コードギアス 反逆のルルーシュ Request C.C.   作:グリムゼン

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モチベーションがちょっと舞い上がっている作者ですwww

ちょっとがんばっちゃいましたwww
後悔はしていますwww

では、本編です


第二十二話 The name of the false Dust of the Black Knights

 

 

 

「さて、三日ぶりに戻ってきたわけだ。またやっかいになるぞ」

「承知しておりますエイレイン様。今後のご予定などはいかがでございましょうか?」

「そうだな・・・また明日部屋を開けるがかまわないな」

「かしこまりました。最近はお出かけ続きということで、リラクゼーションのサービスなど

いかがでございましょうか?」

「ほう・・・だが、次回にしておこう、その時は頼むぞ」

「かしこまりました。では、ごゆるりとおくつろぎくださいませ」

 

私たちは、グランド・デューク・ホテルに戻ってきた

フロントには、かなりの人数が待ち構えていたがマオだけが縮んでいた

リートも、大分この雰囲気になれたようだ

さて、これからの問題は黒の騎士団に姿を見せる事

リートがアッシュフォードに行ったときにはカレンはいなかったらしい

なら、素顔を見せたとしても黒の騎士団の連中には、誰にも分からないはずだ

ディートハルトに電話した時は声色は変えていたから問題はない

ただ、この時期には私は黒の騎士団には合流している

なら、私自身は顔を見せるわけにはいかないな

 

「なぁ、マオ」

「何?C.C.?」

「黒の騎士団に会うわけだが、マオには一つ言っておくことがある」

「え、なんだろう?」

「明日、おそらく私に会う」

「・・・へ?」

「前に言っただろう?私たちは未来から来たといっただろう?」

「うん・・・・・・えっ!?っていう事は・・・」

「そうだ、私の事を見ても動揺はするなよ?」

「う、うん」

「ねぇ、C.C.むしろマオを連れて行かない方がいいんじゃないの?」

「そうだな・・・だが、マオには来てもらわないといけない理由がある」

「えっ?」

「そうなの?」

「マオには済まないが、有象無象に対してギアスを行使してもらいたい。

黒の騎士団に完全に協力するか否かはそこで決めようと思っている」

「まぁ、ギアスの制御も出来るようになったし、それは問題ないんだけど・・・

誰を、見ておいたらいいのかな?」

「それはついてから話す。だが、名前だけは言っておこう。扇と玉城だ」

「!?」

「扇と玉城だね?分かった、着いたら誰か教えてねC.C.」

「分かった。それと向こうに行ったときには私の事はヴィエルと呼んでくれ」

「ヴィエル?」

「分かったC.C. それにしても、偽名が増えるね」

「処世術といってもらおう?リート。ルルーシュも生きるために嘘をついたからな」

「まぁ、しかたがないか」

 

そうして、しばらく部屋でくつろいでいるとルルーシュから連絡が来た

倉庫の件がもう準備できたのかな?

それとも紅蓮との対戦日時かな?

両方だったりして・・・まぁ、それでもいいんだけど

 

「はいはい、こちらエイス。ルルーシュ?」

『ああ、倉庫の事で連絡をな』

「対応速いね~幾らヴィエルに脅されたってさ~」

『ヴィエル?』

「あ・・・」

『なるほど、それがもう一人の名前か・・・』

「あぅ・・・まぁいいや、それで倉庫はどこになるのかな?」

『ふっ、サイタマゲットーの黒の騎士団所有の倉庫だ、すでに人員の立ち退きと、

内部の装置の解除、解体は済ませてある。座標は・・・・』

 

そこから、結構な注意事項をつらつらと言われた

破壊行動、損壊行為をした場合、ブリタニアの探知範囲に引っかかる可能性がある事など

それこそ、難しい説明を噛み砕いて話してくれた

ルルーシュの几帳面なところを見た気がする だけどリヴァルに主夫って言われても知らないよ?

 

「うん、分かった。ありがとうルルーシュ」

『礼はありがたく受け取っておこう。それよりカレンとの一騎打ちの日程についてだ』

「あ、うん。いつになったのかな?」

『黒の騎士団は、基本的に夜に動く。夜戦は得意か?』

「まぁ、問題ないけど」

『それなら、今日の夜、シンジュクゲットー旧東京ドーム跡地だ』

「えっ、政庁から目と鼻の先にある場所でいいの?」

『お前のナイトメアはジャミングをかけられるみたいだからな、心配はいらない』

「ナリタとフジの二回だけでよくそこまで分析できたね。了解、そっちはやっておくよ」

『では、夜に』

 

そこで、ルルーシュは通信を切った

後ろでは、C.C.とマオが大笑いしてた 何で?

 

「あはははは、リート!すごいよ、あのさりげない間にC.C.の名前をヴィエルとして刷り込ませて、しかも、ルルーシュは疑ってない!!」

「その上、わざと名前をばらしたな!今までは相方と呼んでいたのに今回にいたっては唐突にだ!

ルルーシュから見たら、信頼している証を渡したと見るだろう!ははは!傑作だ!!!」

「あ~・・・喜んでくれて良かったよ」

「ははっ。さて、サイタマゲットーの方に行っておこう。ナイトメアに設定しておかなければな」

「分かった・・・あれ、こういうときどうすればいいの?」

「リート、教えていなかったのか?」

「あのね、マオ。ナイトメアの起動キーが僕たちのナイトメアを呼ぶ鍵なんだよ。

中央にボタンがあるからそれを押してみれば来るからさ。ま、今回は屋上だから関係ないけどね」

 

それから、僕とリートとC.C.はグラシャ=ラボラスとダンタリオンに乗ってサイタマゲットーへ

トウキョウ租界から近い位置にその倉庫はあった ルルーシュって言うのもなかなかいい奴?

そこで、二体のナイトメアの座標情報を入力・・・文字の勉強をしておいて良かったよ・・・

そして、格納倉庫の入り口をダンタリオンのMVSハーケンで焼いた

こうしておけば、入り口から諜報員とかも入ってこられないんだってさ

僕たちのナイトメアは両方とも飛行型・・・僕はランドスピナーは嫌いだから・・・

だから、屋根を人が乗れないように改造した・・・C.C.いわく・・・

 

「元はあいつの所有物だろうが、今は私たちのものだ。好きにさせてもらう」

 

だってさ やっぱりC.C.大好きだ僕!!

で、その作業をし終わった後でホテルに帰ったんだ

食事もお弁当と同じくらいおいしかったなぁ

 

「さて、これから黒の騎士団の鼻っ柱をへし折りに行くぞ」

「言葉が過激すぎないC.C.?」

「おっと、違うぞエイス。今の私はヴィエルだぞ?」

「もう入ってるんだね・・・C.C.じゃなかった・・・ヴィエル」

「そうだぞマオ?これが楽しいんじゃないか。お前も楽しんだ方がいいぞ?」

「う、うん!分かった!頑張ってみる」

「さて、行くぞ!」

「「うん!!」」

 

そこで、僕たち三人はグラシャ=ラボラス、ダンタリオンに乗って

シンジュクゲットー旧東京ドーム跡地に向かった

ルルーシュにも言われたし、ジャミングを辺り一帯にばらまいた

そこに何かがあるっていう風なジャミングじゃない

そこにむしろ何もないジャミングをかけているから問題がないんだ

グラシャ=ラボラスの怖いところは何もないところからだからね

すこしして旧東京ドーム跡地についた 下には黒の騎士団らしき人影が見えた

 

「じゃあ、ステルスを解除しようか」

「マオ、お前はステルスはそのままでいい」

「了解、今視界に居る黒の騎士団の中で誰を見ていればいい?」

「あの赤いバンドを巻いたもじゃ頭の服全開の男と、目つきの悪い

着こなし方も悪い、いけ好かない能無しを見ておいてくれ」

「C.C.結構玉城に鬱憤たまってるんだね・・・」

「まぁな、さてグラシャ=ラボラスのステルスを解除するぞ」

「了解。マオよろしくね」

「分かった!」

 

 

「あ、あれがゼロの協力者」

「カレンが一騎打ちの相手に選んだ相手かよ・・・」

「来たか・・・」

「ゼロ、用事があるって聞いたけど、一騎打ちだっけ?」

「ああ、そこにいる紅月カレンが対戦相手だ」

「はい、対戦を承諾してくれてありがとうございます」

「こちらこそ、よろしく」

「ゼロ、ちょっといいか」

「ん?なんだ扇」

「協力者という事なんだが、それは我々にも協力してくれるという事か?

だとしたら、紹介をしてくれ」

「ふん、傲慢極まりない物言いだな。それが黒の騎士団のやり方か?」

「お前は・・・なるほど、お前がそうか」

「面と向かって合うのは初めてだな、ゼロ」

 

僕たちは、ゼロとは違う仮面を付けてる 僕のは顔半分が隠れるタイプの仮面

ちなみに、今C.C.は髪をポニーテールにして道化師っぽい仮面をつけてる

髪の色はルルーシュの知ってるC.C.と同じでも印象が違えばルルーシュでも気づかないからね

 

「それよりてめぇ、扇に対してなんてこといいやがる!」

「そうだ!扇は黒の騎士団の最古参だぞ!」

「ふん!実績のあげられない最古参などお荷物もいいところだ」

「なんだと!」

「扇さんに向かってなんて事言うの!あなた」

「はっ!少なくとも今はお前たちと足並みを揃えるつもりなどない。

あくまでゼロの協力者としてここにいる」

「まぁ、そういうこと。だからこの一騎打ち如何で、その方向性が決まってくるだけ。

そしてこの取り決めはそっちが持ちかけてきたことだ、文句を言われる筋合いはないね」

「・・・扇、そう言う事だ。私も、今黒の騎士団に彼らの正体を明かす必要は無いと考えている」

「ゼロ!それは俺たちの事を信用していないという事ではないのか」

「扇さん、それは違うでしょうね」

「ディートハルト・・・」

「ブリキ野郎が・・・何が言いたいんだよ」

「彼らのような協力者がいるという事は我々に対しても十分な得。

しかし、私たちの中から情報が漏れないともかぎらない。

話をお聞きする限りでは、ナイトメアパイロットとしてかなり有力。となれば

信用をしてはいるが、信頼はしていないのではということではないでしょうか?」

「その通りだディートハルト。万が一にでもこの二人の正体が明るみになれば、

黒の騎士団が後ろ盾を一つ失う事に他ならない。キョウトも後ろ盾としてついてくれているが、

協力者は多い方がいい。そういう事だ」

「まぁ・・・そういう事なら」

「それよりよぉ、ゼロ。こいつらの実力の方はどうなんだよ!カレンに太刀打ちできるほど、

つええとでも言うのか!?」

「その通りだ」

「なっ!?」

「少なくとも、あの白兜と戦って勝ちを手にした。カレンとの直接対決を見たかったが、

あまり余裕がなかったのでな。この二人に任せたという事だ。カレンでもあの白兜は

いい勝負こそしたかもしれないが、それは今は夢想の話だ」

「ゼロ~、時間ももったいないからさっさと始めよう?」

「そうだな、さっさとはじめろ。こっちはこんな下らない話をしに来たわけではないからな」

「ああ、分かっている。ではカレン、紅蓮のスタンバイを」

「は、はい!」

 

紅月カレンは紅蓮の方に走って行った

よほどゼロの事を尊敬しているみたいだね

これが、ルルーシュだと知った時はどうなるんだろう?

 

「だがなぁ、カレンにお前らが負けた場合名前も教えてもらうし、土下座してもらうからな!」

「断る」

「なんだと!」

「お前は自分の力ではなく、紅月カレンの力だろう?彼女が言うのならしてやってもいいが、

どこかの馬の骨とも知らない能無しに言われたくない。それとも、もし私たちが勝ったら

お前は何かしてくれるつもりか?何をしてくれる?ええ!?」

「うぐっ・・・」

「ゼロから話は聞いていたが・・・なぁ、ゼロ。私はこいつを幹部から外した方がいいと

進言しておいてやる。はっきり言ってやろう。この無能にこの場に立ち会う資格は無い!」

「お前からの進言はこれが初めてか・・・まぁ、検討はしておこう」

「ちょっと待てよゼロ!俺たち友達だろ!?そんな奴のことを信じるってのか!?」

「少なからず、玉城は黒の騎士団が戦場としたところでナイトメアをすべて失っている。

それに、私は友というあいまいな関係で地位を高くしたりはしない。能力が全てを左右する。

少なくとも玉城、君は古参の中で下なのは確かだ」

「がはぁっ・・・」

「自分の実力を知らない愚か者が虎の威を借る。無能もここまで来るといっそすがすがしい」

『ゼロ、紅月カレンと紅蓮弐式、準備完了です。いつでもどうぞ』

「さて、お前たちも準備を頼む」

「分かった、行くぞ!」

「了解」

 

私たちは、グラシャ=ラボラスに乗り込んで通信チャンネルを開いた

周辺のジャミングはしてあるが、ドーム内のジャミングはしていない

やはり、この機体は悪辣だよ リート だが、それが私達だからな

 

『ナイトメアの試合形式は、行動不能にする事。離脱コクピットを射出させるか、

相手パイロットに参った、つまり降参させればいい。準備はいいか?』

『あの、ゼロ。一つだけ質問が』

『なんだ、カレン』

『あのナイトメアに、二人が乗り込んだように見えたんですが気のせいですか?』

「ううん、このナイトメアは二人乗りだからね。そこは考慮しておいて、紅月カレンさん」

『あ、はい。分かりました』

『では、お互い悔いの残らないよう、正々堂々と戦え』

『はい!』

「了解~」

「言われずとも」

 

 

 

――――――――――ナイトメア一騎打ち戦 開始せよ!!!

 

 

 

 




次回も続きます~ 戦闘描写がうまくなりたい!

もしくは、注釈とかwww

ご感想などありましたら、是非ともお願いします
作者のモチベーションがあがりますのでwww


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