な、長かった……
もう戦闘描写のネタがなくなりかけてます……
―――――決勝第一回戦 玄武組 第一試合―――――
飛燕飛翔 vs ダイナミック・ウィンド
『さぁ、決勝トーナメント第一回戦も残すところこの玄武組の2試合のみとなります』
『飛燕飛翔チームはとにかく予選は全て瞬殺。すばらしいスピードだったな』
『スピードだけでなく、連携もなかなかのものでした。もう一つのダイナミック・ウィンドはなんというか掴みどころなないチームという印象ですね』
『さぁ、予選と同じく飛燕飛翔が瞬殺記録を更新するのか、はたまたダイナミック・ウィンドが旋風を巻き起こすのか! いま、ゴングですっ!!』
「よおし、作戦通りだ! 飛べっ! クッキーっ!!」
「了解だ、マイスター」
試合開始と同時にキャップはクッキーに飛び乗り、クッキーとともに空中に飛び上がった。
バーニアをふかし空中を飛び回るクッキー。
「うっひゃー、超高ぇー」
「フハハハハーー、空中にいる限りこのクッキーにはふれることすら出来んぞ! 空中からの高速クッキー・ダイナミックの錆にしてやろう!」
そんなクッキーとキャップを地上から見上げながら、燕と水希は頷き合う。
二人の胸中にあったのは『想定通り』という一文。
試合前大和がもたらしてくれた情報。
『キャップは派手好きだから決勝の一回戦っていう美味しいところなら絶対何かやってくる。そして相方がクッキーだということを考えるとおそらく『空中浮遊』の確率が高い。空中からの攻撃は流石にイロイロ厳しいだろうから……』
と、いって提案してくれた大和の作戦通りに二人は行動をはじめる。
燕と水希はお互いに背を向けると、一気に場外まで駆ぬけそのスピードそのままに場外の壁を忍者のように駆け始めた。
二人は壁を同方向に走りる。
お互いに相手から一番遠い距離を意識的にとっているようだ。
『おっと、これはどういうことだ。1(ワン)』
大佐がリング内実況とカウントを同時に開始する。
「むっ」
それを見たクッキーが声を上げる。
「どうしたんだ? クッキー」
その声にキャップが反応する。
「あのような形で壁を高速で移動されると、空中からの高速クッキー・ダイナミックを外したとき壁に激突してしまう」
「おいおい、んじゃ、どうすりゃいいんだよ」
「もう少し高度を下げてスピードを調整する必要があるかもしれない」
「えー、折角いい高さなのにぃー」
「仕方なかろう、勝利のためだ」
そういって、クッキーは少しづつ高度を下げていく。
それを確認しながら、燕と水希はアイコンタクトを交わす。
「未だ飛燕飛翔の壁走りが終わらないっ! 7(セブン)!」
大佐のカウントが続く。
と、その時、不意に壁を蹴り、燕と水希の二人が舞台内に戻ってくる。
そして、舞台中央の手前で二人同時にジャンプする。
二人の視線が空中で交差する。
二人の身体が空中で交差する。
二人の身体が交差する直前、燕が手を組み自らの胸におく。
「水希ちゃんっ!」
「はいっ!」
水希がその燕の手に足を乗せる。
「えやっ!」
燕がその手を思いっきり上へと水希の身体ごと投げ飛ばす。
「うおっ!」
「なっ!」
燕と水希の上空を飛んでいたキャップとクッキーのもとに水希が届けられる。
「せいっ!!」
水希が手に持った刀を一閃。
水希はその一太刀で重力に従い落ちていく。
だが、その一太刀で水希は目的の全てを果たしていた。
「ぐっ! あの小娘、一太刀でバーニアをやっただとっ!」
「ってことはどうなるんだ?」
「……落ちる」
「マジかーっ!!」
ガクンと一瞬空中で止まりクッキーとキャップも重力に引かれて落ちていく。
「さらばだ……マイスター」
「クッキィィーーーーッ!!!」
クッキーはキャップを落下の途中でリングに鎮座していて一番近場のヒュームに投げるとそのまま地面に激突した。
キャップはヒュームに受け止められる。
「安心しろ、どの道そろそろメンテナンスの時期だ綺麗になって戻ってくる」
動かなくなったクッキーを呆然と眺めていたキャップにヒュームが言う。
『それまでっ! 勝者っ! 飛燕飛翔っ!!』
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!
歓声が巻き起こる。
「お疲れ、水希ちゃん」
歓声の中、燕が水希に声をかける。
「燕さんこそ」
水希も答える。
二人の掌がパンッと軽やかに交わされる。
「作戦バッチリでしたね。直江くんに御礼言っておかないと」
「うんうん。よし、後でいい子いい子してあげよう!」
「それ、燕さんがしたいだけなんじゃないですか?」
「へへー、バレたか」
燕と水希は予選、決勝通して未だ無傷のまま勝ち進んでいた。
―――――決勝第一回戦 玄武組 第一試合―――――
飛燕飛翔 ○ vs × ダイナミック・ウィンド
試合時間 20秒
―――――決勝第一回戦 玄武組 第二試合―――――
GET THE GLOLY vs 魔弾の射手―ザミエル―
『さぁ、決勝トーナメント第一回戦も残すところあと1試合となっております』
『両チームともなんてぇか、トリッキーなチームだからな。今回も何が飛び出すかわからねぇ』
『千信館の生徒同士の試合も今大会初めてですな、お互い手の内を知り尽くしているでしょうし、どうなるでしょう』
『見どころもりだくさんの決勝第一回戦の最終試合。最後に立っているのは誰になるのでしょうか! いま、ゴングですっ!!』
「いっくよー、栄光くん! どこまで耐えられるかなぁー」
試合開始と同時に予選と同じく歩美のマスケット銃からの連射が栄光と由紀江に浴びせられる。
文字通りの縦横無尽。
前面、左右は言うに及ばず後方に上下に至るまで、一切の死角なく今までで最多の弾丸の嵐を歩美は射出し続ける。
しかもその弾丸は方向だけでなくタイミングも一定ではない、科学的な法則を一切無視した弾丸の嵐は絶え間なく栄光と由紀江を襲っていた。
「あめぇぜ、歩美! わかってんだろうけどよ!」
そんな歩美からの咒法を込めた縦横無尽に襲い来る弾丸の嵐を、栄光は両手を広げ解法を全面に展開し由紀江ごとその中に入れて防いでいる。
弾丸が栄光と由紀江に触れる直前に掻き消える。
まるで栄光を中心とした周りに球体上の見えない壁が展開されているようだ。
「まぁ、そうなるよねぇー。ってわけで頼んだよ、与一くん」
そう、弾丸の射出を一切ゆるめずに、歩美はパートナーへと声をかける。
状況にまったくそぐわない、軽く、明るい声だ。
「はんっ、任せろ龍辺。撃ち貫いてやるぜっ!!」
声をかけられたパートナー――与一は弓に矢をたがえてギリリと絞り込み、気を練る。
「乾坤一擲の一撃だ……絶っ対ぇキメてやる……」
その猛禽類の様な瞳が栄光と由紀江を睨みつける。
「なぁ、由紀江ちゃん」
「はい、先輩」
二人は相手から目を逸らさずに、前を見ながら話す。
弾丸の嵐は一瞬の絶え間もなく降り続いている。
「歩美は一人で絨毯爆撃かましてっから、威力はそれほどでもねぇ。だからオレの解法でもなんとでもなるが……あの与一の一撃は、正直防げる自信がねぇ」
「はい」
「気だけの攻撃ならなんとでもなるけど、物理的になると5分5分だ、だから、与一の相手は由紀江ちゃんに頼む」
「――わかりました」
「あの気とかもろもろ練りに練ったミサイルみたいな与一の一撃、迎撃出来ればオレ達の勝ち。出来なきゃ負けだ」
「やります……やらせていただきますっ!」
刀を正眼に構えて由紀江が集中の世界に入る。
「OK、おそらく動くのは同時だ。向こうも待ってるだろうからな」
「はい」
「合図はいらないぜ、読まれちまうだろうし……安心しなよ由紀江ちゃん、全っ力で援護してやっからさっ!!」
「はいっ!!」
由紀江の瞳に力がこもる。
いつもの自信なさげな由紀江からは想像が出来ないような鋭い視線が与一に注がれる。
こめかみに銃口を突き付け合っているかのようなピリピリとした緊張感が武舞台――否、スタジアム全体を包み込む。
歓声が徐々に小さくなる。
歩美の放つ銃弾の音だけが武舞台に響いている。
与一は動かない。
由紀江も動かない。
歩美は栄光を見据えている。
栄光も歩美を睨みつけている。
時間だけがゆっくりと進んでいく……
――――――
「たまらないわね……こんな試合、頼まれたってやりたくないわ」
控室でこの戦いを観戦していた鈴子が首を振りながら言う。
「珍しいじゃねぇか、意見があったな。俺もご免だ」
その横でモニターをみていた鳴滝が鈴子の言葉に反応してニヤリと笑う。
「こんな胃に穴のあきそうなこと、平然と出来る方がおかしいのさ」
百代が二人の言葉を受けて言う。
「なんか、見てるだけでドキドキしちゃうね」
何故か項羽と入れ替わっていた清楚が胸の前で手を握って答える。
「ん? 清楚ちゃんはなんで清楚ちゃんなんだ?」
「え? あの子疲れたからって言って今寝ちゃってるから、代わりに私が見てるの。もしかしたら、このチームのどちらかと戦うかもしれないからね。ね、柊くん」
そう言って清楚は後方で腕組みをしながらモニターを眺めている四四八に声をかける。
「まだ判りませんが……可能性はありますからね」
四四八はそう、静かに言う。
「それで、柊はどちらが勝つと思う?」
百代が四四八に首だけ向けて聞いてくる。
直前に試合をした燕と水希がメディカルチェックから帰ってきてない事を考慮しての質問の様だ。
「勝負は時の運……とまでは言いませんが、いろんな要素が入ります。このモニター越しの状況だけじゃなんとも言えません……ただ……」
「ただ?」
四四八の言葉をうけて、百代が聞き返す。
そんな百代の返しを受けて、四四八は少し肩をすくめると、
「ただ……俺は出来るならば栄光とも歩美とも戦いたくはありません。二人とも厄介なことこの上ない」
少しおどけたようにそう言った。
「はっ、違ぇねぇ」
そんな四四八の言葉に鳴滝は小さく笑うとそう言い、
「まったくね……」
鈴子もやれやれといったふうに首を振る。
それを聞いた百代は小さく笑うと、
「それを言うなら千信館の連中と戦う奴等はみんなそう思ってるさ、千信館の連中は厄介極まりないってな」
と、再び四四八に目を向けて言う。
その言葉に四四八は再び肩をすくめて答えると、モニターに目を戻す。
それを合図に百代もそして、他の人間もモニターに目を向ける。
試合開始から既に10分が経過していた……
―――――
ジリっ、ジリっ、と由紀江が進む。
その度に栄光も解法を展開したまま同じだけ進む。
与一は弓を引いたまま動かない。
歩美は弾丸の掃射を一瞬たりともやめない。
由紀江の歩みがピタリと止まる。
おそらくその位置が与一の完全な射程距離内。
ここから一歩でも踏み出せば与一の矢が二人めがけて放たれるであろう。
由紀江が浅く呼吸をする。
与一も呼吸を浅くする。
お互いに呼吸を読み合う。
表情を読み合う。
眼を読み合う。
由紀江の腕に鳥肌が立っていた。
与一の腕にも鳥肌が立っていた。
そして二人が動き出す。
どちらが先に動いたか、わからない。
同時に見えた。
由紀江の身体が流れるようにすぅと前に出る。
与一の右手が放される。
一秒を刻むような刹那の時間の流れの中で、由紀江と与一の視線が交差する。
――次の瞬間、与一の矢は由紀江の刀によって叩き落とされていた。
そして、時間が一気に流れ出す。
「――っ!!」
「なっ!!」
会心の笑みを浮かべる由紀江と驚愕の表情を浮かべる与一。
共に気力を使い果たしたのか双方ガクリと膝をつく。
しかし、試合はまだ続いている。
「おっしゃあ! もらったぜっ! 厨二病っ!!!」
由紀江の一撃が決まった瞬間、栄光が解法を移動にうつして膝をついた与一に向かって疾る。
「甘いよ! 栄光くん!!」
歩美が栄光めがけて弾丸を連射する。
「きっかねぇぞ! 歩美っ!!」
その弾丸をものともせずに突撃を止めない栄光。
「言ったはずだよ、栄光くん……甘いってっ!!」
そんな栄光を見ながらニヤリと笑う歩美。
ハッ、と栄光が気付く。
弾幕に隠された一発の銃弾。
その一発の銃弾が栄光をすりぬけ膝をついた由紀江めがけて飛んで行くのが見える。
――今からじゃ、間に合わない。
――ならばやる事は一つ。
――歩美の弾丸より疾く与一を倒すっ!!
そう決意して、栄光は与一めがけて一気に疾る。
「 「いっけええええええええええええっ!!!!」 」
歩美と栄光の絶叫が重なる。
由紀江の眉間を歩美の弾丸が貫く。
与一の顔面に栄光の一撃が疾る。
互いに解法を込めた一撃。
ドサリと、由紀江と与一が同時に武舞台に崩れ落ちる。
『それまでっ! ダブルノックアウトォ!!!』
大佐の宣言が響く。
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!
今日一番の歓声がスタジアムを覆う。
「えー、あんなに頑張ったのにー」
大佐の宣言を聞いた歩美がマスケット銃を抱きながらペタンと座り込む。
「それ、オレのセリフなんだけど……」
栄光も結果を聞きながらヘナヘナと座り込む。
観客の惜しみない声援と拍手が倒れた4人に注がれる。
死闘の末、舞台に立っていたものは誰もいなかった……
―――――
「んっ……」
由紀江が意識を取り戻すと、そこには見慣れない天井が広がっていた。
「こ……ここは……」
辺りを見回し、状況を把握しようと頭を巡らせる、すると、
「あ! まゆっち気がついた! ねぇねぇ大丈夫、痛いところとかない?」
「い……伊予ちゃん?」
枕元から聞きなれた友人の声が聞こえる。
「ああ、あんまり急に動いちゃダメだよ。今、先輩呼んでくるからね。せんぱーい、まゆっち起きましたよー」
急に起きようとした由紀江に慌てて手を貸してベットに上半身だけ起こした形で座らせると、伊予はカーテンの外に出て行った。おそらく栄光を呼びに行ったのであろう。
だんだんと、記憶と意識が戻ってくる。
ヒリヒリとひりつくようなやり取りのあと、与一の矢を『黛流 阿頼耶』にて撃ち落とし、気力を使い果たし膝をついた自分の眉間になにか硬いものが当たった気がする……それ以降の記憶がない。
「そうですか……私、また負けてしまったんですね……」
思わずこぼれた自分の言葉に、我知らず目頭が熱くなり、手の中にあったシーツをギュっと握る……
そんな時、
「ちげぇ! 全っ然、ちげぇよ、由紀江ちゃんっ!!」
と、いつの間にか伊予に連れられてベットの近くまで来ていた栄光が由紀江の独白に答える。
「お、大杉先輩……」
独り言にいきなり答えられて戸惑う由紀江に栄光が続ける。
「オレ等と歩美達の試合はダブルノックアウト、勝者なし。これどういうことかわかる? 由紀江ちゃん」
「えっと……だから、私達……いえ、私が負けてしまっ……」
「だから、ちげぇっての!」
由紀江の答えを栄光が横から遮る。
「いい、由紀江ちゃん。勘違いしてるみたいだから教えてあげるけどさ、オレ達、『勝てなかった』だけなの、『負けて』ねぇの!」
「え?」
栄光の言葉に由紀江が顔をあげる。
「由紀江ちゃんさ、連敗続きだったんだろ? でも、今日は『負けなかった』、って事は一歩前進じゃん!」
「大杉先輩……」
「だから、次は勝てるって、オレが保証してやる!」
理論としてはまったく体をなしていない精神論だが、その前向きさが由紀江には嬉しかった。
「ありがとう……ございます」
止まりかけてた涙が再び溢れ出しそうになる……
その時、隣のカーテンからクスクスと笑い声が聞こえる。
「おい、誰だよ! って歩美?」
栄光がカーテンを開けると、そこにはニヤニヤとした笑みを浮かべた歩美がいた。
そして、後ろに隠してある右手をすぅと取り出す。なにか小さな機械のようなものが握られていた。
不思議そうな顔をしている3人を目の前に歩美はその機械のスイッチを入れる。
『由紀江ちゃんさ、連敗続きだったんだろ? でも、今日は『負けなかった』、って事は一歩前進じゃん!』
機械から栄光の声が再生される。機会はボイスレコーダーだったようだ。
「ちょおおおおおおおおっ!!!」
栄光から驚きの絶叫が上がる。
「だから、次は勝てるって、オレが保証してやる! どやぁ」
歩美がニヤリと笑いながら先ほどの栄光の言葉をリピートする。
「ちょっ! マジ! 歩美、それ洒落になんねぇって、マジ、頼む!! ってか、頼みます、お願いします!!」
栄光が歩美のボイスレコーダーを奪い取ろうとするが、歩美はスルリと抜けてベットから下りると軽やかに逃げていく。
「いやー、いいもん録れましたわー、誰と最初にこの感動を分かち合おうかなぁ。みっちゃんかなぁ、りんちゃんかなぁ、やっぱここは、あっちゃんかなぁ」
「ああああーーーー、頼む頼む頼む頼む! 歩美マジ頼むからーーー、ネタにされてイジりたおされる未来しか浮かばねぇよ!! ってか、オメェ、四四八に言いつけっからなっ!!」
逃げる歩美を追いかける栄光。
その姿があまりにおかしく。
「あははははははは、大杉先輩、変なのー」
「ふふふ、ははは、本当に」
伊予と二人で思わず笑ってしまう。
――こんな風に笑ったの久しぶりかも……
由紀江はそんなふうに思いながら、伊予と二人で笑う。
「ったく……五月蝿くてオチオチ寝てもいられねぇじゃねぇか……」
逆隣のベットにいた与一が寝返りをうちながら悪態をつく。
悲鳴と笑い声と悪態が医務室に溢れていた。
こうして、『若獅子タッグマッチトーナメント』の決勝第一回戦が全て終了した。
―――――決勝第一回戦 玄武組 第二試合―――――
GET THE GLOY △ vs △ 魔弾の射手―ザミエル―
試合時間 12分5秒
―――――
決勝第2回戦組み合わせ
朱雀組決勝
川神シスターズ vs 雅
青龍組決勝
川神アンダーグラウンド vs デス・ミッショネルズ
白虎組決勝
柊桜爛漫 vs 源氏紅蓮隊
玄武組決勝
飛燕飛翔 vs ダブルKOによる対戦者ナシ
以上
決勝全八試合の中で一番注目度の高かった第八試合です。
皆様のご納得行ける決着になってたらいいなぁ
決勝第一回戦がようやく終わりました。
全チーム、全試合、
それぞれに試合経過、試合決着で、
特徴が出せればと思って四苦八苦……
なんと、予選から合わせて戦闘描写ばかり五話も書いてた自分にびっくりですw
楽しんでいただけたら幸いです。
まぁ、これ以降も続くんですけどねw戦闘描写w
お付き合い頂きまして、ありがとうございます。