しかし、ISの武装に関する記述はあまりにも長くなるので、ご勘弁願います。
キャラ紹介
アイリーン・ブルックス
年齢:15歳
身長:153cm
体重:47kg
所属:香港(※1) 及び IS学園第1学年 及び IS学園生徒会
身分:香港代表 及び ミカエル・ブルックス専属パイロット 及びIS学園生徒会実働部隊隊長
一言で言うなら、面倒臭がりな未熟児の男の娘(※2)。英国人の母と香港人の父を持つ。母シェリーが仕事で香港に来たときに、一夜の間違いでアイリーンができた。アイリーンの存在は当時は英国側には秘密だったので、香港で育った。なお、アイリーンは偽名。
いわゆる天才と呼ばれる人種であり、文武に優れる。特にISの操縦には秀でており、生徒会長・更識楯無と訓練機で対戦すれば、ほぼアイリーンが勝利する(※3)。シャルロットと並ぶ、もしくはそれ以上の
世にも珍しいIS適正Sランクではあるが、面倒だという理由でAということにされている。ミカエルのせいで、女性の肌に鈍くなってしまったせいで、余計に女子だと信じて疑われない、複雑な男の娘。背が低いことを気にしている一方で、男性の操縦者であることがばれるのを面倒臭がるのでまあいいかと思っている。甘党。
第3回モンド・グロッソ総合優勝、射撃部門優勝、狙撃部門優勝、機動部門優勝。
専用機:「ヴァイオレット・キャンディ」「リリー・キャンティ」(※4)
「ヴァイオレット・キャンディ(紫の飴)」
第一世代型専用機。とは言いつつ、実質第三世代型機である(※5)。機体本体は第一世代最終機・香港製軍用IS「最碧参型」のものである。大型の盾のような物理シールドや4対8枚の大型
高い機動力と硬く分厚い装甲を持ち合わせ、多彩かつ圧倒的な数の火薬式銃火器を搭載する、近中距離戦闘に強いIS。その高い火力や機動力のため、普段はスラスター、武器の出力を20%にまで落とされている。有事の際は70%までの開放を認められているが、出力20%でもうっかりすると一国が吹っ飛びかねないので注意が必要である。
愛称、キャンディ。
「リリー・キャンティ(百合色の妖精)」
キャンディの拡張領域の中に収納された装甲に全換装した状態。便宜上、名前を付けている。キャンディが第三世代とも呼べる所以である、専用第三世代型兵器≪リリーズ・ララバイ≫を搭載している。
スラスターがなく、左腕部の装甲が全くないのが特徴であるが、≪リリーズ・ララバイ≫さえあれば防御は賄えるので、
愛称、キャンティ。
≪リリーズ・ララバイ≫
キャンディの盾型物理シールドの性能を支える、キャンティの第三世代システム兵器。
エネルギーシールドを展開し、加護する対象1名からの攻撃だけを通す。本体はキャンティに換装した際の
当システムをキャンディの盾型物理シールドに適用させることで「万能物理シールド」としている。ただし当システムは万能ではないため、「近接ブレード等による物理的な攻撃」は遮れない。
ミカエル・ブルックス
年齢:20歳
身長:172cm
体重:63kg
所属:なし→IS学園
身分:なし→IS学園教諭
アイリーンの義姉であり、専属整備士。両親はともに英国人。ミカエルは偽名。現在訳ありで男装をしている。学生時代以外では母シェリーの専属整備士として生計を立てていた。篠ノ之束に次ぐ天才と言われている(※8)。
重度の銃器オタクで、趣味は銃器の収集と分解組立であり、更には「アサルトライフル厨」であることも認められている(※9)。
自分の研究室では相当ラフな格好で作業をする癖があり、アイリーンに女性の露出に対する耐性を作らせた張本人。日本人モデルのような体型をしている。自分の研究室以外では白衣をこよなく愛する。甘党。担当授業はISの整備、武装開発、ISの基礎理論。射撃部と生徒会の顧問。
シェリー・オニール
アイリーン、ミカエルの母。英国軍の女性将校。元英国代表であり、2年前に死亡。専用機である第二世代型IS「ブルー・バード」のコアは現在初期化され、セシリアの「ブルー・ティアーズ」に使われている。かなりの姉御肌の持ち主だったらしい。
第1回・第2回モンド・グロッソにおいて射撃部門優勝を果たした。「
ロジャー・ブルックス
アイリーンの父、ミカエルの義父。香港の国家IS研究部に所属。キャンディの原型機である「最碧参型」をはじめとし、最碧シリーズ(「最碧壱型」、「最碧弐型」、「最碧参型」)を作った開発者。見た目は結構渋いオジサマで、ダンディ。視力の衰えにより、「最碧参型」制作途中で研究部の現役を引退した。紫の瞳を持つ。
※1:アイリーンは香港陸軍育ちだが、ミカエルの専属パイロットになった時点で軍を離れている(が、国家代表であるため、軍事情報が普通に入ってくるので在籍してる状態となんら変わりがない)。
※2:彼が男性であることは世間的には伏せられており、事実を知るのはミカエル、香港、IS学園の学園長、織斑千冬、山田麻耶のみである。
※3:アイリーンの持つ専用機は軍用に分類されるため、楯無の「ミステリアス・レイディ」と比べるには不向きである。
※4:正確には同一機体である。「ヴァイオレット・キャンディ」の
※5:原型機である香港製第一世代型軍用IS「最碧参型」の
※8:学園卒業後(2年前)母が病により急死し、香港にいる最後の血縁者であるアイリーンがISに搭乗できることを知り、アイリーン専属整備士となったが、アイリーンは香港代表であるため、世界の技術バランスが崩れるとされ、アラスカ条約にて各国の第三世代兵器開発に協力するよう締結された。
※9:彼女の学生時代の名言(迷言?)の中に、「私がISの補助もなく、アサルトライフルだけ持ったとしようか。第二世代ISはアサルトライフルしか持たない私に、三分で制圧されてしまうよ」との言葉がある。当時やっと安定したばかりの第二世代型相手では、一国家の代表となってもおかしくない戦闘力を持つミカエルにとっては普通のことである(らしい)。
次ページは作中における、香港についての設定、モンド・グロッソについての設定です。
読まなくても支障はありませんので、不要なら直接本編へお進みください。