ハイスクールD×Dに転生した   作:ユウタロス

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この話を読み終えた後、あなたは『お前かよ!?』…と言う!

と言う訳で、第17話です




第17話 ち ょ っ と 締 め て く る わ

「―――なるほど、こういう術式になっているんですか……凄く参考になります!」

 

「ははは…それは何よりだよ…」

 

 

 前回、ルフェイにお漏らしをさせると言う、誰かに知られれば問答無用タイーホされるような失態を犯した一誠。

 わんわんと泣き叫びながら『責任をとってください!』と訴えられた一誠は、持ちうる限りの語彙を総動員してルフェイを説得。『下級魔法4つ、中級魔法3つ、上級魔法1つを伝授する』事で許してもらったのである。

 

 流石に呪文8つを4時間で教えるのは無理があったので、現在もう2つ携帯型魔法球を取り出して64倍速で魔法を教え込んでいる。

 

 伝授済みの魔法は【魔法の射手】、【治癒】、【風陣結界】、【戦いの歌】、【風花風障壁】、【凍る大地】、【白き雷】。ルフェイの適正は風が最も高く、次点で氷と雷。逆に最も適正が低かったのが地と闇であった。

 

 

「んじゃ、最後の上級魔法にいくよ? コレ、攻撃専用だからさ。使う時はよく注意してね?」

 

「はい!」

 

「―――メウス・ルブラム・ドラコ・カル 来たれ雷精、風の精 雷を纏いて吹けよ 南洋の嵐 【雷の暴風】」

 

 一息で詠唱を終えると、【雷の暴風】を海に向けて放つ一誠。

 まるでビームの様な【雷の暴風】は、数キロ程離れた場所にあった小さな無人島に直撃。跡形もなく消し飛ばした。

 

「……」

 

 詠唱の短さに反比例する様な威力に、ルフェイは開いた口が塞がらなくなっていた。

 和平会談の際に放った【千の雷】の方が高威力なのだが、映像を見るのと実物を見るのとでは迫力がまるで違うのだから当然だろう。

 

 はっきり言って『ネギま』系統の大技は、神器を使わない人間1人が出せる威力を、大幅に超越している。この【雷の暴風】1つとっても並の上級悪魔の攻撃等よりも遥かに強力なのだ。

 

「―――とまあ、これが風と雷の複合上級魔法の【雷の暴風】だよ。どう?」

 

「……すごい、です。コレは、会談の際に使っていた術とは別の術ですよね?」

 

「そうだねぇ、コレ(雷の暴風)アレ(千の雷)だったらアレの方が遥かに強いね。比較にならないよ」

 

「……なるほど…やっぱり、映像越しに見るのと実際に目で見るのとでは、天と地程の差があります……」

 

 少し考え込んだ様子を見せると、一誠の顔をちらりと見やるルフェイ。そこはかとなく不安そうな顔をしている。その表情に疑問を感じた一誠がどうしたのかと聞いてみた所、俯いてボソボソと話し始めた。

 

「その……今更なんですけど、私、こんなに魔法を教えて頂いても良いのでしょうか…? だって、今日教えて頂いた魔法だけでも、特許を取ってしまえば一生遊んで暮らせるだけのお金や名声が手に入りますよ?」

 

「ああ、別に気にしなくていいよ。コレはお詫びだし、元々【魔法の射手】と【治癒】と【氷楯】は教えるつもりだったから」

 

 俯きながら話すルフェイに、一誠は軽く笑って答える。しかし、ルフェイは納得がいかないようで、なおも反論を繰り返す。

 

「で、でも、全然釣り合ってませんよ!? それは、私だって、その…オモラシ…は恥ずかしかったですけど、冷静に考えれば、悪いのは私ですし…」

 

「良いの良いの。有能で礼儀正しい娘には良くしてあげるのが俺のポリシーだからさ……その代わり、皆には言わないでね? 俺タイーホされちゃうからさ」

 

 魔法と引き換えに保身にはしる一誠。ゲスいと思ってはいけない、強制わいせつ罪は実刑判決6ヶ月〜10年。社会復帰してからも周りの視線がエラい事になるのである。

 

 【雷の暴風】の記録された巻物を手渡し、ソレを嬉しそうに読み解いていくルフェイをジッと眺めてみる一誠。

 喜んだり泣いたり悩んだりと、表情豊かな勤勉少女。兵藤家の住民で言うならばアーシアか。

 

「なあ、ルフェイ。例え話なんだけどさ、自分の恩人の命と引き換えに俺の最上級魔法が手に入るとしたら、どうする?」

 

「? う〜ん、私だったら命を取りますよ? もちろん、先生の最上級魔法はとても興味深いですけど、それだって人命には変えられません」

 

「……そっか…うん、なら良いや」

 

 きょとんとした表情を浮かべるが、すぐにそう答えたルフェイにホッとした顔をする一誠。もしここで魔法を選んでいたら、一誠はルフェイとアーサーの記憶を消してその辺に放り出すつもりだった。

 

 今更の話になるが、一誠は元々身内に対して甘い。特に女子に対してはすこぶる甘いが、身内と認定するには絶対的な条件がある。それは、『恩に報いる事』と『人に頭が下げられる事』だ。

 

 一誠はヴァーリ達と出会って以来、長期休暇の際には頻繁に海外武者修行の旅に出ており、世界中の様々な国を旅して来た。その為、色々と汚い人間も目にしてきているのである。命を救ってくれた相手を追い剥ぎする者や、さもソレが当然の事のように金品を集りに来る者等、およそ人間の屑に当たる者達を目にした為に、所謂『筋を通さない』奴を嫌悪しているのである。

 

 改めてルフェイの人と成を確認した一誠は、苦戦しているルフェイの為にもう一度【雷の暴風】を唱え始めるのであった。

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

「ふぅー、疲れた疲れた」

 

「先生、ありがとうございました」

 

 呪文を習得したルフェイと一誠が魔法球から出て来たのは192時間後、外の時間では3時間後だった。キョロキョロとアーサーの姿を探すと、二人が戻ってくるまでの間暇だったのか誰もいない浜辺でひたすらに剣を振るっていた。

 

「兄さん、お待たせしました」

 

「おや、お帰りなさいルフェイ。勉強になりましたか?」

 

「はい、とっても!」

 

「それは良かった。一誠殿、ありがとうございました」

 

「いやいや、ルフェイは物覚えが良かったから全然苦労しなかったよ。ほれ」

 

「おや、これはどうも」

 

 一誠が水球を作って手渡すと、それでバシャバシャと顔を洗うアーサー。ルフェイに教えた魔法の内容を教えると、【戦いの歌】の所でピクリと反応していた。ルフェイの接近戦時の脆さを気にしていたのだろう、かなり喜んでいた。

 

 そんなアーサーを見ていた所で、不意に一誠の脳裏にあるアイデアが湧く――この二人も『D×D』のメンバーに勧誘してみよう、と。

 

「なあ、アーサー。強い奴と戦える機会があるんだけど、興味無い?」

 

「ちょっとそこの所詳しく」

 

 思い立ったが吉日と、試しにアーサーに尋ねてみたところ、それはもう豪快に喰い付いた。

 

 一誠がしめしめと黒い顔をしながら『D×D』について語っていくと、アーサーはブラックバスのようにグイグイ喰い付いていく。

 

「―――まあ、そんな訳でさ。今はちょっとでも戦力が欲しいんだよ。受けてくれる?」

 

「ええ、喜んで。ルフェイ、あなたはどうしますか?」

 

「えっと……対テロ組織と言う事は、いざと言う時は先生と一緒に戦う事になるんですよね?」

 

「まあ、そうなるね。一旦キチンと説明しておこうか」

 

 あっさりと快諾するアーサーを尻目におずおずと聞いてくるルフェイに、懇切丁寧に仕事内容を説明する一誠。アーサーは戦闘狂の気配が滲み出ていたので碌に仕事内容の説明をしていなかったが、ルフェイはそういう訳にはいかない。

 

 彼女はバグキャラでも戦闘狂でも魔法少女でも無い、ただの魔女っ娘なのである。魔法少女では無く魔女っ娘なのである。大事な事だから2回言った。

 

「基本的な目的は『禍の団』によるテロの阻止。『禍の団』の構成上、相手は悪魔と人間、偶に堕天使かな」

 

「テロの阻止とは、具体的にどんな事を?」

 

「基本は人間界を最優先とした『禍の団』による襲撃者の迎撃、神器保持者や異能者なんかの保護になるね。あ、入るんだったら使い潰されないように俺の直属の部下扱いになるけど」

 

「……分かりました。私も参加させていただきます!」

 

 しばし考え込んでいたルフェイだが、やがて意を決した様に顔を上げ、堂々と参加する事を宣誓した。一誠が本当に参加するのか問うても、結論を変える素振りはまるで無い。

 

「……うん、分かった。それじゃあ改めて……対テロ特殊部隊『D×D』へようこそ、アーサー・ペンドラゴン、ルフェイ・ペンドラゴン。二人を盛大に歓迎するよ」

 

「よろしくお願いしますね、一誠殿」

 

「よろしくお願いします、先生」

 

 2人は一誠の差し出した手を取り、固い握手を結んだ。こうしてアーサー・ペンドラゴンとルフェイ・ペンドラゴンの『D×D』参加は決定したのであった。

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

「―――イッセェェエエエエッ!」

 

「くたばれえええええッ!」

 

「フンッ」

 

『ぐあああああっ!』

 

 ルフェイ達との細々とした打ち合わせが終わった後、砂浜でのんびりかき氷を食べていた一誠に対して背後から飛び掛かってきた男達。一誠はその男達の拳が直撃する瞬間、男達の腕を掴んで海の方へと放り投げる。投げ飛ばされた金髪と赤毛の男は盛大な水柱をあげて着水した。

 

「また盛大に飛んだな…」

 

 再びかき氷を食べ始めた一誠に話し掛けたのは、一誠の学友である唐沢だった。何故ここに居るのか聞いてみた所、男子勢のみで遊びに来たとの事。それを聞いた一誠、先程投げ飛ばした2人――ヒデノリとヨシタケを凄まじい哀れみの表情で見て、一言。

 

「ひでぇ、せっかくの夏休みを……」

 

 聞こえていたら、確実に真田北高の全校生徒を敵に回すであろう言葉を呟いた一誠。もっとも、一誠と同じ小学校の人間ならば、本気で挑む様な真似はしないであろうが。

 

「まあ、お前から見ればそうだろうがな。何時ものメンバーはどうしたんだ?」

 

「ん? ヴァーリ達? なんか皆で遠泳やってるよ。後はあっち」

 

 そう言って指差した先を見れば、確かに金や銀のカラフルな髪の毛が波間や砂浜に見え隠れしている。意外とムッツリな唐沢、何とか水着姿のヴァーリ達を見ようと必死で目を凝らすが、よく見えず。唐沢が肩を落とした所で、突然一誠が立ち上がる。

 

「どうした?」

 

「アレ」

 

 一誠の指差した方を見ると、数百メートル程先に鼻血を垂れ流しながら超望遠レンズで砂浜で遊んでいるミッテルト達を撮影している高校生らしき少年の姿が。

 

「ち ょ っ と 締 め て く る わ」

 

 言うやいなや、一瞬でその場から掻き消え、盗撮をしている少年の元に移動した一誠。遠目にしか見えなかったが、後に、唐沢はその時の一誠の表情を『SANチェックが必要になりそうな位おっかなかった』と語ったという。

 

 その後、ヒデノリ達を交えてビーチバレー大会に移行。同級生にも遠慮せずにバンバン本気サーブを連打、最終的に真田北校生+白野&真尋を交えて戦ったが、それでも一誠のストレート勝ち。真田北校七不思議に新たに『兵藤一誠は何者か?』が刻まれる事になった。

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

「いや〜、本当に申し訳ありませんねぇ…」

 

「気にしないで良いよ。こっちもバイト代貰うんだし」

 

「まあ、いきなりなのは確かですけどね」

 

 現在、一誠はニャル子等と共に彼女の愛車であるネフレン=カーに乗って次元の狭間を移動していた。メンバーはニャル子、クー子、ハス太、一誠、そして四尾状態の玉藻の5人。過剰戦力も良い所である。

 

 事の発端は1時間程前、『ドキッ! 男だらけのビーチバレー大会』が終了した頃にさかのぼる。

 

 バレーが終わった後、一誠は一人民宿に戻りアーサーとルフェイが参加する事についての報告書を書いていたのだが、突然ニャル子、クー子、ハス太が来訪する。どうしたのかと聞いてみれば、魔法使いとしての一誠に仕事の依頼があるとの事。依頼を受けるかどうかは後決めでも良いので、取り敢えず現地に同行してくれないかと求められたのである。

 

 最初は面倒臭がっていた一誠だが、報酬が魅力的(地球外のレアメタル)だった為に引き受けたのである。ホイホイと付いて行くと、同じくバイトを引き受けた玉藻(四尾)の姿が。白野を放置していいのか尋ねた一誠だが、“五尾の私が居ますから無問題です”との事であった。

 

 そうして5人でネフレン=カーに乗り込み、次元の狭間に突っ込んだのであった。

 

「しっかし、このネフレン=カーってのは凄いな。陸海空に次元の狭間まで移動出来るとか、便利過ぎでしょ…何?」

 

 ふと呟いた一誠に、周囲から胡乱な視線が突き刺さる。

 

「いえ、生身でソコ移動出来る時点で我々は心底驚いてるんですが……」

 

「ニャル子ちゃんだって生身で長時間の水中戦は無理なのにね…」

 

「少年、ホントに人間…?」

 

 邪神三柱の同類を見るような視線に顔を引き攣らせた一誠。ちらりと玉藻の方を見てみるが、玉藻は気不味そうに一誠から目を逸らすと呟いた。

 

「あ、私は七尾の私をあしらった時点で一誠さんを人間にカテゴライズするのは止めているので…」

 

「お前ら死んじゃえ」

 

◇◇◇◇◇

 

 

「はい、到着でーす!」

 

 次元の狭間の果ての果て。ありとあらゆる存在に忘れ去られた終焉の世界。そこにソレ(・・)はあった。

 

「……アーシア達連れて来なくて正解だったな…聖職者が見たら確実に心持ってかれてるぞ…」

 

 そこにあったのは、巨大な光り輝く十字架。至る所に聖骸布と聖杭が打ち付けられており、並の悪魔ならば近付くどころか視界に入れた瞬間に消し飛ぶであろう膨大な聖なるオーラが溢れ出ている。

 

「うわ〜……これ、聖書の四文字さんの封印じゃないですか。聖気がエライ事になってますよ」

 

「うん、ぱっと見で即死系の呪印が刻まれまくってるのが分かるわ。ニャル子さん達邪神でしょ? 良く耐えられるね、コレ」

 

「まあ、邪神と言っても宇宙人ですからね。と言うか、それ以上に一誠さんがこの場所で平然としてる事に愕然としています」

 

「人間、大抵の事は気合いで何とかなる」

 

 この場の一誠以外の全員が“いや、それはお前だけだろ”と思ったが、冷静に考えると自分達の想い人も割りと人間辞めてる気がしてきた為に、ニャル子達はツッコもうとした言葉を飲み込んだ。

 

「そんで? ニャル子さん達はこの御大層な墓石を退かして、何を掘り出すつもりな訳? 事と次第によっちゃあ…」

 

「あ、いえいえ。別に悪い事しようって訳じゃ無いですって!」

 

「課長に頼まれたの」

 

 構えを取ろうとした一誠に、ニャル子達は慌てて事情を説明し始める。

 

 それによると、今から数千年前にニャル子達の上司が地球で一人の子供をつくった。その『息子』は悪逆非道の行いを好き放題にやらかしたいたのだが、ある日を境にプッツリと消息を断ってしまった。どうも次元の狭間の深奥に行った事は分かるのだが、そこから先は一切分からず。

 

 何人かの調査員を次元の狭間に向かわせて調べさせていた所、ようやくこの封印を発見。調査員だけではとても歯が立たなかった為、現地で休暇中だったニャル子達に調べるように指令が下ったのであった。

 

「―――と言うお話だったのです」

 

「一誠君と玉藻さんにはコレを解くお手伝いをして欲しいんです!」

 

「いや、まあ、話は分かったけど…」

 

 ニャル子の話を聞いた一誠は、険しい顔をしている。それは、この封印術式の下にいる存在のせいであった。

 

「…冗談ではありませんね、お断り致します。話にもなりません」

 

 玉藻は一誠と同じく険しい顔をして、バッサリと斬り捨てる。

 

「そちらの話が真実だとすれば、この下に居るモノはかつてこの星を荒らした大罪人。それをわざわざ解き放つなどと……何故、自分の首を自分で締めるような真似をしなくてはならないのです」

 

「うん、俺も玉藻さんと同意見だね。こんな規模の封印を施すなんて、どれだけヤバい奴が居るのやら……って言うか、開放と同時に暴れ出すんじゃね?」

 

 一誠と玉藻(地球の住民)の正論にぐうの音も出ないニャル子達(異星人)。更によくよく考えてみると、もしも上司の息子が開放と同時に暴れ出しでもすれば、自分達にもかなりの危険が及ぶ。それどころか、下手をすれば真尋にも被害が出かねない。それはニャル子にとって看過出来る事では無い。

 

 上司の息子と愛しの男。どちらを天秤にかけるか。

 

「―――うん、それもそうですね。そんじゃ、帰りましょっか!」

 

 ニャル子は自身の吐き気を催す色の脳細胞を全力稼働させ、ためらう事無く真尋を選び取った。クー子とハス太も何も言わない辺り、彼女達の中では

 

 真尋、家族>友人>>>>>越えられない壁>>>>>>>会った事も無い上司の息子

 

 なのであろう。そのままネフレン=カーに乗り込み帰ろうとした、その瞬間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「む? 客人とは珍しいな…エセルドレーダ、茶の用意だ」

 

「イエス、マスター」

 

 十字架の一部が扉の様に開き、中から金髪の美少年と黒髪の美少女が現れた。

 

 

 

 

 





はい、と言う訳で第17話でした。

ヤバい、前回『一週間以内に更新』とかほざいておいてこのザマだよ……

今回はかなり駆け足気味になりましたが、ルフェイちゃん魔改造計画始動&D×D参入回と『黙示録の獣』様の登場回でした。

ルフェイちゃんは皆様の御期待通り、キチンと魔改造します(笑)

久しぶりに登場した男子高校生達。お忘れかもしれませんが、ウチの一誠君は真田北校生です。

そして最後に颯爽とご登場なさった『666の獣』ことマスター・テリオン様。勿論エセルドレーダ様もご一緒です。

フッフッフ……まさか、この獣を出すと予想出来た人は居るまい…!

ぶっちゃけますと、このネタをやりたいが為にニャル子さん達を登場させました。

出したいから出した! 後悔はしていない! (・`ω・)キリッ!

まあ、マステリ様はゲストキャラなので、本格的に物語に関与する事はありません。きっと、たぶん、恐らく、Maybe…


『マステリ様、初めてのバーベキュー』
『祐斗、攻める』
『一誠君、キレる』

次回はこの3本です!


六作目、『魔術師が最弱って言った奴ちょっと来い』の投稿も始めました。コレも転生者沢山出ますので、もし良かったら読んでやって下さいm(_ _)m

また、活動報告にて『アカメが斬るに転生した』のアンケートもやってますので、もし良かったらご協力下さい。それでは(^^ゞ



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