おっぱいマスターはやて   作:暗黒パンパース

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ひと月も空いてしまったのは最近始めたGE2のOPでシエルちゃんのおっぱいがたゆんと揺れるのが原因。

内容はありきたりであまり面白味は無いですね。おっぱい分もあんまり……それでも良ければ読んで、どうぞ。

物足りないので加筆しました。


十五

「何だってフェイトちゃん? もう一度言ってくれないかな」

 

「プロジェクトFの成功体を保護したんだ」

 

 ゼスト隊が行方不明になってからは特に何事もなく僕達は成長していった。中等部に進級してしばらくしたある日、唐突にフェイトちゃんがとんでもないことを口にした。もしやスカえもんがデータを漏洩した⁉︎まさかフェイトちゃんやすずかちゃんのクローンが造られたのか。もしそうなら……

 

「ちょ、ちょっと落ち着いてはやて⁉︎ 魔力が漏れてる!」

 

「あ、ごめんね……」

 

 ちょっと感情が昂ぶって、普段抑えてる魔力まで昂ぶってしまった。また制御が甘いって言われちゃいそうだよ。

 

「その成功体ってフェイトちゃんのクローン?」

 

「ううん、違うよ。エリオって言う子。とある夫婦の亡くなったお子さんのクローンで、違法だからって管理局が徴収したんだ。問題はその徴収先で」

 

「なるほど、研究施設か」

 

「そう、エリオはそこで様々な検査と実験を受けていたんだけど、私が保護した。見ていられなかったんだ……」

 

 僕はフェイトちゃんがそれ以上何も言えないように黙って抱きしめた。フェイトちゃんも何も言わずに僕の背中に手をまわした。

 

『フェイト聞こえるか』

 

「お義兄ちゃん?」

 

 しかしそんな空気を読まない人物がいる。と言うより何故かいつもタイミングが悪いクロノくん。

 

「僕もいるよ」

 

『君もか、まあいい、聞いてくれ。現在逃走中の違法魔導師が発見された。ティーダ・ランスター一等空尉が追跡中だ。速やかに合流して逮捕に協力してくれ』

 

「了解」

 

「クロノくん、僕も行っていいかな?」

 

『ダメだと言っても行くんだろう』

 

「流石クロノくん、分かってるね。座標を教えてくれたらフェイトちゃんと一緒に転移出来る。そのほうが早いと思うけど?」

 

『分かった。ただし違法魔導師は局に逮捕させてくれ。ただでさえ君のおかげで上層部の機嫌が悪いんだ。くれぐれも守ってくれよ』

 

「あはは、了解。フェイトちゃんに花を持たせてあげるよ」

 

 バルディッシュに座標が送られて転移許可もおりた。僕は夜天の書から転移魔法を行使すると、ミッドチルダ式の魔法陣が広がり景色は一変した。転移先は何もない上空。おいおい、空なら空って言っておいてくれてもいいじゃない。

 

「バルディッシュ、セットアップ!」

 

「シュベルトクロイツ、セットアップ」

 

 今はリインフォースがいないので自前で騎士甲冑を展開、背中の翼をはためかせて姿勢を制御。僕が着いて来たのは理由がある。もう役に立たなさそうな原作知識のまだ使える部分。ティーダ・ランスターの殉職を回避させるためにやって来た。他にもヴァイスの狙撃ミスもどうにか出来ないかと思ってる。未来を変えれば変えるほど役に立たなくなる原作知識。まだ使えるところは使うよ。

 

「ランスター一等空尉、聞こえますか?」

 

 フェイトちゃんは現場に向かいながら連絡を取っていた。フェイトちゃんのバリアジャケットはStSのやつにしてある。二次性徴著しいフェイトちゃんがいやらしい目で見られてたから僕が変更させた。以前のライトニングフォームが無くなったわけじゃないよ。

 ランスター一等空尉と連絡が取れたみたいだ、一般人に被害が出ないようにと焦ってるね。これは危ういから早く行こう。フェイトちゃんと頷き合って速度を上げるよ。フェイトちゃん速すぎる。あ、スカートの中ゴチです。

 

『緊急連絡! ティーダ・ランスター一等空尉の生命反応が著しく低下! 負傷したものと思われます、至急救助を』

 

 そんな馬鹿な⁉︎さっき通信したばかりだぞ。五分も経っていないのに!

 

「急ごう、フェイトちゃん!」

 

「うん!」

 

 声をかけて更に加速。障害物が出てきたら避けられないほどの速さで飛ぶ。程なくして現場に到着。フェイトちゃんがハッと息を飲んだのが聞こえた。そこには違法魔導師に死体蹴りをされるランスター一等空尉の血に塗れた姿。フェイトちゃんは気丈にも相手に警告しようとする。しかしフェイトちゃんが口を開く前に違法魔導師はランスター一等空尉にデバイスを突きつけて動くなとこちらを先制した。

 

「動くなよ、助かる命も助からなくなるぞ」

 

 フェイトちゃんは違法魔導師の脅しに動揺した。落ち着いて欲しい。バルディッシュに聞けば生命反応があるかないかは分かるだろう。そしてそんなブラフは僕には通用しない。

 

「エミュレート・クラールヴィント『旅の鏡』」

 

 夜天の書から旅の鏡を実行。そのまま旅の鏡に腕を突っ込むと、違法魔導師の胸から僕の腕がリンカーコアを捕らえて生えてきた。

 

「あ、が……た、たすけ…」

 

 僕はそのまま違法魔導師のリンカーコアを()()()()()

 

「死ね」

 

「あぎゃああああああああああああああああああああああ!」

 

 リンカーコアを握りつぶされた違法魔導師はばたりとその場に倒れてそのまま気絶した。死にはしないだろう、死には。ただ魔法は一生使えないし、障害も残るだろうけどね。僕は急いでランスター一等空尉に近寄ると回復魔法を使う。

 

「静かなる風よ、癒しの恵みを運び給へ」

 

 『静かなる癒し』によりランスター一等空尉の傷はどんどん治っていくが、失った血液がすぐ元に戻るわけではない。早く輸血しないと死んでしまう。

 

「フェイトちゃん! 救護要請!」

 

 ちょっと放心しかけてたフェイトちゃんに喝を入れて、助けを呼んでもらう。間に合えば助かる、早く来てくれ。一分一秒を争う状況では時間が何倍にも感じられてストレスになる。違法魔導師はフェイトちゃんがバインドで縛りあげて、身動きが取れないようにした後デバイスを取り上げた。

 

「はやて……殺したの?」

 

「まさか、リンカーコアを潰しただけだよ。人殺しなんかするわけないじゃない。違法研究所や次元犯罪者を狩ってたときだって一人も殺してないよ」

 

「そっか」

 

「殺したと思っちゃった?」

 

「うん……はやてがはやてじゃなくなったような気がして、怖かった……」

 

「あはは、僕は僕だよ。怖がらせちゃってゴメンね」

 

 間も無くして救護隊が到着。速やかに病院に運ばれたがランスター一等空尉が意識を取り戻すことは無かった。その連絡をフェイトちゃんから聞いた僕は原作知識と魔法と言う力を持ちながらも人一人まともに助けられないことに無力感を抱いた。わかってはいたけど結構堪えるね。如何に超越した力を持っていても所詮はただの人。僕は神でもなければ、伝説の英雄でもない。たまたま原作知識を持って憑依しただけの人間だ。

 

「はあ、お見舞いくらいは行くか……」

 

 ウジウジ悩んでも仕方ない。ランスター一等空尉が負傷した日にヴァイスの人質誤射事件が同時に起きていたことも後から分かった。誤射しただけであって、死人が出ていないのがせめてもの救いだ。フェイトちゃんと合流して意識の戻らないランスター一等空尉の眠る部屋へと向かう。その間、僕達は一言も喋ることは無かった。

 フェイトちゃんが局員証を職員に見せて病室を聞いていたおかげですんなり到着。一応ノックしてみたが返事はない。そっと隙間を開けて中を伺うとランスター一等空尉にすがりつく子供がいた。あれは……ティアナか!

 意を決して部屋に入ったがティアナは振り向くことなく泣いていた。こんなのを見たく無かったからフェイトちゃんについて行ったのにね。かと言って目を逸らすのも何か違う気がする。僕はどうすればいいんだろう。

 

「フェイト・テスタロッサ・ハラオウンです。ごめんなさい、私達の応援が間に合っていればこんなことにはならなかったかもしれない。だから、ゴメンね」

 

 フェイトちゃんがティアナに謝るが反応は無い。聞こえているのか、いないのか。僕も一応謝っておいた。気休めにもならないし、こんなことで目が覚めることもない。ティアナの嗚咽だけが部屋に響く。僕達が佇んでいるとドアがノックされ、局員と思わしき男が入って来た。男は僕達がいないかの如くズカズカとランスター一等空尉に近寄る。

 

「貴様が負傷したお陰で私の評価はガタ落ちだ」

 

 いきなり何を言っているんだこの男は⁉︎常識を疑うような言葉に一瞬理解が追いつかない。男は続けていつ死ぬとも知れぬ者に正気を疑うような罵詈雑言を浴びせかけ始めた。僕とフェイトちゃんが呆気に取られているとティアナが男に向かって突撃して行った。しかし所詮は子供の力。ポカポカと男の体を叩くが全く相手にされていない。

 

「兄さんは無能なんかじゃない!」

 

「邪魔だ」

 

「あうっ」

 

 あろうことか子供であるティアナを払いのけた。その勢いでティアナは壁で頭を打つ。うん、クズだな、殺そう。僕がそう思った時、金に輝く魔力光が男を縛りあげた。フェイトちゃんのバインドだ。

 

「貴様何をする! 私は局員だぞ」

 

「執務官のフェイト・テスタロッサ・ハラオウンです。今の貴方の言動は全て記録されています」

 

「ハラオウンだと⁉︎」

 

 何気に執務官なフェイトちゃん。ハラオウンのネームバリューは凄いね。ポッと出の僕とは違うよ。僕はティアナを助け起こして打った頭の痛みを和らげる為に魔法を使う。

 

「風の癒しよ」

 

 柔らかな白銀の光がティアナを照らすと頭を押さえて蹲っていたティアナはハッとして僕を見た。

 

「え、古代(エンシェント)ベルカの魔法陣⁉︎ ま、まさか」

 

 この男、今頃気付いたのか。魔導師のくせに周りが見えていないとかありえないな。

 

「夜天の王、八神はやてだよ。先ほどの貴方の言動は教会として、正式に抗議させて貰うからよろしくね♩」

 

 フェイトちゃんは男を連行して局へ戻った。僕はティアナを抱っこして話しかける。

 

「さっき聞こえていなかったかもしれないからもう一度言うよ。僕がもう少し早く現場に到着していればランスター一等空尉は負傷しなかったかもしれない。すまない、恨むなら恨んでくれてもいい。あ、ランスター一等空尉をこんな目に合わせた違法魔導師は二度と魔法が使えないように痛めつけたから安心してね。さっきのクソ野郎も僕とフェイトちゃんが懲らしめてあげるから心配いらないよ」

 

「……」

 

「君はランスター一等空尉の妹さんだね? 名前は?」

 

「……ティアナ」

 

「そうか、ティアナちゃんはこれからどうするの?」

 

「え……」

 

「このままお兄さんの傍で泣き続ける? お兄さんをこんな目に合わせた違法魔導師に復讐する? それともさっきの男に怒りをぶつける?」

 

「わ、私は……」

 

「お兄さんを目覚めさせる為に医療の勉強してもいい。復讐のために力をつけるもいい。君のお兄さんが無能なんかじゃないと証明してもいい……と、こんなに言ってもいきなりは決められないよね。だけどお兄さんがこんな状態じゃ君は施設に預けられてしまうだろう。そこでだけど僕の所に来ないかい? 少なくとも施設に行くより自由な選択肢を選ばせてあげられるし、僕に出来ることなら力を貸すよ」

 

 僕自身どうしてこんなことを言っているのか分からない。ランスター一等空尉を助けられなかった罪滅ぼしか、両親を失い兄まで失いかけたティアナに対する同情か。ティアナをランスター一等空尉のベッドの傍に降ろして、もしその気になったら聖王教会を訪ねて来てねと言って立ち去った。

 教会に戻った僕はフェイトちゃんとリンディママに連絡を取ってティアナの保護を相談した。あの男はリンディママの制裁とロッサによる思考捜査で教会と局の両方からフルボッコにされ失脚。今回の事以外の不祥事も暴かれそのまま闇に消えた。

 

 

 それからしばらくしてティアナが尋ねて来たと連絡を受けたので教会へ。あ…ありのまま今起こったことを話すよ!『ティアナが僕を訪ねて来たと思ったら、いつの間にか御付きのシスターになっていた』な…なにを言っているのかわからない思うけど僕も何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてない。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったよ…

 落ち着いて理由を聞いてみるとランスター一等空尉が一命を取り留めたのは僕の回復魔法のおかげだと聞いたかららしい。いや、それを恩に着るのはいいけどお兄さんのことはいいの?と聞くと回復魔法に適性が無いから治療魔導師の道は諦めたと返事が来た。僕が教会にいない間は魔法の勉強して将来は兄の後を追ってみようかと思ってるんだって。時間があればお見舞いにも行ってるっぽい。早く目が覚めるといいね。

 僕のお世話は先輩シスター達から教わっている最中で動作も辿々しい。でもそこが微笑ましい。しかしお世話と言っってもお風呂までは別にいいんだけど。というかこれじゃ他のシスターのおっぱいが来ないじゃないか!かといって頑張るティアナを無下に断るわけにもいかない。しかたない、まだおっぱい出来る年齢でもないしヴィータと入るようなもんかな。

 

「どうですか、はやてさん。気持ちいいですか?」

 

「うーん、もうちょっと強く」

 

 僕のリクエストに応えてティアナは手に力を込めて動きを早めた。

 

「あ゛あ゛〜」

 

「ここがいいんですね」

 

「イイ」

 

「それじゃイきますね」

 

「うっ」

 

 ザバーっと頭からお湯をかけられる。ティアナは僕の頭を洗っていた。ナニかしてると勘違いした人いないよね?いたら年齢×10回腹筋してね。ちなみに最後のうっていうのはティアナがいきなりお湯をかけたから、思わず声が出ちゃっただけだよ。

 

「昔は兄さんにもこうしていました。でも最近は忙しくって帰って来られなくて……でも時間を作っては帰ってきてくれてたんです。私はそれが当たり前だと思ってて、兄さんは怪我一つすることなんて無くて……次も帰ってくるって……」

 

「…………」

 

「こうしてたら……思い出しちゃって、ごめんなさい。せっかく御付きにして貰ったのに……う、ううっ」

 

 意識の戻らない兄の姿を僕に重ねたか。僕はティアナを膝に乗せて優しく頭を撫でてあげた。ティアナは僕の胸に顔を埋めて泣いた。うーん、泣く子と鬼には勝てぬってね。ティアナが泣き止むまで僕は撫で続けた。

 

「す、すいません。みっともないところを見せてしまって……」

 

 ティアナは自分の痴態を謝罪する。まあそれはどうでもいいんだ。ティアナは僕に兄の姿を重ねて見ているようだけど、どうせなら異性として見てくれた方が気持ちいいし、面白いよね(ゲス)

 

「気にしなくていいよ。誰にだって泣きたい時はある、それは僕だって例外じゃない」

 

「で、でもそれじゃ申し訳ないというか……」

 

 うーむ、どうしようかな。口八丁手八丁でティアナを丸め込むのは簡単だ。しかしそれでは面白くない。うーん、どうしよう。

 

「それじゃあ胸を貸した代わりに、大きくなったらティアナの胸をかりようかな」

 

「?」

 

 ティアナは意味が分からないという顔をしている。当たり前だ、僕も言ってて意味不明な気がする。ティアナを洗うために僕は膝の上に跨らせた。うむ、ちょうど二次性徴入るか入らないかの瀬戸際で絶妙なおっぱい、いやちっぱいだ。

 

「あの……そんなに見られると恥ずかしい、です」

 

 僅かに起伏のある胸に手を這わせて撫でる。うむ、子供の肌はプリップリのほわんほわんだ(意味不明)

 

「ちょっと痛い……です」

 

 いかん、いかん。少し力を入れすぎたらしい。更にソフトタッチにしてくすぐるように指で刺激すると、ほんとにくすぐったいらしく身をよじった。この年齢では流石に感じないかな。膝の上に乗ったティアナに抱きつくときゃっと可愛い声で驚いてくれた。そのままじゃれ付きつつ全身を堪能する。ティアナも結構いいかもしれない。僕とティアナとの年の差三つしかない。十分射程距離内だ。ああ、でもすずかちゃんいるし諦めるしかないけどね………………出来る限り手元に置いて可愛がろう。

 

「ティアナ……僕としてはこのまま御付きで居て欲しいんだけど、どうしてもランスター一等空尉みたいになりたいの?」

 

「私は……兄さんの汚名を晴らしたい。あんな風な人がいると思うから見返したいです」

 

「そっか……応援するよ」

 

 汚名はとっくに晴れているんだけどティアナに言っても納得しそうにない。それにあのクソ野郎みたいな人間がいないわけでもない。その目標はティアナの自己満足にしかならないかもしれない。

 

「はい! 兄さんみたいになって平和を守れるように頑張ります!」

 

 いや、自己満足ではないみたいだ。見返すというのも目標のうちの一つだが、それ以上に今の言葉のほうが目標だとティアナの目が雄弁に語っている。これを自己満足といってしまうのはティアナに対して失礼だな。反省反省。

 ティアナを存分に愛でた後サッと身体を流し、抱っこして一緒に湯に浸かった。うむ、ヴィータとはまた違う感触だったね。ティアナは子供特有の甘い匂いと柔らかさで抱き心地がいい、ティアナとヴィータを比べるとヴィータはよく動くせいか反発するような柔らかさをしている。うん、説明分かりづらくてごめんね。ようは柔らかいと分かっていればいいのさ。

 膝の上にティアナを座らせて僕に背を預けさせると、後ろからちっぱいを痛くないようにマッサージ。ティアナに何をしているのか聞かれたので、将来おっぱいが大きくなるようにしていると普通に言ったった。何故かティアナはそれで納得してマッサージを受け入れた。解せぬ。

 その後もティアナに世話をさせる度に暇さえあれば揉むことにした。拒否されないどころか、進んで揉まれにこようとするので僕困惑。ティアナの柔らかさを例えるなら……出来たての餅のように暖かくてむにむにしている。餅とは違って形は崩れないので何時迄も触っていられる。さすが原作キャラ、いいものを持っている。どうやら進んで揉まれるのは他のシスターに言われたかららしい。一体何を吹き込んだ⁉︎

 そんな風にティアナの成長を促していたが当然いない日もあるわけで、この日は珍しく代わりのシスターも居なかった。久しぶりにたゆんたゆんのおっぱいが来ると期待していただけに少々残念だ。代わりと言うのはおかしいが守護騎士全員が教会の仕事がなかったので僕の傍にいる。シャマルが言うにはカリムが公式的に出かけるから皆それについて行っているらしい。護衛いらないの?いや、シャッハがいるから問題ないのか。僕に守護騎士を借りに来ないと言うことはそういうことなのだろう。久しぶりに全員揃ったし皆で教会の大浴場に入ろう。勿論おっぱいを堪能するために。真昼間から全員おっぱいするには入浴という方法しかない。夜なら皆で寝るから普通に楽しめるけど、昼間は人が多いのでコトに及べない。なので風呂だ。説明以上。

 

「こっちに来て皆で入るなんて久しぶりだね」

 

「そうね、はやてちゃんにはシスターが付いてるから最近皆で入る機会がなかったものね」

 

「シャマル、ちゃんはやめてよ。もうそんな年でもないしさ」

 

「うふふ、申し訳ありません。我が主♩」

 

 今だにプライベートではちゃん付けで僕を呼ぶシャマル。本当に久しぶりなのでシャマルも嬉しいようだ。

 脱衣所に入るとザフィーラは外で待機した。元が獣なのであまり入浴はしない。そもそもプログラムに実体を持たせているだけなので風呂に入る必要すらない。そもそも汚れないしね。入るのは僕に要請された時だけらしい。ザフィーラは今度にしよう。

 脱衣所でパパッと服を脱ぐ。シスター達なら脱がせてくれるけど守護騎士達にはしなくていいと言ってある。家族だからね。男である僕と子供ボディのヴィータ・アギトは脱ぐのが早い。アギトなんか常に騎士甲冑だから解除するだけだよ。大人組のリインフォース・シグナム・シャマルは少々時間がかかる。なので僕がイタズラする時間があるということだ。

 

「シグナム隙ありー」

 

 最後に残ったショーツを脱ごうとしていたシグナムの背後からおっぱいを鷲掴みにする。蕩けるような柔らかさが僕の手のひらに広がった。あれだけ剣を振り回しているのに筋肉質でないのはプログラム体なお陰か。そうでないとシャッハみたいに筋肉のせいで貧乳になってしまう。別に貧乳が悪いわけじゃない、それはそれで楽しめるので問題ない。

 

「あ、主……せめて脱いでから」

 

「良いではないか、良いではないか(グヘヘ」

 

 困ったような顔で照れるシグナム。いつも凛としてるのに反応は穢れることなき少女そのもの。そのギャップが非常に素晴らしい。おっぱいも素晴らしい。羞恥に染まるその顔も素晴らしい。

 

「はやてちゃ〜ん、背中に手が届かないので外してくださ〜い」

 

 シャマルに呼ばれたのでシグナムから離れる。背中に手が届かないとかは嘘だ。シャマルはわざとそういうことをしている。勿論、僕のために。シャマルのリクエスト通りに背中のホックを外してブラを取りつつおっぱいを触る。リインフォース・シグナムには及ばないが十分に大きく柔かく温かい。お戯れを〜なんて言ってるけどわざとなのでそういうプレイだ。

 最後に残ったリインフォース。リインはちょっとエッチな下着をつけている。胸が覆われていないタイプのランジェリー。最も僕の傍にいて、最も僕が求める結果こうなった。うん、あれだ。人間ストレスが溜まると発散するのに幼児退行を起こす人がいるよね?教会や局のお偉方と付き合うのは神経使うんだよ。だから僕が幼児退行をしておっぱいを吸うのも仕方が無いことなんだ。つまりリインがいちいち外さなくてもいいようにオープンブラをつけるもの仕方が無いことなんだ。言い訳乙。

 リインの下着は紐で結んでいるだけなので解けば簡単に外れる。しかしそれはせずに肩紐に指を引っ掛けて下ろす。肩紐が外れてるのってエロいよね。下も紐なのでわざとゆっくり解いてその過程を楽しむ。うん、紛うことなきHENTAIだ。

 脱がせた後は皆で入浴。リインに後ろから抱き着いて貰いおっぱい枕。左右はシグナム・シャマルで固めてフリーな前面はヴィータに、肩の上にはアギトが乗っかっている。酒池はないけど肉林だね。僕のソーセージもミニじゃなくなって、ヴィータのぷにぷにした太ももに挟まってる。

 

「……はやてのえっち」

 

 小さな声でボソッとヴィータが呟く。なんと言うか照れたような、拗ねたようなそんな表情がまたそそられる。そんなヴィータの態度に僕のものが反応しヴィータの股でビクンと動いて、ヴィータはあっという声を漏らして目を見開いた。けどすぐにジトっとした目で僕を見つめる。

 

「まったくはやてはしょーがねーな」

 

「ヴィータが可愛すぎるのがいけないんだよ」

 

「う、うるせー」

 

「ヴィータちゃんたら照れちゃって♩」

 

 照れるヴィータをからかうシャマル。リインフォースとシグナムも微笑ましいといった様子だ。まぁ僕がエレクチオンしてなければ微笑ましい家族団欒だったんだろうけど。照れるヴィータを思いっきり抱き締めて、耳元でヴィータ可愛いよと呟く。ヴィータは俯いてしまったが僕の背中に手を回して抱き返してきている。なんだこの可愛い生き物は。

 

「今日はヴィータに洗ってもらおうかな♡」

 

 と言うわけで今日は珍しくヴィータに洗ってもらうことにした。いつもはリイン・シグナム・シャマルの大人組にして貰ってるが、ヴィータが可愛すぎるのでヴィータ指名。なんだよ指名って、如何わしい店みたいじゃないか。ヴィータは頷くと一足先に湯から出て身体を洗い始めた。

 ヴィータが洗い終わるまで暇なので大人組のおっぱいを横一列に並べてみた。おお、すごいぞこれは。まさに壮観、大自然の景色に勝るとも劣らない眺めだ。勿論そんなおっぱいにダイブせざるを得ないわけで、真ん中のおっぱいに顔を、両端のおっぱいには手を埋める。僕の起源はおっぱいだ。

 起源で閃いた。一度やってみたかったんだ、頭を三方向からおっぱいで挟まれるということを。三人には僕を真ん中に三角形になってもらい、そのまま囲む面積を縮めて貰った。三人とも三角形に組んだ時点で何をするのか察していたみたいで、僕の頭をその豊満な胸で圧迫した。

 

「むぎゅむぎゅ」

 

 す、すごいぞ!やわらかいぞ!気持ちいいぞー!ハッ⁉︎危ない危ない、水色の髪のフェイトちゃんみたいなキャラになるところだった。これは想像以上に大変なことになってしまった。どれ、気を取り直しておっぱいでも吸っておくか……な……なんだ?体の動きが、に……鈍いぞ!?ち…違う、動きが鈍いんじゃない、う…動けないッ!ば…ばかな、ま…全く…体が動かないだって⁉︎

 

「はやてー、準備出来たよ」

 

 ヴィータの呼ぶ声でリイン達が離れて動くことが出来るようになった。今のは一体なんだったんだ?ま、まさかおっぱいに包まれた幸福感で体が動くことを拒否したのか⁉︎危険だ、おっぱいによるトライアングルアタックは危険だ!次からはおっぱいに挟まる時は二人までにしよう。両方からでも十分に味わえるのに、三方向からは無茶しすぎだ。

 ヴィータの方に行くと何故かアギトまで泡まみれになっていた。というか何時の間に僕から離れたんだ。あ、そうか。おっぱいに囲まれてヘヴン状態だったから気付かなかったんだ。ヴィータに寝転がるように促されたのでフローターフィールドを敷いて、その上に仰向けで寝るとアギトが飛んで来てフルドライブした股間のデバイスに抱き着いた。わお、新感覚。

 

「すげーぜ、ロード! 弾力あるのにめちゃくちゃ硬いな」

 

 アギトが僕のシンボルを全身で締め付けて遊んでいる。ちょっとこんにちはしている先っぽに頬ずりするもんだからはうっ⁉︎となってしまうのも仕方ないね。そして敏感なところを刺激されてはわはわしている僕に容赦無く襲いかかるヴィータ。僕の上に跨ったヴィータは泡の滑りに任せて体の上を移動する。こ、これは完全にR18な世界だ。幼い容姿のヴィータにさせると興奮度がMAX。まぁヴィータは合法なので問題無い。そんな風にソー○プレイを楽しんでいる時に事態は起きた。

 

『主、ティアナ嬢が来たので通しました』

 

 な、なにぃ⁉︎どういうことだザフィーラ!僕の許可無く通しちゃダメじゃ無いか!今、いいところなんだよ!じゃなくて今来られるのはマズイよ!

 

『も、申し訳ありません。御付きになっているので、問題無いかと思っていました』

 

 やべぇ⁉︎ヴィータとアギトを下ろそうとすると教会の大浴場にティアナが入って来た。それに気付くヴィータ。

 

「ん、ティアナか。よし、こっちに来い。はやての洗い方を教えてやる」

 

「え、本当ですか。行きます」

 

 く、来るなああああああ!と、僕の心の叫びも虚しくティアナはトテトテとやって来た。泡まみれで抱きつくヴィータ、僕の股間のデバイスを全身でホールドするアギト。そんな姿を見られる僕。僕を見てキョトンとするティアナ。夜天の王の威厳/zeroだ。しかし気にした風もなくヴィータの教導が始まった。

 

「いいか、はやてを洗う時はまず自分を洗ってそのまま抱きつくんだ」

 

「はい、ヴィータさん」

 

「そしたらそのまま滑る。そんだけだ」

 

「こうですか?」

 

「そうだ。もっと足を絡めて密着するように」

 

 どうして初心者○姫の研修になっているんだ。あ、僕のせいでした。というかこれじゃ本物の変態だ!

 

「ヴィータさん、はやてさんの様子がいつもと違うんですけど、どうしてですか」

 

「ああ、これははやてが喜んでいる証拠だ。さっきまであたしがやってたからな。ちなみにここはこうやって洗うんだ」

 

「あっ♡」

 

「こんな感じだな。やってみろ」

 

「えっと……こうですか」

 

「ひっあっ、ちょっ」

 

「うめぇじゃねぇかティアナ。はやての御付きになるだけのことはあるな」

 

「はい、先輩シスター達が教えてくれました」

 

「はやての腋は敏感だからな」

 

 股間を洗ってると勘違いした人は年齢×10回腹筋らしいよ。フルドライブした股間のデバイスはどうしたかって?ティアナに見られた瞬間にアンダーフローしたよ。でもアギトが全身でホールドしていたお陰でフルドライブ状態は見えなかったので一安心。しかし僕はそのまま年下の女の子に全身を洗われる恥辱に塗れたプレイに耐え切った。年上のお姉さんにされるのはいいけど、年下にされるのは何かこう違うんだよ。コレジャナイ感があって。

 体を流して再び湯に浸かるとティアナの目線がリイン達のおっぱいと自分のちっぱいを行ったり来たりしている。そりゃああれだけ大きかったら気になるよね。ティアナは女の子だからいいけど、男が見てたら即ラグナロクぶっ放す自信がある。

 

「ティアナちゃんはおっぱいが気になるの?」

 

「はい、どうやったらそんなに大きくなるのかなと」

 

「大丈夫よ、はやてちゃんはヴィータちゃんみたいな子でも大丈夫だから」

 

 シャマルの言い方では僕がロリもおkみたいに聞こえるじゃないか。僕は少女のおっぱいを否定しないが、ロリコンは否定するよ。ヴィータにあんなことさせておいて言えるあれじゃないけど。ホントだよ!

 

「あたしは大きくなろうと思えばなれるからな。ほら」

 

 ヴィータの全身が光り体積がぐぐぐっと大きくなる。体積が増えるのが止まったところで光が砕け散るように剥がれると、そこにはグラマラスな美女と化したヴィータが!強気な表情はそのままに目は細くなり、拗ねたような口元が少し荒っぽさを醸し出し、如何にも姐御のような雰囲気を纏っている。胸はシャマルとシグナムの中間と言ったところか。しかし腰はシャマルより細いかもしれない。

 

「す、すごいです!」

 

「ま、これも魔法の一種だ」

 

「魔法なんですか⁉︎ 私にも使えますか」

 

「あ、ああ。ちょっと難しいけど練習すりゃあティアナなら出来る」

 

「教えて下さい!」

 

「お、おう」

 

 すごい勢いで食いつくティアナにヴィータも流石にタジタジだ。いや、ここお風呂ですから別の場所で練習して下さいよ。とか思っているとティアナが光って大きくなった。やだ、この子、天才だわ。

 

「出来ました!」

 

「おお、ティアナお前すげえな」

 

 ヴィータの手を取って喜ぶティアナ。そんな二人の胸がたゆんたゆんと揺れて大変なことになっている。僕の股間のデバイスもフルドライブして大変なことになっている。ティアナの見た目は魔法戦記あたりの22・3歳くらいの体格だ。胸はシグナム・リイン並みの大きさだが……これ絶対盛ってるだろと言われそうな気がする。でも未来はまだ分からない。もしかしたらこんな風に成長するティアナも微レ存。そうなったら奥義を駆使してでも触らせて貰おう。因みに奥義とは『見る』『揉む』『土下座してでも吸いつく』の三連パイ。バルバトスさんには謝るしかない。

 

 数年後このティアナのおっぱいは思わぬ進化を見せるのだが、今の僕はそんな事は知らないのであった。

 

 おっぱいマスターはやて 〜未来への豊胸〜 完




はやては次世代のおっぱいを育成するのにも尽力します。
ゴッドイーターはやて……魔法生徒はやて……ネタが浮かばん!
ご愛読ありがとうございました。

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