コードギアス 反逆のルルーシュ Request C.C.   作:グリムゼン

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隊長!体調がおもわしくありません!
隊員!だったら文章をかけっ!
隊長!ゆびがかじかんで書けません!
隊員!お湯に入れながらかけっ!

暖房が入れられない部屋で書くのは、まぁつらいwww
これも節電節電ww

現在2回目のアンケートを活動報告の方にて掲載中です
もしよろしければご協力いただけると嬉しいです。


では、本編になります。
どうぞご覧ください。



第四十一話 Morning and evening revolt of the world

 

 

 

置かれてた食べ物はあらかたなくなって、マオもシャーリーもC.C.も僕が作ったピザに満足してくれた

C.C.はホテルの人からもらったワインを開けてうれしそうに傾けてたけどなんだったんだろう?

今度どうしてか教えてもらおうかな?

シャーリーは食べ終わるとC.C.に断わりを入れてからどっかに行った、まぁ予想はできるんだけど言わないが華かな

マオは、ダンタリオンから送られてくるさっきの戦闘映像を見返してる

あの時のゼロの無頼に対する攻撃に反応した紅蓮の動きとか、どこか参考にしたそうな目だ 真剣だから特に言葉もかけれない

ダンタリオンの空挺降下するサザーランドの掃討は9割がた成功に終わってた

そのあたりの事なのかもしれないな

 

で、こっちがそれぞれの勝ちの余韻に浸ってたあたりでルルーシュからの連絡が入った

僕は少しみんなから離れたところで通信端末のスイッチを入れた

 

「お疲れ、調子はどうだい?ルルーシュ」

『ああ、まぁまぁいい気分だ』

「それで、今後についての事でしょ?ヴィエルもいた方がいい?」

『いや、あとでお前から伝えてくれればいい。俺はこれから潜水艦に乗る』

「よくそんなの用意できたね」

『ラクシャータからの手土産の一つだそうだ、まぁ有効活用させてもらう。

それより・・・』

「ニュース見た?」

『・・・ああ、見た』

「枢木スザク、ユーフェミア副総督の騎士となる。白きナイトメアを操っていたのは、

名誉ブリタニア人で過日クロヴィス総督の傷害未遂容疑をかけられた枢木スザク。

ユーフェミア様は、クロヴィス記念美術館にてテロリストの襲撃を会見のさなか見届けたいと仰せに。

その際、枢木はテロリスト、推測ではあるが黒の騎士団とされブリタニアの白きナイトメアを奪われる。

されど、ユーフェミア殿下はその勇気と熱意に感銘を受けられ、記者によって質問された騎士にはどなたを選ぶのかという質問に

枢木スザク准尉です、とお答えになった。我々の間にも動揺が走ったが今後世間でも波紋を呼ぶのは間違いないだろう」

『・・・わざわざ読み上げなくてもいい』

「まぁ、これで枢木スザクが完全な敵となった。そういう感じかな?」

『いや、まだ手はある。ラクシャータの開発中の新兵器によってな。

まぁ、近くお前にも教えることになるだろうが』

「楽しみにしてるよ。あ、話さえぎっちゃったけど、話って?」

『ああ、明日潜水艦で黒の騎士団の再編成の組織図の発表がある。それに立ち会ってもらいたい』

「僕たちが居る意味ある?」

『通信でも構わない。悪いと思う部分は容赦なく指摘してくれ』

「協力者っていう立場はそこまで介入しないと思うんだけど?」

『今後についてもかなり重要度を占めるところだ、借りを増やしてもいい。頼むエイス』

「・・・そこまで言われたら協力者としても友達としても断わるわけには行かないね。分かった、明日の何時?」

『朝の10時だ。その時はこちらから通信をつなげる。顔は明かしたくないだろう?』

「サウンドオンリーでお願いするよ。それでも対して問題はないでしょ?」

『ああ、感謝するぞエル』

「ん?」

『っ、すまない』

「いや、でもどうして僕のことをエルって?」

『自分でもわからない。ただ、なぜかそう言ってしまった』

「まぁそれは仕方がないよ。ルルーシュも疲れてるからだろうし」

『気を使ってくれる人間が少しでもいいから欲しいな』

「離れてる方が実感するものだよ。それじゃあゆっくり休んでルルーシュ、また明日」

『ああ、忠告感謝するぞ、エイス。また明日に』

 

そう言ってルルーシュは自分から通信を切った

でも、エルって呼ばれたのは初めてだ

多分ルルーシュが無意識でそういったとも思えるんだけど、その反面なんか気になる

確かに僕の名前はL.L.なんだけど、C.C.からもそう呼ばれたことはない

呼ばれるとしてもリートか、エイスか、L.L.かだ

うーん、なんでかなぁ・・・

 

 

「どうした、リート。何か困りごとか?」

「あ、C.C.。実はルルーシュのことでさ」

「ん?ルルーシュがどうかしたか?あの坊やがお前に何か変なことでも言ったのか?」

「まぁそうといえばそうなんだけど・・・」

「ほぅ、いったいどんなことを言った?」

 

C.C.の目がいきなり据わった

ワインとかのせいじゃない ちょっと怒ってる目だ

誤解を解いておかないと後々ルルーシュが大変なことになるなぁ・・・

 

「実はね、ルルーシュが僕のことをエルって言ったんだ」

「ん?・・・教えてないよな?」

「もちろん、あっちの名前は教えてないよ。でも、妙に慣れ親しんだ言い方だったんだ」

「エルか・・・リート、私も少し考えていたんだ。なぜ枢木がランスロットを捨てられたのか」

「・・・これも僕のギアスの影響なのかな」

「分からん。だがそうじゃないとは言い切れん。今確認すること自体はできないがな」

「うーん、でも気になるなぁ。なんでそんな呼び方を僕にしたのか」

「だが一回だけなんだろう?間違えただけだという可能性もあるぞ」

「まぁ、そうなんだけどね」

「辛気臭い話はやめだ。それより少し休め。私と違ってお前が大半のグラシャ=ラボラスの操縦をしていたんだから」

「じゃ、そうしようかな」

「ところで、さっきの通信はルルーシュからだったようだが、要件はなんだった?」

「明日の組織図発表に立ち会ってくれ、だってさ」

「私の事を加えることができなかった、あの会議か」

「興味ないって感じだね」

「先行きが見えている会議など不毛なだけだ。まぁ未来を知れてるからそういえるわけだがな」

 

そうC.C.が言うとシャーリーがいつもと違った服で戻ってきた

ちょっとだけ顔が赤いなぁ

 

「すいません。今戻りました」

「シャーリーか、どうだった?」

「いやぁ、気持ちよかったです。時々お邪魔してもいいですか?」

「私はまだ試していなかったんだがな、そんなに良かったか?マッサージ」

「お風呂もついでではあるんですけど頂きました。あ、地下の大浴場の方ですよ?」

「まぁそこまで気を遣わなくてもよかったんだがな。それで、これからどうする?」

「今日はもう遅いですし、これでお暇します。ヴェパールさんに乗って学園に帰りますね」

「その服は借りていけ。パイロットスーツはこっちでそちらに送ってやる」

「分かりました。リート君、今日はありがとう」

「こちらこそありがとう、お疲れ様、シャーリー」

「マオ君・・・あ、話さない方が?」

「そうだな、今は珍しく集中している。伝えておくから行ってくれ」

「はい、それじゃ、また」

 

シャーリーは、バルコニーから出てヴェパールに乗り込んだ

ヴェパールが手を振りながらアッシュフォード学園の方に飛んで去って行った

あの操作はおそらくシャーリーだな かなりよく訓練しているようだ

頼もしい限りだ ジョセフにも今度祝電あたりでも入れておくとするか

 

「さて、それでは私たちもそろそろ寝るとするか」

「マオ、マオ?」

「・・・」

「やれやれ、マオっ!」

「?!あ、C.C.、リート」

「大丈夫マオ?」

「あ、うん。ちょっとモニターに集中しすぎてた」

「そこまで紅蓮に目線を向けるか。ナイトメア乗りとしてやりあってみたくなったか?」

「そういう気持ちがないわけじゃないけどね。僕のダンタリオンは遠距離戦タイプだ。

近接バリバリのあの機体だと戦う舞台が違うよ」

「じゃあ、なんで?」

「ギアスの効果範囲のことを考えてたんだ」

「効果範囲?」

「ブリタニアのゴミを含めてどれだけギアスの効果の中に入れられたか。

あいつとあいつは読めなかった、みたいな感覚だよ」

「なるほどな、だからモニターで対象の声が聞こえなかったらここまでが範囲、

そういう目測をやっていたわけか」

「そういうこと」

「で、結果としてはどうだった?」

「150mくらい増えてた」

「は?」

「え?」

「ギアスの効果範囲がか?」

「うん」

「・・・」

「よし、マオ、目見せろ、いいから見せろ!」

「ちょ、ちょと、ちょっとま・・・・」

 

 

そこからはマオが逃げるC.C.が追う・・・

結局マオは捕まって、断末魔的叫び声をあげて寝ちゃうんだけど

ねぇ、C.C.・・・怖いよ?・・・・

 

「はぁ、はぁ・・・」

「だ、大丈夫C.C.?」

「ああ。それに確認もできた、確かにマオのギアスは強化されていた」

「り、理由とかって?」

「まったくもって謎だ。私たちのせいなのか、それとも過去にもこうなる可能性があったのか」

「分からないことだらけだ、未来から来たって言ってもやっぱりわからないことってあるね」

「それを乗り越えてこそ成長はするものだ。さて、先にマオは寝てしまったし、私たちも寝よう」

「そうしようか、明日の朝は僕が出るよ。C.C.は聞いてて何が意見があったら言って?」

「了解だ」

 

それから僕たちは一緒にお風呂に入って寝た

こう言っちゃなんだけど、お酒が入った状態でお風呂に入るのってちょっと危ない

だから一緒に入ったんだ ほかに何かある?

恥ずかしかったのは、うん 僕たち二人ともだったと思うけどね

それで、僕たちは倒れこむようにして寝た

思っていた以上に中華連邦の疲れがあったみたいだ

 

 

 

翌朝は、ホテルのモーニングコールで起こされた

いかんいかん、リートにいろいろ助けてもらったみたいだ

マオもまだ寝ているみたいだな

昨日は追い回してしまったからな、後で謝っておくとしよう

 

「おはようございます。モーニングコールでございます」

「いつも済まないな、朝食を持ってきてもらえるか?」

「かしこまりました。昨日のワインはいかがでございましたか?」

「ああ、うわさに聞くよりいい味と香りだった。感謝する」

「光栄でございます。では、朝食の方をお持ちいたしますので、今しばらくお待ちくださいませ」

 

受話器を置く

すがすがしい気分と、気持ちいい朝日だ

この二つを同時に味わうのはひさしぶりだ

リートとのまどろみの中で、二人顔を突き合わせて起きるのもいいがこういった日も悪くない

朝のひと時は静かな方がいい そう考えて、私はあの村の近くの家に住んだんだったな

 

「あ、お、おはよ、C.C.」

「ああ、リート、おはよう」

「なにしてたの?」

「いや、何も」

「そっか」

「ああ」

「うれしそうだね」

「わかるか?」

「長い付き合いだからね」

「それはどっちの意味でだ?」

「さぁね」

「ふっ、言うようになったな」

「まぁね」

 

寝起きのリートの後ろに覆いかぶさる

当ててはいるがリートも気にしていなさそうだ

 

「・・・大きくなったな」

「いつからの僕?」

「初めのお前だ」

「ん?どっちの?」

「さぁてな」

「C.C.も、すこし意地悪になった」

「まぁな、起きたか?」

「うん、顔洗ってくる」

「ああ、食事はもう少しで来るからな」

「わかった~」

 

私から離れて、リートは顔を洗いに行った

相変わらず朝は弱いな

だが、マオの家の時は朝は強いな・・・

なぜだろうな?

まぁ、気にするところでもないか

私は、隣の部屋に行きマオを起こしに行った

ベッドに座って窓の外の朝日を見ていた

なんだ、お前も私も似た者同士だな

 

「マオ、起きてるか?」

「うん、おはようC.C.」

「昨日は済まなかったな」

「いいよ、久しぶりに楽しかったし、ぐっすり眠れたし」

「そういってくれるならまぁ謝らないでもよかったか?」

「ずっとへそ曲げてたかもよ?」

「お前に限ってそれはないだろう?」

「ははっ、ありがとうC.C.」

「礼にはおよばん。お前も行って来い」

「わかった。行ってくるねC.C.」

 

そのあとリートとマオはしっかり身だしなみを整えてリビングに戻ってきた

それと入れ替わりで私も身だしなみを整えに行った

私の髪をすいてくれるのはリートの仕事というかまぁそういうことなんだが

そのほかはさすがにリートに任せるわけにもいかない

二人より時間をかけてリビングに戻った

もうその時点では朝食が運び込まれていた

あいも変わらず見事なものだ 

 

「待ってたよ~C.C.」

「早く食べよう」

「ああ、そう急かすな。よし、ではいただくとしようか」

 

いつもと同じようにいつもと変わらないおいしさの朝食をとる

だが、過去はいつもと同じようにならないよう私たちが捻じ曲げた

まぁ、いつか報いなどがくるだろうが、今を進めよう

食事を終え、久しぶりにマオが二度寝に入る

食事の後に寝るなともいいたかったがなんだかんだで神経をすり減らしていたのはマオなのかもしれん

私とリートはルルーシュの通信、まぁ黒の騎士団の会議とやらの参加待ちだ

手も空いていたし部屋に置いてあるチェスでもやって時間をつぶした

思っていたよりかは、腕は鈍っていなかったんだがリートは意識していなかっただろうな

キングの駒を二手目で動かした

 

「ん?なぜキングを?」

「自分が動かないと周りがついてこないでしょ?」

「ほう、珍しいな」

「そんでもってクイーンがC.C. 動かすわけにはいかないでしょ?」

「ほ、ほう、わ、私は玉の輿か?」

「万が一の時には助けてくれる女神様、そんなところかな」

 

な・・・

そ、それはそれでうれしいが、真顔でそれを言うか・・・

そんなどころではないっ!お前それ言われた惚れた女が言われたらどうなるか考えて言ってないだろう!

赤面間違いなしだな!商売したら大儲けか? ま、するつもりは初めからないがなっ!

そんなこんなでチェスも終盤になりつつあるときにルルーシュからの通信が入った

 

「いったん休憩だね」

「そうだな、茶でも入れてこよう」

「ありがとうC.C.」

 

キッチンの方へC.C.が歩いてる時に僕はルルーシュからの通信を取るためにスイッチを入れた

サウンドオンリーの設定に加えてグラシャ=ラボラスのを介してさせるから万が一

この通信を傍受することはできない

 

『エイス、通じているか?』

「ゼロ、問題ないよ。もう始まってる?」

『いや。だがすぐに始まる、ここにメンバーも集まってくるだろう』

「都合の悪いことは言うつもりはないから安心して」

『助かる。・・・どうやら集まり始めたようだ。始める準備を』

 

通信から聞こえてくる声は、カレンや、藤堂、それから屑とがらくたもいるね

カレンたちはともかく扇グループの面々がここに残ってるのは個人的に不服だ

 

『それでは、皆集まったようなので、黒の騎士団再編成による新組織図を発表する。

軍事の総責任者に藤堂鏡志朗。情報全般、広報、諜報、障碍の総責任者にディートハルト・リート』

 

あ、そういえばディートハルトの姓ってリートだったんだ

まぁ僕の名前がリートであることに変わりはないんだけどね

 

『このブリタニア人が?』

『しかもメディアの人間だぞ』

『ゼロ、民族にこだわるつもりはないが、わざわざブリタニア人を起用する理由は?』

『理由?では私はどうなる?知っての通り私も日本人ではない。必要なのは結果を出せる能力だ。

人種も、過去も、手段も関係ない』

『分かった、分かったよ』

『副指令は、扇要』

『俺が?』

『不服か?』

『いや』

 

ここで一手打たせてもらおう 少なくとも今君がそこにいるべきじゃない

優柔不断で黒の騎士団を壊滅に追いやった君がね

 

「口をだしてもいいかな、ゼロ」

『!?』

『彼は、黒の騎士団の協力者だ。名前を知っている人間はこの場には少ないだろうが。

少なくとも先の戦いにて目の当たりにしたものも多いだろう』

『あの黒と紺色の・・・』

『その通りだ、藤堂。それで、どの事に口を挟みたい?』

「扇要の副指令就任について」

『なんで、元々のリーダーは扇だぞ?』

『新参者じゃあ、問題があるだろ!』

「どこが?」

『え?』

「能力はあるとは思う、少なくともゼロが君たちのグループに合流するまではリーダーやってたんだから。

だけど、今はゼロっていうリーダーがいる。性格が優柔不断なあなたが副指令をやるべきじゃないと進言する」

『なんだと!扇が副指令だと悪いっていうのかよ!』

「じゃあ聞くけど、なんで副指令に自分が選ばれると思ってなかったの?扇さん」

『え?』

「あなたはさっきこういったよね。俺が?、いやって。それは副指令にはなりたくないと思っていた。

周りに囃し立てられて自分がやるしかないから副指令をやる。そういう感じに聞こえたよ?」

『・・・』

「僕は、副指令が完全に決まるまで藤堂さんに副指令を代行してもらった方がいいと考えるけどどう?ゼロ」

『どうだ、扇。協力者の意見に何か言いたいことはあるか?』

『いや、そ、その点からいえば、俺は向かないとは思ってる』

『扇!お前本気で言ってるのかよ!』

『だけど、実際彼が言っていることは本当だと思ってる、けどしっかりこの組織の一員としていれれば』

『それはもちろんだ。扇の意見も参考にさせてもらう部分もできたが、現状、藤堂に代行として副指令についてもらいたい』

『承知した。だが、人数が足りないうえに黒の騎士団の中では我々は若輩者だ。

ゆえに扇を補佐につけたいと思うがどうだろうか?』

「それでいいならいいと思うよ」

『ではその通りにしよう』

『おい、ゼロ。そいつの言いなりのようになってるけどよぉ。そこまでそいつの意見を参考にする必要があるのかよ』

『では玉城、逆に君に聞こう。もし彼らとおなじナイトメアを君が持っていたとして、先の成果を上げることができるか?』

『うぐっ・・・で、できるに決まってらぁ』

「カレン、急に話を振るようだけど玉城の操縦技術はどれくらい?君の目線で言ってほしい』

『は、はい!・・・もしあのナイトメアを持っていたとしても、そのテクノロジーの差から操縦がなお難しいと考えます。なので・・・』

『玉城には無理だ、とそう言いたいんだな?カレン』

『はい、ゼロ』

『というわけだ。先ほども言ったが必要なのは結果を出せる能力だ』

『・・・』

 

君は、自分の力に過信しすぎだ

できないことがあることを学んだ方がいいよ

もしくはC.C.が言ってたっけ・・・たしか、(玉城は宴会太政大臣)だったっけ

その役職をゼロに作ってもらったら?

 

『さて、発表を続けよう。技術開発担当にラクシャータ』

『当然♪』

『0番隊隊長、紅月カレン』

『0番隊?』

『0番隊だけは、私の直轄となる。親衛隊と考えてもらえればいい』

『親衛隊・・・ゼロの』

『また、0番隊は協力者との連携も考えている。とても重要な任務になる。頑張ってくれカレン』

『はいっ!』

 

なるほどね、あの時カレンと少し離れてた時間のことはしっかり感じてたか

それに同じタイプの通信機を持たせてる

おそらくゼロにだけは言ったんだろうね それならこちらもそれほど口を挟まないで済むな

 

『1番隊隊長、朝比奈省悟、2番隊隊長、仙波崚河、3番隊隊長、影崎 絆・・・・』

 

そこからかなりの時間ずらーっと名前が出てきた

どれがどれで、みたいなことは特に言うつもりもなかったし言う必要もなかった

その間にC.C.がお茶菓子とお茶を持ってきてくれた

なんだか結構あきれてたな~ この時私はなんで棒立ちのままあの場所にいたのだろうとか

 

『第2特務隊隊長、玉城真一郎、以上だ』

『よっしゃ』

『と、言いたいところなのだが』

『へ?』

『先ほど、玉城、お前は自分でさっきの事をできないといったな?』

『だ、だって』

『特務隊は、特殊作業や工作、最終手段として突貫戦術も視野に入れておかなければならない。

少々組織図は問題が残るが第2特務隊は解体、第1特務隊に副隊長を二人置くこととする』

『ちょ、ちょっと待ってくれよ!俺だって!しっかり役に』

『立っているのは分かっている。皆の士気向上のために色々やってくれていることは聞いている』

『だ、だろ?』

『だが、士気向上の見返りとして活動資金をかなり使っていると聞いているが?』

『いっ!?』

『とりあえずその事は後に回す。現状はその通りにさせてもらう。異論のある者は出てきてくれ』

 

その場において、特に異議に申立てする人はいなかった

この点に関しては扇も特に口を挟まなかった、というか、扇グループ全員が玉城を白い目で見てた感じがした

その時、ディートハルトがゼロに話しかけてきた

 

『ゼロ、一つよろしいでしょうか?』

『ん?』

『後程協議すべき議題があります。協力者の方にもご同席願えないかと』

「こっちは問題ないよ。むしろこっちが居て差しさわりない?」

『いえ、ゼロに意見できる方なら私もお話させていただきたいものです』

「了解だ。後程連絡をよこせ」

 

その場にいる何人かはどよめきが走った

なぜなら、C.C.がそこで声を発したからだ

『掌握』

二人いることと同時に、こちらに意見を差し挟まれないように釘をさしたんだ

もう、黒の騎士団はこの場においてゼロ以外に発言権を持たない

 

『了解した。では、これで新組織図の発表を終了とする。各自解散してくれ』

 

 

 

――――――目に見えた障害は取り除けた さてこれから世界はどう捜査してくるか

無視か、行動か、傍観か、変革か 止めさせるものか、私たち、罪人の力でな

 

 

 




結構原作頼りな今日この頃

すんごい変えた上に書いたなぁ・・・
自分でお茶をいれよう・・・ C.C.にお茶いれてほしいよぉ

月一ペースを何とかして変えたいなぁ


感想などありましたら、お待ちしています。

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