月から聖杯戦争の勝者が来るそうですよ?(未完)   作:sahala

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 初代様ガチャを爆死した事実と向き合うのに時間がかかりましたとも。


第1話「安堵する間もなく」

 ―――“アンダーウッド”収穫祭本陣営

 

 “龍角を持つ鷲獅子(ドラコ・グライフ)連盟”は大混乱に陥っていた。箱庭の最強種の一角、龍が突如として出現し、同時に現れた漆黒の契約書類。追い討ちをかける様に龍からは魔獣が次々と生み出され、“アンダーウッド”の住人を無差別に襲う。オマケに生み出された魔獣の一体一体が雑魚ではない。神格を宿した獣と同等の強さを持つ彼等は、連盟の戦士が二十人以上で掛かって漸く手傷を負わせられるといった所だ。連日の巨人族の襲撃で多数の犠牲者を出している連盟にとっては、人数差で戦況を覆せない程の戦力比だった。

 伝令は入り乱れ、情報が錯綜する中でサラ=ドルトレイクは議長席でとある情報を待っていた。その情報如何で、下層全域の危機になる、と固唾を飲みながら。

 やがて、サラの下へ伝令がバタバタと走りながらやってくる。

 

「北側より報告! 現在、魔王襲撃により“サラマンドラ”、“鬼姫”連盟で迎撃! 援軍は出せぬとの事です!」

「―――そうか。ご苦労だった」

 

 息を切らせながら報告する伝令に、サラは静かに頷く。そこへ別の伝令が焦燥した様子で駆けつける。

 

「ひ、東側より報告! 魔王アジ=ダカーハの分隊が白夜叉殿と交戦中! 連絡が取れません!」

 

 新たな報告に、北側からの伝令は卒倒しそうなくらい顔を青ざめる。サラも動揺を顔に出さなかったが、心中は穏やかではない。これで現在で活動している全ての階級支配者ないし候補者が魔王の襲撃を受けている事になる。どう考えても、偶然ではない。我の強い魔王達に組織だった行動を取らせる存在も気になるが、今は目の前の事態が先だ。

 

「北側と東側の一件はこの場だけの秘密にしろ! これ以上、余計な混乱を招くわけにいかん! “四本足”に通達! 大量の荷車と戦車を用意する様に伝えろ! 参加者の避難を最優先にするんだ!」

「「了解!」」

 

 ダッと伝令が駆け出す。サラも急いで愛用の籠手や剣を身に付ける。はっきり言って、今の“龍角を持つ鷲獅子(ドラコ・グライフ)連盟”に勝ち目は無い。しかし、収穫祭の主催者として参加者達の安全を守らねばならない。―――たとえ、この身を犠牲にしてでも。

 悲壮な覚悟で戦場へ赴こうとしたサラに、新たな足音が近づいた。

 

「サラ様!」

「おお、黒ウサギ殿か。君達も避難の準備をして欲しい。我々が何としても時間を―――」

「その必要はありません! 間もなく審議決議の受理が行われます! “主催者”からの反応はありませんが、最低でも一週間の猶予は与えられると思います!」

「! そうか! “審議権限(ジャッジマスター)”であれば、ゲームの一時中断が出来る!」

「YES! なので、まずは魔獣達の一掃に専念するのデスよ!」

 

 九死に一生の思いで光明を得たサラだが、すぐに顔を曇らせた。

 

「それはそうだが・・・・・・・・・審議決議までに我々が保つかどうか―――な、何だ!?」

 

 突然、轟音と共に執務室の壁に大蛇の頭が突き刺さる。大蛇は白目を剥いて、口から血反吐を吐きながら絶命していた。どう見ても先程まで、“アンダーウッド”を襲っていた魔獣の一体だ。それがどうして、まるで大砲で撃ち出されたかの様に壁に突き刺さるのか? 

 

「ご安心下さい!」

 

 まるで意味不明な事態にサラが唖然とする中、黒ウサギは胸を反らし、力強く答える。

 

「彼等は人類最高の恩恵を持ち、神魔すら恐れず―――過去の英傑すらも従える問題児様方ですから♪」

 

 ※

 

 ―――“アンダーウッド”、東南の平野

 

 龍から生まれた魔獣には、大した知能は無い。生まれたばかり同然の彼等は、野生の本能で“アンダーウッド”の住人に襲いかかっていた。無造作に尾や爪を振るうだけで獣人は千切れ、炎や毒液を吐き出すだけで為す術なく死んでいくのだから、その程度の知能でも十分に脅威だった。

 しかし、そんな魔獣達は今はたった一人を相手に徒党を組んで牙を剥いていた。

 

「蛇に亀、大蜥蜴・・・・・・・・・ハッ、単一生殖で生まれたのは見事に爬虫類ばかりだな。とすると、あの馬鹿デカい龍も一応は爬虫類の同類(なかま)になるのか?」

 

 十六夜は居並ぶ魔獣達を前にふてぶてしい笑みを浮かべる。それがカンに障ったのか、体長十メートルはありそうな大蛇が十六夜に飛びかかる。毒液が滴る牙が十六夜へと襲いかかり―――

 

「おっと」

 

 まるでドッジボールの様な気軽さで十六夜は大蛇を避け、無防備な腹を思いっ切り蹴り上げた。

 瞬間、大木を砕いた様な音が響き渡る。

 大蛇はくの字に折り曲がりながら、ロケットの様に撃ち出されて“アンダーウッド”の大水樹へと突き刺さる。

 

「シャアアアアアッ!!」

 

 同族がやられた事に怒りの雄叫びを発しながら、大蜥蜴が口から吹雪を吐き出す。摂氏にして-273度を下回る冷気は、十六夜をあっという間に凍り付かせる。

 

「ゴオオオオオオッ!!」

 

 氷像と化した十六夜に、残った大亀が頭と手足を甲羅の中に引っ込めて転がる。家一つを軽く押し潰せそうな巨体が繰り出す重量は生意気な人間を骨すら残さずに粉砕するのに余りある。

 

「―――しゃらくせえええッ!」

 

 突然、氷像が砕け散る。右手から眩い光を伴った十六夜が無造作に拳を振るう。吹雪は霧散され、のみならず拳は転がってきた大亀の甲羅と正面からかち合う。一瞬の拮抗すら許さず、巨岩の様な甲羅が砕け散った。中から甲羅を無くした大亀が砲弾の様に勢いよく飛び出し、後ろにいた大蜥蜴とぶつかる。大亀は殴られた時に衝撃が内臓まで陥没し、大蜥蜴は大亀の巨体に押し潰されて絶命していた。

 

『そんな、馬鹿な・・・・・・・・・』

 

 あっという間に三体の魔獣を屠った十六夜に、連盟所属の幻獣達から茫然とした呟きが漏れる。自分達が多数でかかっても相手にならなかった魔獣達が人間の少年の手で次々と打ち払われていく。先程まで悲壮な覚悟で戦っていたというのに、簡単にひっくり返った戦況に連盟の幻獣達は喜ぶ事も出来ずにただ立ち尽くしていた。

 

「さて、一段落した所で・・・・・・・・・お前等はいつまで絶望したフリをしているんだ?」

『なっ・・・・・・・・・?』

 

 突然の十六夜の言葉に、連盟の幻獣達にざわめきが広がる。言葉が分からない十六夜だったが、意思疎通は出来ていると確認すると舞台上の役者の様に両手を広げた。

 

「見ての通り、相手は禄な知能もないトカゲ共だ。こんな害獣同然の相手に、勇気と誇りを掲げる“龍角を持つ鷲獅子(ドラコ・グライフ)連盟”が臆して怯むハズがない」

『ぐぬぅ・・・・・・・・・!』

 

 フフンとわざとらしく鼻で笑う十六夜に、連盟の幻獣達の額に青筋が浮かぶ。スッと十六夜は目を細ませる。

 

「・・・・・・・・・いい加減に目を覚ませ。今日は“アンダーウッド”の再出発を祝う式典の日だった筈だ。だが、空の馬鹿デカいトカゲを使ってお前等の今までの努力を水泡に帰そうとしてる奴がいる。そんな無粋な輩に対して抱くべき感情は、絶望ではなく怒りであるべきだ」

『・・・・・・・・・』

「ここで動かないなら、それも良い。それが同盟の処世術だろうさ。俺達が全部片付けてやるよ。まあ―――その時は、“名無しに庇われたコミュニティ”と末代まで後ろ指を指されるだろうがな」

『・・・・・・・・・っ、ほざくなよ! 小僧!』

 

 十六夜の挑発に、とうとう連盟の幻獣達から闘争心を剥き出しにした雄叫びが上がる。

 

『少しは出来る様だが、牙も爪も持たぬ猿風情がいい気になるな!』

『応よ! 我等の角は、これまでも巨人共を数え切れぬ程に貫いた! 今さら魔獣程度、何するものぞ!』

『やるぞ! このまま“名無し”に笑われたままで終われるか!』

『奮い立て! “アンダーウッド”の為・・・・・・・・・我等、鷲獅子の御旗の為に!!』

 

『『『『『オオオオオオオオオオオオオオオオッ!!』』』』』

 

 連盟の幻獣達が一斉に吼える。人間には理解不能な獣の鳴き声にしか聞こえないだろうが、紛れもない鬨の声だった。

 

(よし、これでゲーム中に“龍角を持つ鷲獅子(ドラコ・グライフ)連盟”の士気が途切れる事は無い筈だ。後は審議決議の時に立場をはっきりさせれば、主導権を握れるか)

 

 チラリと、いまだ魔獣の鳴き声が木霊する市街地を見ながら十六夜は思考する。

 

(黒ウサギの審議決議までに、アイツ等にケガが無ければ良いが・・・・・・・・・)

 

 ※

 

 鞭の様にしなる蛇蝎剣が炎を纏った大蜥蜴の首を刎ね飛ばす。フェイス・レスは即座に弓に持ち替え、空を飛んでいたワイバーンの様な魔獣の腹を撃ち抜いた。襲撃にいち早く気付いた彼女は住民の避難誘導を連盟に任せ、単身で魔獣達に大立ち回りをしていた。途中、“黄金の竪琴”で眠らされていた飛鳥を叩き起こし、以前の意趣返しとばかりに襲撃に気付かずに眠っていた事に皮肉を言ったが・・・・・・・・・まあ、些細な話だ。

 辺り一帯の魔獣が殲滅した事を確認し、次の魔獣を探し出す。

 ふと―――近くから、剣戟の音が聞こえた。劣勢の様ならば、加勢しようと音の発生源へとフェイス・レスは走る。すると、そこには―――

 

(あれは・・・・・・・・・“一本角”にいるもう一人の竜の娘?)

 

 剣戟の音の正体は、バーサーカー―――フェイス・レスは知らぬ名だが―――清姫だった。それぞれ赤色と青色の頭がある双頭龍を相手に、繰り出される爪を鉄扇で捌いていた。彼女の後ろには、フェイス・レスの記憶にはない人間の少年と狐耳の女性がいる。さらに後ろには避難民と見られる獣人達の姿まであった。

 双頭龍は自分の爪で引き裂かれない清姫に業を煮やしたのか、赤色と青色の頭の口が開く。

 

「バーサーカー、下がって! キャスター!」

「合点です! 呪層・黒天洞!」

 

 少年の指示に、清姫とキャスターは一瞬のタイムラグもなく動く。清姫と入れ替わる様に前に出たキャスターは銅鏡を盾の様にかざし、青色の龍頭から吐き出された吹雪を遮断する。

 

「Bomb()!!」

 

 ほぼ同時に、少年―――白野が動いた。赤色の龍頭が開いた口に爆発のコード・キャストを実行させる。赤色の龍頭は色から見て、炎のブレスが吐けるのだろう。そのブレスの為の燃料袋が口の中にあるのか、コード・Bomb()は口の中で引火して激しい爆発を起こす。赤色の龍頭を吹き飛び、吹き飛んだ傷口から双頭龍の内臓が見えた。

 

「今だ! バーサーカー!」

「はいっ!」

 

 バーサーカーが鉄扇を手に走り出す。自分の頭が一つ消し飛んだ双頭龍は、残った青色の龍頭に氷のブレスを吐かせたまま清姫の方を向こうとし―――

 

「Shock()!!」

 

 白野の手掌から紫電を纏った光球が撃ち出された。弾丸の様に飛び出したそれは双頭龍の残った頭を射抜き、双頭龍はビクン! と身体を痙攣させて動かなくなる。その隙に清姫は双頭龍の吹き飛んだ頭から内臓を覗き込む様に肩に取り付く。その口には、チロチロと燐光を放つ青色の光。

 

「シャアアアアアッ!!」

 

 清姫の口から青色の炎が吐き出される。内臓の中に直接劫火を叩き込まれた双頭龍は、内側から爆発する様に身体がバラバラとなった。同時に避難民達から歓声が上がる。

 

(今のは―――)

 

 フェイス・レスは目の前で起きた不可解な出来事に小首を傾げた。白野の戦闘手腕の事ではない。最小限の労力で完勝に近い戦いをした指揮は見事ではある。そんな事より―――

 

(龍に魔術が効いた? そんな筈は―――)

 

 龍の血には強力な魔力が宿し、同時に相手の魔力に対して強い抵抗性を発揮する。コップ一杯の水で滝の流れを止められない様に、生半可な魔術では龍の対魔力を突破する事は出来ないのだ。

 しかし、白野の魔術はそんな法則を無視して双頭龍に効いた。親である“龍”から劣化しているとはいえ、フェイス・レスの見立てでは双頭龍は熟練の魔術師が束になって、ようやく魔術が効く程度の対魔力だった筈だ。そして白野がそれ程の魔力を持っているかというと、そうは見えない。

 

(相手の霊格に直接作用した・・・・・・・・・いや、“そうである”と決められた事象を引き起こした?)

 

 果たして、あの少年は何者か? フェイス・レスはしばらく訝しげに見ていたが、今は考えている時間ではないと思い直して頭を振る。彼等に助勢は要らないと判断して、他の場に行こうとし―――

 

「“審判権限”の発動が受理されました! これよりギフトゲーム“SUN SYNCHRONOUS ORBIT in VAMPIRE KING"は一時中断し、審議決議を執り行います! プレイヤー側、ホスト側は共に交戦を中止し、速やかに交渉テーブルの準備に移行してください! 繰り返します―――」

 

 遠くから雷鳴と共に、黒ウサギの声が響き渡る。“審議決議”が通ったのだろう。これで、一応はゲームを休止したとフェイス・レスは気を緩めかけ―――

 

「GYEEEEEEEEEEEEEEEEEEYAAAAAAAAAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaaaaaEEEEEEEEEEEYYYYYAAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!」

 

 黒ウサギの声と雷鳴をかき消す様に、巨龍が吼える。フェイス・レスは即座に空を見上げた。そこには先程まで雲海から顔を覗かせるだけだった巨龍が、“アンダーウッド”を目掛けて一直線に降下していた。

 

「なっ!?」

 

 不意を受けた様にフェイス・レスが声を上げ―――突如、暴風が吹き荒れた。暴風に絡め取られ、フェイス・レスの身体が宙に浮く。フェイス・レスだけではない。連盟の幻獣も、魔獣も、建物も全てが上空へと打ち上げられていく。このままでは空まで飛ばされてしまう、と判断したフェイス・レスは蛇蝎剣を取り出して、近くの大樹に絡めて身体を固定しようとした。

 

「ご主人様!!」

 

 後ろで悲痛な叫び声が上がった。見ると、先程の狐耳の女性が泣きそうな顔で大樹の幹に掴まりながら、空へと手を伸ばしていた。その先には―――まるで木の葉の様に上空へと飛ばされる茶色い服の少年の姿。

 

「っ!」

 

 舌打ちを一つすると、フェイス・レスは大樹を掴もうとした蛇蝎剣の先を反転させる。騎士として目の前の人間を見捨てる事は矜持が許さなかった。暴風に身を任せる。獲物へと加速する猛禽類の様に身体を出来る限りに一直線にし、上空に飛ばされた白野へと加速した。

 

「き、君は・・・・・・・・・?」

「喋らないで。舌を噛みます」

 

 蛇蝎剣を使って白野を引き寄せる。その際に刀身で白野を傷付けない様にする事も忘れない。こんな妙技が出来るのも、フェイス・レスの技量があってこそだ。“アンダーウッド”の大樹の頂上まで上がったというのに、暴風の勢いが治まる気配が無い。これ以上は地上へ戻れなくなると、フェイス・レスは白野の身体を抱き締める様に寄せ、片手で蛇蝎剣を操って大樹の枝を掴もうとし―――突然、目の前に魔獣の死体が迫る。

 

「くっ!」

「コード・gain_str()!」

 

 フェイス・レスの蛇蝎剣が大樹の枝から魔獣の死体に切っ先を変えるのと同時に、白野はコード・キャストを発動させる。強化された筋力は魔獣の死体を難なく真っ二つにして二人への直撃を避けたが、地上に留まる最後のチャンスをフイにした二人は為す術なく空へと飲み込まれていった。

 

 ※

 

「ご主人様! ご主人様ー!!」

 

 キャスターは大樹の幹に掴まったまま、悲痛な叫び声を上げる。巨龍が降下しただけで発生した暴風の前に、彼女は動く事が出来なかった。彼女とて、白野を追って行きたい。しかし、それは無理な話だった。巨龍が急降下する事に気付いた白野は、即座にキャスターに風除けの結界を張る事を命じ、付近にいる“アンダーウッド”の獣人達の安全を第一とした。

 結界が発動する直前、運悪く白野だけが暴風に絡め取られたのだ。ここで白野を追う事は結界を解く事を意味する。巨龍が巻き起こした暴風は、急拵えとはいえキャスターが張った結界の中でも吹き荒れていた。減衰されて尚、しっかり掴まっていないと飛ばされそうになるのだ。ここで解いてしまえば暴風の減衰がなくなり、全員が為す術なく飛ばされてしまう。

 

「・・・・・・・・・玉藻ちゃん。この人達をお願いします」

「清姫ちゃん!? 一体、何を―――!」

 

 清姫は覚悟を決めた面持ちで、走り出す。あっという間に結界の範囲内から出ると、彼女は暴風に絡め取られて空へと舞い上がって行った。

 




 例えばの話。対魔力Aのアルトリアだろうが、ファブニールだろうがスタンさせるガンドは明らかにゲームの仕様。でも―――もしもゲームの仕様をそのまま持ってこれたら、かなり怖いと思う。麻痺してる間に急所を狙うとか簡単に出来る。現実にはHPなんて無いし。

 要はそんな話。詳しい説明は、またいつか。

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