調律者は八神家の父   作:鎌鼬

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番外編21章 蹂躙

 

時雨からの開幕の幕切りと同時に動いたのはザフィーラとアルフ、獣の本性と言うべきか時雨に先手を取らせると不味いと判断したらしい。それに一瞬遅れて続くのはシグナム、フェイト、ヴィータ、トーマの四人。残りはその場から動かずに補助に徹するつもりらしい。

 

 

「たまにはちぃと激しく行ってみるか」

 

 

そう言うと時雨は日本刀に添えていた手を離し、加えていたタバコを持った。そして足で何やらリズムをとり、ザフィーラとアルフが間合いに入った瞬間、

 

 

「ハッ!!」

 

 

タバコを上に放り投げ、ザフィーラの拳を半回転しながら受け流し、その勢いを殺さずにアルフに向けて裏拳をぶつける。前にいたアルフがいなくなったことで見えてくるのは四人の追撃。

 

 

フェイトのバルディッシュによる鎌の一撃

 

アロンダイトを放り投げ、空になった手で鎌を白羽取りし頭部に回し蹴り

 

ヴィータのアイゼンによる横振りの一撃

 

跳躍してかわし、前方に回転しながらの踵落とし

 

 

着地したところにシグナムとトーマの挟撃

 

落ちてきたアロンダイトでシグナムの攻撃を受け止め、トーマの大剣を素手で掴み地面へと叩きつける

 

 

シグナムと鍔迫り合いになっている状態で最後からやってきたザフィーラとの挟撃

 

避けるまでもなくザフィーラの拳を背中で受け止めて衝撃を鍔迫り合っているシグナムに流し、動きが止まった隙に両手でノックするように二人の耳を強く殴り付ける

 

 

時間にして三十秒にも充たない攻防。全ての攻撃を防ぎ、さらには迎撃を果たした時雨は上から落ちてきたタバコを口で受け止め、

 

 

「動けないことをアピールしていろ。ラフプレイを受けたサッカー選手のようにな」

 

 

淡々とした口調でそう告げた。

 

 

この光景に補助に徹するつもりだった魔導師たちが目を疑ってしまったのも無理はない。何故ならシグナムとザフィーラにヴィータはベルカの騎士という強者、(つわもの)フェイトは速さに秀でている管理局の中でもそうはいないスピードスター、そしてアルフとトーマの実力もなかなかの物のはずなのにそれが一切通用しなかった。汗をかくどころか一服する余裕さえも見せつけている。

 

 

「くっ・・・・・・!!」

「この・・・・・・っ!!」

「うぅ・・・・・・!!」

「・・・・・・」

「いって・・・・・・!!ゲホッ!ゲホッ!」

「無理無理、動けないよ。シグナムとザフィーラの三半規管壊してやって平衡感覚滅茶苦茶だろうしフェイトは脳を揺さぶってやったから視界グチャグチャだろうしトーマ少年は内部にダメージが残るように投げてやった。動けないことをわざとらしくアピールしてればいいよ」

 

 

僅かに一瞬の攻防で時雨は五人の魔導師を戦闘不能に追いやった。シグナム、ザフィーラ、フェイト、トーマは呻きながら立ち上がろうとしているがうまく行かず、ヴィータに至っては気絶してしまっている。

 

 

そしてわざとらしくニヤリと浮かべた笑みを魔導師たちに向け、

 

 

「さぁ、お次はどいつだい?」

 

 

その言葉に動いたのはクロノ、ユーノ、なのは、はやて、シャマルの五人。クロノ、なのはは即座にバインドで時雨を拘束し、その上からだめ押しと言わんばかりにユーノがチェーンバインドで手足を拘束する。時雨が拘束されたその隙にシャマルは動けなくなったシグナムたちを転移魔法で回収し、

 

 

「ブラッディーダガー!!」

 

 

はやてが夜天の書に記されていた魔法を発動させる。動けない時雨の回りに現れる血に染められたように赤い刀身をした短剣が二十本。それらが同時に時雨にへと発射される。それに対して時雨は、

 

 

「ーーーーーーシィッ!!」

 

 

拘束を力業で破壊して(・・・・・・・)からアロンダイトで短剣をすべてなき払った。そして根本から引き千切られたはずのユーノのチェーンバインドが黒く染まり、赤い血管のような脈が走っている。どうやら騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)の効果で疑似宝具と化してしまったようだ。

 

 

「緩いねぃ、まるでゴムバンドかと思ったよ。そちらに遊んでいる余裕があるとは意外だ。それなら臆病な俺はもっと力を出さないとな」

 

 

ニタニタと笑みを崩さずに時雨はやれやれと肩を竦めながらそう言った。余裕がある?それは違う。間違いなくクロノたちは全力でバインドをかけたのだ。それなのに時雨はそれを魔力を使わずに単純な力業(・・・・・・・・・・・・)だけで引き千切った。もはや時雨のスペックに追い付けていない状態だ。

 

 

夢幻召喚!!(インストール)

「この間の借りを返させてもらうぜ!!」

 

 

そこに飛び出したのは歩と影が薄くなっていたプリヤメンバーの一人の美遊。歩は右手は爪のままで、美遊は蝶を思わせる衣装から青いドレスの格好に変わり手には黄金の剣が持たれていた。爪と剣の波状攻撃、これが長年組んでいたコンビでの攻撃ならまだしも昨日今日あったばかりの即席コンビでは話しにもならない。歩が美遊を気遣っているのか一歩引いて爪を振るっているが時雨は爪と剣のリーチの違う攻撃をヒラヒラと避けていく。

 

 

そして剣の腹への横凪ぎと爪の喉への突きをバックステップしながら避けた時に時雨の正面にキラリと光るものがあった。高速で飛翔したそれは真っ直ぐに時雨の顔面にへと突き刺さる。飛んできたのは一本の剣。射出元を見れば遠く離れたビルの屋上に立つ黒塗りの弓を構えたクロエの姿があった。どうらや二人は囮で、本命はクロエの狙撃だったらしい。

 

 

「やった・・・!?」

 

 

剣が直撃したことに一瞬気を抜いてしまった美遊と歩。一秒後に彼らの見た光景はタバコの代わりに射出された剣を歯で加えて笑っていた時雨の顔だった。

 

 

「歯で!?」

 

 

これを目にした美遊と歩の反応は対極的だった。美遊は追撃を加えるために前へ、歩は攻撃されないように後ろへ、そして時雨はどちらも絡めとる。

 

 

前進してきた美遊にはアロンダイトによる唐竹割り、受け止めとようとした剣の防御ごと叩き伏せる。後退した歩には疑似宝具となった鎖で縛り上げて引っ張り、がら空きになっている鳩尾にアロンダイトの柄を叩き込んだ。そして時雨は加えていた剣を持ちクロエのいるビルに向けて投擲する。人の手で投げなられたとは思えない弾丸のような速度で投げられた剣はクロエに回避することを許さずにビルの屋上ごと吹き飛ばした。

 

 

「今のは良かったよ、途中までは花丸あげたくなる位に良かった。ただ剣が当たってからの行動がよろしくない。キチンと相手が死んでることを確認してから気を抜け、でないとこうなる」

「グェッ!!グェッ!!」

「・・・・・・」

『美遊様!!美遊様!?』

 

 

時雨は先程の攻撃に評価を下すが鳩尾を殴られたことで嘔吐く歩とアロンダイトの一撃で気を失い、変身が解けてしまっていた美遊からの返事はない。寧ろ聞いているかどうかすら怪しい。

 

 

「ハァッ!!」

「復活はぇえなぁおい」

 

 

頭上から斬りかかってきたシグナムの一撃を時雨は見ることなくアロンダイトで防ぐ。奇襲を防がれたシグナムは距離を取りながら時雨の前に立つ。どうやら破壊された三半規管はシャマルが治療したらしく体のフラつきは無くなっていた。そしてその隙にシャマルが動けなくなった二人を回収する。

 

 

「まぁたシグナムか・・・・・・そういや、お前ってば俺の肩に思いっきりやっちゃってくれてたよねぇ。あぁ、思い出すと痛くなってきた。どのくらいかって言うと泣きそうになるぐらいに痛かったなぁ」

「その肩で私の一撃を受け止めておいて何を言う」

 

 

シグナムに紫電一閃を叩き込まれた時のことを思い出したのか時雨は肩を擦る。が、紫電一閃の傷そのものはその日の夜の内には直っているのだ。それに対してシグナムは右手にレヴァンティンを、左手に鞘を持つ構えをとって微動だにしない。

 

 

「そうだちょうどいい、これ久しぶりに使うから調整に付き合え」

「それが貴様の秘密兵器というわけか」

「秘密兵器なんて大層な物じゃない。これは俺の母が俺が一人前になったからといって渡してくれた物だ」

 

 

アロンダイトを地面に突き刺し、今まで抜くことをしなかった日本刀の柄を取る。二刀流ではない、その事にシグナムは何故二本の剣を用意したのか疑問に思った。

 

 

「久しぶりだな。踊るぞ、焔華」(ホノカ)

 

 

一気に刀を鞘から引き抜く。目に見えたのはどす黒く染まった刀身。ただそれだけなら良かったのだが剣に詳しいシグナムはその刀身を見るだけでわかってしまった。あれは元から黒いのでは無く、人を斬った血によって黒くなったのだと。そしてそれだけには留まらない。刀身が見えたのは一瞬だけ、外気に触れた刀はガスバーナーで発生する青い焔を発生させた。

 

 

「さてシグナム、炎の魔剣と焔の魔刀どっちが強いから決着つけようじゃないか」

 

 

時雨が地面を蹴る、次の瞬間にはシグナムの懐へと入って焔華を振るっていた。

 

 

「っ!?」

 

 

ここで反応できたのはシグナムのベルカの騎士としての勘が働いたからだとしか言いようがない。咄嗟に鞘を前に置き防ごうとするが、その鞘は紙のように切り裂かれる。(・・・・・・・・・・)しかしその鞘の犠牲のお陰で焔華の刃はシグナムのバリアジャケットを切り裂き、腹部に浅い切り傷を作った程度ですんだ。

 

 

「飛龍、一閃!!」

 

 

離れながらもシグナムはレヴァンティンを連結刃に変形させてその切っ先を時雨に向かわせる。

 

 

「温い!!」

 

 

その攻撃を時雨は焔華の唐竹割りで容易く弾く。そして離れていた連結刃が戻りきると同時に再びシグナムへと接近する。

 

 

「(離れていては勝機は無い・・・ならば!!)ハァッ!!」

「そうだよなぁ!!踏み込んで来るよなぁ!!別世界とはいえやっぱりシグナムだ!!」

 

 

シグナムは時雨の範囲外である中距離戦を止め、近距離戦を選んで真っ向勝負をすることを選んだ。それに時雨は嬉しそうな笑みを浮かべながら斬りかかる。

 

 

シグナムの(レヴァンティン)と時雨の(焔華)がぶつかり合う。シグナムのスタイルを剣を振るうことに特化した騎士だとするならば時雨のスタイルは刀も(・・)使った獣のような物。シグナムの剣を時には素手で弾き、時には身を低く伏せ、時には行動に支障の出ない程度に受け止める。無論ただやられるだけでなく、お返しと言わんばかりに刀を振るい、拳を突き出し、蹴りを放つ。すべてが人体の急所目掛けて放たれるそれらは例えシグナムといえども防ぎ、躱す度に死を覚悟する物だった。

 

 

相手を倒す為に剣を振るうシグナム

 

相手を殺す為に刀を振るう時雨

 

 

真反対といえる闘いを繰り広げていく内に互いの顔に浮かび上がる表情は相手を倒せ(殺せ)無いという焦りではなく、口角を吊り上げて歯を剥き出しにする凶暴な笑みだった。

 

 

「ハハハッ!!楽しいなあ!!平行世界の猛者よ!!」

「ハッ!!戦闘狂かよ!!大人しくエプロンでも着て家事に専念してろってぇの!!」

「生憎だが剣しか知らぬ身でなぁ!!それ以外の生き方を知らぬ!!紫電一閃!!」

「質の悪いバトルジャンキーじゃねぇか!!焔牙(ホムラノキバ)!!」

 

 

シグナムの炎を纏わせた剣の一閃に対して時雨は焔華を下段から上段に、上段から下段にほぼ同時のタイミングで振るうことで迎撃する。炎と焔が視界を塞ぎ、晴れたときにはシグナムは50mほど離れた位置に立っており、レヴァンティンは剣から弓の形に変形して矢を引き絞っていた。

 

 

「駆けよ、隼!!」

『StrumFalken』

 

 

限界まで引き絞られた矢が放たれ、鳥の形を作り時雨へと向かう。

 

 

「一つ教えてやるよ」

 

 

それに対して時雨は、

 

躱すのではなく、

 

防御するのでもなく、

 

今日始めて、(・・・・・)刀を両手で持った。

 

 

「剣ってのはなぁ、片手で振るよりも両手で振った方が強いんだぜ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで一つ、時雨の思う必殺技の定義について説明しよう。そもそも必殺技とはなにか?

 

相手を倒す技?否

不利な戦況をひっくり返す技?否

 

時雨の中でおける必殺技とは読んで字の如く、相手を【必ず】【殺せる】【技】であることが条件付けられている。それ以外はただの技に過ぎず、さっき放った焔牙がそれに当たる。

 

 

「ーーーーーーーーー國断ノ太刀(クニタチノタチ)

 

 

そしてこれこそが時雨の中で必殺の技である。自身に向かってくる隼の矢を両手で握った焔華を全力で(・・・)振り下ろす。

 

 

その行動を見ていたシグナムだったが焔華が振り下ろされた瞬間に音が消えた。そして体が熱い。不思議に思い自身の胴体を見てみる。

 

 

「ーーーーーーーーー」

 

 

斬られていた。右の肩からバッサリと、肺臓にギリギリ届いているかどうかという深い太刀傷。そして気がついた。自身を含めた地面、ビルに至るまで焔華の直線上にあったと思われる物すべてが切り裂かれていた。

 

 

これが時雨が必殺技として誇る國断ノ太刀。一国だろうがすべてを断ち斬るという神業を越えた魔技とも言える理外の所業。

 

 

「次があるなら、次は勝つ」

 

 

それだけ言うとシグナムは崩れ落ち、重力に従い地面にへと落ちていった。

 

 

「次があるなら、また勝たせてもらうさ」

 

 

シグナムの言葉にそう返すと時雨は焔華を鞘に戻した。暴れ足りないと言わんばかりに刀身からは焔が燃え盛っているが有無を言わさずに鞘に戻す。

 

 

「で、言いたいことがあるならちゃっちゃと言ってくれないかな?イリアスフィールのお嬢さん?」

「・・・・・・」

 

 

國断ノ太刀で斬られたビルが崩れていくのをBGMに目の前に立つイリヤに問いかける。イリヤの顔は伏せられているが手にしているステッキが震えていることから激情していることがわかる。

 

 

「・・・どうして」

「ん?」

「どうしてこんな酷いことができるの!?美遊やクロエに皆に・・・それにシグナムさんにあんなことまでして・・・・・・ねぇどうして!!」

「・・・・・・はぁぁぁぁ」

 

 

イリヤの問いかけに鬱陶しそうに頭をかき、そして新しいタバコに火を着けた。

 

 

「俺の行動は大本を正せばすべて俺の為にに尽きる」

「自分の・・・為・・・?」

「誰かの為なんて言葉は責任転嫁にしか過ぎない上に俺は結局のところ自分が可愛い人間だからな。

俺の為に飯を食い、

俺の為に睡眠を取り、

俺の為に生き、

俺の為に死に、

俺の為に家族を守り、

俺の為に家族を愛し、

俺の為に武器を振るい、

俺の為に殺し、

俺の為に欲を満たす。

だから俺の為にこいつらをいたぶった。唐突にこの世界に飛ばされて、管理局から変な疑いかけられて、家族襲撃されて・・・・・・ストレスやら何やら溜まって来てるんだよね」

「それって・・・・・・」

「そう、ただの憂さ晴らし。(・・・・・・・・)

お陰で大分ストレスが発散することができた」

「・・・・・・・・・い」

「あ?聞こえねぇよ」

「許さない!!」

 

 

時雨の答えを聞き、その身勝手な理由に怒ったイリヤの目からは涙が流れていた。

 

 

「こんなことをして理由がストレス発散?良い歳した大人が子供みたいな理由で暴れて恥ずかしく無いの!?あったまにきた!!絶対にごめんなさいって言わせやるんだから!!」

「そうか、落ちてろ」

 

 

いくら怒っていようがイリヤは子供、そして時雨との実力の差は計るまでもなく遠く離れている。そんな子供が何を言ったところで時雨には届かない。突き刺していたアロンダイトを手元に呼び戻し、剣の腹をイリヤの頭目掛けて振り下ろす。ステッキの効果で物理障壁が張られていることを時雨は知っていたから殺すつもりではなく気絶させるつもりで。そして振り下ろした時に時雨はイリヤの手元にステッキが二本(・・)あることに気がついた。

 

 

気がつくと同時にイリヤから光と、そしてジュエルシード等を遥かに越える魔力が吹き出す。

 

 

「こいつは・・・」

「私はね、怒ってるんだよ?自分の為?ただの憂さ晴らし?」

 

 

イリヤと美遊が持つカレイドステッキは二本一対、つまり二本で一つの魔術礼装である。ステッキの能力は平行世界から無尽蔵の魔力を供給することと、無限の可能性が顕現した姿を現実の世界に呼び込むというチート。しかしそれは一人の人間が制御することは困難であるのでステッキを二つに分け、さらにそのステッキに選ばれた魔法少女二人の連携によって始めて制御することが可能になっていた。

 

 

もし、一人の人間がステッキを二本使うことが出来たのなら?

 

 

「そんなの、大人の言うセリフじゃ無いっての!!絶対!!皆に謝らせてやる!!」

 

 

二本あったステッキは一本に融合しており、衣装もピンク主体だった物に紫色のアレンジが施されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カレイドライナーツヴァイフォーム、降臨

 

 

 

 

 

 

 





難産だった・・・・・・色んな意味で難産だった!!

戦闘描写が同じことの繰り返しでループに入りそうでした。戦闘描写に入ってようが毎日更新ができる作者様にはホント尊敬の念しか沸きません。

頭が疲れたんで長々とは書きませんが次回はイリヤ(ツヴァイフォーム)VS時雨(????)です。

感想、評価をお待ちしています。



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