コードギアス 反逆のルルーシュ Request C.C.   作:グリムゼン

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これを書いていて、戦闘描写が壊滅的にダメだと気づきましたww
本編をどうぞ<m(__)m>


第二話 Tres Mental Death

「しかし、私の力を使うとして、その後はどうする?」

「それは、その時に考えれるさ。行き当たりばったりもなかなかいいもんだよ」

「年より臭くないか?」

「千年以上生きてるおばあちゃんに言われたく・・・」

「リート・・・一度Cの世界に旅立ってみるか?」

「・・・ごめんなさい」

「・・・そこまで私に似るな。全く」

 

 

 

これから、歳でからかわないようにしよう・・・

ルルーシュは、まだ悩んでるね

いったいどんなこと考えてるんだろう

 

 

「ん?ナイトメア反応一機・・・C.C.の記憶の通りだね」

「お前、さっきルルーシュに言った言葉は私の記憶頼りだったのか」

「まぁね。嘘つくとも思えなかったし」

「しかし・・・ルルーシュの機転ぶりには毎回笑えてくるな」

「さらりと嘘ついてるもんね・・・アラン・スペイサーって・・・」

「しかも、公爵じゃないだろ・・・皇帝だろお前の父は・・・」

 

 

お腹かかえて笑ってる・・・

なにこれすっごいかわいい

 

でも、疑えないとはいえ、ナイトメアに乗ってる人も気の毒だよね

 

 

「寄越せ、お前のナイトメアを」

 

 

ルルーシュがギアスを使ったね

さてと、これから先は・・・

 

 

「ねぇ、C.C.これからどうなるんだっけ?」

「くくく・・・ん?ルルーシュは?」

「ナイトメアに乗って出て行ったよ」

「そうか、ん?あの女は」

「誰?」

「未来を変えなければ、扇と結婚する女だ」

「・・・扇要か」

「どうした?リート」

「僕、あいつ嫌いだ」

「意外だな、私はお前は扇に共感できるやつだと思ったんだが」

「責任も全部ゼロ・・・ルルーシュに丸投げしてさ。都合のいい時だけ

ルルーシュに肩入れして、裏切る。人間として間違ってはいないと思うんだ。

だけど、それを平気でやるあいつは嫌いだ」

「なら、その未来も変えるか?リート」

「・・・考えておくよ」

 

 

 

「お前がリーダーか」

「あ、ああ」

「そこに止まっている列車の積み荷をプレゼントしよう。勝つための道具だ。

これを使って勝ちたくば、私の指揮下に入れ」

 

 

 

「これって、確か・・・」

「扇のグループがサザーランドを鹵獲したな」

「なるほどね、ならもう一度ルルーシュにコンタクトしてみようか」

「このナイトメアもなかなかに優秀だな。指揮官機と大差ないほど、

情報戦の装備も整っている。敵に回せばこれほどやっかいな機体はないな」

「そうでなくっちゃ、罪人に卑怯も外道も通用しないって。C.C.回線お願い」

「ふっ、私も少しは働くか・・・よし、繋いだぞ」

 

 

「ふぅ、意外と疲れる」

「お疲れ様~」

「なっ・・・またお前か!!」

「レジスタンスを組織して、ブリタニアと戦う?さすがだね」

「おい、お前は誰だ!なんの目的で・・・」

「あせらないあせらない、一通信につき一回だけだ」

「なんだと!そんなこと!!」

「主導権を握ってるのはこっちだよ?自覚しないと」

「くっ・・・・・じゃあ、質問だ。お前は何者だ」

「ふーん。一番無難なところで来たね。なんでその質問を?」

「質問を質問で返すな!・・・雲霞のようなお前を知るためだ」

「情報の根底は、相手に聞けか・・・なるほどね」

「それで、お前は何者だ。答えろ!!」

「今は、まだ協力者じゃない。とだけ言っておこうかな」

「何?それでは、これから先味方になる可能性があるという事か」

「それは、自分で考えてね?質問は一回だけー」

「・・・ちっ」

「でも、行く先々で君に会う機会はあると思うよ?」

「?それはどういう」

「それには、特別に答えてあげよう。僕は、君のやろうとしている事を知っている」

「な・・・に・・・・」

「じゃあ、またね」

 

 

 

 

そこで、僕は通信を切った

後ろで、C.C.がニヤニヤしてるのは気配でなんとなくわかった

 

 

 

 

「リート、お前どこまで私に似てくるつもりだ?」

「違うよ、さっき言ったでしょ?遊びがいのある人だったら、遊ばないと」

「ふっ、違いない。で、この後はどうする。戦闘に介入するか?」

「確か、枢木スザクのランスロットがお目見えなんだよね」

「そうだな、初の出陣になるな」

「じゃあ、一度試してみたい。この機体を」

「いいだろう、サポートはしてやるぞ。そういえばこの機体名前がないぞ」

「あ、そういえば・・・」

「どこぞの人が言っていたな。名前がなければ、締りがないと」

「じゃあ、この機体に名前を付けようか」

「私は、お前に任せるぞ」

「・・・んー・・・・・」

「どうせなら、悪魔の名前にでもしたらどうだ?」

「そっか・・・じゃあ『グラシャ=ラボラス』って言うのはどうかな?」

「ソロモン72柱の悪魔か、なかなかいいじゃないか」

「よし、これで、名前は決まった」

 

 

 

 

「ランスロット・・・発進!!」

 

 

 

「さて、ランスロットが出たぞ」

「一撃あてて、G-1に乗り込もう」

「大丈夫か?初めてとはいえ、相手は枢木だぞ?」

「心配はしないでよ。あくまで試し打ちだから」

 

 

 

 

 

―――SYSTEM CHECK START

 

・ 

 

―――SYSTEM CHECK ALL CLEAR

 

 

 

 

 

 

 

「システムチェック終了」

「ナイトメア『グラシャ=ラボラス』出る!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、やれる!このランスロットなら!!」

 

 

 

 

 

調子に乗っているな

いや、違うな あれは責任感からくる言葉か・・・

おおよその見当は付く

私とルルーシュを助けようとしているんだろう

敵ナイトメアを全滅させれば、助けに行ける。そう思っているんだろうな

 

 

 

 

ナイトメアステルス解除・・・・

 

 

グラシャ=ラボラス 初陣だ

 

 

 

「えっ?なんだこの・・・ナイトメア?」

「どうしたのスザク君!」

「セシルさん!このナイトメアはなんですか?」

「えっ?どうしたのスザク君。君の近くにナイトメアはサザーランドが一機よ?」

「えっ?見えてないんですか?このナイトメアらしき機体を」

「そこに、ジャミング等はないわ。私たちからは、何も見えないけど」

「どうかしたかい?スザク君」

「ロイドさん!このナイトメアらしき機体はなんですか?」

「セシルくんの言った通りだ。僕たちには見えてない。幻でも見てるんじゃないかな♪」

 

 

「初めまして、枢木スザク」

「!?敵ナイトメアパイロットに告ぐ。ただちに武装を解除しろ」

「おかしなことを聞くね。テロリストはみんな倒したじゃないか」

「そんなことは、どうでもいい!降りなければ、実力で排除する」

 

 

 

 

 

「思い上がるなよ・・・ガキが」

 

 

 

 

 

そこで、スラッシュハーケンを全斉射した。

 

 

「なっ!?」

 

そのハイマニューバは確かに驚異的だよ。

だけど、スラッシュハーケンが16基ある機体は

後にも先にもこのグラシャ=ラボラスだけなんだよ

 

 

 

ランスロットが被弾した!?

全ユニット再確認を・・・

両腕部 スラッシュハーケン 大破だって!?

そんな、たった・・・こんな一瞬で

ブレイズルミナスの発動まで、間に合わなかったなんて・・・

 

 

 

「お前の責任なんて、こっちとしては全く関係がない。

戦いの最中に余計なことを考えるから、そうなる」

「僕は・・・俺は、急がないといけないんだ!!」

「じゃあ、これを無視して速くいけよ。お前の任務はそれじゃないだろ」

「くっ・・・(ちくしょう・・・)」

 

 

枢木スザク・・・

過去から、この甘い考えは変わっていなかったのか

リートも、それが分かって辛口を・・・

 

 

 

ナイトメアステルス 再起動

 

 

 

「くそっあいつ、短い間に無駄に被害を増やして」

(だけど、さっきのナイトメアはいったい・・・)

 

 

ファクトスフィアに反応・・・人か

ほう、ランスロットが人助けか・・・

ルルーシュが乱射した結果助かったわけだが、まぁいい

 

 

「リート、少しはこいつの性能が分かったか」

「ランスロットが反応できないスラッシュハーケンの射出速度

ナイトメアに乗っている人間にしか判別できないステルス

通信傍受機能に、まだ使っていないナイトメアの武装

つぎはぎだらけのナイトメアフレーム

だけど、やっぱりこれはいいね。C.C.」

「私たちの機体に改めてふさわしいと思える・・・G-1に行くぞ」

「うん」

 

 

 

 

 

速度も、確かに速い。おそらくルルーシュがたどりつくまでの間に、

事を済ませられる。過去を変えるのは、暴挙にすぎない

だが、私たちがすることはそう言う事だ。

 

 

 

 

「だれ・・・ぐあっ・・・」

「どこかの知らない誰かさん。ごめんなさい」

「よりによってナイトメアで握りつぶすか」

「手っ取り早いでしょ?」

「まぁ、死んでいないだけマシとするか」

 

 

 

 

時間短縮とはいえ、リートもSっ気が増してきたな・・・

また、拘束服のことでからかってみるか

 

 

 

 

 

「動くな」

「んっ!?」

「今からシンジュクゲットーの部隊に停戦命令を出してもらいたい」

「しなかった場合は、聞くまでもないか」

 

 

 

 

 

 

 

「全軍に告ぐ、ただちに停戦せよ!エリア11総督にして第三皇子

クロヴィス・ラ・ブリタニアの名のもとに命じる!

全軍、ただちに停戦せよ!建造物に対する破壊活動もやめよ!

負傷者は、ブリタニア人、イレブンにかかわらず救助せよ!

クロヴィス・ラ・ブリタニアの名のもとに命じる!

これ以上の戦闘は許可しない!ただちに停戦せよ!!」

 

 

 

 

 

 

G-1ベースの明かりを落として、外部からの視覚情報を止めた

これで、中で何があっても、外からはわからない

 

 

 

「もう、いいのか?」

「はい、とても良い演説でした」

「その事については慣れていてね。次はなんだ?歌でも歌うか?

それとも、チェスのお相手でも?」

「いえ、どちらも結構です」

「ほう、では私を人質に何かを要求するか。何がほしい」

「では、一つ頼みごとを」

「なに?」

「とある人に会っていただきたいのです」

「誰だ」

 

 

 

 

ふふ・・・これが私の過去を壊す第一歩だ

括目しろよ クロヴィス

 

 

 

 

「お久しぶり。クロヴィス皇子」

「!?」

「私の名は、C.C.」

「CODE-Rの実験体・・・では、貴様は誰だ!」

「僕は、共犯者  L.L.・・・C.C.」

「ああ」

 

 

 

 

―――――――――――――さぁ、お望みどおり戻ってきたぞ、殿下 全てを壊すために

 

 

 

 

 

 

 




少しずつ精進していきます。
感想など頂けたら嬉しいです。

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