コードギアス 反逆のルルーシュ Request C.C.   作:グリムゼン

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UA50000突破!?!?!?

ま、まじですか・・・まじこんな駄文にありがとうございます
見てくださる方に心からの感謝を!!!

今回はちょっとリハビリを兼ねて長めですwww

では、本編です。


第二十八話 My Lord AI

 

 

 

 

家に入ったらマオがC.C.にじゃれてた

C.C.は何とかこっちに来ようとして廊下の方まで頑張って歩いてたみたいだったけど

対してマオはご満悦

満面の笑みでC.C.にしがみついてる・・・僕たちだからよかったけど・・・ね

 

「セレス?」

「エイス、もう来たの・・・か・・・シャーリー?」

「セレスさんからOKはもらってましたから。大丈夫ですよね」

「・・・まぁ、いいだろう。今回だけだからな」

「今後ともお願いしますね?」

「マオ?」

「なに?エイス」

「そろそろセレスから離れてあげて。お弁当の準備は出来てるの?」

「準備はもうできてるよ。セレスが迎えにいこうとした時にはね」

「そっか、なら問題ないね。さ、リビングに行こう?」

 

そこに置いてあったお弁当は、私が見たこともないくらいに豪華だった

このセレスさんにエイス君にマオ君は、いっつもこんないいのを食べてるのかな?

それで、エイス君と一緒に食べられてる・・・セレスさんにちょっと嫉妬・・・

 

「「「「いただきます」」」」

 

しつけの問題というか僕たちは毎回いただきますとごちそうさまは必ずする

10年以上前からずっと続けてきた習慣だ マオもそれに慣れてくれてる

エリア11では毎回するみたいなんだ C.C.が言うにはね

だけど、ヨーロッパとかではお祈りして食べてるらしい

いまいち世界の習慣は分からない 特に気にするところでもないんだけど

食事は毎回美味しい いつもいつもC.C.はシェフを呼んで礼を言ってる

マオは・・・まだ言えてない 今日初めてフロントスタッフさんにありがとうを言ったくらいだ

シャーリーは、お弁当に戸惑ってる感じかな? 以前の会食の時もそうだったけど

 

「「「「ごちそうさまでした」」」

 

食事の最中はそんなにC.C.は喋らない

何よりセレスのキャラクターがそれを嫌がってるんだ

ピザを食べてる時だけそれがOKになる なんでか分からないけど

シャーリーは、食事の最中話したそうだったな~

やっぱり、僕たちと同じくらいの年の人って話したがるのかな?

 

「さてと、じゃあ僕はグラシャ=ラボラスに戻るよ」

「ついて行ってもいいか?エイス」

「うえっ?セレスさん、エイス君の集中が切れるから一緒にいちゃだめって・・・」

「ん?確かにそうはいったが、データ入力も佳境だ。なら癒してやる者も必要だろう?」

「むちゃくちゃな理屈じゃないですか、それ?それに私でもいいと思うんですけど?」

「お前にまだエイスの隣を譲るつもりはない(まぁ、初めからないんだが)。」

「(まだって事は、もしかしていつかはエイス君の隣をくれるってこと?)

・・・分かりました。今日はもう諦めますね」

「ほう?いさぎいいな。なにか心境の変化でもあったか?」

「いいえ?ただ、なんとなくです」

「まぁ、それならかまうまい。マオ、シャーリーの相手をしておいてやれ」

「うん、分かったよセレス」

「では、行こうかエイス」

「うん」

 

私は、シャーリーに見せつけるように腕組みをして部屋を後にした

さっきの言葉の罠、シャーリーは引っかかってくれただろうか?あとでマオに聞いてみるか?

一分、一秒、コンマ一秒でもリートに触れていたい マオの家に来ると毎回そんな気分だ

まぁ、まだ二回しかきてないんだが・・・

 

「なぁ、リート」

「なに?C.C.」

「き、き・・・・・」

「き?」

「い、いやなんでもない。それより急ぐぞ。またあの時みたいに疲れてもらっては困る」

「あ、う、うん」

 

私の臆病者がっ!!

なぜキスの一言をリートに向かって言えん!!!

ガウェインに乗った時、ルルーシュにはノンストップでキスできたろう!!

なぜ!リートに対してキスの一言が言えないのだ!!!

そして、その後の言葉!ツンデレという奴ではないか!!いや、ちがう・・・か?

ルルーシュは兎も角リートになぜそんなとげのある言い方をする!!私!!!

私のバカっ!・・・・

 

いつの間にか、グラシャ=ラボラスの所に来ていた

シャーリーに気を取られているのは私だけなのか?

リートはそれほどシャーリーを気にしていないのか?

・・・私は、リートの恋人なのだ・・・リートは私の恋人なのだ

ふっ、何を意固地になっている私は

シャーリーに負けるところは身長以外ない!

問題ないじゃないか リートは私の事を好いてくれている事に変わりない

その一点さえあれば私は、いいんだ 人から外れているんだ ずれもするさ

 

「リート」

「なに?」

「リート」

「ん?」

「いや、ただ呼んでみただけだ」

「?」

 

ちょっぴりほっぺたを赤らめたC.C.が隣にいるけど、僕は作業を再開した

さっきの名前を呼んだのってただ、呼んだだけだったのかな?

C.C.には悪いことしちゃったしなぁ、もう少し埋め合わせしてあげないと

さて、シャーリーのナイトメアを作っていて、ゲフィオンショックっていう単語が出てきた

グラシャ=ラボラスは過去の装備をすべて使えると起動したとき書いてあった

けど、ゲフィオンショックなんていう武器は聞いたこともなかった

ゲフィオンディスターバーとゲフィオンネットならあったけど・・・それももう少し先の話だ

単純に言えば、ナイトメアに触れた瞬間サクラダイトに干渉して機体を動かせなくなる装備

本家本元と違うのは、触れた瞬間から相手の機体性能にもよるけど、2~3時間動かなくなること

また、持続時間自体も存在しないから、それが保つ限り、ナイトメアを機能停止に追い込めること

唯一の弱点は、スラッシュハーケンに遠近距離装備に搭載できないところ

サザーランドのスタントンファの二倍程度の長さしかないことくらいかな

シャーリーに近接戦闘をさせるのは正直怖い、させたくないのはもちろんある

だけど・・・この装備はグラシャ=ラボラスのAIが自ら作り上げた代物だった

粗悪品のはずがない、使えない装備のはずがない、異常な装備のはずだ

でも、グラシャ=ラボラスがそれを望んだんだ・・・させてあげよう

今の今まで、一緒に過ごしてきた戦友の一人 信じなくてどうするんだよ

 

フロートユニットは・・・エナジーウイング、聖天八極式にしよう

ランドスピナーはつけた方がいいね、近接戦もそうだけど、どうなるか分からないし

ゲフィオンディスターバーは、コクピットユニットの左右に一つずつつけてみよう

ゲフィオンネットは遠距離専用だから、マルチプル化してみようか

ショックは、もう腕にしかつけられないことが分かってる

超重装甲だから、どちらかというとフォートレスに近く大きくなりそうだ

ファクトスフィアは前面背面に2基ずつ 空間把握をして、早く止めてもらわないとね

こんな感じかなぁ・・・

 

「よし、終わった」

「ご苦労だったな、リート。疲れたか?」

「前回よりは、楽になったよ。それは良かったと思うね」

「そうか。では、ネビロスを起動させて家に帰ろう」

「うん」

 

今回の機体は、ダンタリオン以上に時間がかかりそうな気がする

前回と比べて早めに終わったけど、やっぱり機体の大きさの問題もあると思う

グラシャ=ラボラスより大きくはないとは思うけど・・・

前回のネビロスの動きは良く覚えてないけど、こっちの方が動いてる気がする

グラシャ=ラボラス、頼んだよ?

 

「さて、行くぞリート」

「うん、C.C.」

「それほど疲れていないなら、肩を貸さなくてもいいか?」

「まぁ、今日は大丈夫かな?」

「そうか、なら私を背負っていけ」

「うん、わかった・・・・・え?」

「背負っていけ」

「うえ?」

「せ・お・って・い・け」

「はい・・・分かりました」

 

今回のC.C.のストレス発散は僕みたいだ

でも、なんで背負っていけなんだろう?

ほかに何かさせるとか、ピザつくれとかなら少しは分かるんだけどなぁ

 

シャーリーには、絶対させんことの一つ

こう言ってはなんだが、胸を押し付けているつもりなんだが、反応なしは少しくるな・・・

やはり、私の誘い方に問題があるのか? 共にベッドに入るのも反応が薄いのはなぜだ?

・・・・・そういえば、リートには水着姿を一度も見せたことがなかったな・・・・

今度、なにか理由を付けて、誘ってみるとするか・・・

私を背負って家に戻ったリートは、誰にも見られることなく寝室に私を連れて行った

まぁ、見られたくない理由は分かるかもしれないがな

できれば、堂々と二人の前に出てほしかったが、今のリートにそれは無理か・・・

すでに寝ているからな・・・・・だから、私がリートを今押しつぶしている状態だ

それはまずいから、もうどいたがな

 

「セレスさん?エイス君はもう帰った・・・」

「しーっ、もう寝ているんだから静かにしろ」

「えっ・・・あ、ほんとだ、エイス君って寝るの早いんですか?」

「いや、そう言う訳ではない。ナイトメアのプログラミングの時は毎回これだ。

精神をすり減らして、お前のナイトメアを考えていたからな。私は手助けしかできなかった」

「そうですか・・・エイス君そんなに私のために・・・」

「誰しも死ぬのを見るのはごめんだ。エイスはそれが人一倍強いだけだろうさ」

「分かりました。じゃあ今日はエイス君は私があたためます」

「よしわかった、そこになおれ。私の特権だ。いくらシャーリーだろうと口出しする権利はない」

「新参者に譲ってくれてもいいんじゃないですか?」

「口喧嘩が増えてるのは好敵手として嬉しい事だが、それより認められん部分が多々ある。

今まで共に過ごしてきたのだ。その部分は口出しも譲るつもりもない!」

「それだったら、一週間に一度会いに来る人に渡してあげてもいいと思うんですけど!」

「あの~、喧嘩している最中悪いんだけど・・・」

「なんだ!マオ!今邪魔をするな!」

「なに!マオ君!今邪魔をしないで!」

「エイスが起きちゃうから静かにね?」

「「あっ」」

 

そういうと、マオはそそくさと去って行った

確かに、エイスがいる部屋で口論をするのはまずかったか・・・

マオもそれを心配してきたのだろうし・・・

 

「・・・」

「・・・」

「なぁ、シャーリー」

「なんですか?セレスさん」

「・・・今日は、エイスを二人で挟んで寝ないか?」

「・・・いいですね、私もそうしようと思ってたところです」

「いいな、今日だけだぞ」

「分かってます、今日だけですね」

 

二人の間に今日限りの停戦協定が結ばれたのは言わずともわかるだろう

ベッドは比較的大きいから三人乗っても大丈夫だ

ただ、マオはソファーで寝てもらうしかないのだがな・・・すまんな、マオ

 

翌日、朝起きてリートの顔を見ようと思ったら、やはりいなかった

前回の時も、確かこんな風だったと思う

恋人に進展したから、今では・・・言わせるなはずかしい・・・

 

数日たつくらいだからな、やはり外は寒いだろう

リートは気にしないで行ったみたいだがな・・・

それより、シャーリー・・・一緒に寝るんだったらもう少し寝相を良くした方がいいぞ?

布団からはみでるのはまぁ、いい 足があらぬ方向へいっているのは頂けんな

つい先日までは生娘もいいところだったのに・・・化けたな

 

「おーい、リート」

「あ、おはようC.C.!あいかわらず早いね~」

「それはこっちのセリフだ。昨日の疲れはもういいのか?」

「完成が気になって早めにね。寝顔もごちそうさま~」

「ばっ、か、からかうな。んんっ、それで?」

「シャーリーが乗れるように設定も済んである、いや~このナイトメアかなりの堅物だよ」

「これがシャーリーのナイトメア・・・・なのか」

「うん、見た目はどう?」

「ああ、なんというか。目の前に出られると驚くな」

「新装備の調子も上々、先の二機とはまた違った異常さを持ってるからね」

 

一言でいうなら一回り大きくなったモルドレッドだった

色は、アッシュフォードの水着の色に似ているな?紺か?

メタリックダークブルーというべきなのかこれは・・・

気になるところは聞くに限るな

 

「なぁ、リート?」

「ダンタリオンの時もそうだったが、背中のあれはなんだ?」

「?ゲフィオンディスターバーだけど?」

「なに?あれは、確かその範囲内に居る相手を行動不能にするものだろう。

たった二基だけで何ができる?」

「それが、あのゲフィオンディスターバー、出力が逆になってるんだ」

「逆?」

「そう、本来のゲフィオンディスターバーは範囲内の機体を停止させるもの、

だけど、あれは出力反転のせいで、二基あれば周囲のナイトメアを動けなくさせる。

範囲はおよそ900メートルって所かな」

「それだけではないんだろう?リート」

「よく分かってるねC.C.。あの機体の腕にある長いスタントンファ、

あれがグラシャ=ラボラスが作り上げた兵装『ゲフィオンショック』だよ。

あの兵装単体で、ナイトメアを完全停止に追い込める。まぁ近接専用だけどね」

「そして、モルドレッドを超える超重装甲・・・ナイトメアのエンジニアが見たら卒倒するな」

「それに加えて、ブレイズルミナス改は4基つけてあって、ファクトスフィアも前後に。

並大抵の一撃じゃ、この機体は絶対に落とせない」

「ただ、攻撃は一切しない・・・ははは、さしづめ停戦の使者といったところか」

「でも、そうじゃないと。シャーリーには悪いけどね」

「そうだな、私たちたる由縁はそこにある」

 

「おはよ~!エイス君、セレスさん~」

「あ、おはようシャーリー」

「おはよう、良く眠れたか?」

「はい、マオ君はまだ寝てましたけど」

「まぁ、あいつには苦労を強いてやってるからな。寝かせておいてやれ」

「それで、これが・・・」

「そうだ、お前の機体になる」

 

 

おっきい・・・ぐらしゃ=らぼらすっていうナイトメアよりは小さいけど

それでも、普段見てる青いナイトメアよりは絶対に大きい

それに、なんだか見てるだけで固そうっていう感じがビシバシくる

そして、私が近づいたら勝手にコクピットハッチが開いた!?

 

「ほう、このナイトメアは自我を持っているのか?」

「AIなら搭載しているはずなんだけどそんなはずは・・・シャーリー、ちょっと乗ってみてもらえる?」

「うん、分かった」

 

おそるおそるコクピットに乗ったら、ハッチがしまった!?閉じ込められた!?

正面のモニターに、なにか書いてある・・・

 

 

 

 

『Nice to meet you, my lord(初めまして、私の主)』

 

 

 

 

「ええっ!?エイス君!このナイトメア話せるの?!」

「ええ!?ちょっと、待って!!ハッチ開いてもらえる」

「う、うんわか・・・」

 

もうその時にはハッチが開いていた

 

「った・・・ええ?」

「よっと・・・このメッセージはいったい?」

『Nice to meet you, my Creator(初めまして、私の創造主)』

「・・・なるほどね、そう言う事か」

「え、ど、どういうこと?」

「僕の作っている最中に連動したんだ、グラシャ=ラボラスに・・・」

「え?へ?え?」

「君は、『君』かい?」

『That's right, the Creator(その通りです、創造主)』

「シャーリー、良く聞いて。これはこの機体の自我AIが進化したものだ。

僕たちと対話できるように自らね」

「そ、そんな技術みたことな・・・い」

「グラシャ=ラボラスもイレギュラーだからね、そこはなれよう?

僕たちの世界に踏み込んでくれるなら、これくらいで驚いたらだめだ」

「あ、あ、あ、はい」

「さて、『君』に名前を渡してなかったね」

『Please call you my name(私の名をお呼びください)』

「シャーリーもいいね?」

「う、うん・・・」

「『君』の名は『ヴェパール』だ。これからよろしく頼むよ」

『My name Vephar Approved (私の名はヴェパール 承認しました)』

「よ、よろしくお願いします。ヴェパールさん」

『Thank you welcome here Shirley my main(こちらこそ宜しくお願いします。

私の主 シャーリー)』

 

それから、私たちはコクピットから降りた

正直びっくりすることが多すぎる

いつの間にかナイトメアが出来ていたこともそう

ヴェパールさんっていうナイトメアのAIさんが居たこともそう

何もかもびっくりしているんだけど、エイスさんとセレスさんは二人そろってこういうんだ

 

「「それが僕(私)達だから」」

 

この二人についていくのはまだまだ大変そうだ

だけど、ルルの為にも、エイス君の為にも一生懸命頑張らないと

約束したんだ、精一杯やるって ヴェパールさんと一緒に

 

 

「朝ごはんを食べたら、すぐ練習に行くぞシャーリー」

「は、はい!」

「行こう?・・・マオが用意してくれてるといいな~」

 

 

 

 

――――――なんだか、この三人の間に居るのが楽しくなってきた

 

 

 

 




はい、予想外です 自分で書いてて思いましたwwww

ヴェパールのシステムデータは次回に書かせていただきます。
ちょっと、がんばっちゃいましたwwwwwwwww

ご感想などぜひともお願いいたしますですはい~!!
ではでは、今日は失礼いたします~

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