リリカルビルドファイターズ   作:凍結する人

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漢二人、終わりなく(Ⅰ)

「や……やったの……?」

「クロノくん、やったんだ……!」

 

 バトルシステムの音声が、試合終了を告げたその時。沸き立つ熱気と叫ぶ声が充満していた市民会館は、一時静まり返り、ただ、プラフスキー粒子の散っていく音だけが聞こえる。先ほどまで無重力の宇宙空間を再現していたフィールドも、そこに漂う要塞の破片も全てが掻き消え、残ったのは傷ついたガンプラがただ一体。

 そう、一体。敗者は消え行き、勝利者だけがそこに残った。

 勝者の名は、クロノ・ハラオウン。つい5日前初めてガンプラと出会った少年が、謎めいて、しかし強大な相手に打ち勝てたのだ。

 

「いよっし!」

「やったやったぁ!」

「クロノくんの勝ちや!」

 

 だから、次の瞬間膨れ上がる、歓声と笑顔。アリサとすずかは満面の笑みで、ユーノも子供らしくはしゃぎ、そしてザフィーラまでが静かに笑ってみせる。なのはやフェイトなど、感極まったのかとっくに観客席から走り去り、一息つくクロノの身体に抱きつこうとしていた。

 

「お兄ちゃんっ! お兄ちゃん、お兄ちゃん!」

 

 だっ、と地面を蹴って飛び込んできたフェイトにクロノは振り向き両腕を広げ、ぶつかる衝撃でよろめきながらも受け止めることが出来た。

 

「ん……応援ありがとう、フェイト」

「良かった、お兄ちゃん……凄いバトルだったよ……かっこ良かった」

 

 ここまで感情を表に出すフェイトを見たのは初めて、という訳ではなかったが。それが自身へ向けられるというのは、クロノにとって初の経験だった。彼女の兄になってからもう半年以上経つが、こうして抱き合い頭を撫でるなんて考えたこともなかった。

 

「クロノくん……本当に凄いよ……あは、ホッとしてきたら、なんだか……」

 

 なのはなど、激闘が終わりホッとしたのか、涙腺を緩ませ赤くなった目をごしごしと拭っていた。クロノの戦いは、それほどまでに周りを興奮させ、感情移入させるほどのものだったのだ。

 

「泣かないでなのは。ほら、ハンカチ」

「あぅ……ありがと、ユーノくん」

 

 そんな彼女は駆け寄ってきたユーノに任せ、クロノの目線が向かうのはバトルシステムの盤上。そこには、傷尽き変わり果てた姿で転がっている自分のガンプラ、量産型νガンダムType-A'sがあった。全身が火で炙られたように溶け落ち、内部のポリキャップが見え隠れしている。自爆させた右腕、キャノンとともに失った左腕。二つの腕を失い、その胴体も深く抉られたまま倒れ伏せる姿は正に惨状だが、共に戦ってきたクロノの瞳は、そこに奇妙な美しさすら感じてしまう。

 そう、クロノは戦った。

 最初は箱の中、ランナーから切り取ったバラバラのパーツを組み立てることに苦闘し。それからゲート跡をやすりで削って、シールを貼って。そうして作った素組の量産型νを操り、練習機を撃墜し。その後、ホワイトデビルに倒された機体を直したら猛特訓。最後に自分だけのアイデアを詰め込んだ改造を施し、この大一番に望んだ。

 その全てが、戦いだった。時に自分との、また理不尽な相手との、更には言いようのない悩みとの格闘。そうして勝ち得た全ての物を賭けて挑んだ勝負に、クロノは勝利した。

 

「……ありがとう」

 

 ついに感極まったのか、それともなのはの涙が伝染したのか目頭を押さえ始めたフェイトを片腕に抱いだクロノ。その、もう片方の手に持った自分のガンプラへ、掛けることが出来た言葉はそれだけだった。

 

「いや、それにしても、よぅ勝てたなぁ」

 

 歩み寄ってきたはやては、クロノの持つ機体の損傷を間近で見た途端、深々と感嘆の溜息をついた後にそう言った。普通これだけダメージを受けたのなら、操作不能と判定されて敗北しても全くおかしくない。更に、νガンダムの放った最後の一撃は、量産型νの腹部、MSにとって最大の急所であるコックピットを直撃している。宇宙世紀的常識で言えば、パイロットはとっくに圧迫されて死んでいるだろう。木星帰りの天才の最後と同じように。

 だが、バトルシステムはクロノのガンプラを生かし。プラフスキー粒子で構成されたνガンダムを消滅させた。その境界線は、一体何処にあるのだろう。物言わぬバトルシステムは答えないだろうし、頭の中でいくら考えても、誰も答えを出せやしない。

 

「……偶然さ。どっちが勝っても、おかしくはなかった」

 

 だから、クロノは自分の勝ちより、むしろ相手の力量を称えるようにぼやかす言い方をしたが。

 

「それは違うね。この結果は必然さ」

 

 何処からか現れた人物の声は、その躊躇いを優しく、そしてはっきりと否定した。

 

「君の努力、経験。そしてガンプラに賭けた想いの熱量が、君のガンプラを通して出て……彼を……ホワイトデビルとそのガンプラを倒したんだ。君は全てを出し切って、その結果勝利した。それだけのことなんだ」

「っ!」

 

 年長者として此方を諭すような、経験と、それから親しみに満ちたその声に、クロノは聞き覚えがあった。と言うより、つい昨日その耳に焼き付かせた声だった。

 

「貴方は……」

 

 そういえば、名前を聞いていなかった。だから戸惑うクロノに対し、金髪碧眼の青年はおかしそうに笑いながらその目を見て、名前を告げた。

 

「僕の名はジュリアン・マッケンジーというんだ。久し振りだね、クロノ・ハラオウンくん」

「マッケンジー、さん?」

「それじゃ通りが悪いから、ジュリアンと呼んでくれていいよ。それにしても、素晴らしいバトルを見せてもらった。一言礼を言いたいんだが……」

 

 ジュリアン。そしてマッケンジー。二つの名前を耳にした少年少女たちは揃って驚愕した。世界大会ベスト4に名を連ねるほどの実力者がすぐ近くに居たのである。驚かないのは事情を知るはやてとザフィーラくらいだ。

 

「ジ、ジ、ジ……ジュリアン・マッケンジーですってぇ!?」

 

 その中でも真っ先に、かつ一番の衝撃を受けたのはアリサだった。ぽかんと開けた口を隠しもしないまま、視覚情報から見える青年の容姿と、脳内に詰め込まれたガンプラバトル有名選手のデータを照合し終えるまで、たっぷりきっかり五秒間。そして、名乗った名前に嘘偽り無く、本物のジュリアン・マッケンジーだと分かった途端、血相を変えてクロノへ詰め寄った。

 

「ちょっと! クロノさん、どうしてジュリアン様と!」

「ジ、ジュリアン様!?」

「そう! 第七回ガンプラバトル世界大会ベスト4にして、ガンプラ塾一期生筆頭! 更にはイギリスを代表するガンプラファイター、ジョン・エアーズ・マッケンジー卿の孫! 人呼んで『無冠の帝王』ジュリアン・マッケンジー様と、どうして面識があるんです!?」

「いや、どうしてって、それは……ただ、偶然模型店にいた所で会って、色々アドバイスを貰った……だけ、だが」

「だけって……!」

 

 そこまで問い詰めた所で、当のジュリアン本人になんとも素っ頓狂な顔をしながら見ているのに気づき、耳まで真っ赤にしながら振り返る。

 

「『無冠の帝王』かぁ……そんな風に呼ばれてるんだなぁ、僕って」

 

 アリサとしては、ごく当たり前の通称を語っただけなのだが、それを本人に効かれると何だか気恥ずかしく、更には何だか失礼な気がしたのか慌てて返答した。

 

「あ、あわわわ、あ、あのあのあのっ」

「君は?」

「ア、ア、アリサ・バニング、ス……でしゅっ」

 

 そして噛んだ。わざわざ『ス』を噛まないように遅れて言った後、最後の『す』を噛んだ。

 いつもの強気なお嬢様から480度ほど回転したその仕草に、クロノは思わず吹き出してしまった。隣のフェイトも、泣きながら笑いをこらえていて、とてつもなく妙な顔になってしまっている。

 

「バニングス……というと、バニングス家の娘さんかい?」

「は、はひっ」

「そうか、それで……君の叔父さんから聞いているよ」

「さ、サウスおじ様からっ!?」

「なんと言ってたかな……少しばかり自信過剰だけど、勢いに乗りさえすれば良い動きをする、だったっけ」

「あうぅぅぅ……」

 

 もう少し良い言い方は無かったの、と両手で顔を覆いつつ俯いたアリサに対し、ジュリアンはあくまで微笑みを崩さずに優しい言葉を掛けた。

 

「落ち込まないで。あの人がああ言ってるってことは、かなり評価してるってことだから」

「あ、は、はい……!」

 

 そういう意味で落ち込んでいた訳ではないのだが。キラキラと擬音がくっつくくらいに美しく整った顔の微笑みさえ向けられれば、アリサは恥ずかしがりながらも潤んだ瞳やうっとりとした顔を挙げることが出来る。

 全く、女の子という存在は現金極まりない。その場に居る男全員がそう思っていた。

 しかし、アリサがジュリアンに熱を上げている理由は、決してその甘いマスクに見惚れたからだけではないのだ。

 

「わ、私、小さい頃からジュリアン様の大ファンなんです! 去年の世界大会だけじゃなくて、ガンプラ塾の資料とかを見て、それで!」

「僕の……? 意外だな。僕なんかのファンだなんて」

「目標なんです……F91イマジンの動きも、完成度も! それに……」

「それに?」

「どんな相手にも、自分のペースと、バトルスタイルを崩さない所……それが、凄くかっこよくって、自分もそんな風になりたいな、って……」

 

 アリサの憧れに満ちた言葉に、ジュリアンは一瞬複雑な表情を浮かべたが。それもただ一瞬だけのことで、再び穏やかな笑みを戻した。そうでない自分である時もあったが、彼女の中の自分はそれでいいし、そうであって欲しい、ということだろう。

 それから、アリサの頭に掌を載せて、ゆっくりと撫で始めた。

 

「大丈夫さ。自分を貫くことは中々難しいことだけど、君みたいに真っ直ぐな子なら、いつかきっと、夢を叶えることが出来る。僕の友人もそうだったからね」

 

 憧れの人に撫でながら笑顔を向けられ、しかもこんな言葉をかけられて。夢心地に浸らぬ女の子など存在しない。

 

「はぁぅぅぅ……」

「あ、アリサちゃん、こっちこっち! ……すいません、お邪魔しましたぁ……」

 

 撫でられ終わってからもしばらく恍惚の表情を浮かべながら茹でダコのようにぽやっとしていて微動だにしないアリサは、すずかの手によって引っ張られ、会話からフェードアウトしていった。

 その後、ジュリアンに恐る恐る話しかけたのはフェイトだった。

 

「ええと、ジュリアンさん……?」

「なんだい?」

「貴方が、ホワイトデビルだったんですか?」

 

 クロノの敵として立ち塞がった、謎の男が誰なのか。それは、この場にいる誰もが共有する疑問だったが、彼は笑いながら頭を振って否定する。

 

「違うよ。僕は単なるスタッフの一人さ。遠隔操作によるガンプラバトル。その完成度がどの程度の物なのか見届けて欲しいと、ヤジマ商事から依頼されてね」

 

 ジュリアンほどのガンプラファイターになると、ガンプラバトルに関する企業からの依頼も多数舞い込んでくる。例えば、新技術を搭載したガンプラのテストファイター。他にも雑誌のインタビューやテレビ番組への出演に関して、ルックスや家柄も申し分なく長いブランクからの復帰というセンセーショナルな一面もあるジュリアンは、文字通りの引っ張りだこである。

 今回行われた、プラフスキー粒子によるガンプラの複製と遠隔操作の実地テスト。その見届け人としての仕事も、その一環ということだった。

 

「そうだったんですか。だから、日本に?」

「うん、ただ、クロノくんと会ったことは、本当に偶然だったけどね。あの後ホテルで被験者の資料を見せられて、びっくりしたよ」

「すいません。名前も聞かずに飛び出してしまって……」

「いいさ。その御蔭で、あんなに素晴らしいガンプラと、ガンプラバトルを見れたんだから……」

 

 素晴らしい。道を示してくれた恩人にそう言われれば、クロノも嬉しくないはずがない。そんな気持ちを他所へ締め出すように目線を逸らした彼に代わって、はやてが話を進める。ジュリアンが見届け人であることも最初から分かっていて、何度か打ち合わせもしていたらしく、有名なガンプラファイターに対しても平然とした様子だ。

 

「で、どうでした? 遠隔操作の複製ガンプラは」

「うん。あの人のガンプラを、ほぼ完全に再現出来ていた。挙動もそのままで、ラグや操作のズレも無いようだったけど……」

「けど?」

「少し粒子の結合が脆い気がしたね。やっぱり本物のプラスチックには敵わないみたいだ」

 

 ジュリアンが言っているのは、バトルの最後に起こった現象である。半身を失うほどの大ダメージを受けたνガンダム、その全身を構成しているプラフスキー粒子はあまりの負担に耐え切れず、雲散霧消している。

 ジュリアンから見れば、ガンプラバトルの高みを再現するには、その程度の剛性では不十分なのだ。たとえ半身、あるいはそれ以上のパーツを失おうとも闘争の意思を失わず、最後まで戦いを続け、楽しみ続ける人物を、ジュリアンは何人も知っていた。

 

「というと、ジュリアンさんはガンプラバトルのバーチャル対戦には否定的なんです?」

「そうでもないさ。練習としては十分だろうし、この技術を使えば、例えば身体が不自由で遠くまで行けない人も、ガンプラバトルを楽しむことが出来る」

「身体が不自由な人も……そう、ですね」

 

 そのメリットは、はやてがこの実験に協力した最大の理由だった。今は五体満足、何処にでも行けるはやてだが、つい一年ほど前までは両足が不自由で車椅子を使う身体障害者であったのだ。

 そんなはやての元へ、ある人物から送られたメッセージ。そこで紹介された実験とその内容に、一も二も無く協力を約束する。それ以外の選択肢は、彼女の心の中に存在しなかった。

 

「もっとも商品化には、バトルシステム間での通信システムの構築と、それから操作器とガンプラの解析装置(スキャナー)のコストダウンだってやらなきゃいけない」

「まだ先は長い、いうことですね」

 

 実験後のバトルシステムへ駆け寄り、その状態やプラフスキー粒子の残量を調べるスーツや白衣姿の大人たちを見て、青年と少女はこの計画が実るまでの長さを悟っていた。元々第七回世界大会の前からPPSE社によって企画され、決勝戦で起こった大事件により一度凍結した計画だ。それがこうして再始動出来ただけでも御の字なのだろう。

 

「でも、いつかきっと」

「そうですね、いつか……」

 

 いつか。はやては空想する

 偶然新しい家族が来るまでたった一人でガンプラを作っていた自分のような人を、バトルに誘って一緒に遊べる日が来るかもしれない。友達を含む色んな人に無理を言って、クロノだって散々振り回して実現させたこのガンプラバトルだが。そんな未来の一助になれたら、という一念だって、確かにあった。

 

「まぁ、それより先ずは、祝わなあかんですよね」

 

 首肯するジュリアンから振り向いたはやては、改めて勝利を祝う一同へと声をかけた。

 

「みんな、そのままでええから聞いて欲しいんやけど……」

 

 全員、はやての言葉に、揃って注意を傾ける。

 

「今回は、私の都合と勝手でで皆振り回してもうて、ほんと、ごめんな」

「いや。謝罪はもう聞いたし今更いいさ。裏を返せば、君のお陰で素敵な経験が出来た」

「うんうん、はやてちゃんは心配しなくていいよ! クロノくんは女の子に引っ張り回されるくらいが一番輝くんだから!」

「そういう意味じゃない。というか、なんでそうなる」

 

 分かってるよね、といった感じで頷くエイミィに、頭を抱えつつ突っ込むクロノ。その息のぴったりさに暖かな笑いと若干の羨ましさを感じつつ、はやては更に付け加える。

 

「でも、ここまで付きおうてくれた皆に、お礼もしたいんよ。せやから、今晩は家でクロノくんの祝勝会をやりたいんやけど」

「お、いいねぇはやてちゃん! 私はクロノくんと入れ替わりで明日から休みだし、もうバリバリ付き合っちゃう!」

「私も!」

「行こう、はやてちゃん!」

 

 彼女の言葉に、みんな笑って手を上げてくれた。祝われる側のクロノが、照れくさそうに頭を掻くくらいに元気がいいのは、皆彼の勝利を祈って、それが果たされたからだろう。

 

「じ、ジュリアン様も、行くんですか?」

「そうだね……折角だし、ご馳走させて貰おう」

 

 再起動したアリサは懲りずにジュリアンへ近づき恐る恐る尋ねたが、返答を貰った途端嵐のようにその場から去っていった。恐らく、お付の執事である鮫島に言いつけ、八神家までの足を用意させているのだろう。そういう気の回し方は有難いが、彼女らしくない即物的な行為が何だかおかしく、なのはとすずかはくすくす笑いを隠せなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、一時間後の八神家にて。

 

「それでは皆さん、我らがクロノ・ハラオウン氏の勝利を祝して!」

 

 即席で作られた『おめでとう』の垂れ幕と、前々から用意されていただろう、八神はやてお手製のご馳走たちを囲んだ一同は、それぞれにコップを掲げて、はやての音頭に応じた。

 

「かんぱーい!」

 

 

 それから先はもう、飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎだ。

 

 なのはとフェイトがいい雰囲気で食べさせ合っているのを皆で冷やかしたり。

 

 相も変わらずジュリアンにべったりのアリサをからかって、その顔を再びトマトよりも赤くした後、むきー、と暴発させてしまったり。

 

 特別に、とジュリアンが取り出したF91イマジンに全員で挑み、誰もがこてんぱんに叩きのめされたり。

 

 主賓かつ、こういう雰囲気が得意ではないクロノとしても、とにかく楽しいパーティだったが。

 

 

 一つだけ確かめたいことがあったので、祭りの最中、彼はこっそり八神家の扉をくぐり、ある建物へと向かった――。

 




結局二分割しちゃいました。もうちょっとだけ続くんじゃ。

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