調律者は八神家の父   作:鎌鼬

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第拾壱幕 Shall we dance?

 

 

時は少し戻り、視点は魔術師たちとサーヴァントと対峙している時雨に戻る。

 

 

「■■■■■■■ッ!!!!」

「キーーーーーーーーーーーーキキキキキキキキキキキィッ!!!!」

 

 

方天戟を振るう朱色のバーサーカーーーーーーーーーーーーー呂奉先と戦うのは死徒の吸血鬼ワラキア。理性と引き換えに理外の力を得た狂戦士相手にワラキアは引くこと無く、それどころか狂戦士の間合いで暴風の如く振るわれる方天戟を爪で弾いていた。それもワラキアが吸血鬼であったからだろう、例え時雨でもカードのサポート無しで狂戦士と真っ向勝負することは願い下げだった。

 

 

「ーーーーーー死ね」

「ーーーーーー不死」(しなず)

 

 

ビルの合間を縫うようにして動き回るアサシンから放たれる短剣を淡々とした機械作業のように弾いているのは不忍(しのばず)。攻撃するまでアサシンの固有スキルである気配遮断のせいで知覚しずらいはずなのだが不忍(しのばず)は死角から向かってくる短剣をすべて弾いていた。

 

 

「ガァァァァァァァァァ!!!!」

「ぬぅっ!?」

 

 

空を見れば戦牛の引く戦車(チャリオット)に乗って空を行くライダー相手にビルの壁面を蹴ることで空中戦を可能にした(ネロ)が付けられている壊れた拘束具の鎖を鞭のように振るいながら立ち回っていた。乗り物に乗っているということは確かに機動力があるのだろうが操縦者の意思が乗り物に反映されるまで僅かながらにラグが生じる。その点体一つでライダーに食い付いている(ネロ)にはそのラグが無い。決め手には欠けるようだがその優位を生かしながらライダーに(ネロ)は食い付いていた。

 

 

「豚になぁれ♪」

「「「うわぁぁぁぁぁぁあ!?!?」」」

 

 

耳を済ませばDBの楽しそうな声と共に爆発音と悲鳴が聞こえてくる。DBの使う魔術は時雨が収集した高町なのはの魔法のデータを参照に作られている。恐らくDBが砲撃魔術をぶっぱなし、それに魔術師たちが逃げ回っているのだろう。

 

 

ワラキアがバーサーカーを

不忍(しのばず)がアサシンを

(ネロ)がライダーを

DBが魔術師たちを

 

 

そうすると時雨の相手は分かりやすいほどに絞られてくる。

 

 

「はぁ・・・・・・セイバーにアーチャーか、豪華すぎて胃もたれしそうになってくるよな」

 

 

そう、時雨が自虐気味に呟いた通り時雨の相手はセイバーとアーチャー。セイバーは不可視の剣を、アーチャーは夫婦剣干将莫耶を握り時雨に対峙している。

 

 

「せめて一人くらいこっちに回してくれよ・・・・・・いやそうなったら穴が空くのは分かってるけどさ。そこんとこどう思うよ、ねぇ?騎士王様に正義の味方さん?」

 

 

時雨の言葉にセイバーとアーチャーは固まる。セイバーは兎も角アーチャーの正体まで目星がついているような発言をしたのだ。この時代ではいないはずのアーチャーのことまで。

 

 

「貴様・・・・・・私たちの正体を知っているというのか?」

「おう。正義の味方、錬鉄の英雄、その願いが破綻した物だと気づきながらも止まること無くその願いを叶え続けたその成れの果て・・・・・・それがアーチャーの正体。そいでセイバーは・・・・・・どうでもいいや」

「どうでもいいだと?」

「第四次聖杯戦争」

 

 

時雨の吐き出した言葉はセイバーの記憶に刻み込まれた過去の出来事を呼び起こさせた。

 

征服王

 

英雄王

 

輝く貌

 

百貌の暗殺者

 

青髭

 

そして狂気に堕ちた湖の騎士

 

 

「まて、聖杯戦争と言ったな?」

 

 

フラッシュバックを起こして完全に停止したセイバーをアーチャーの待ったが呼び起こす。そう、時雨は聖杯戦争と口にした。

 

 

聖杯戦争ーーーーーーーーーーーーそれはあらゆる願いを叶える万能の願望器【聖杯】を求めて行われた魔術師たちによる殺し合い。

 

騎士(セイバー)

弓兵(アーチャー)

槍兵(ランサー)

騎兵(ライダー)

狂戦士(バーサーカー)

魔術師(キャスター)

暗殺者(アサシン)

 

 

過去に偉業を成し遂げた英雄と呼ばれる人物たちをサーヴァントと呼ばれる使い魔として行使し、最後の一組になるまで行われる殺し合い。

 

 

「あぁ、そうだ」

 

 

そして時雨は肯定した。自分の言った聖杯戦争とは、お前たちの知る聖杯戦争だぞと。

 

 

「何故貴様が聖杯戦争を知る?この世界には()()()()()()()()

 

 

そう、アーチャーが言ったようにこの世界には聖杯戦争、それの原因となった聖杯は存在していないのだ。故に聖杯戦争は起こされていないし、そんな言葉すら産み出されていない。それなのに時雨は当たり前のように聖杯戦争の名称を口にした。それは時雨は聖杯戦争を知る人物だということの証。

 

 

「あぁ、そうだな。確かにこの世界には聖杯戦争はない。だけど別の世界にはある、それだけの話だ」

「魔法使いか、貴様」

「残念だけど奇跡の領域に踏み込んだ訳でも三十代で童貞迎えた訳でもねぇからな。ただ知識として知っているだけだ。つーか(おのれ)は童貞じゃねえよ」

 

 

心外だと言った素振りで反論する時雨だがそれでセイバーとアーチャーの警戒が解ける訳ではない、むしろ前よりも強くなったようにも見える。

 

 

「まぁ、それはおいといてだ。お前たちは(おのれ)を捕らえたい、そして(おのれ)は先に進みたい、望みが対立したなら行われることは一つだけだ」

 

 

時雨の手が伸びる。そこには何も無いというのにまるでそこに何かがあるかのように。

 

 

投影開始」(マテリアル・オン)

 

 

決まりきった魔術行使の文句を口にする。それは魔術師ならば誰もが持っている魔術回路を起動させるための呪文。ある魔術師は銃の撃鉄を落とすイメージと言った。ある魔術師は心臓にナイフを刺すイメージと言った。そして時雨のイメージは火を着けること。己の母親を殺した時の状況のような、業火をイメージする。それで時雨の回路は低音で唸るエンジンのように起動される。

 

 

そして時雨の手に握られるのはアーチャーの手にしている夫婦剣干将莫耶に似通ったフォルムをした一対の白と黒の双剣。その名は守剣干将、攻刀莫耶。剣としての機能を削ぎ落として守ることだけに特化した分厚い刀身の剣と、斬ることを目的として余計な物をすべて削ぎ落とした鋭い刀身の刀。

 

 

「さぁ始めようか、英雄共」

 

 

爆音と共に時雨はセイバーとアーチャーに向かい突進する。一歩踏み鳴らすと共に砕け散るアスファルトなど意にも介せず突進する時雨は弾丸と言っても刺し違えなかった。気がついたら離れていたはずの男が身近にいる。警戒を解いた訳でもないのに接近されていた事実にセイバーとアーチャーは驚くがそこは英雄、驚愕を圧し殺して(時雨)目掛けて剣を振るう。

 

 

甲高い金属音、そして飛び散る火花、僅かに視認できた情報はそれだけだった。セイバーとアーチャーはもとい、時雨の振るう剣ですら視認できない。分も続かない打ち合いの果てに時雨は大きく飛び退き手にした攻刀と守剣をセイバーとアーチャーに向けて投擲した。

 

 

「ーーーーーーシィッ!!」

 

 

投擲すると同時に新たに攻刀守剣を投影、さらに投げつけ、だめ押しと言わんばかりにもう一度投影した攻刀守剣を投擲する。

 

 

「鶴翼三連」

 

 

時雨の使う攻刀守剣のモデルは夫婦剣干将莫耶、干将莫耶の特徴は例えどちらかが離れたとしても夫婦のように離れた剣が手元に戻ってくること。

 

 

磁石のように引き寄せ合いながら時雨の放った三対六本の剣は弧を描きながらセイバーとアーチャーに向かっていくーーーーーーーーーーーー

 

 

「ーーーーーーハァッ!!」

「ーーーーーーフンッ!!」

 

 

しかし鶴翼はセイバーとアーチャーの一息の間にすべて弾かれてしまう。それもその筈、これは時雨が弓兵の必殺の流れを模倣し考案した御粗末な代物、本家ならば必殺たる流れであったのだろうが動乱の時代を生きた剣の英霊と戦場を生き抜いた弓の英霊には届かない。ならば、届く一撃を用意するまで。

 

 

「ーーーーーー鶴翼ハ、再ビ空ヲ飛ブ」(かくよくはにどはばたく)

「ーーーーーーなっ!?」

「ーーーーーー四度だと!?」

 

 

セイバーとアーチャーの驚愕が離れていた時雨にも手に取るように分かる。時雨のしたことは単純、もう一度攻刀守剣を投影し投擲した、それだけ。それだけで弾かれた三対の剣たちは息を吹き返したかのように引き寄せられ再びセイバーとアーチャーへと向かっていく。三対六本から四対八本、六方から八方への連撃。しかし相手は英霊、撃ち落とした体を動かして向かってくる剣を迎撃しようとする。

 

 

break」(砕けろ)

 

 

四対の剣が迎撃されようとしたその間際に時雨の指示と共に攻刀守剣に宿っていた魔力が爆ぜてセイバーとアーチャーが爆炎に包まれた。時雨は剣に込められていた魔力を暴走させて爆発させたのだ。下級の宝具相当とはいえその込められた魔力をすべて爆発に回せば威力はそれなりになる。これは投影という宝具を使い捨て出来る時雨と誰か(・・)だから出来る芸当。攻刀守剣の爆発によって燃え盛る炎の中には、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無傷のセイバーと、僅かに煤焦げただけのアーチャーが現れた。

 

 

「やっぱ効かないか」

 

 

セイバーとアーチャー、そしてランサーのクラスは三大騎士と呼ばれ、スキルに魔術に対する耐性を持たせる対魔力と呼ばれるスキルが付与されている。それこそ魔法(奇跡)級の物であるならば通るが魔術(奇跡の下位互換)であるならば無効化か弱体化してしまうのだ。時雨の攻撃も魔術止まり、セイバーには完全に無効化され、アーチャーには弱体化したそれで耐えられてしまった。

 

 

「んじゃ、お次はこっちだ」

 

 

そう言って時雨が取り出したのは一枚のカード。それには槍を手にした男性の絵が描かれていて、時雨は躊躇うこと無くそのカードを握り潰した。

 

 

「【槍兵・輝く貌】」

 

 

カードは粒子に代わり、時雨の手元に集まって紅い長槍と黄色の短槍を作る。その槍を見たとたん、セイバーの顔色が変わった。

 

 

「ーーーーーーその槍は」

「あぁ、やっぱりお前はあっちの世界のセイバーなのね。ならばこの槍にも見覚えはあるだろうさ」

 

 

時雨の言葉はそれだけ、長槍と短槍をクルクルと二、三度回して遊ばせるとさっきまでの強引な踏み込みではなく軽やかな踏み込みでセイバーとアーチャーの懐にまで飛び込んだ。

 

 

「ーーーーーーーーーーーーシィッ!!」

 

 

紅い長槍がセイバーに、黄色の短槍がアーチャーに向けて放たれる。アーチャーは夫婦剣を交差させることで短槍の穂先を受け止めることに成功する。そしてセイバーは不可視の剣で長槍を受け止めようとしーーーーーー

 

 

「ーーーーーーッ!?」

 

 

長槍の切っ先が不可視の剣に触れた途端に強風が吹き荒れ、不可視だった剣の全貌をさらけ出させた。セイバーの持っていたのは黄金の剣。人々の理想が具現化した至高の幻想(ファンタズム)。時雨は元よりセイバーの正体を知っていたし、不可視の剣の全貌も熟知していた。だから狙いはそこではない。この英霊の過去の傷を抉り出して精神的に負荷をかけること。

 

 

「ーーーーーー晒したな?秘蔵の剣を。刃渡りも確かに見取った。これでもう見えない間合いに惑わされることはない」

「その言葉に魔を断つ赤槍と呪いの黄槍・・・・・・貴様、どこまで彼を侮辱するつもりかっ!?」

「侮辱する?何を不抜けたことを、侮辱したのはそちらではないか。決着を望むあいつを令呪を使い自害させた、これを侮辱と言わずしてなんという」

 

 

辛そうに顔を歪めるセイバーに対して時雨は仮面に隠れていない口許を愉しそうに歪ませている。

 

 

時雨はコトミネほど他人の不幸に悦を感じる存在ではない、むしろ悦を感じる為に他人の不幸を作ろうとするコトミネが歪んでいるだけの話だ。ただ、時雨が他人の不幸で愉しむことが出来る人物だということは事実。愉しめそうな玩具(心の傷)があるのならそれで遊ぶ(抉り広げる)、それだけの話だ。

 

 

「魔を断つ赤槍に呪いの黄槍だと?まさか貴様・・・・・・英霊の力を奪い取ったのか?」

「さぁどうでしょうか?(おのれ)の投影で呼び出しているだけのただの幻想やもしれんぞ?・・・・・・っと、遊びすぎたか」

 

 

張り詰めた空気の中で鳴り響く場違いな電子音。それは時雨が予め設定しておいたアラーム音だった。説明した時間内で御門たちが結界から逃げ出せていればそれで良し、逃げ出せていないのなら結界に向かう。それはシグナムたちの救出に向かった時に時雨が決めていたことだった。そして今現在結界は存命、シグナムたちや御門たちからの連絡は無し、つまりはまだ結界内にいるということ。

 

 

「残念、遊んでる暇は無くなった」

 

 

然して残念そうに見えない素振りでそう言いながら、時雨はここいら一帯に聞こえるような音量で叫んだ。

 

 

「さぁさぁおい出ませ!!()()サー!!!!()

「待ってましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

時雨の叫びに呼応して青い閃光がセイバーとアーチャー目掛けて落ちてきた。動揺しているとは言え腐っても英雄、強襲に近い攻撃を危なげながらにもかわして距離をとった。

 

 

コンクリートで加工された地面を砕いた為に巻き上がった砂煙を掻き分けながら乱入者は姿を見せる。現れたのは青い戦闘衣装に身を包んだ男だった。大きな特徴と言えば手にきた自身の身の丈を越えるほどの紅い長槍、そしてセイバーとアーチャーに向けられる獣のごとき眼光。

 

 

「よぉ、久しぶりだな。セイバー、アーチャー」

「っ!?ランサー!?」

「何故貴様がここに!?」

 

 

現れたのはここにいなかったはずの第六のサーヴァント【槍兵】。(ランサー)今回限りで言えば共闘する間柄であるはずなのに敵として立っていることにセイバーとアーチャーは驚きを隠せなかった。

 

 

「悪いが任せるぞ、ランサー」

「おう任された。テメェはさっさと助けに行ってやりな」

「ヒュ~♪流石はランサー、格好いいなぁ。そんなお前に味方を着けてやろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『テケリ・リ』

 

 

呟くようなそんな声が聞こえた。セイバーは辺りを警戒するがここにいるのは自身とアーチャーと時雨とランサーだけで他に人影は見られない。

 

 

『テケリ・リ         テケリ・リ     テケリ・リ   テケリ・リ   テケリ・リ  テケリ・リ  テケリ・リ    テケリ・リ   テケリ・リ      テケリ・リ   テケリ・リ     テケリ・リ     テケリ・リ    テケリ・リ    テケリ・リ    テケリ・リ      』

 

 

声の主は見られない、それなのに声はどんどんと大きくなっている。そしてセイバーは気がついた、この声は足元にあるマンホールから発せられているのだと。

 

 

「ッ!?アーチャー!!」

 

 

セイバーが保持していたスキル直感、それが警鐘を鳴らす。セイバーとアーチャーがその場から逃げるのと同時にさっきまで二人が立っていた地面が爆ぜた。

 

 

現れるのは玉虫色の液体のような触手。その触手に着いた無数の眼はセイバーとアーチャーを捉えており、その触手に着いた無数の口はすべてが余さずセイバーとアーチャーに向けて呪詛を呟いていた。

 

 

「・・・・・・おい、なんだあれは?」

「うちの騎士が作った神話生物ショゴス。愛称はショーちゃん」

「その騎士は魔女か何かか!?」

「まぁ魔導の女と言う意味でなら確かに魔女ではあるわな。ショーちゃん!!任せたぞ!!」

「テケリ・リ」(ゝω・´★)

 

 

セイバーとアーチャーを見つめていた眼の幾つかが時雨に向けられて可愛らしくウインクすると時雨は戦場から離脱して結界へと向かった。そしてその途中でスノウと合流する。

 

 

「主!!」

「状況は」

「【湖】は【烈火】のファルケン級で無ければ結界は破壊できないと判断、【銃剣】たちが結界に侵入したのち脱出していません」

「了解、ならばさっさと壊すぞ」

「はっ!!」

「「ユニゾンイン!!」」

 

 

時雨とスノウが一つになって時雨の姿だけが残り、時雨は腰にある三対の翼を羽ばたかせて飛翔する。そして結界の上空に辿り着いた。

 

 

「起きろ、ナハトヴァール」

 

 

時雨の呼び掛けに答えるように左腕に黒い蛇のような装飾が施された杭打ち機が現れる。ナハトヴァールは瞬時に時雨の目的を理解し、ガシャンと薬莢を吐き出す。すると何もなかった空間に巨大な石の槍が現れた。

 

 

『対艦用物理魔法【石槍】』

「上々」

 

 

そして時雨は躊躇うこと無く石の槍の柄を握り、それを結界に向けて投擲した。遥か昔、争乱の世となっていたベルカの時代において空を航海する戦艦(いくさぶね)を落とすために作られた魔法【石槍】。それはミッド式で作られた結界をまるでシャボン玉を割るかのようにあっさりと砕いてしまった。

 

 

砕けた結界が月の光でキラキラと光っている中を七つの人影が別々の方向へと飛んでいくのが見えた。確認するまでもなく結界に捕らえられていたシグナムたち、それとシグナムたちの救出に向かった御門たちだろう。

 

 

「よし、帰るとするか」

 

 

それを確認した時雨はその場から悠々と飛び去っていった。

 

 

 





~ワラキアVSバーサーカー
吸血鬼の怪力を持つワラキアがバーサーカーを担当。ワラキア自体がバーサーカーみたいな者だから実質バーサーカーVSバーサーカー

不忍(しのばず)VSアサシン
元忍であった記録を保持する不忍(しのばず)がアサシンを担当。不忍(しのばず)自体がアサシンみたいな者だから実質アサシンVSアサシン。

(ネロ)VSライダー
機動力が優れている(ネロ)がライダーを担当。空行くライダーを第五次のライダー姉さんみたいにビル蹴って追いかけてました。

~DBVS魔術師たち
魔術に優れているDBがマスターである魔術師たちを担当。高町なのはの砲撃魔法を参考にして作った砲撃魔術でブッパしていただけ。それでも(BB似の)美人さんが笑顔で砲撃ブッパとか怖すぎる絵面である。

~時雨VSセイバー&アーチャー
消去法でこうなりました(黒笑)

~聖杯戦争
このリリカルの世界において聖杯は存在しないので聖杯戦争という概念も存在しない。平行世界にはあらかもしれないが。

~時雨式鶴翼三連・改
三対の干将莫耶を投擲、六方からの干将莫耶を敵が対応している間に上空から襲い、斬りかかるのが時雨式鶴翼三連。シグナムと模擬戦の時に使ったのがこれである。今回は三対の干将莫耶を投擲後、もう一対の干将莫耶を投擲して八方からの攻撃に変更した。

~槍兵・輝く貌
言わずと知れた第四次の前髪ワカメ(イケメン)。人妻ばかりを落としているのに本人にはその気が全く無いという天然のNTR野郎である。セイバーの心の傷を抉るためだけに使用。

~ランサー
この世界に呼び出されたランサーのサーヴァント。青タイツに紅い長槍とは・・・・・・一体どこのクーフーリンなんだ・・・・・・

~セイバー&アーチャー&ランサー
この三騎のサーヴァントはこの世界には無いはずの聖杯戦争の記憶を持っている。だからセイバーとアーチャーは聖杯戦争のことを知っていたし、ランサーは認識が無いはずなのにセイバーとアーチャーのことを知っていた。ライダー、バーサーカー、アサシンには無い。

~うちの騎士が作った神話生物ショゴス
シャマル作の神話生物ショゴスがまさかの再登場。愛称ショーちゃんと呼ばれてペットみたいな感じになっている。ちなみにはやてはショーちゃんのことをまだ知らない・・・・・・


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