調律者は八神家の父   作:鎌鼬

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第弐拾伍幕 DBチャンネル♪

 

 

時は進み、今日は12月2日。闇の書の蒐集は600ページ以降どれだけ高純度の魔力を渡そうとしても蒐集しないために一時打ち切りになっている。そして作っていたスノウを移すためのデバイスだが、すでに9割完成していて、このままのペースでいけばクリスマス前後で完成する予定である。そうすればはやてを蝕む物は無くなり、スノウとシグナムたちを苦しみ続けていた存在は消えてなくなる・・・・・・まぁ、そうなったとしても、俺にはやるべきことが残ってるんだがな。

 

 

「っと、煮えたな」

 

 

鍋が煮えたので一旦火を止めてテーブルの上に移す。やっぱり寒いときには鍋だよね~。すき焼き風にしてみたから誰でも食べられると思うし。

 

 

「しっかし遅いな・・・・・・シグナムたち」

 

 

シグナムたちはすき焼きに使う卵が無くなっているので買いに行くと言ってはや二時間が経過している。徒歩で行ったとしても遅すぎやしないか?

 

 

「・・・・・・まさか、な」

 

 

そう考えると同時に首筋に走る嫌な悪寒。直ぐ様コートを着て外に出る準備を済ませる。そしてリビングから出たときにはやてとヴィータとスノウと出会した。

 

 

「あれ?お父さん出掛けるん?」

「あぁ、シグナムたちが遅いから迎えに行ってやろうと思ってな。待ちきれなかったら先に食べてて良いぞ?」

「いいの?全部食べちゃうよ?」

「その時はまた作り直せば良いだけの話さ・・・・・・・・・スノウ、任せるぞ」

「あぁ、気を付けて」

 

 

スノウとすれ違ったときにボソッと話しかけるとスノウも同じ音量で返してくれた。そして家から出る。

 

 

不忍(しのばず)、家の警護は任せるぞ」

「御意に」

 

 

姿は見えないが不忍(しのばず)は確りと返事を返してくれた。

 

 

「DB、探知を」

「ハイハーイ♪・・・・・・・・・シグナム、ザフィーラ、シャマル、リニス、御門君、シュテル、レヴィ、ディアーチェの反応を都市部に確認しました。それと彼女たちを囲うように魔術師、魔導師、サーヴァントの反応もあります」

「あぁ・・・・・・クソ・・・・・・やっぱりかよ」

 

 

俺の工房が奴等に潰されたと聞いたときにやたらお冠だったのを何とか宥めさせたんだが・・・・・・残念ながら完全には抑えることは出来なかったようだ。あいつらは徹底抗戦するつもりかよ。

 

 

「DBはそのままデバイスの製作に、ワラキアは着いてこい」

「確と承った」

 

 

影から姿を現すのは吸血鬼の独立思考のワラキア。いつものように貴族のような衣装に身を包んで【祟】の面で顔を隠しているが・・・・・・

 

 

「DB、【チャンネル】を繋げ」

「・・・・・・聞き間違えかな?もう一度言ってもらえますか?」

「もう一度だけだ。【チャンネル】を繋げ」

「よーーーーーーよっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

DBの叫びで耳がいたい。それほどまでに喜ぶことなのか?

 

 

「時雨よ、【チャンネル】を開いても大丈夫なのかね?」

「分割思考の一つを使えば移動には問題ない。それにあいつらには長い間俺の命令で我慢をさせてきたんだ。そろそろ好き勝手に暴れる場所を作ってやらないとな」

「・・・・・・それも、君の脚本通りかね?」

「さてね?まぁ言えるとこは脚本家は筋書きが予想できるような脚本を書いた時点で三流以下だ」

 

 

ワラキアにそう返しながら道路を走って都市部に向かう。

 

 

「それじゃ、敵さんも味方さんも、善も悪も秩序も混沌もゼーンブ纏めてご招待♪DBチャンネルはっじまっりまーす♪」

 

 

DBのその言葉を聞いた瞬間、俺の分割思考五本が持っていかれた・・・・・・持っていきすぎだろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは・・・思っていたよりも多いな」

 

 

海鳴の都市部、ビルが立ち並ぶそこは今は結界が張られていて隔離された空間となっていた。そこにいるのは【烈火】、【盾】、【湖】、【従者】、【銃剣】、【星光】、【雷刃】、【闇総】の仮面で顔を隠したシグナム、ザフィーラ、シャマル、リニス、御門、シュテル、レヴィ、ディアーチェの闇の書勢。

 

 

高町なのは、フェイト・テスタロッサ、藤峰アリス、相井神悟、シリア・ハラオウン、そして相井神悟が連れてきた魔導師適性のある少女たち四人、武装管理局員たちの時空管理局勢。

 

 

セイバー、アーチャー、ライダー、アサシン、バーサーカーのサーヴァントとそれらのマスターである衛宮士郎、遠坂凜、ルヴィアゼッタ・エーデルフェルト、マキリ、エリアスフィール・フォン・アインツベルンの魔術師勢。

 

 

「こちらは実質孤立状態ですからねぇ、数に任せて突貫されたらどうしても厳しいですよ」

 

 

そう、外部から見れば三竦みのように見えるがその実は闇の書勢対管理局勢&魔術師勢の一対二、その上人数ですら八人と三十人以上で負けている。相手は才能溢れる者たちに古今東西に名を残した英雄たち。絶望的にしか見えない状況の中で闇の書勢のメンバーは、恐らくどの勢力よりも自然体な立ち振舞いでいた。戦力差に自棄になって自暴自棄か?いいや、そうではない。この戦いは闇の書勢のメンバーがその気になっていれば回避することが出来た物なのだ。それなのに彼女たちは堂々と彼らの前に立っている。それは何故か?

 

 

「厳しいからなんだと言うのだ」

「えぇそうですよ。そこのあざとい天然犬耳ガールこと【盾】の言う通りです」

「【星光】・・・・・・何か【盾】に怨みでもあるのか?・・・まぁ俺も同じ意見ですけどね」

「全くもってその通りね。苦痛試練拷問ドンとこいよ!!」

「ねぇねぇ【闇総】、なんだか【湖】のは違う気がするんだけど?」

「その直感は間違っておらぬぞ【雷刃】よ・・・・・・責めてお前だけはそのままであってくれ・・・・・・そして我らも同じ考えである」

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「「「我らの主に危害を加えた者を赦せるか!!!」」」」」」」」

 

 

そう、それが彼女たちがこの戦いに望んだ理由。主である時雨が魔術師勢に危害を加えられた。そんなことと言ってしまえばそうなのかもしれない。実際時雨は工房を潰されたことはともかくサーヴァントたちに怒りだの嫌悪だのの感情は抱いていない。しかし、時雨が気にしていないと言っても彼女たちが気にしていないという訳ではない。魔術師勢の目的は闇の書の破壊、もしくは封印だと言っているのだがそれはそれはあくまで第一、第二目的なのだ。それらが不可能と判断されれば恐らく第三目的であろう闇の書の主ーーーーーー時雨の殺害に移行するはずだ。闇の書の主が死ねば闇の書の転生プログラムが作動して闇の書は別の世界に移動する。魔術師勢の目的は闇の書の排除なのだ。それを成せるならば殺人の一つや二つは安いものだろう。それをシグナムたちは察していた。だからその危害を加えようとする物を潰すことを決めたのだ。

 

 

そうして場の緊張が高まる。

 

 

一挙一動を逃すまいと目が鋭くなる。

 

 

誰かが動き出そうと脚に力を込めたときーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『敵さんも味方さんも、善も悪も秩序も混沌もゼーンブ纏めてご招待♪DBチャンネルはっじまっりまーす♪』

 

 

聞こえてきたのはこの場の空気に合わない、底抜けに明るい声だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

hacking now・・・・・・

 

 

hacking now・・・・・・・・・・・・

 

 

OK !!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

視界が切り替わる。そこはさっきまでいた都市部のビル群ではなくやたらゴテゴテした装飾の施された部屋だった。かけられているBGMは明るいのだがどこかダークな雰囲気を醸し出している。

 

 

「私が独立してから一年半・・・・・・そしてこの番組を始めたのが一年前・・・・・・彼の手によって封印されていましたこの番組!!ようやく解禁でーす♪」

 

 

ぱふんと気の抜ける音と煙と共に現れたのは仮面を着けたDB。

 

 

「ウェルカムトゥーザビギニング♪始めての方ははじめまして♪見ていてくれた方々はお久しぶりです♪時雨(プロデューサー)からの理不尽な圧力に負けて打ち切りとなった幻の番組、【DBチャンネル】のお時間です♪」

 

 

よほど嬉しいのかDBはクルクルと回りながら喜びを露にする。そうするとコートと履いているスカートが上がり・・・見え、見え、見えt【この地の文は滅尽滅相ぉぉぉぉぉぉお!!!!されました】

 

 

喜んでいるのはDB一人だけで呼び込まれた闇の書勢&管理局勢&魔術師勢(オーディエンス)たちはDBのテンションに着いていけずに唖然としている。まぁ誰だって見知らぬ場所に連れ込まれたらハイテンションな女性がクルクル回っていたらそうなるだろう。そして不思議なことに視覚でこの風景を見ることができ、聴覚で声が聞くことができるというのに誰も動くことも声を出すことも出来なかった。

 

 

「あ、すいませんが観客の皆さんには発言権はないので悪しからず。それでは、本日のゲストをお呼びしましょう♪本日のゲストは~?なんと!!巷で噂ランキングナンバーワン!!今をときめく闇の書の主さんで~す♪」

 

 

ワーオ!!だとか、ヒューヒュー!!だとかいうわざとらしい煽りと共に登場したのは【主】の仮面を被った一人の男性。だが、顔を隠しているがその正体を知らない者はこの場にいなかった。

 

 

「やぁ、ひさしぶりとでも言わせてもらおうか。俺が闇の書の主・・・・・・八神時雨だ」

 

 

そう言いながら闇の書の主ーーーーーー時雨は仮面を握り潰して顔を露にする。管理局勢は魔術師勢から聞いていたが信じられなかった。特にテスタロッサ家からの反応が。ジュエルシードの事件で時雨に助けられたからと言うこともあってテスタロッサ家一堂は時雨に恩義を感じていた。だからだろう、その恩人が闇の書の主という敵になっていると信じたくなかったのは。

 

 

「あらあら~?仮面外しちゃっても良かったんですか~?」

「まぁもうバレてるしな。DBも外して良いぞ」

「え?ホントですか?良かった~この仮面デザインがダサくて嫌いだったんですよね~♪」

 

 

時雨の言葉にDBは着けていた仮面を外して投げ捨てた。そしてDBの素顔を見て管理局勢と魔術師勢はさらに驚くことになる。何故ならDBの顔は時雨の顔に似ていたからだ。ちょうど時雨を女性化させたらこんな風になるだろうと予想が出来るほどに。

 

 

「さて、【烈火】!【盾】!【湖】!【従者】!【銃剣】!【星光】!【雷刃】!【闇総】!俺に付き合わせて悪かったな。仮面を外すことを許可する、ここから先はお前たちの戦いだ、好きにすると良い」

「時雨からのありがた~い言葉をいただきました!!少し申し訳無いような気がしますけど貴女たちはここで一旦お別れになります。シーユー♪」

 

 

DBが腕を一振り、それだけでこの場にいた八人ーーーーーー闇の書勢たちが居なくなった。残っているのは管理局勢と魔術師勢たちだけ。当然だ、()()()()()()()()()()()()()()()い。()

 

 

「残ってるのは魔術師たちと魔導師たちだけだな。お前たちに残ってもらったのは他でもない、俺の目的を教えるためだ」

 

 

闇の書の主、時雨の目的。それを聞いて全員が身構える。他人に危害を加えてまでどうして蒐集を続けるのか、気にならない者はいないだろう。その期待に答えるように時雨は実に軽々しく答えを口ずさんだ。

 

 

「実を言うと俺には目的なんかない。強いていうのなら()()()()だっ()()()ら。()それだけだ」

 

 

時雨の答えを聞いた全員が頭が真っ白になるように感じたーーーーーー今、こいつは何て言った?面白そうだったから?たったそれだけのことで?と。

 

 

「俺は自他共に認める快楽主義者でな、快楽主義者ってのは総じて楽しみを求めているんだよ。生きるために食事をするように、水は高い所から低い所に流れるように、夜に月が出て朝に日が昇るように。そういう当たり前のことのように俺は楽しみを求めていた。そんなとこにやって来た闇の書だ、使わない手はない。あいつらも俺の考えを聞いて()()()()()()()ど、()主の命令ってやつで抑え込ませてもらったよ。さっきのはそんなあいつらに俺からのご褒美ってところだな」

 

 

もしもこの場にいる全員に発言権があり、体が動く状態であるならば、迷わずに時雨に向かって罵声を浴びせて殴りかかっていただろう。人をなんだと思っているのかと、お前は正気なのかと、ふざけるなと。時雨はこの場にいる全員の憎悪怒りの対象になるーーーーーー時雨の計画通りに。

 

 

「DB、もう良いぞ。俺の言いたいことは終わった」

「DBちゃんはまだ不完全燃焼なんですけど~・・・まぁいいや。それでは皆さん・・・・・・小さな幸福を求める者たちを踏みにじってその綺麗事を通して満足していなさい」

 

 

ワー!!とか、ヒューヒュー!!とかわざとらしい煽りと共にDBチャンネルは終わりを告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

視界が戻る。そこはさっきまでいた都市部、体が動くことと声が出ることを確認しているとどこからか笑い声が聞こえた。実に楽しそうな笑い声を発しているのはーーーーーー闇の書勢たちだ。誰一人のこらず、八人全員が笑っている。

 

 

「まったく、主ーーーーーーいや、時雨もなかなか粋なことをしてくれる!!」

「だからこそ我らの主なのだろうな」

「ほんと時雨さんったら盛り上げ方分かってるわね」

「勝手に来たっていうのに怒るどころかやってこいって言ってましたね」

「まぁ時雨さんらしいですね」

「惚れ直しますよ・・・・・・あ、少しお腹がキュンってしました」

「ねぇ、ボクたちも外して良いのかな?」

「良いのではないか?特に言われなかったしな」

 

 

【烈火】が、【盾】が、【湖】が、【従者】が、【銃剣】が、【星光】が、【雷刃】が、【闇総】が、実に楽しそうに笑いながら仮面に手をかけーーーーーー投げ捨てた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「【烈火】シグナム!!」

「【盾】ザフィーラ!!」

「【湖】シャマル!!」

「【従者】リニス!!」

「【銃剣】鳳凰院御門!!」

「【星光】八神シュテル!!」

「【雷刃】八神レヴィ!!」

「【闇総】八神ディアーチェ!!」

「「「「「「「「行くぞ!!!」」」」」」」」

 

 

闇の書勢全員が隠していた顔と名前を堂々と現して、戦場に駆け出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おうおう見てみろよワラキア、あいつら本当に楽しそうにしてるぜ?」

「良かったのかね?正体をバラさせてしまって」

「良いんだよ。どのみち俺が正体をバラしたことで俺の周りの関係からあいつらの正体がバレかねない。それならこっちからバラして揺さぶってやった方がまだ効率的だ。それに、騎士を名乗るシグナムたちにそれにあるまじき行いさせてたからな、それの罪滅ぼしみたいなものだ」

「・・・・・・優しいのだな」

「身内には優しく甘く、敵には厳しく辛くってのがモットーなのでね」

 

 

都市部の一角にある戦場から離れたビルの屋上に時雨とワラキアはいた。展開された結界の端ギリギリのところにあるそこで二人は闇の書勢と管理局勢&魔術師勢の戦いを観戦している。

 

 

「ーーーーーー行かないのか?」

「あれはあいつらの戦いだ。だったら俺がそれに顔突っ込むってのは野暮なもんだ。危なくなったら手を出すつもりでいるがお前たちにとっては好都合だろ?クロノ少年よ?」

 

 

時雨の背後に現れたのはクロノ・ハラオウン。それを時雨は振り返ることなく看破する。戦場にクロノの姿がないことからどこかに隠れているという目星は着けていたので特に驚きはしない。そして同様に、戦場に姿を見せなかった人物がいる。

 

 

「ーーーーーー時雨」

「・・・・・・アルフ」

 

 

それはフェイトの使い魔であるアルフ。彼女は今主であるフェイトの元を離れてこの場に来ていた。アルフの登場に時雨は戦いを観ることを止めて振り返る。

 

 

「っ・・・・・・!!良かった・・・・・・また会えたんだね・・・・・・!!」

「・・・・・・ごめんな」

 

 

感極まったのかアルフは時雨に抱き着き、そして泣き出した。時雨は自分が原因だと分かっていたのでそれを拒むことなく受け入れて、泣きじゃくるアルフの頭を優しく撫でる。

 

 

「時雨・・・・・・君の目的は何だ?」

「言っただろ?快楽主義者故にって」

 

 

結界内にいたクロノとアルフもDBチャンネルに巻き込まれていたので時雨の発言は知っていた。その上でクロノはそれを否定して問うた。

 

 

「いいや、それは君の目的じゃない。君はやりたい放題やっているように見えるかもしれないが周りのことを考えて行動する思慮深い人間だ。考えなしにそんなことをするように見えない。恐らく・・・・・・君の関係者に何かあったか?」

「・・・・・・末恐ろしいねぇ、十五のくせして人のことをよく見てやがる。まぁ、クロノ少年なら話しても良いかな?」

 

 

クロノの人柄とその性格をよく知る時雨はどこか観念したように本当の目的を告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺の家族が健やかに安らかに過ごすために要るんだよ。歴代最悪の犯罪者である闇の書の主の首がな」

 

 

 






後書きは後日させてください・・・・・・


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