フルメタルWパニック!!   作:K-15

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第12話 任務失敗

スナイパーライフルのスコープを覗くクルツの精神状態は極限まで張り詰めている。

邪魔な感情は全て捨て、戦場から鳴り響く爆音も耳には入らない。

研ぎ澄まされた狙撃技術を駆使して、飛び上がったガンダムをサイトに収める。

背部に付いている巨大な両翼の片方、左翼のメインスラスターから吹き出ているバーニアに狙いを定めた。

1秒はコマ送りしているかのように長く感じ、クルツは呼吸を止めてスナイパーライフルのトリガーを引く。

マズルフラッシュと同時に銃口から発射された1発の弾丸。

高速で空気を切り裂きながら進む弾丸は軌道を変えず突き進み、ガンダムのメインスラスターに着弾した。

次の瞬間に左翼が小さく爆発し、ガンダニゥム合金で作られた装甲が内側から破壊され吹き飛ぶ。

 

「左翼メインスラスターに損傷、機動には問題ナシ。狙撃か!」

 

推進力が低下したガンダム、爆発の衝撃も合わさり空中で姿勢を崩してしまい、アーバレストに向けていたバスターライフルの照準も狂ってしまう。

さらにグエンのM9が無反動砲でガラ空きの背部にトリガーを引く。

弾頭は装甲に直撃し追い打ちを掛け、姿勢制御のままならないガンダムは弾頭の爆発と衝撃に空中から落下してしまう。

 

「よっしゃ!!狙い通りバッチリ決めたぜ」

 

地上へと落下するガンダムを見て、クルツはコクピットの中でガッツポーズを決めた。

装甲の張られていない内部への攻撃ならば、既存の武器でも充分にダメージを与える事が出来る

受け身を取る暇もないまま落ちていくガンダムはそのままアスファルトにボディー全体をぶつけてしまう。

 

「がはぁっ!!」

 

ガンダニゥム合金にはこの程度ではキズも付かないが、7.1tもある重量が落下した衝撃は吸収出来ずコクピットのヒイロに伝わっていく。

シートベルトに体を支えられて体を投げ出されずに済んだが、強い衝撃で体にシートベルトが強く食い込む。

肺から空気が漏れ、脳が揺れたせいで視界が一瞬ぼやけるが、強く握った操縦桿は手放してなどいない。

操縦桿を手放すと言う事は、その僅かな間ではあるがガンダムを操縦出来なくなってしまう。

モビルスーツに乗るパイロットとして、それは絶対に避けなければならない行為だと体に染み込んでいる。

 

「任務はまだ継続している。まだ終われない!!」

 

左手で握る操縦桿を倒し、ガンダムは両膝を付いて立ち上がろうとする。

各部のモーターや内臓機器が唸りを上げて巨大な全長がゆっくりとまた動き始めるが、戦闘画面にヴェノムが人差し指を突き出してガンダムの目の前に居た。

 

「この程度でやられてちゃ困るんだよ。俺が手伝ってやるよ」

 

ヴェノムの人差し指が光り、ラムダドライバのエネルギー波が立ち上がりかけていたガンダムの胸部に直撃し、装甲が爆発するとまた後方へ吹き飛ばされてしまう。

為す術のないガンダムは尻餅を付いて一旦動きを止め、右膝を曲げて再び動き始める。

ラムダドライバのエネルギー波の当たった箇所の装甲は限界を超えて破壊されており、胸部の右マシンキャノンに位置する黄色い装甲が剥がれて内部があらわとなっていた。

 

「ダメだ……ダメだダメだ!!」

 

「そうだよ、もっと俺を楽しませてくれ!!お前の持っている性能を全てぶつけて来い!!」

 

ガンダムにも攻撃を仕掛けるガウルンに、宗介は困惑していた。

ラムダドライバを駆使しての攻撃は少しずつではあるがダメージを与えており、攻撃の手を休めずに攻め続ければ勝利への糸口も見えてくる。

けれどもガウルンはガンダムを倒そうとする素振りは見せずに、発破を掛ける程度に留めて相手が動くのを待った。

 

(アイツは何を考えている?俺達をここへ追い込んで、何か仕掛けてくるつもりなのか?)

 

宗介はガンダムとヴェノムを睨んだまま、損傷したマオのM9を守れるように後ずさりしながら銃を構えた。

 

///

 

ガウルンとは別行動を取っている姉妹は援護をするでもなく、ガンダムにより損傷してしまったシャドウで電波を垂れ流している。

前回と同じように暗号化も何もされていない故に、誰でも流している電波をキャッチ出来る状態で、2人は機密事項であるラムダドライバの情報をずっと流した。

ヴェノムに搭載されているラムダドライバは完璧な物ではないが、組織が情報漏洩を許す筈がない。

2人はガウルンの言いつけを守り、戦闘に参加せずに木々が生い茂る雑木林の中へ留まった。

 

「先生の言う事は絶対……お姉ちゃん」

 

「わかってる。私達にはもう、この生き方しか出来ない」

 

生気のまるで感じられない瞳と声、狭いコクピットに2人で乗り込んだまま言われた事以上の事はしない。

流される情報はすぐにアマルガムにも伝わり、情報漏洩を食い止めるべく戦術爆撃機が派遣された。

組織は邪魔な存在になったガウルンを始末する気でおり、ガウルンもそれが狙いである。

島の基地を戦術爆撃機の攻撃で完全に灰へと変え、情報漏洩と証拠隠滅が目的だ。

海の中で待機しているトゥアハー・デ・ダナンでも流されている情報と、島へ接近して来ている戦術爆撃機の存在をキャッチした。

ブリッジの艦長シートで、副長のマデューカスを横へ付けてテッサは大画面に表示される様々な情報を頼りに次の行動を考えている。

 

「相手の考えている事が読みにくいですね。わざわざこんなモノを流さなくても救援要請は出来ます」

 

「確認された戦術爆撃機は4機です。おそらく基地を壊滅させるのが目的でしょう」

 

「このまま攻撃されては、味方にも被害が出る可能性があります。けれどもそれは向こうも同じ筈。だとすると考えられるのは……」

 

「排除、でしょうな。それも味方ごと」

 

顎に軽く手を当てたテッサは数秒の間だけ思考し、マデューカスに指示を伝える。

 

「迎撃に対空ミサイルの準備を。ダナンを浮上させてください」

 

「イェス・マム!!深度上昇、対空ミサイル発射準備!!」

 

マデューカスの復唱と同時に各員が持ち場で作業を始める。

遥か上空で飛ぶ戦術爆撃機は音速で空を飛行し白い飛行機雲を作りながら基地に向かって飛んで行く。

 

///

 

クルツはスナイパーライフルの照準をもう1度ガンダムへと向けていた。

ラムダドライバとは違い、目に見える隙間を狙い打てば破壊出来るガンダムはクルツにとっては簡単な仕事である。

狙撃手として卓越した技術を持っているクルツには、邪魔さえ入らなければもう1度同じ場所を撃つなど造作も無い。

内部から爆発した左翼は白い部分が内側から爆発して半分がなくなっており、爆発のススで黒く汚れてしまっている。

 

「よぉし、良い子だからそのまま動くなよ」

 

今度は右翼に狙いを定めてスコープを覗きこむ。

サイトの中心をバーニア部に定め、空力を考慮し長年の経験と勘でミクロ単位に左へ傾ける。

集中し、自分の世界へ入り込んだクルツはスナイパーライフルのトリガーを引くべく右手の操縦桿に力を込めた。

だが、同じ攻撃が何度も通用する訳はなく、寸前の所でガンダムは後ろに振り返ってしまう。

 

「チッ!!バレたか」

 

攻撃を中断しスナイパーライフルを抱えてすぐさま移動するクルツ、雑木林の中を駆け抜けガンダムの索敵から逃れようとM9を走らせる。

壊滅状態の基地であるが故にクルツの前を阻む物はなく、土を蹴りながら走るM9だったがヒイロが振り向いたのはM9が居たからではなかった。

ガンダムのコクピットに響き渡る警告音、レーダーの索敵範囲内に新たな敵の存在が表示される。

 

「接近する敵影、このスピードからすると戦闘機か」

 

振り向いた先の上空からは基地を攻撃する為の戦術爆撃機が4機近づいてきているのが見えた。

晴天の青空に灰色に塗装された戦術爆撃機は見上げればすぐにわかるくらいに目立つ。

それを見るのはヒイロだけでなく、ヴェノムに搭乗しているガウルンもこの瞬間を待ち望んでいた。

舌舐めずりをし、プレゼントを待つ子供のように心は高鳴り、今か今かとその時を待つ。

 

「ようやく来たか。これでパーティーも終わりだぜ、カシム」

 

「なにっ!?」

 

「最後は盛大に!!ド派手に決めようぜ!!」

 

死が間近に迫る戦場でガウルンは高らかに、大声で笑った。

宗介は目の前の相手に僅かではあるが恐怖してしまう。

戸惑う宗介を他所に、ヒイロは接近してくる戦術爆撃機に向かってバスターライフルの銃口を向ける。

その発射線上にはまだ退避出来ていないグエンのM9が居た。

クルツの狙撃を援護する為に前進していたが、戦術爆撃機の存在にまだ気が付いておらず、銃口が自身とはズレている事で警戒心をゆるめてしまう。

以前にテッサからガンダムに付いての報告は聞いていたが、彼はまだ心の中で過小評価していた。

 

「あのデカブツ、今度は何をしようってんだ」

 

『こちらウルズ7、今すぐに退避しろ!!』

 

「退避だぁ?敵は――」

 

クルツはグエンに通信を繋げて叫んだ。

ガンダムの戦闘能力を知っている数少ない1人である宗介は、バスターライフルがどれだけの威力を持っているのかを知っている。

けれども宗介の本意が伝わるよりも早くに引き金は引かれた。

 

「ターゲット、ロックオン。破壊する」

 

衝撃波の発生と同時に銃口から高エネルギービームが発射され周囲の大気を焼き尽くす。

細目の銃口からは想像出来ない程に太いエネルギービームは触れていなくても周囲を高熱で溶解させて行き、そして一瞬で定めた狙いまで発射される。

アスファルトも溶けてなくなり、雑木林の木々も灰も残らず消えていく。

発射線上に入っているグエンのM9も例外ではなく、何も出来ないまま装甲が真っ赤に染まりバターのように一瞬で溶ける。

 

「ぐぼあああぁァァッッッ!!!」

 

人型の造形は見る見る内に形を無くしていき、数千度を超える溶けた鉄が、黒いパイロットスーツごとグエンを溶かす。

視界も高熱になった鉄の赤い光りで埋め尽くされ、痛みと言った感情はなく悲鳴を上げることしか出来ない。

パイロットスーツも溶けてドロドロになってシートにへばり付き、動けないグエンにはもう助かる道はなかった。

次には機体が限界を超えてパラジウムリアクターが爆発し、機体が四散してしまう。

元が何だったのかもわからなくなった溶けた鉄の塊は、高エネルギービームの余波によりこの世から完全に姿を消す。

M9を1機破壊した程度ではエネルギーはまだまだなくならず、上空を飛んでいる戦術爆撃機の1機を飲み込んだ。

パイロットには死んだ事を自覚する暇さえ与えずに、ビームは白い雲を突き抜けて行く。

それでも残った機体は進路を変えず、ガンダムの居る基地に目掛けて高速で飛来する。

連続してすぐには撃てないバスターライフル、ヒイロは第2射を撃とうと次の機体にサイトを合わせるが、その機体が戦闘機ではなく爆撃機だと確認するとガンダムが握っているバスターライフルの銃口を下げた。

 

「グエン!!返事をしろ!!グエンッ!!」

 

『――――』

 

宗介は必死に呼びかけたが返事はなく、M9はレーダーの反応からも消えてしまう。

全てを消し去っていった高エネルギービーム、周辺では強力なプラズマが停滞しており通信機器が使えなくなる。

 

///

 

海の中で戦術爆撃機が到達するのを待ち構えていたトゥアハー・デ・ダナン。

対空ミサイルを発射して撃墜する筈だったが、バスターライフルのビームが通過した事により中断された。

空と海では距離が離れているが、最大出力で放たれたビームの余波はここまで影響を及ぼす。

海水の温度が一瞬で上昇、蒸発して行き海の潮が大きくうねり、まるで嵐の中へ突っ込んだかのように

大荒れする海水がトゥアハー・デ・ダナンを襲い、停滞するプラズマが影響してミサイルも発射出来ない。

可変ピッチ・スクリューで艦の速度を減速させ海流に負けないように制御し、艦内は大きく揺れた。

両手でシートの肘掛けをしっかりと掴んで体に掛かる揺れを支え、テッサはトゥアハー・デ・ダナンに登載されている高性能AIダナーが導き出した情報を見る事が出来ない。

激しい海流による揺れはしばらく続き、テッサは両目を閉じて収まるのを待った。

他の船員も体を支えており、隣に立っているマデューカスもシートの背もたれに右手を添えている。

しばらく時間が経過すると揺れも収まり、マデューカスはズレてしまった帽子をかぶり直した。

ブリッジの巨大液晶ディスプレイに表示されたダーナの計算結果を見て、テッサは驚愕する。

激烈なプラズマ過流と灼熱の奔流は現存するどのような兵器、建造物でも防ぎきる事は出来ず、1度発射されてしまえば止める事は不可能。

 

(血の気が引く、とはこの事ですね。これだけ強力な兵器を一体どこの組織が?ミスリル内部からのリーク……ありえませんね。あんな物を開発出来るのなら、わざわざ売り渡す必要がありません。アマルガムのとも考えにくいです。これだけの戦闘力の兵器を開発出来るだけの組織が、私達の知らない所に潜伏している)

 

示されたバスターライフルの威力を見て背中に冷汗が流れ、次に行動すべき事を考えるが迂闊には動けない。

レーダーに映る残った3機の戦術爆撃機は速度を維持したまま、島の基地へと爆撃を開始した。

ジェットエンジンの甲高い音を大空へ響かせて、地上へ爆弾を投下させる。

空中を自由に飛び回る相手をASでは対応出来ず、基地に残っているミスリルの部隊は爆撃を逃れようと各々の機体を走らせた。

 

「ウルズ7!!損傷したウルズ2を連れて行け!!」

 

「了解!!」

 

コクピットの中で気絶したままのマオ、右腕のなくなったM9も横たわったままで、アーバレストの両腕で抱えてここから退避しようとする。

 

「マオ、応答しろ。マオ!!ダメか」

 

「カシム!!俺を置いて1人で逃げる気か?そうはさせねぇぜ!!」

 

「黙れ!!キサマに構っている時間はない!!」

 

単分子カッターを引き抜いてアーバレストに迫るヴェノムだが、宗介はもうガウルンの相手をする気はなかった。

散弾砲を投げ捨て、左腕でマオのM9を抱えたまま右腕を前に出す。

機体を多少損傷させようとも味方を守ろうと懸命に動く宗介、マオを守ろうとする気持ちが極限にまで高まり意図せずにラムダドライバが発動した。

背部と肩から放熱板が展開され、機体前方を不可視のエネルギーが壁を作りヴェノムの単分子カッターが寸前ではじけ飛ぶ。

マニピュレーターもバラバラに壊れていき肘から先がなくなってしまう。

 

「カシムゥゥゥ!!」

 

「どけぇぇぇ!!」

 

爆撃により周囲は瞬く間に炎が上がり、ヒイロが格納庫に集めた爆発物へも攻撃は行われた。

火の手が上がる基地でガンダムは立ち尽くしており、遂に格納庫のミサイルが爆発を始める。

基地全土を一瞬で爆発の炎が飲み込み、灼熱の炎が全てを吹き飛ばし焼き尽くして行く。

ガンダムもASも例外なく飲み込まれていき、ヴェノムの装甲は炎に染まり宗介の視界から姿を消した。

爆発の中心でアーバレストは発動したラムダドライバが防護壁となり、宗介とマオの2人を守ってくれている。

強烈な爆風は木々をへし折り、クルツはM9を地面へうつ伏せにして暴風を耐え忍ぶ。

 

「な、何が始まってんだぁ!!」

 

数分間にも及ぶ巨大な爆発は全てを灰に変え、元の形状は見る影もない。

その中で、ラムダドライバが発動したアーバレストとM9だけはこの空間で無傷で生還している。

 

「これは……」

 

アーバレストを立ち上がらせた宗介はその目で爆発の後の全貌を見た。

建造物は瓦礫に変わり、視界を阻む物は何もかもが壊れてしまっている。

通信機器も正常に作動しないせいで他の隊員の安否もわからぬまま、呆然とそこに立ち尽くす。

見渡す限り崩れた瓦礫の山ばかり、けれどもまだガンダムは損傷しながらも立ち上がった。

炎とススで鮮やかなトリコロールカラーの装甲は汚れてしまっているが、ガンダニゥム合金で作られた装甲は未だに健在である。

それでも膝の白い装甲は半壊し、右肩を覆う外側の装甲はなくなっており黄色の爪も折れていた。

 

「各部駆動系正常に作動。装甲へのダメージを確認。任務失敗」

 

ヒイロはガンダムの損傷状態を確かめながら、現在の状況を淡々と口にする。

幾度の戦闘で消耗してきているガンダムであるが、破壊するにはまだまだ程遠い。

ペダルを踏み込み両翼からバーニアを吹き出し地上から脚部を浮かせ、右手で頭上にあるレバーを奥へと倒しガンダムを変形させる。

バスターライフルをシールドへマウントさせ、羽を水平に広げると大空へと飛び立った。

加速するガンダムは島から遠ざかっていき、豆粒程度の大きさにしか見えなくなりヒイロは任務の為に次の目的地を目指す。

 

「次に残されているのは核兵器……」

 

太陽の輝きに姿を隠してしまったガンダムはもう見る事は叶わず、宗介はずっと消えていった大空を眺めていた。

作戦は終了し全ての敵は居なくなったが、ミスリル側の損害は大きくM9が2機破壊され1機が損傷。

決して目を瞑れる状態ではなく、この爆撃の数分後にトゥアハー・デ・ダナンから救護班が駆け付けて来た。

マオは軽傷で済みクルツと宗介はケガもなく終わったが、部隊長であるゲイル・マッカランが無残な状態で発見される。

搭乗していたM9は大破しており、機体の上半身は爆撃により破壊されて見つける事が出来なかった。

それはパイロットの遺体も同様で、骨すら残せずにマッカランはこの世から去って行く。

残された部品は回収されマッカランは正式に戦死が認定された。

けれども宗介に仲間の死を悲しむ感情は残されていないし、涙の1滴も流れてこない。

トゥアハー・デ・ダナンに置いてきたかなめの事すら考える余裕はなく、自身の不甲斐なさを噛み締めた。




これでアニメの初期に位置する場面は終了です。
次はアニメでも原作でもなかった完全なオリジナルの話を進めて行きます。
もうヒイロが何の為に戦っているのかがわかったかな?
ミスリル内でのガンダムの通称が決まっていません。
ずっと考えていたのですが未だに思いつく気配もなく、もしもいいのがあれば採用するかもしれません。
次の更新も遅いですが見てくれると嬉しいです。

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