五月雨晴也の野望   作:漆原 涼介

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第七話 織田家、お家騒動・完

「犬千代、できたか?」

「……一応」

 

犬千代は書状を書き終えると、それを晴也に渡した。一通り中身を確認する。筆跡は、多分バカな勝家にはわからないだろう。

 

「……まあ、まさか勝家でも文字が読めないなんてことは」

「……あ」

 

犬千代が思い出したように声を漏らす。

 

「ま、まじか……そこまでバカとは」

 

『天は二物を与えず』勝家は織田家屈指の剛将だが、同じく織田家屈指のバカでもある。

 

「五右衛門……なんとか勝家に翻訳してくれないか?」

 

その黒装束で現れると、「くせ者っ!」とか言って斬りかかられそうだが。

 

「やってみるでござる」

「悪いな、五右衛門」

「まかせるでござる、これが成功すれば五月雨氏のちゅっせはまちぇがいないでござる」

 

「……かわいい」と、犬千代。

五右衛門の噛み噛み言語は犬千代に好評なようだ。どっちもちっこいし、歳も近いだろう。二人で「か、かわいくなどないでごじぇるっ!」「……また噛んだ、かわいい」と言い争っているのを見てると、なんか心休まる。

 

 

……もしこいつらが現代の秋葉に居るロリコンオタク共に会ったら相当ヤバイだろうな。ある意味、こいつらは現代よりここが安全かも。やがて、五右衛門は犬千代との争いを諦めたのか、こっちに向き直った。

「しかし、こんな書状で柴田氏が動くのでごじゃるか?」

「ああ、あいつは信奈大好きだからな。この書状を読めば、な」

 

犬千代が袖を引っ張ってきた。

「なに?」というと、夕焼け色に染まった太陽を指さした。

 

「あああああっ!時間がねえっ!作戦開始だぁぁぁー!」

 

晴也は急いで信奈の下に。犬千代は米を買う為。五右衛門は川並衆を呼び、更に書状を勝家に届ける為。それぞれの役割を果たす為、動きだした。

 

 

 

 

 

 

「このアホっ!バカっ!たわけ者~!」

 

キック、キック、正座している晴也の顔面へとキックの嵐。土下座して、ちょっと待ってもらおうなんて考えが甘かった。土下座する暇さえ与えられないとは。

 

「お、落ち着け信奈!」

「あんたが悪いんでしょっ、あんたがっ!なんで手ぶらっ?どうして米が一粒も無いのよ?

預けたお金はっ?三千貫はっ?」

「増やしてたんだよっ!」

「どうやってよ?」

 

しばらくうーんと考えたが、やはりバラすとこの方法がもう使えなくなる恐れがあるため、教えるのはやめた。

 

「……企業秘密で」

「はぁ?またサル語?あんた顔は中々なのにもったいないわね、本当にサルって呼ぶわよ」

「サルじゃねえし。未来語と言って欲しいな」

「ふん。増やしたなら、今頃ここにたくさんの米俵が積まれているはずよね?」

「多すぎて俺一人じゃ運びきれなかった!今、犬千代な運んでいる!頼むから俺を信じて待ってくれ!」

「……仕方ないわね。そこまで言うなら、刻限まで待ってあげてもいいわ」

 

晴也の必死の説得に信奈は渋々引き下がり、地球儀をくるくると回し始めた……と思ったが。

 

「……遅いわね、待ちくたびれたわ」

「早っ!まだ座って五秒だよっ!?」

「だって待つの退屈だもの。ハル、斬ってもいいかしら?」

「はぁ~。んじゃ、おしゃべりして時間を潰そうぜ?」

 

「そうね、だったら……」とまた地球儀を回した。

 

「この地球儀で、あんたの知力を測定してあげるわ」

「ははっ、おもしれえなあ」

「ふふっ、あんたにこの地球儀の意味がわかるかしら?」

 

(わかるもなにも、知らない奴はいないと思うが……)

 

「世界って平らじゃないのよ、この地球儀のように球体なのよ!」

「ぷっ……くく、あはははははは!」

「な、なによ?」

「いやだって、なにを言い出すかと思えば、そんなあたりまえのこと……くくっ」

 

ヤバイ、すごいおもしろい。それは幼稚園児に言う言葉であって、現役バリバリの高校生に言う言葉ではない。ここは、命を賭けた戦国時代。皆知らなくて当たり前なのだが、こうも真正面で真剣に言われると、笑みがこぼれてしまった。

 

「じゃ、じゃあどこが日本なのかわかるっ?」

「ああ、当たり前だろ。この小さい島国だ。ちなみに、おまえたちが南蛮人って呼んでいる連中は、ずっとずっと西にあるこのヨーロッパから来ている」

 

晴也は、突き出された地球儀を転がしながら、日本と南蛮の場所(オランダ・スペイン・ポルトガル)を示してみせた。

 

(すごい……今まで誰に説明しても信じてくれなかったのに……)

 

信奈は感動?にも似た気持ちが湧いてきた。

こいつなら……

 

「今はデウスの教えを伝える宣教師しかやってこないけど、いつかきっと大船団で日本まで攻めてくると思うの。だから一日も早く乱れた天下を治めて、南蛮の奴らとも対等につきあえる国を作らなくちゃダメなのよ!ねえ、わたしの言ってること、おかしい?うつけだと思う?」

 

信奈は今まで貯めていた気持ちを吐き出すように、晴也に言った。

 

(こいつ……本当に天才なんだな。今の日本にこいつと対等に話せるやつなんかいないのかもしれねえ……)

 

それでも、と晴也は思った。こいつはこの世界に必要だ。第六天魔王として名を馳せた織田信長ではなく、こんな織田信奈が創る日本こそ意味があるのだろう。俺はガシッと信奈の肩を掴んだ。信奈は一瞬ビクッとして、頬を赤らめた。

 

「な、なによっ?」

「信奈……おまえはうつけなんかじゃない。いまいましいが、時代を超えた天才なんだよ。おまえを笑う連中がバカなんだ。だから……『誰に何と言われようとも、自分が信じる道を進め、信奈』」

「っ!?」

 

一瞬、一瞬だけど、大好きだった父の顔が浮かんだ。言葉が似てただけ、似てただけ、と信奈は頭を振った。

 

「ん?どうした、顔が赤いぞ。熱でもあるんじゃないか?」

「な、なんでもないわよっ!」

 

と肩に置いてある晴也の手を振り払った。

 

「おい、ほんとに大丈夫か?おまえに熱でも出されたら……」

 

と、お互いの鼻息がかかるほど顔を近づけた。なぜだか信奈の顔が見る見る赤くなっていく。

 

「な、なななな!?なにすんのよっ!」

 

最高潮に顔を真っ赤にさせた信奈渾身の頭突きが飛んできた。

 

「お、おまえ……人がせっかく心配してやったのに~」

「し、知らないわよ……」

 

信奈はそっぽを向いて自分の頬に触れ、

 

(なんで…なんで、こんなやつに赤くなってんのよ……み、身分違いもいいとこだわ)

 

と自身に言い聞かせていた。

不意に晴也が口を開く。

 

「……さて、そろそろだな」

 

城のどこからか、時を告げる太鼓の音がドンと鳴り響いてきた。それと同時に、どこからか叫び声。

 

「うおおおおお!」

「り、六っ!?」

 

なぜか刀を抜いている勝家、そしてもう片方の腕で強引に信勝を引っ張っていた。

 

「信奈さまぁぁぁぁ!今すぐお助けしますううう!」

 

ブンブンと力任せに刀を振っている勝家を見て、信奈はまだ状況を把握できていない。

 

「や、やめないか勝家!ぼくが危ないだろ!?」

 

「知るかぁぁぁぁぁ!」と晴也に強引に投げつけた。

「おっと」と投げられた信勝をキャッチする晴也。そして、その間に一気に距離を詰め、振りかかった。

 

「姫さまに手を出そうなんて、一万年と二千年早いわぁぁぁぁぁ!」

「か、勝家!誤解だ、落ち着け!」

 

それでも振り落とされる刀に両手で抱きかかえている信勝がいる状態では、正直木刀のガードは間に合わない。死ぬ、死ぬ!これは、すごいピンチだっ!いっそ信勝を盾に……いや、それはっ!晴也は信勝を守るように背を向けた。

 

 

カツンッ!

勝家の手から、刀が落ちていた。不意に縁側の方向から飛んできた手裏剣の束に、刀を飛ばされていたのだ。

 

「な……に?」

 

晴也は手裏剣が投げられた方向を見る。犬千代だった。おそらく投げたのは五右衛門だろう。

 

「……勝家……誤解」

「……えっ?」

 

「ああ、まったく」と溜息をつきながら、晴也は立ち上がった。

 

「勝家、あの書状は俺が頼んで犬千代に書いてもらったものだ」

「な、な、なにぃ!?」

 

 

時を少し遡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、なんじゃこりぁぁぉぁぁぉぁ!?」

 

勝家は手にとった書状をビリビリに破いた。

 

「あのエロ変態乳揉みハルがぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

その光景を見て、五右衛門が呆然としている。本当なら直ぐに「くせ者っ!」と斬り捨てるところだが、信奈さまの使いなら別だ。文字が読めない勝家が、五右衛門に翻訳されたとこまでは良かった。「噛みすぎだろ、なに言ってるかわからん」という突っ込みをしたのも良かった。しかし、書状の内容はこうだ。

 

『助けて六。わたしには六が必要なの。六が信勝を連れてきてくれないと、エロハルに胸を触られるわ、助けて、六。早く、信勝を連れてきて」

 

と極めて単純。女性のことをあまり知らない晴也なので、この程度の文しか思いつかなかった。しかし、バカな勝家は見事に騙されてしまった。

 

巷で『信奈、五月雨晴也打ち首』の報が回り、ならば三千貫を無駄にした信奈の責任問題としようと信勝の家臣たちが話し合っている中、勝家は信勝の居城に。

 

「なっ!?勝家どのっ!?」

「どけどけえええええ!こちとら姫さまの貞操がかかっとるんじゃああああ!」

 

と大暴れ。

三秒で信勝とその取り巻きたちを制圧し、引っ捕らえていた。鬼の形相の勝家に、斬りかかろうとするような度胸の持ち主は、残念なことに信勝の取り巻きの家臣たちの中には一人もいなかった。

 

(信奈さま!待っていてください!今すぐこの六が、助けに参ります!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこの状況。

 

「う、嘘だろ……あたし、騙されたのか……」

「いやぁ、まあ即席の策にしてはよくかかってくれたよ」

 

こ、この!と歯ぎしりする勝家。

 

「……晴也……お米、買ってきた」

「おおお、犬千代~!助かったぜ!ありがとうっ!」

 

「いくつ買ったの?」と信奈が聞いた。

 

「……七万五千俵」

「一石が二俵と半分だから……三万石っ?嘘っ?ほんとにっ?命じた量の四倍近いじゃないっ!?」

「……晴也の、お手柄」

「へへっ、まあな」

 

「よ、良かったぁ~」と信奈は肩を下ろした。

そしてクルッとこっちを振り向き、

 

「喜びなさい、ハル!この手柄に免じて、打ち首は取り消すわっ!」

「ふぅぅ~首の皮一枚繋がったか……」

 

晴也、信奈、犬千代が安堵の表情を浮かべる。だが、まだ重要な問題が残っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~次の日~

清洲城。

勝家は、白装束で登城した。勝家の隣には、涙目になって震えている信勝。

織田家の重臣一同が、信勝と勝家の左右にずらりと居並び、「もはや信勝さまは助からないだろう」と早くも同情の視線を送っていた。

 

「信勝さまの不始末は、家老であるあたしの不始末。難しいことはわかりませんが、この場は、あたしの首でどうかご容赦ください!」

 

すがすがしいほどの爽やかな声で、そう宣言した。信勝を捕らえた時から、死ぬ覚悟を決めていたのだろう。しかし、信奈は認めない。

 

「あんたがいなかったら、どうやって今川と戦うのよ?却下」

「では信勝さまを除名なさると……」

 

と、長秀が提案する。

 

「……信勝は、切腹」

「ええっ!?そんな死に方やだです!姉上ぇ!」

 

今回は本気で反省しているのだろう。泣きじゃくりながら命乞いをしていた。

 

「そう……なら、わたしが斬るわ」

 

小姓から太刀を受取った信奈が立ち上がり、信奈の正面へと降りてきた。

 

「待て信奈!自分の弟を殺すんじゃねえ!」

 

「身内の反乱ひとつ鎮められないで、天下なんて言えないでしょう?みんなもよく聞きなさい!今後、わたしに逆らった者はたとえ家族であろうとも殺すわ!

それが天下のため、民のためよっ!」

 

すでにうつけの信奈の顔ではない。『第六天魔王』。不意にその言葉が頭に浮かんだ。こいつを魔王にしていいのか?それで天下は取れるのか?それでこいつは満足なのか?

………満足なわけが、ないっ!

 

「待てって言ってんだろうがっ!」

 

晴也は信勝を庇うように、信奈の前に立つ。

 

「わたしに逆らうの!?」

「ああ、逆らうぜ!おまえはこのまま進んだら、周りの人を斬って斬って斬りまくる!魔王人生一直線なんだよっ!」

 

ガシッっと信奈がもつ刀の刃を力強く握った。当然、手から血が滲み出る。

 

「身内だからと許していては、家臣に示しがつかないわっ!」

「バカっ!おまえは弟を殺したくないはずだっ!俺はおまえを魔王にするわけにはいかない……!楽しそうに地球儀をぐるぐる回していた時のおまえのままでいてほしい!」

 

ぱちんっ。

信奈は刀を振り下ろすかわりに、空いてるほうの手で晴也の頬を叩いた。

 

「っ……」

「うるさい、うるさい!じゃあ、いったいどうしろっていうの!?」

「今は天下を忘れろ!これは家族の問題だろうが!おまえ自身が素直になればいいんだよっ!おまえは信勝をどうしたいんだっ!?」

「……殺したくないに決まってるじゃないっ!自分の弟を殺したがる女の子なんで、いるわけないっ!」

 

信奈の頬に、透き通った涙が一筋、流れ落ちていた。家臣たちの前で、涙を見せてしまった。これから家臣たちの前で魔王として振る舞おうと決意していたはずなのに。

 

「じゃあ……そう言えよ……」

 

晴也は握っていた刀を下ろした。手からは斬り傷ができ、ポタポタと血が落ちていた。

 

「わ、わ、わかったわよ!信勝を許すわ!」

 

信勝は「姉上ぇ」とグシャグシャの泣き顔から、天使のような笑顔に変わった。

 

「これからは、姉上のため働きます!二度と謀反など起こしません!織田の名を捨て、分家の『津田』を名乗ります!ですから名前も『信澄』に改名します!」

 

「津田……信澄……デアルカ」

 

信奈は女の子らしい、ひどく無防備な笑顔を見せた。

……ちょっと媚びすぎだが、お調子者の信勝らしいな、と晴也は思った。

 

「これで一件落着か……ってイテテ」

 

はぁ~、あんなに力強く掴まなきゃ良かった。

 

「……晴也、手当」

「ん、ああ、そうだな。頼む」

 

犬千代が心配そうに血だらけの手を覗き込む。

 

「ちょっと待て、犬千代。ここはあたしがやる。元はと言えば、謀反を止められなかったあたしの責任だ」

「……やだ」

 

ギュっと俺の袖を掴んでくる。

 

「や、やだとはなんだ!あたしがやるんだっ!」

 

と勝家は俺の腕を掴む。二人で晴也の取り合いとなる。とりあえず、二人とも半端なく力が強いため、引っ張られると結構辛い。

 

「ど、どっちでもいいから、早く手当……」

「待ちなさいよ!あんたたち、わたしが直々にやるわっ!」

 

と信奈も参戦。

流石に信奈相手には反抗しないだろう、と思ったが。

 

「姫さまにやらせるわけにはいきませんっ!汚れてしまいますっ!」

「……犬千代が……やる」

「な!?あんたたち、さっさとハルを渡しなさいよっ!」

「とにかく早くしてくれよ……結構痛いんだから」

 

「まあまあ……」と長秀は面白そうに、四人のやり取りを見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~長屋~

 

とにかく、疲れた。結局、手は長秀さんが割って入って手当をしてくれた。

手には布が巻きつけられている。包帯とかあったら便利なのになあ。

 

「あ~、まじ疲れた~」

 

思わず口から出てしまった。

 

「そ、そうか」

「そうだ……じゃねえ!え、勝家!?なんでここにいんのっ!?」

 

玄関の前で勝家がもじもしと立っていた。ウブな女子中学生が告白する時みたいな感じで。なんか、勝家らしくなかった。

 

「ど、どうした、おまえらしくもない」

「あ、ああ。いや、本当なら、信勝さまが謀反して、あたしと信奈さまが戦っていたかもしれないからな……改めて礼を……あ、ありがとう」

「ああ、礼か。別にいいよ。大したことはしてない」

 

「そ、そんなことないっ!」勝家が怒鳴った。

 

「あたしは……おまえのように頭が良くない!……唯一頼りの剣術もおまえに劣る。これじゃあ……あたしがいる意味なんて……」

 

信勝の謀反を防げなかったことにより、勝家は自信を無くしていた。

 

「本来、謀反は信勝さまの家老だったあたしが止めるべきなのに……あたしはっ!」

「……勝家」

 

そっと勝家に近づき、頭を撫でた。

 

「なっ!?」

 

ビクッと勝家の体が震える。怯えている、という感じではなかった。

 

「あんまり無理するなよ、勝家」

「あ、あたしは無理なんて……」

「……おまえは『鬼柴田』なんて呼ばれてるが、おまえは鬼じゃねえよ、女だろ?」

 

勝家は頬を赤らめ、下を向いた。

 

「……おまえにしか出来ないことだってあるさ」

「あ……くぅ……」

 

勝家の心臓が、波打つように早くなる。

 

(は、初めてだ……あたしを女として見てくれた男は……)

 

「い、いっそ抱きついてしまおうか!そうだ、そうしよう!」と、勝家は一人心の中で葛藤を繰り広げていた。

 

そして意を決して抱きつこうとした時。

 

「……じー」

 

今度は玄関で犬千代が立ち尽くしていた。

 

「あ、よー、犬千代」

「……なにやってるの?」

「ああ、ちょっと勝家を慰め……て?」

 

勝家が口をパクパクさせてなにかを言っている。

 

「ん?どうした勝家?」

「あ……う」

 

なにやら勝家の様子がおかしい。

 

「おい勝「うあああああああ!」」

 

勝家は顔を真っ赤にして出て行った。

 

「……なに、あれ?」

「……さあ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




うわあ、文字数が多くなり過ぎてしまった。
これで……信奈、勝家のフラグが立ったかな?
とりあえず、やり過ぎハーレムを目指したい……。

感想いつでもお待ちしております~
………というか欲していますね、お願いします。

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