャ……、どうして、どうやって、ここに……?」

 「ん。まあ色々説明して欲しいのかもしれないけど、めんどくさいからこう答えるわ。――色々よ!」

 

 

 息も絶え絶えのネギの問いに、赤毛の少女【アンナ・ユーリエウナ・ココロウァ略してアーニャ】はきっぱりと言い切った。

 説明になっていない。

 

 

 「いやおい、説明になってないぞ」

 

 

 様子を見ているつもりだったけど此処で口を挟まなくちゃホントズルズルいくよな。

 ということでツッコミを入れさせてもらう。

 堪え切れんわ、そんなん。

 

 

 「なによー、ほんと色々あったんだからね? 麻帆良で日本の夏を満喫しつつエヴァの修行を受けてたら上空に魔法世界が映るなんて異常事態めったにないわよ。今なら私、一番濃い夏休みを過ごしているって自負できるわ、うん」

 「うわホントにツッコミどころ色々ある。……え、上空に?」

 「うん、ほら」

 

 

 と、空を指さす彼女の視線を辿れば、確かに夜景のような街並みが魔法世界の空に映り込んでいた。

 その様相は、何処かのエターニアな物語における二つの惑星が閉塞的に繋がったかのようで……詳しくは【オルバース界面】でググれ。

 

 

 「30分前くらいかしら、世界樹の発光が始まって麻帆良中バタバタし出したのよ。何人かの魔法先生とか魔法生徒とかいう人たちとの連絡が取れない、とか言って、学園長先生がエヴァのところに来たのよね」

 「30分前、っていうと……丁度私らが此処に付いた頃か……?」

 

 

 というか、麻帆良から30分で此処(火星)に来たのかよ。

 どこぞの空賊BBAもびっくりの身支度速度だな。

 

 つうか、『この現象』が起こったのは【原作】じゃもう少し後だった気がするのだけど。

 なんか状況を加速させる要因でもあったのかね?

 

 

 「あの……長谷川さん、お知合いですか……?」

 

 

 と、推理に入る寸前で口を挟むのは桜咲。

 はたと視線を向ければ、他の面子もこちらへ、というかアーニャへと怪訝な視線を向けていた。

 ああ、まあ初対面の子供だし、状況が状況(ラストダンジョンラスボス戦)だし、戸惑いが表立つのは仕方ないか。

 

 

 「いや、刹那さんも知ってると思うわよ? あとゆえちゃんも」

 「え?」

 「私もですか?」

 

 

 応えたのは何故か神楽坂。

 

 

 「ほら、前にネギに見せてもらった昔の記憶で……」

 「――ああ、そういえば」

 「え? なんでしたっけそれ……?」

 

 

 ……そういえば、そんなイベントが原作にもあったな。

 身も蓋も無い云い方をすれば、昔の記憶(主人公の辛い過去)を見せてお涙頂戴してヒロインの好感度を底上げする、っていうテンプレイベント。

 ……未だに思い出せないのか、桜咲のみ首を捻っているのだが……。

 

 

 「アーニャちゃんよね? ネギの幼馴染の」

 「そういうアナタはアスナっていったかしら? エヴァから聞いてるわ。カラスマさんの幼馴染を自称してるって」

 「自称じゃないんだけど!?」

 

 

 子供にナニ吹き込んでんのよあのロリババァ!?と、此処に居ないマクダウェルに吠える神楽坂。

 思えばこいつらの関係性も原作と大きくズレた。

 少年オリ主の身柄を巡って天地魔闘の構えに超級覇王電影弾で立ち向かう様な間柄だ。

 何が間違っていると言ったら、間違いなく世界が間違ってるとしか言いようも無いが。

 

 

 「話を戻そうぜ。麻帆良はこの事態にどうする気なんだ?」

 

 

 割と本格的に緊急の事態かと思われるが、そういうときこそ冷静に対処すべきなんじゃないかなって私も思うんだ。

 

 

 「さっきも言ったけど、麻帆良じゃ人手が足りな過ぎてどうしようもないかも、っていうのが現状よ。ホントはエヴァが此処に来るはずだったんだけど、とうこうじごく?とかいうものを解除するのに手間取ってるから、私が先に来たの」

 「ああ……そういやそんなのあったな」

 

 

 原作のマクダウェルはどうやって魔法世界に乗り込んで来たんだろうな?

 思えば麻帆良に侵略が活性化していたときには、既に学園結界も落ちていた感じがするから、それの余波か?

 どうにも時系列に齟齬がある様な気がしないでもないが。

 

 

 「幸い、今は麻帆良も夏休みで人が少ないから目撃者も少数、連絡のつかない魔法生徒や魔法先生とかを麻帆良へ呼び戻しているみたいだけど、エヴァは追い付かないだろうな、って言ってたわ」

 

 「――なるほど。では、急いだ方が良いかもしれないね」

 

 

 あ、フェイト起きた。

 

 

 「術式の維持だけじゃ不充分だったが、ああなった事態に思い至る原因もある。恐らくは、彼の所為さ」

 

 

 と、目線で促すのは未だ復活できてないネギ坊主。

 その間もアーニャへ警戒を怠ってないのは、恐らくは気の所為では無いのだろう。

 

 

 「『彼』の血縁に当る人物が祭壇の上に居る、それが術式の活性化を促しているのさ。ネギ君がいる以上、魔法世界の回帰も時間の問題だ」

 

 

 ……あったなぁ、そんな設定。

 アレも後付けっぽいけど、現にこうして『向こう』と大接近状態だ。

 そりゃあ魔法先生方だって大わらわにもなるか。

 

 

 「――そしてこうなった以上、僕たちも手を拱いているわけには行かなくなった」

 

 

 そう言ったフェイトの言葉に、烏丸の周囲を覆っていた呪文様式が途端に輝きを増す。

 こう、活性化していると言った具合だ。

 

 

 「計画の最終段階に入る。シラベさん、来れるかい?」

 

 

 そして耳に手を当て、問うような口調。

 念話というやつだろうか。

 

 

 「……そうか、了解した。こっちは僕で済ませる」

 

 

 色好い返事が無かったのかそれだけで念話を終えて、改めてこちらへと顔を向けた。

 

 

 「セクストゥムが妨害に廻っているそうだ。キミたちがこうしているのも彼女の手引きというわけか」

 

 

 おお、6号グッジョブ。

 しかし本気で私らに手を貸してくれているのは有り難いが、そんなことやっちまってアイツはアイツで大丈夫なのかね。

 

 

 「しかし、此処(祭壇)に【術式】と【血統】が備わっている以上、僕らには相応のショートカットだってある」

 

 

 次の瞬間、フェイトと同じ顔の少年らふたりに加えて、色黒の幼女や長髪の優男、ムキムキロンゲのおっさんなどと様々な敵キャラが続々登場。

 原作では軽くしか触れられなかったが、デュナミスと同僚程度の古株の方々なのであろう。

 名前も良く分からん。

 つーか、……なんで今呼んだ!?

 

 

 「――フゥー、この俺を呼ぶとは、テルティウム、ひょっとして随分と追い込まれているのか?」

 「牽制だよ。この後、彼女の話だと麻帆良の英雄に闇の福音(ダーク・エヴァンジェル)も出てくるらしい。手が多いに越したことはない」

 「フン。この俺を手駒扱いか。状況が終わったら覚えていろよ」

 

 

 無駄に偉そうなのは多分2号。

 フェイトを大人にしたような容姿だが、その顔つきは性格の悪さが滲み出るくらいに歪んでいた。

 

 

 「――そして、諸君らの希望も今潰えた」

 

 

 そんな科白と共に、背後からこちらへ投げつけられる幼女。

 つうか6号だった。

 ……おい、連絡から一分も持ってないぞ。

 

 

 「セクストゥムは元より我らの手駒(人形)。どうやって手懐けたかは知らぬが、我が本気を出せば容易いものよ」

 「……申し訳ありません、足止めは此処までのようです」

 

 

 そうか、負けたか。

 さらっとデュナミスその他のフェイトガールズまで合流してるってことは、本気で詰んだ状況なわけだな。

 満身創痍の6号を受け止めて、抱え込んで応える。

 

 

 「ま、しゃーねえさ。端から端まで駄目で元々、むしろ此処まで面倒見てくれて助かったよ6号」

 「ム? 随分と余裕だな? まだ何か策でも持っているのか? それとも、諸君らにもこれ以上の足掻きは無駄だと伝わり、せめて最後は痕も濁さぬようという殊勝な心掛けかね?」

 

 

 私の余裕な態度に何を思ったのか、黒尽くめの男デュナミスが怪訝そうな様で問いかけて来ていた。

 気づけば、ひとまとまりになっている女子中学生らで一番矢面に立っているのは私。

 後ろは後ろでフェイトの召喚した古参メンバー‘sに警戒を張っているのだが、そいつらは今はフェイトの勅令に従っているのか直ぐに攻勢に打って出ようという意気込みは無いらしい。

 原作とその辺りかなり乖離しているのだが、今は主人公(ネギ)ではなく(脇役)にスポットが当たっている。

 まったく、どうしてこうなった。

 

 

 「別にどっちでもねぇよ」

 

 

 溜め息を一つ。

 こうなったら行ってやるさ。

 云いたいことは大体云う。

 

 

 「元よりな、こんな戦力も戦術も拙い私らが、お前らみたいな【悪の組織】に対抗できるなんて思っちゃいない。目的は巻き込まれた私らの仲間を、せめて翳め取ってやろうって言う泥棒みたいなモノだしな。結局失敗に終わったが」

 「……む。魔法世界はどうでもいい、と?」

 「実際、私らには大きく関係してねぇ」

 「ちょっ、長谷川さんっ!?」

 

 

 耳元で叫ぶはエミリィさん。

 ああ、この子はネギ派だったっけ?

 ネギ派というか、ネギを支持しつつ世界救済推奨派?

 

 

 「【魔法世界の救済】がアンタらの目的なんだってな? それはそれは御大層な問題かもしれんけど、私らにとっては重要なのは仲間の存在だ。世界の危機? 知るかよ。そんなのは口笛吹の死神にでも任せておけよ」

 

 

 此処でワーグナーが口笛で聴こえたら面白いんだけどな。

 如何せん、アレはフィクションだ。

 

 

 「……セクストゥムにでも聞いたかね? 我々の目的を知っているとは、この世界の真実にも届いているのか……」

 「だから知らねぇっての。そんなシリアスは遣りたい奴がやってりゃいいんだよ」

 

 

 喋り過ぎたかもしれねぇな。

 私の科白に引っ掛かりを覚えたデュナミスをあしらいつつ、勝ちにも負けにも興味ない、という態度で現状を留める。

 だから、これ以上私らを攻撃するのは止しておくれよな?

 

 

 

 

 

 「――ウム。では遣るべき者が遣ろうかの」

 

 

 

 

 

 ――ドッ、と不意打ちのようにデュナミスの横っ面を蹴り飛ばす小柄な老人。

 私ら(子供)を助けるように目の前へと降り立ったのは、ぬらりひょんみたいな妖怪老人の姿。

 

 

 「待たせたのう」

 

 

 そして雨霰のように降り注ぐ衝撃波が復活怪人らを集中的に狙い撃ち、幾つもの黒い渦がそこらへ弾けた。

 やはり数に勝るには後出しジャンケンが効果的のようだ。

 

 

 「手数が足りませんが、此処で出し惜しんでいては英雄の名折れですね」

 「問題ありませんよ。僕の教え子たちを傷つけたんだ、そのツケはしっかりと払ってもらう」

 

 

 そうして私らの背後に降り立ったのは、アルビレオ・イマに高畑先生。

 特に高畑先生は既に臨戦態勢で、デスメガネの異名のままに殺気を抑える気もないらしい。

 

 

 「学園長!」

 「タカミチ!」

 「と、アルさんですね」

 

 

 桜咲、神楽坂、綾瀬の声が重なったが……あれ? 少なくね?

 

 

 「結局集まり切れずに此の様さ。ジジイはやはり人望が疎いらしい」

 「マクダウェル」「エヴァ!」

 

 

 私の影からずるり、と這い出て来た金髪幼女に私とアーニャの声が重なる。

 キスショットちゃんみたいに出てこないでくれよ、阿良々木さんじゃねーぞ私は。

 

 

 「違うわい。奴さんの伝手が廻り過ぎて時間も足りなかったじゃもん」

 「もん、とか言うな。キモチワルイ」

 

 

 学園長とやや仲良さげな会話を軽く交わす。

 つうか、ホントに来たのか。

 で、どうやってきたのん?

 と疑問に思っていると、自分の手を身を振り振り唸る金髪幼女の姿が。

 

 

 「……うーむ、本当に来れるとはな。これ、まずいんじゃないか?」

 「みたいじゃのー。麻帆良とこの祭壇が直通になっておる。今この場は麻帆良と同位軸に当るわけじゃな」

 

 

 ……てことは登校地獄の無効化をしているわけじゃないってことか。

 説明ありがとうございます。

 

 

 「一応学園結界の強化を頼んで来たのじゃが、この分では封印も解ける恐れがあるのう……」

 「チ。そうなったらより面倒か。おいアーニャ、ぼんやりしてないでとっととアレらを焼き払って来い」

 

 

 ……んん? 封印って、学園の地下に眠る鬼神とか言う奴らの事か? それとも……。

 ていうか、マクダウェルは幼女に何を頼んでるんだよ。

 

 

 「いいの? 手加減利かないから、烏丸さんも巻き込むかもよ?」

 「あれなら平気だ。元々アイツの手札だ」

 「んー、わかった」

 

 

 ――オイィ?

 

 

 「いっくわよー! 【顕現】! 【(ウツロ)】!」

 

 

 と叫びつつ駆けだすアーニャの周囲に、焔の龍が巻き付くようにぼんやり覗え始める。

 暴虐の限りを尽くそうにも手数が足りてないであろう英雄らのバトルへ踏み込んで往く様はまさに戦乙女のようでもあるが、ぶっちゃけ無謀な真似にしか見えませんがコラ。

 

 

 「ちょっ、エヴァンジェリンさん!? アーニャさんになんという無茶振りを!?」

 

 

 当然、慌てた者も居る。

 真っ先に状況を把握した綾瀬がマクダウェルへツッコミを入れ、何でもない風に彼女は手を振った。

 

 

 「問題無いさ。――ソラの研究を基に魔改造した私の二番弟子だぞ?」

 「「「…………あ~……」」」

 

 

 納得したように嘆息する神楽坂、綾瀬、そして桜咲。

 ……いやいや、置いてきぼりな奴も此処に居ますからァ!

 

 

 『薙ぎ払え!』

 『ッギャアアアアアアアアァァァァ……!?』

 

 

 巨蟲侵食崩壊(ミヤ●キハヤオ)世界の王女様みたいに、高らかに宣言したアーニャの全身からレーザービームが放射。

 乗っり乗りで腕を振るうだけで、焔同然の幼女の膨大な熱量が今2号を焼却した。

 ナニアレコワイ。

 

 

 「ネギ先生、覚えているか? 以前私と行った溶岩エリアを。……アーニャのアレは其処から連れて来た炎の精霊の一部を、一時的に借りている戦闘スタイルだ。まあ、時間制限付きだがな」

 

 

 遠い目をしてマクダウェルは云う。

 そのネギ先生が死にかけなのはスルーですか?

 つうか英雄の手数とかもうどうでもいいな。

 幼女無双。

 もうアーニャだけで良いんじゃないかな。

 それくらい呆然と、私らは【完全なる世界】の崩壊を眺めていた。

 

 

 

 

 

 「――そこまでだ」

 

 

 

 

 

 「ぐっ!?」

 「ぬぅ!」

 「くっ!」

 「……これは……!」

 「あ、時間切れ」

 

 

 マクダウェル、学園長、高畑先生、アルビレオ、そしてアーニャが呑気に、それぞれ圧し付けられたように膝を折る。

 いや、アーニャだけは電池切れみたいにぷぎゅうと突っ伏してしまってるけど。

 つうか私らにも正体不明の威圧が襲い掛かって膝を着かざるを得ない。

 これは、あれか。

 あの黒ローブの仕業か……!

 

 

 「ぐ、ふふ……! いくら貴様ら英雄が揃おうと、我らが主人(マスター)には敵うまい……っ! 何せ、彼のお方は『始まりの魔法使い』。【造物主】様なのだからなぁっ!!」

 

 

 半焼けを免れていたデュナミスが自信満々に吠える。

 そんなのは兎も角、筆頭戦力の正面に居座る黒ローブがラスボスと見て間違いはなかろう。

 そして、アレがネギ先生の……、

 

 

 

 

 

 「――その瞬間を待っていた」

 

 

 

 

 

 「――ッ、ガ、ギ、ャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!???????」

 

 

 

 

 

 ――………………は?

 

 

 「………………………………………………は?」

 

 

 何が起こったのかよくわからねぇ……。

 とりあえず、纏めてみると……。

 

 

 「【蕃神鍵・ヨグ=ソトース】、ようやく手放せるぜ。痛いか? 【造物主(ライフメイカー)】様?」

 

 

 ・幼女の無双にラスボスが立ち上がる。

 ・威圧スキルで全員1ターン停止。

 ・眠っていた筈の烏丸が造物主の背後から【造物主の掟】をぶっ刺した。

 ・射線から逃れていたデュナミス他フェイトガールズがはみ出てくるも、自信満々のデュナミスが目の前の状況に呆然自失。

 

 と、こんなところだろうか。

 腹を貫通されて絶叫してる造物主様に、流石のデュナミスも顎が外れている。

 ………………つうか、え? 烏丸、タイミング測ってた? ひょっとして狸寝入りしてた?

 

 ちょ、おま。

 

 

 





~オルバース界面
 羽搏くように落ちてゆく、キミの傍へ…

~空賊BBA
 よんぅじゅぅ秒で支度しな!

~天地魔闘の構え
 最近連載が再開されたんですってね(勘違い

~超級覇王電影弾
 何気にコミックボンボンで連載してた実績があるのに幼少期俺の周囲は大体コロコロ派
 それよりも俺は続編のw四コマで「何故モビルトレースシステムを搭載した…!?」っていうところで草が生えました(小並

~ワーグナーが口笛で
 いわゆる『ニュルンベルクのマイスタージンガー』
 その人物がそれ以上醜くなるより先に命を奪う、という自動的な死神がいらっしゃるらしい

~「【顕現】【虚】」
 ハチリュウの一角を一時的に降魔する火属性術師限定の召喚術。虚ちゃんはレーザーを放射する子です
 柴崎さんちの姉なら何気に相性いいんじゃね?(適当


前回の復活鼓舞時地味に笑いを堪えていた烏丸
そして伏線回収に何カ月かけてるんですかねぇ作者様は…!

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