コードギアス 反逆のルルーシュ Request C.C.   作:グリムゼン

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新年一か月あけましておめでとうございますっ! ちくしょー!

一月は忙しすぎて書く暇がなかった・・・
みなさんいかがお過ごしですか?
僕は・・・元気ですよ?たぶんwww

アキトももう少しですね~
いい加減C.C.の声が聴きたい・・・DVDで聞いてはいるんですが

現在2回目のアンケートを活動報告の方にて掲載中です
もしよろしければご協力いただけると嬉しいです。
物語が変化する可能性がガンガン出てきます。
想像するだけで楽しくなってきます

では、本編になります。
どうぞご覧ください。


第四十二話 Such a thing is a lie to lie in order to tell a lie

 

 

 

 

 

『枢木スザク、彼はイレブンの恭順派にとって旗印になりかねません。私は暗殺を進言します』

『暗殺?枢木をか』

『なるほどねぇ~、反対派にはゼロっていうスターがいるけど、恭順派にはいなかったからね~』

『人は主義主張だけでは動きません、ブリタニア側に象徴足りうる人物が現れた今、もっとも現実的な手段として暗殺という手が・・・』

『反対だ』

『ん?』

『そのような卑怯なやり方では、日本人の支持は得られない』

『私は、もっとも確実でリスクの低い方法を申し上げたまで決断するのはゼロです』

『なるほど、ということなんだが、どう思う?』

 

黒の騎士団を解散させてから数十分後、再度ルルーシュから連絡がついた

上位陣の会談に参加してほしいと前もって言われてたから準備はできてた

訪ねてきたというか、聞いてきたのはスザクの処遇の問題

ディートハルトはやっぱりブリタニア人だ、日本人の気持ちを汲み取ることをしない

だけど、気持ちを汲み取ることをしないのは僕たちも同じだ、程度の違いだけなんだけど

 

「とりあえず、ディートハルトさん?でいいのかな?」

『ゼロの協力者にさん付けはむず痒い。呼び捨てで構いません』

「そっか、なら一つ聞いておきたいことがあるんだけど」

『はい、かまいません』

「君の目的は何?」

『は?』

「黒の騎士団に所属する理由のないブリタニア人。それもメディアの人間だったんでしょ?」

『私は、あの枢木スザク強奪事件の時に初めてゼロを見ました。震えたんです。新しい時代が、人という形をとってそこにいる。私はゼロを撮りたいのです。

たった一人の男が組織を作り、国家を打倒し、いずれ世界に君臨する。その歴史を私が一番近くから記録する。こんなに心躍ることはない!』

「なるほどね、自己満足と言われても仕方がない撮影者、そんなところ?」

『主観無き情報などあり得ません』

「それに関しては同意するけど・・・分かった、とりあえず理解はしたよ」

『恐れ入ります』

「ラクシャータ?」

『はぁ~い』

「白兜の解析はどういった状況?」

 

 

『3割と言ったところかねぇ。予想通りプリン伯爵のナイトメアだった。ああ、かつての知り合い

正式名称はZ-01『ランスロット』 紅蓮と大幅のポテンシャルは同じ第七世代相当って書いてあったから紅蓮もその扱いにはなるねぇ。

表面上のデータはこんな感じだよ、エ・・・名前は伏せておいた方がいいんだっけ?』

『その通りだ。ラクシャータ、気を付けてくれ』

『分かったわ』

『ゼロ、我々にはまだ教えられないというのか?』

『時期がまだ来ていない。共闘したとはいえ万が一情報が洩れでもしたら我々は、

彼らを失うことになりかねない。それほどまでに私は彼らを重視している』

『私も助けてもらった身だ。礼だけでもと思ったのだが』

「受け取っておくよ藤堂さん?」

『ディートハルト同様呼び捨てで構わない。位分けはしっかりしておかなければ』

「了解。現状だと枢木はランスロットをこっちに取られたから大幅な動きはできない。

けど、それでもランスロットの代用品を用意してユーフェミアの騎士として振る舞おうとするはず。直ぐに、行動に移せる事柄が来るはずだ。その時、あの時のように枢木を捕虜にすればいいと思うよ」

『それは、いつもの予感か?』

「まぁね」

『・・・分かった、勘に頼るのは彼のだけでいい。とりあえずはその方向で動く、異議は?』

『私は特にはないわぁ。あの機体も譲ってもらったし~』

『承知。ありがとう協力者殿よ』

「むず痒いよ・・・」

『・・・承知いたしました』

 

承知してないって声だな まぁ分かっていたさ

ディートハルトのしたことは前にルルーシュから聞いていた

さて、もう一つ手を打たせてもらおうか

ふふっ・・・あれとはまた違った布石をな

 

「ゼロ、もう少し話がある。内密な話だ」

『分かった。では藤堂、私はもう少し話してくる。後を頼む』

「分かった」

 

『俺の部屋だ。ここでは名前で呼んでも問題はない』

『どうした?ルルーシュ』

「C.C.?」

『ああ・・・ここではどう呼べばいい?』

「エイスだね。向こうの名前はさすがにね」

『そうか、それでルルーシュ。何を悩んでる』

『それは・・・』

『枢木の事か?簡単なことだろう?枢木スザクにギアスを使えばいい』

『ダメだ』

 

だろうね

ルルーシュはスザクを殺せるはずがない

相当なことが起こらない限りは

辛い幼少期を生きてきただからだろうけど

 

『何故だ、意地か?それとも友情、プライドか?』

『っ・・・全部だ』

『たとえ殺すことになっても・・・か?』

「おい、C.C.ずいぶんと大人げないな、なにをそんなに焦っている」

『っ!』

『焦ってなどいるものか。ただこの優柔不断の坊やに選択の余地を与えているだけだ』

「魔女が聞いてあきれるな、どっちが子供やら」

『だが、その通りだろう?』

「どうだかな」

『ヴィエル・・・何か手があるとでも言うのか?』

 

焦っているのはむしろルルーシュの方

だけどC.C.は向こうのC.C.が焦っていると言った

つまりは、そういうことなんだろうね

難しいところだ

 

「とりあえず、お前に一つ聞いておきたいことがある、ルルーシュ」

『・・・なんだ』

「枢木スザクのパーティーはいつやる?」

『何?』

「彼女から連絡が来てな、そこなら問題なくエイスも行けるだろうと思ってな」

『何かの布石か?』

「楔だな。あと、エイス自身も少し羽を伸ばさせてやりたい。潜伏生活もなかなか厳しい』

『お前は来ないのか?』

「なんだ?私に来てほしかったのか?」

『ばっ!そんなわけあるか!』

「ふっ、冗談だ。もとよりエイスしか行かせるつもりはない」

『・・・明日の昼だ。エイス、お前来るのか?』

「まぁ、ヴィエルが行ってもいいって言ってるし、お邪魔しようかとは思うよ。

ダメかな、ルルーシュ?」

『いいや、前回の様な事にはしたくないからな。前もって届け出を出しておこうと思っただけだ』

「なるほどね。分かった、明日を楽しみにしてるよ」

『ああ。ではまたこちらから連絡する』

「了解~」

 

ナイトメアの練習から帰ってきた僕は通信をしてるリートとC.C.を見た

二人も僕に気が付いて手でおかえりしてくれた

ちょうどリートが言ったすぐに、向こう側のゼロ・・・ルルーシュはすぐに通信を切った

切る寸前C.C.がなにか笑ってたような気がするけど、でも、なんで?

 

 

「C.C.なんでリートにあの学園に行かせるの?」

「ん?ああ、マオには説明していなかったか」

「布石っていうことはまぁ、分かったんだけど」

「さっき話していたディートハルト、アイツはこの後カレンにスザクを殺すよう言うんだ」

「え」

「問題はそれをどうやって止めるか。ルルーシュが止めてもいい。問題はない。

だが、もしリートが止めたら」

「・・・旧東京ドーム跡であったエイスと」

「同一人物であることがわかる」

「話せる時間もだけど、カレンとはあの時以来話せてないからね。遠慮してるのかは分からないけど、通信機も使ってこないしさ」

「この時のカレンは、ゼロに頼ってもらえなくて少々ふてくされていたような気がしたな。

まぁ私が黒の騎士団の役職無しで、よしとか思ってそうだが」

「こっちとの連携も視野に入れておかないといけないし、まぁ今が話せる時だよね」

「何か問題はあるかリート」

「今回はあの黒いコンタクトレンズを入れる必要はないし、そのままで行ける。

カレンを驚かすために仮面でも持っていこうかな?」

「そうだな、あの仮面の存在は私たちと黒の騎士団しか知らないからな」

「分かった、じゃあ明日の準備をしてくるよ」

「僕は、C.C.と一緒にいていい?リート」

「日頃頑張ってるんだし、今日はゆっくり休んでいいよマオ」

 

そういって僕はその場を離れた

C.C.はそれほど気にしてない様子だった

だって、通信中はチェスをしてたり、僕にかぶさってきてたりしてたからね

結局チェスは僕が勝ったけど、うーん、最後までクイーンは動かさないつもりだったんだけどなぁ

やっぱりC.C.はすごい

僕の駒は、キングとクイーン、ビショップ、ルーク、ナイト、ポーンがそれぞれ一駒ずつ

C.C.は、負けたらすぐに並べなおしてどれを残したのか分からなくしちゃった

気づいてたんだね、やっぱり

うん、だからC.C.はすごいんだ

 

 

 

 

 

―――――――――――――・・・・・・・・・・・・予定通りだ、ああ、分かって・・

・・・・・・が?好きにさせよ 下がってよい

 

準備は整いつつあります 嘘をつくために嘘をつくそんなものは嘘だ でしたな

契約は続いています 向こうは玩具に夢中なようですが・・・

ああ、後、何年待てばよいのでしょう・・・リート兄様

 

 




また一つ布石を投下

また一つ、フラグを建立

よし建設かんりょー!

次回は一年前この小説を投稿した時になると思います。


感想などドッシドシお待ちしてます。

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