コードギアス 反逆のルルーシュ Request C.C.   作:グリムゼン

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う~ん、現実が忙しいww

リート!!そこかわれと作者は言いたいwww
まぁ、できたらいいですよね~アニメの中に入ることが出来たら~

では、本編です。


第二十四話 To Australia again Nightmare discipling of Shirley

 

 

「マオ、引き上げるぞ。こんなところ今は居たくない」

「・・・同感だよC.C.早く帰って寝よう?」

「そうだな、リート、ステルスは問題ないか?」

「オールグリーンだよ。ジャミングの事さえなければ、あの二人に向かって攻撃したいんだけどね」

「ああ、私もだ。だが今回は抑えろ。カレンはあいつらには毒されないはずだ。ルルーシュもいる」

「了解。グラシャ=ラボラス並びにダンタリオン、ホテルに戻るよ」

「了解、リート」

「ああ」

 

それから私たちはホテルに帰るまで一言も話さなかった

正直に言ってしまえば、調度品もボーイも誰彼かまわず殴り飛ばしてやりたい気分だった

リートも、マオも同じ感じだった

マオは、久しぶりに私に甘えてきた あいつらの声を聴いたから私の声を聞かせてほしいらしい

分かる気はするな、あいつらの心の声は私達には聞こえないがマオには聞こえていた

推測するまでもない、マオにとっての嫌な感情が流れ込んできたんだろう

今日にいたっては、リートと同じベッドでは眠れそうにないな 残念だが・・・

かなり頑張っていたとは思うがようやく週末になった

シャーリーが、このホテルに再び足を運ぶ日になるわけだ

リートは、そのシャーリーと電話をしている

マオには悪いが、リートと会話したいのは私だぞシャーリー!!

 

 

「もしもし、シャーリー?」

「あ、エイス君?ごめんねこんな夜遅くに」

「ううん、大丈夫だよ。明日の事だよね」

「そうそう、ナイトメアの練習になるんでしょ?私ナイトメアの練習なんてしたことないから」

「普通の学生はナイトメアの練習なんてしないって。ルルーシュからある程度話は聞いてる?」

「うん、ルル、ゼロってことコンサートが終わった後で打ち明けてくれたよ」

「そっか、それでどう?やっぱりやめたいって思った?」

「ううん、それは変わらないよ。やっぱりルルを手伝いたい」

「こう言っちゃなんだけどさ、人殺しの片棒を担ぐことになるかもしれないんだよ?

それでもいいの?シャーリー」

「・・・・・手伝いたいって思ったのは本当だし、それにエイス君達も手伝いたいんだ」

「僕たちも?」

「うん、ルルもそうだけどエイス君も大変なことしてるのは分かってる。

ブリタニアが悪いってわけじゃないと思うけど、ルルもなにか事情があってそんな事をしてる。

エイス君達だって、そういうことしてるんでしょ?」

「そうだね、聞こえは悪いけどやってるつもりだよ」

「だったら、お父さんを助けてくれた恩返しに私も手伝いたいの!」

「シャーリー・・・」

「でも、私は死にたくもないし殺したくもない。できればそれはしたくないって言うのは本心」

「協力はしてくれるんだったら、そういう風にはする。約束するよシャーリー」

「うん、ありがとうエイス君」

「それでなんだけど・・・あ、ちょっと待ってね」

「うん」

 

「セレン~」

「んっ?なんだ?」

「明日と明後日オーストラリアにまた行くのって大丈夫?」

「あいつからの連絡はないしな。それにC.C.を中華連邦に連れて行くのはもう少し先だ。

私と過去が同じならだがな」

「分かった」

 

「もしもし」

「聞こえてるよ、エイス君」

「明日と明後日ちょっとオーストラリアまで行きたいんだけど、着替えとかって大丈夫?」

「えっ!?オーストラリア?ぱ、パスポートも持ってるけど、着替えかぁ、二日分でしょ?

今から準備すれば間に合うと思うけど・・・」

「パスポートは問題ないよ。無断で渡っちゃうから」

「ええっ!?そ、それってありなの?」

「僕たちにとってはね?それと明日の朝ホテルに来て?一緒に朝ごはんを食べて、

オーストラリアに行こう」

「う、うん!分かった!じゃ、じゃあ今から準備するから切るね?」

「うん、それじゃまた明日」

「そ、それじゃあ!」

 

そういうとリートは電話を切った

マオの家の使用頻度が爆発的に上がって行っているなぁ

まぁ、マオにとっては私を迎えることができるから嬉しいんだろうがな

 

「それじゃあリート、今回もフロントに電話をかけておこう」

「ごめんね、C.C.いつも任せちゃって」

「なに、恋人の頼みを聞くのは女の甲斐性というやつだろう?任せておけ」

 

「夜分遅くにすまない、エイレインだ」

「こちらフロントでございます。お気遣いのほど感謝いたしますエイレイン様、

この度はどういったご用件でしょうか?」

「明日また二日ほど出る、二日分の弁当を四人分頼みたい」

「四人分でございますか?」

「ああ、以前ここに来たフェネットの娘を今回は連れて行くことになってな」

「左様でございましたか、余計な詮索をいたしました」

「気にするな。あと、明日の朝食も四人にしてくれ、彼女も来るそうだから案内を頼む」

「かしこまりました。では、失礼をいたします」

 

「ありがとう、C.C.」

「気にするな。それより、マオ」

「なに、C.C.?」

「苦しいのは分かっているから承知の上で聞く。あの二人の心の声はどうだった?」

「・・・・」

「きついんだったら無理に話さなくてもいいんだよ?マオ」

「・・・ありがとう、リート。でも頼まれたことだから・・・話す・・・ね。

扇っていう奴は、正直言ってゼロの事を信じているけどこっちは信じてない。

真っ先に人の事を疑ってかかるタイプじゃないけど、でもそういう人間でもない。

周りの人間の意見に合わせて自分の意見をコロッと変える。

自分が二番目に傷つきたくなくて、仲間が一番傷ついてほしくない。

自分の信念と矛盾することが起きたら真っ先に否定してくる。

そういう人間だよ、扇って奴は」

「始めの方だけ聞いてると、いい人間に見えてくるんだけどやっぱり裏切り者の性質は

持ってたってことだね。下手したらルルーシュ以上の」

「目に見えて分かっていたさ、まとめ役のくせにほかの意見が出るとそれを吸収して

意見に加える優柔不断の塊だとな」

「玉城・・・いいや、ゴミって言っていいよね?」

「お前の言いたいようにしていいぞ、マオ」

「分かった、あのゴミは、自分の気に入らないことがあれば全部に突っかかる。

その上無計画で。そして自分が得することがあるならそれを利用しようとする。

ルルーシュもゴミを外せないでいるんだよね?」

「っていう風には言ってたね、最古参の一人だから外しづらいって言ってたっけ」

「今は、その最古参と先輩っていう立ち位置があるから我が物顔だよ。

お酒は無断で買う、後輩に食事を無断で奢る、ナイトメアの整備は適当、

戦場でナイトメアを壊す、頭も技能もからっきし、責任転嫁は日常茶飯事、

唯一良いと思ったところは、上の人間にも自分の意見を言うところ」

「ゴミだな」

「ゴミだね」

「ゴミだよね」

「黒の騎士団に入るとなった場合、あいつの下になる事は無いとしても先輩風は

間違いなくふかしてくるだろうな」

「本当にお調子者だからね、たちが悪いよ?極端なことを言うけど、あいつは

裏切りは相当なことをしでかさないとしないと思うよ」

「なんで、マオ?」

「えっとね、そんなゴミでも、仲間だけは絶対って思ってるからね」

「どちらにしても、私たちを動かせるのは私たちの意志とゼロの指示くらいだ。

あの有象無象の作戦立案など聞いておいてたまるか」

「そうだね。じゃあそろそろ寝ようか。明日も早いからね」

「ああ」

「C.C.今日は・・・」

「分かっているさマオ、今日は久々に甘えていい。苦しい事を良くやってくれたな」

「あ、ありがとう!C.C.!」

 

 

そこで僕たちは寝室に行った 今日はC.C.はマオの部屋で寝ることになった

まぁ久しぶりのギアスの使用は結構しんどいものがあると思うんだ

あのギアスの苦しみは僕にはわからない けどオンオフが出来なくなると

相当苦しい思いをしたんだと思う C.C.の過去の話を聞く限りその所為でマオは歪んだ

マオにとっては聞きたくない話を聞かされたからね

C.C.はそれをケアしようと思ったんだと思う

マオがこれ以上歪まないように・・・

 

「おやすみ、C.C.マオ」

「おやすみ、リート」

「ああ、おやすみ、リート」

 

 

 

 

翌日の朝、いつもより早めのモーニングコールで起こされた

しかも今、C.C.はマオのところ 電話を取るのは僕しかいないわけだ・・・

フロントの電話をかけるのはすんごい緊張するんだけど・・・

が、がんばんないと!!

 

「はい、さ、最上階のスイートです」

「おはようございます。お付きのトゥバリエ様でございますね?」

「は、はい」

「お弁当のご用意はできております。お出かけの際フロントにお申し付けください」

「分かりました」

「また、お客様がいらしておいでですがご案内した方がよろしいですか?」

「シャーリーが?」

「はい、いかがいたしましょうか?」

「あ、じゃあエレベーターで案内をお願いします」

「かしこまりました。では失礼いたします」

 

・・・・・・まずーい!!!!

まだC.C.とマオ起きてないよ!!!

急いで起こさないと!!!!

僕は大急ぎでダッシュして二人のいる部屋に入った

マオは幸せそうに寝てるけど、C.C.は起きてた

 

「おはよう、リート」

「あ、おはよう、C.C.・・・じゃなくて!」

「ん?何かあったのか?」

「今シャーリーがエレベーターで上がってきてるんだよ!」

「な、なに!?」

「急いで着替えないとだらしないって!!」

「あ、ああ・・・だが起きたばかりで足元がふらつくんだが・・・」

「ああ、もうっ!」

「あ、リートおはよう~」

「おはようマオ!ごめん、着替えは自分でお願い!!!」

「おわぁ、り、リート!?」

「急ぐよC.C.!!」

 

そこからのリートは大急ぎでクローゼットルームに私を連れて行った

いわゆる、お姫様だっこというやつか・・・

顔が真っ赤になった・・・いや、たとえは悪いがゆでだこか?

パジャマではなく、ドレスでこれをやってほしかったがな・・・

今度一回だけ頼んでみるか・・・・

着替えは自分でした・・・さすがにこ、恋人に着替えを見せるわけにはいかん・・・

・・・以前一緒に風呂に入ったことが急に恥ずかしくなってきたぞ!?

どういうわけだ、恋ってこんなに厳しいものだったか!?

ほぼ無意識に近い状態のまま普段着に着替え終えた

リートはシャーリーを迎えにいくとエレベーターホールに行った

私はリビングで待っていればいいというわけだ

マオは、まだ寝ぼけ眼だがしゃきっとして来いと一喝したら洗面所に行った

さて、少しあいたがシャーリーの顔を見る機会だ

私はリートと恋人になったし、今やシャーリーから十歩ほど勝っている!

どんな顔を見せてくれるのか楽しみだが?

 

「さ、さぁ、ここだよ」

「し、失礼します」

「・・・なっ」

 

目の前に居るのはリートとシャーリー・・・・なんだが

なんで・・・なんで・・!なんで・!!なんで!!!

なぜだっ!!!!

 

 

 

 

 

 

―――――シャーリー!なんでリートと腕組みをしているんだ!!そのほほを赤らめた嬉しそうな笑みは・・・笑みはなんだ!!!そしてリート!お前もなぜ腕組みをされている!!!

 

 

 

 

 




急げや急げー!! ファイトだファイト!!
四月病とか五月病はぶっとばしてしまいじゃあ!!!

が、がんばりますwww(ゼエゼエ

ご感想などありましたら、是非ともお願いします
作者のモチベーションがあがりますのでwww

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