とある少年が、全女性ジムリーダーのおっぱいを揉むという夢を抱いたそうです 作:フロンサワー
遥々海を越え、とうとうトクサネシティにやって来ました。
さて、このトクサネシティは離島に造られた街だ。だけど、侮ってはいけない。なんと、ホウエン地方で唯一宇宙センターがある街なのだ。ロケットを何十回も打ち上げた実績もある。
だけど、トクサネシティは超近代的な都市という訳でもない。全ての民家がトクサネ伝統の建築様式で造られている。古き良き伝統と、近代の科学技術が共存してる街だ。
そんな街にいるジムリーダーは全地方でも珍しい2人組でね。フウとランという双子の子供なんだ。残年ながら、ランって子だけが女の子なんだよねぇ……。姉妹両方のおっぱいを味わってみたかったけど、人生そう上手くいかないか。
えっ、子供のおっぱいでも揉むのかって? 勿論揉むよ。逆に聞くけど、子供ってだけでおっぱいを揉まない理由になるのかい?
寧ろ、子供なら上手く言いくるめておっぱいに触れるかもしれないじゃん。僕にとっちゃあ絶好のカモネギだ。
さあ、そろそろジムに入るとしようか。ロリッ娘のおっぱいは初めての経験になるんじゃないか?
「おじゃましまーす」
うん、至って普通のジムだ。強いて不思議な言えば、床に貼ってある矢印が気になるくらいか。
これは普通に進んで良いのだろうか? 少し怖いけど、僕は床に貼ってある矢印を踏んでみた。
……うん? なんか、床がだんだんと動いているような。
「ほぁぁ!!!??」
床の動く速度が一気に加速した。右に曲がったり、左に曲がったり、坂道を登ったと思ったら、次の瞬間には下っていたり。下手なジェットコースターより余程怖い。
やばい、そろそろ吐きそう。いつになったら終わるんだ。
「―――!!!」
矢印の終着点にジムトレーナーの女の子が佇んでいる姿を捉えた。なら、僕はどうするべきか?
そんなの決まっている。目が回ったフリをしておっぱいに触るしかないだろ。おっぱいに触るのはジムリーダーだけじゃないのかって? いやいやいや、おっぱいに触れるチャンスがあるならジムリーダーじゃなくても全力を尽くさないと。
床の移動するスピードが徐々に弱まっていく。終着点に着く頃には、床の動きは完全に停止していた。
バキリと両手の指の関節を鳴らす。さあ、準備は万全だ。
「どう? このジムの仕掛けを楽しんでくれたかしら……って、大丈夫?」
フラフラになりながらも足を進める。まあ、演技ですけどね。
「だ、だいじょばない……うわぁっ!!」
足がもつれたフリをして、ジムトレーナーの女の子に倒れこんだ。両手は添えるだけっと!
「えっ!? こっちに倒れ…… きゃぁぁぁぁぁ!!!??」
★☆★☆★☆★
どうにか床の仕掛けを突破し、ジムリーダーのいるバトルフィールドまで辿り着いた。
「ようこそ、トクサネジムへ!」
「ジムリーダーが2人いるなんて驚いた?」
バトルフィールドの中央ではフウ君とランちゃんが僕を待ち構えていた。うわっ、この2人超似てる。ランちゃんの胸は子供だからまだ発達していないのか。まあ、発達してないからこそ価値があるんだけどね。
「「……って、どうして頬っぺたが赤いの?」」
僕の頬には赤い紅葉がくっきりと浮かんでいた。どうしてかって? さっきのジムトレーナーにビンタされてこうなったんだよ。柔らかかったけど、払った代償は大きかった……。
「……子供にはまだ早いよ」
「「むぅ〜! 子供だからってバカにして〜!!」」
いや、バカにはしてないよ? 有りのままに話すと、2人にとって本当に教育に悪いから言えないだけだ。
「これより、トクサネジムジムリーダー『フウとラン』対、チャレンジャー『ライム』のポケモンバトルを始めます。使用ポケモンは2匹。どちらかのポケモン2匹が戦闘不能になり次第、バトルを終了します」
審判は普通のおじさんだった。
にしても、ダブルバトルか。僕の手持ちに仲間割れしないポケモンなんているっけか? とりあえず、イケメソは安パイだな。あいつなら誰とでも上手く合わせられる。
問題はタイプ相性なんだよね。イケメソじゃエスパーに有効な技を持っていないし。ファーザーとサッちゃんで挑むのがベストな選択なんだけど、ファーザーのご気分次第なんだよね……。
とにかく、先ずはモンスターボール越しに話し掛けてみるとしよう。
「ファーザー、ダブルバトルに興味はお有りでしょうか?」
モンスターボールに動きがあればYES、何もなければNOだ。
少ししてから、ボールがカタカタと小刻みに動き出した。どうやら、ファーザーもダブルバトルに興味がお有りらしい。それなら、ぶっちゃけ誰と組ませても問題ない。
2匹のモンスターボールを手する。右手はファーザーのボール、左手はサッちゃんのボールだ。
二つのボールを宙に投げた。パカリとボールが開き、僕のエースポケモン2匹が姿を現した。
『ライムさぁぁぁぁん!!! こんなに長く放置プレイなんて酷…… って、ファーザー!!???』
『よう、ミス・サッちゃん』
サッちゃんは僕の後ろに隠れてガクガクと震えていた。抱擁ポケモンに抱擁されちゃってるよ僕。
サッちゃんはファーザーに対して強い恐怖心を抱いている。ファーザーが特に何をしたって訳じゃないんだけどね。純情な乙女(?)には刺激が強過ぎるのだろう。
『ラ、ライムさぁん…… 怖いですよぉ……』
「大丈夫だって。ファーザーは思ったよりも怖く…… まあ、確かに怖いけどさ」
『おい、ライム』
「無理ですファーザー。ファーザーの魅力は男の世界を知るからこそ感じるのであって、何も知らない女子からしてみれば恐怖の対象でしかありません」
サッちゃんを宥め、どうにかファーザーの隣に立たせた。目尻に涙が溜まってるけど。
……うん、罪悪感が半端ないな。このジム戦が終わったら膝枕でもしてやろう。僕の立場なら、マッチョなおっさんと一緒に闘うようなもんだろうし。少しは労ってやらないと気の毒だ。
「よーし! いけ、ソルロック!!」
「お願い、ルナトーン!!」
フウ君が投げたボールからはソルロック、ランちゃんが投げたボールからはルナトーンが現れた。うーん、見事なまでにダブルバトルを意識したポケモンだ。
「それでは、バトル開始!!」
っと、いよいよ始まったか。今回のジム戦はダブルバトル。単純なゴリ押しは敗北に繋がりかねない。慎重に戦局を読まないと。
「ルナトーン、ソルロックに光の壁!!」
「ソルロック、火炎放射!!」
やっべ、指示遅れた! やっぱり難しいよダブルバトル!! 今思ったけど、僕1人で指示を出さないといけないから相当不利なんじゃない!?
ソルロックの掃射した灼熱の炎が2匹を包み込んだ。タイプ相性は問題ないだろうけど、ダメージには変わりない。こっちも反撃として流れを変えないと。
ソルロックには光の壁が張られている。なら、先に潰すべきはルナトーンだな。これ以上色々と細工されたら面倒だし。
多分、あのルナトーンはソルロックの補助役を担っている。なら、僕が選ぶべき技はコレだ!!
「ファーザー、ルナトーンを挑発してください!」
『任せろ』
ファーザーは見下した目をルナトーンへと向けた。さあ、毒舌をかましちゃってください!!
『どうした醜男、お前は黙って見るしか能がないのか? ああ、答えなくていいぜ。どうせ虫唾が走るような小汚い声だろうからな。俺の耳が腐っちまう』
ブチリ、と血管が切れる音がした。いやちょっと待て。あの体に血管なんてあるの?
と…… ともかく、ルナトーンへの挑発は成功したみたいだ。
「ダ、ダメよルナトーン! 落ちついて!!」
「ゴォォォォ!!!!」
怒りに任せてサイコキネシスを放つルナトーン。だけど、攻撃をくらっている2匹は涼しい顔だ。
それもその筈。効果は今ひとつのサッちゃんと、エスパー技を無効にするファーザーには焼けイシツブテに水鉄砲だ。
「サッちゃんはシャドーボールでソルロックを牽制! ファーザーはルナトーンに接近して辻斬りです!」
ファーザーがルナトーンに向かって滑空した。
ルナトーンはサイコキネシスで迎え撃つけど、悪タイプのファーザーにエスパー技の効果はない。
ルナトーンの技に変化はない。もしかして、サイコキネシスしか攻撃手段を持ってないのか? だとしたら、格好のチャンスだ。
ソルロックが援護に向かおうとするけど、サッちゃんのシャドーボールがそれを許さない。光の壁で威力は緩和されてるけど、足止めの役割は十分に果たしてくれる!
ファーザーの翼がルナトーンに叩き込まれた。急所に当たらなくても効果は抜群。ルナトーンは一撃で地面に沈んだ。
「い、一撃……!!」
残るはソルロックか。フルボッコにされる末路が目に見えてるな。
「ぼ、僕だけ残ったとしても諦めないぞ!!」
結局、ボコボコにして勝ちました。
★☆★☆★☆★
「ライムお兄ちゃん、こっちで僕と遊ぼうよ!!」
「ライムお兄ちゃん、フウばかりと遊んでないで私とも遊んでよ!!」
「ひ、引っ張んないで!!」
どういう訳か、フウ君とランちゃんの家にお邪魔しています。
審判をやってたおじさんがフウ君とランちゃんの父親らしくてね。仕事の都合で母親と一緒に家を空ける間、僕にフウ君とランちゃんの世話をしてほしいだとか。
どうして僕が頼まれたかって? ポケモンとの強い絆を築いてる僕みたいなトレーナーなら大丈夫だって判断したんだとさ。人を見る目がある父親だね。
さて、そろそろおっぱいチャレンジといきますか。子供なら子供の触り方があるのを見せてあげるよ。
「ほら、肩車してあげる」
「いいの!?」
フウ君は目を輝かせていた。うん、肩車したいのは君じゃない。
仕方ない。断るのも可哀想だし、肩車してあげるか。僕は膝を地面に着き、肩にフウ君を乗せた。
「うわ〜! 高〜い!」
「私も! 私も!」
適当に歩き回り、満足したフウ君を肩から降ろす。さて、後はランちゃんを乗せるだけだね。激しい動きをすれば自然とおっぱいが後頭部に当たる筈!
……幼心を利用するゲス過ぎる触り方だって? いやいやいや、ランちゃんだって楽しそうだし別にいいじゃないか。
「それじゃあランちゃん、乗っていいよ」
ランちゃんを肩に乗せる。祭りの始まりじゃい!!
「わっしょいわっしょい!!」
全力でその場を跳ね回る。勿論、ランちゃんが落ちないように配慮しているよ。
「わぁ〜!! すご〜い!!」
ランちゃんからしてみれば、遊園地のアトラクションみたいな感じなのだろう。とても嬉しそうにはしゃいでくれている。
まあ、僕も後頭部に当たる柔らかい感覚を楽しんでますけどね! 胸なのかはちょっと分かんないけど、もうどうでもいいや!
「ほ〜ら、グリグリ〜」
「あははは! くすぐったいよ〜」
胸(?)に頭を押し付けても、笑って済ましてくれるランちゃん。これぞロリっ娘にしかできないおっぱいの堪能方法だ。
それにしても、全体的に柔らかい。ミカンちゃんとはまた違う、年齢故の未発達さがたまらないね。
……そろそろしんどくなってきたな。全力で跳ね回ってたらスタミナも尽きるか。さて、そろそろランちゃんを降ろすとしますかね。
「あ〜、楽しかった!!」
ランちゃんを肩から降ろす。いやらや、ご馳走様でした。
「ライムお兄ちゃん! 僕にも同じように肩車してよ!! ランだけズルイよ!!」
「えっ、2回も乗るなんてズルイ!!」
「「そうだ、2人同時に乗っちゃえばいいんだ!!」」
「2人とも! 流石の僕にもスタミナの限界が…… うわぁぁぁぁぁ!!??」
それからは、フウ君とランちゃんの両親が帰ってくるまでオモチャにされていました。
★☆★☆★☆★
「次は僕らが」
「ライムお兄ちゃんを肩車をしてあげようネ!!」
初のジム戦カット。まあ、ソルロックをいたぶるだけっすから。
それはそうとして、普通に犯罪に手を染めてるライム君。あっ、今更ですかね。