コードギアス 反逆のルルーシュ Request C.C.   作:グリムゼン

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UA40000とっぱ!?いやはやこんな駄文にありがとうございます!!
でも、一日開いてしまった自分がうらめしい!!!!!!!

リアルが忙しくなる最中、何とかしたいのです!!!
頑張っている皆さんにただただ尊敬の言葉を・・・・

では、本編です。


第二十五話 Duel of the woman Battle outbreak

 

私は、明日が待ち遠しかった

ひさしぶりにセレスさんとエイス君に会えると思ったから

待ちきれなくて電話をかけちゃった、明日の事も聞きたかったし・・・

電話に出たのはエイス君だった 

 

「もしもし、シャーリー?」

「あ、エイス君?ごめんねこんな夜遅くに」

「ううん、大丈夫だよ。明日の事だよね」

 

やっぱりこっちの考えはお見通しか~

ちょっとくらい、相談とか言ってくれても良かったのに・・・

でも、少し心配なんだ だってナイトメアの練習なんだもん

 

「そうそう、ナイトメアの練習になるんでしょ?私ナイトメアの練習なんてしたことないから」

「普通の学生はナイトメアの練習なんてしないって。ルルーシュからある程度話は聞いてる?」

「うん、ルル、ゼロってことコンサートが終わった後で打ち明けてくれたよ」

 

あの時のルルは本当に意を決して話してたと思う

普段見てる会長にからかわれてるルルじゃなくって

それこそ、ゼロの風格を持ったって言ったらいいのかな・・・

そんな感じがした ルルにどういう心情があったのか私には分からないけど

 

「そっか、それでどう?やっぱりやめたいって思った?」

「ううん、それは変わらないよ。やっぱりルルを手伝いたい」

「こう言っちゃなんだけどさ、人殺しの片棒を担ぐことになるかもしれないんだよ?

それでもいいの?シャーリー」

「・・・・・手伝いたいって思ったのは本当だし、それにエイス君達も手伝いたいんだ」

 

ブリタニア軍人や黒の騎士団みたいに戸惑いなく人を殺せるかって聞かれたら

間違いなく無理って言うと思う お父さんを引き合いに出したくないけど

きっと反対すると思う でも私は恩返し以前に一生懸命頑張りたいんだ

ルルの為にも・・・エイス君の為にも・・・

 

「僕たちも?」

「うん、ルルもそうだけどエイス君も大変なことしてるのは分かってる。

ブリタニアが悪いってわけじゃないと思うけど、ルルもなにか事情があってそんな事をしてる。

エイス君達だって、そういうことしてるんでしょ?」

「そうだね、聞こえは悪いけどやってるつもりだよ」

「だったら、お父さんを助けてくれた恩返しに私も手伝いたいの!」

「シャーリー・・・」

「でも、私は死にたくもないし殺したくもない。できればそれはしたくないって言うのは本心」

「協力はしてくれるんだったら、そういう風にはする。約束するよシャーリー」

「うん、ありがとうエイス君」

 

やっぱりエイス君はやさしい

ルルは・・・いざって言うときにやさしいと思う

あのきざったらしい部分がなかったらいいと思うんだけどなぁ

 

「それでなんだけど・・・あ、ちょっと待ってね」

「うん」

「セレス~」

 

セレスさんになにか相談してる

何を言ってるかいまいち聞き取れないけど・・・

 

「もしもし」

「聞こえてるよ、エイス君」

「明日と明後日ちょっとオーストラリアまで行きたいんだけど、着替えとかって大丈夫?」

「えっ!?」

 

ちょっと待って!? いきなりオーストラリア!?

り、理由はわ、わからないけど・・・

 

「オーストラリア?ぱ、パスポートも持ってるけど、着替えかぁ、二日分でしょ?

今から準備すれば間に合うと思うけど・・・」

「パスポートは問題ないよ。無断で渡っちゃうから」

「ええっ!?そ、それってありなの?」

「僕たちにとってはね?それと明日の朝ホテルに来て?一緒に朝ごはんを食べて、

オーストラリアに行こう」

 

えっ!? こ、これってで、で、デートのお誘い・・・だ、だよね?違うかな?

オーストラリアに!?れ、練習の為なんだよね、きっと

でも、朝の朝食を三人で!? うん・・・でも、え、あ・・・

これはチャンスだよね!! デートかな?・・・よしっ、デートにするぞ!!

 

「う、うん!分かった!じゃ、じゃあ今から準備するから切るね?」

「うん、それじゃまた明日」

「そ、それじゃあ!」

 

どうしよう・・・ドキドキが止まらない

ルルの時こんな感じだったのかよくわからない

一緒にご飯食べたのに、こんな感覚にならなかったのはなんで?

でも、同室の子にはしゃぎすぎって怒られた

内容について根掘り葉掘り聞かれそうだったからごまかしたけど

でも、今のうちに準備しておかないと・・・

二日って言ってたよね・・・えっとえっと・・・

 

 

結局、ほとんど眠れなかった・・・

目に隈が出来るとかそんなことはなかったけどちょっと眠い・・・

でも朝食もあるって言ってたし、早めに行った方がいいよね・・・

ブリタニアレールに乗って、エイス君達の泊まるホテルに行った

朝早かったせいもあって周りに人はほとんどいなかった

フロントで右往左往してたらボーイさんが話しかけてきた

 

「シャーリー・フェネット様でいらっしゃいますね」

「え、あ、はい。そうですけど」

「お待ちしておりました。フロントのものにはエイレイン様の部屋にコールをさせて頂きました。エレベーターホールまでご案内を仰せつかっておりますのでどうぞこちらへ」

「お、お願いします」

 

エレベーターに案内されて、最上階のボタンを押して進む

前回はレストランの階だったから最上階がどれだけ高い場所にあるのか分からない

でも、途中で気圧にやられて耳がキーンとなりそうだったけど、

ブリタニア製のエレベーターはそう言う事がないように気圧が一定にされてるみたい

最上階について扉が開くとエイス君がそこにいた

 

「おはよう、シャーリー」

「お、おはよう、エイス君。ほ、本日はお招きにあずかり・・・」

「そんなことは言わなくていいって、そうじゃないと毎週しなきゃいけなくなるから。

さぁ、行こうか?」

「う、うん」

 

その時、無意識だったのか分からないけど足を踏み外して転んじゃいそうになった

でも、エイス君が抱きかかえてくれたんだ 顔はとても近かった・・・

 

「大丈夫!?」

「あ・・・・うん。ちょっと昨日眠れてなくって・・・」

「そっか・・・歩ける?」

「あの、えっと、腕組みしてもらっていい?無理だったらいいんだけど!」

「いや、転げないようにしておかないと、心配だよ」

 

そう言ってくれて、私はエイス君の腕にしがみついた

あぁ・・・こういうのってそばから見たらどう思うだろう

やさしい彼氏ときれいな彼女って言う風に見られちゃったりするのかな?

 

シャーリーが寝不足な理由はこっちにもあると思うからね

夜にかけてきたのはこっちが電話を切っていたからだし

どうしようもないとはいえ、夜に準備させちゃったからね・・・・・あっ

これって・・・C.C.が見たらどう思うだろう・・・ま、まずい・・・かな・・・

 

「さ、さぁ、ここだよ」

「し、失礼します」

「・・・なっ」

 

リビングルームに入るとセレスさんの息を飲む声が聞こえた

ちょっと嬉しい、エイス君が私に寄ってくれたって言う事が・・・

 

「や、やぁシャーリー久しいなぁ・・・」

「お、お久しぶりですセレスさん・・・」

 

アイコンタクトで言っていることが大体わかってくる

シャーリーの奴、勝ち誇った笑みを浮かべているわけじゃないが

幸せそうにリートの腕をつかんでいる、大方

(エイス君の腕、今もらってますね♪)

とかそんな感じだろう・・・やはり、こいつは敵だ!!!

 

「せ、セレス、大丈夫?顔が引きつってない?」

「誰も引きつってなどいない。朝食はもう少しで運ばれてくるからシャーリーは席についてて

くれないか?私は、り・・・エイスと話があるからな」

「あ、はい。分かりました・・・」

 

名残惜しそうに手を放しおって・・・

恋する乙女というのは他の目から見るとここまでむず痒いのかと思うのだろう

だが私は関係者だ!その姿を見るだけでもやもやしてくる!!!

リートにストレスをぶつけるのはお門違いというやつだがそんなことは関係ない!!!

私はリートの腕を引っ張って部屋を出た

 

「おい・・・リート」

「あ・・・うん・・・ごめんなさい」

「いや、謝っても許さん」

「ええっ!?」

「だから、抱きつかせろ」

「えええっ!?」

 

実際のところ、シャーリーが意図してあれをやったかどうかは不明だ

だが、それ以上に、私の気が収まらない

なぜなら、私たちは互いに恋人になっているからだ

私たちは本当に互いに恋人になっているからだ

同じことをなんども言ったのは恋人だからだ!

だが、こういってはなんだが、シャーリーが泥棒猫のような

薄汚い女には到底思えん、ルルーシュと同じのうぶな小娘だ

だが、リートの事を好いているのはこの前あった時にぶちこまれたフレイヤで

しっかりと把握しているつもりだ ルルーシュよりこっちになりつつあるとな

世界の修正力がリートを中心に働いているのなら・・・

まぁ、予想は出来るな・・・今後の事もこの先の事も、未来の事も・・・

だが、今は抱きつかせてもらう シャーリーがしがみついていた分

しっかりと抱きついておけばいい・・・相手がいると積極的になれるのか?私は・・・

 

「あれ、リート・・・もしかして、邪魔しちゃった?」

「ううん、大丈夫。あとマオ、ちょっとお願いがね」

「ギアスはしばらく使いたくないよ」

「分かってるって、実はね・・・」

 

なにか、二人が話しているがシャーリーに関することだ気にすることはない

無意識のうちにだろうが、リートが髪を梳いてくれているのはやはりいい

あたたかみにかける私たち以外の連中ではまぁ無理だろうな

 

「あ、なるほどね。リートじゃなくエイス・トゥバリエで呼べばいいんだね」

「そう言う事。マオも偽名は使う?」

「ううん。この名前はC.C.がくれたから、偽る気はないよ」

「そっか、じゃ行こうか。C.C.?」

「ああ、ようやく落ち着いた。すまないなリート」

「気にしないで、きっかけを作っちゃったのは僕なんだからさ」

 

そういって、リートはリビングルームの扉を開けた

シャーリーは緊張に耐えきれなかったのかは分からないが窓際に居た

ホテルの絶景でもみていたのか?

 

「おかえりエイス君、セレスさん・・・そちらの人は?」

「初めまして、シャーリー・フェネットさん。僕はマオ、この二人の仲間だよ」

「マオには、シャーリーの事は伝えてあるから気軽に話しかけてやるといい」

「分かりました、マオさん」

「マオで良いよ。僕もシャーリーって呼ぶからさ」

「あ、はい」

「それと、私以外には敬語は要らん。お前のありのままでいいんだ」

「はい、セレスさん」

 

「さて、食事にしようか。待たせてしまって悪かったな」

「いえ、こっちも朝早くに来てしまってすいません」

「気にしないでシャーリー、誘ったのはこっちなんだしさ」

「それに、食べるのは多い方がおいしいっていうし」

「うん、ありがとう。エイス君、マオ君」

「マオ・・・君か、そういう言われ方も新鮮だね」

「じゃあ、頂くとしよう」

「はい、セレスさん」

「ん?なんだシャーリー」

「・・・いえ、何でもありません」

「?まぁいいか、では」

 

私とシャーリーの視線が交差する

アイコンタクトで分かる事と分からないことがあるが今回は前者だ

エイス君の事、勝負しませんかという意思表明

いいだろうシャーリー、敵として友として相手になってやろう

 

「「「「いただきます」」」」

 

 

 

―――――二人の視線の火花が散る中、空を飛んでいた鳥が一羽落ちた

 

 

 

 

 




これ、どっちでしょうねwww


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よろしくお願いします~

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作者のモチベーションがあがりますのでwww

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