【凍結】問題児たちにチートが紛れ混んだそうですよ?   作:夜叉猫

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皆様、お久しぶりですっ!!!
ハイスクールD×D編ばかり投稿していたので久しぶりの更新となってしまいました……(இдஇ; )

今回は風邪と戦いながら……変なテンションで書き上げましので……可笑しかったらすみません……m(_ _)m

ひとまず、本編をどうぞ!!!


~激戦!!だそうですよ?~

荒れ狂う前足による猛攻。一撃一撃が必殺級の攻撃は地面に無数のクレーターを残していた。

しかし夜鶴は、それを紙一重を舞うように躱す。

 

「避けてばかりでは勝てんぞ糞餓鬼っ!!」

 

オーディンはそう叫ぶと、神喰狼と連携するが如く魔弾を放った。

 

「く……っ!【換装“金剛の鎧”】【全てを防ぐ神盾(アイギス)】ッッ!!!! 」

 

回避は不可能と判断したのか、夜鶴は防御に徹する。防御特化の鎧を身に纏い、その手には先ほど破壊されたはずの 【全てを防ぐ神盾(アイギス)】を持った。

万全の態勢で攻撃を待ち構える夜鶴。

 

「かは…………ッッ!!!?」

 

―――――しかし、その防御はまるで紙を裂くかのように神喰狼によって破壊された。

全てを防ぐ神盾(アイギス)】はまるで無いものの様に、鎧は豆腐を崩すかのように壊れる。

神喰狼の前足による一撃は夜鶴の体を的確に捉えた。ミシミシミシ、と骨の軋む音が夜鶴の体から響く。

そして―――――夜鶴の動きが止まる。

神喰狼の一撃により意識を失ったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――――がァァァァッッ!!!!」

 

意識を失い、吹き飛ばされる夜鶴はその身に迫る魔弾に感化されたかの如く意識を覚醒させる。

 

『アレに当たったら死ぬ』

 

そんな野生の勘にも似た何かにより夜鶴の意識は回復したのだ。

 

「『不可侵(とどかず)ッ!我が身体は何人たりとも通さぬ無敵の壁で護られている』ッッ!!!」

 

実現せし言霊(リアラート)】。

夜鶴は無意識のうちにその【ギフト】を行使していた。

オーディンの魔弾は夜鶴の言霊による防御に完璧に防がれる。

最早その攻撃は夜鶴に振動さえも伝えられなかったのだ。

 

「はぁ……はぁ……ッツ……!!」

 

九死に一生を得た夜鶴は地面を跳ねるように着地する。

夜鶴の全身はボロボロ。そして血だらけ。

骨も所々折れているだろう。

対するオーディンはほとんど無傷。夜鶴の【乱刀】を受けたダメージしか負っていない。言わずもがな神喰狼に至ってはダメージすら与えることができていない。

 

まさか神喰狼一匹が加わるだけで此処まで圧倒的な戦闘になるとは夜鶴も予想していなかっただろう。

 

「……と、取り敢えず……」

 

夜鶴は【神を癒したもう者(ラファエル)】を行使し、傷を癒していく。

 

「なんじゃ、その程度か?」

 

オーディンは神喰狼の上に腰を下ろしてそう口にした。

 

「もちっと耐えると思っておったのじゃが……期待外れじゃのぅ……」

 

「…………」

 

夜鶴は、何も、言わない。

 

「……言い返す言葉すら無い……か」

 

オーディンの夜鶴を見る目は落胆の色に染まる。

 

「まぁ、良いわ。

次で終わりじゃ。せいぜい苦しまずに……逝け」

 

そう言ったオーディンは片腕を天に掲げる。体から溢れる【神力】はその手に集まり、一本の槍の形を形成した。

 

「―――――貫け【必殺の神槍(グングニル)】」

 

その一言は呟き。

オーディンはその槍を力一杯に放り投げた。オーディンの手から放たれた槍は夜鶴に向かって飛翔する。

夜鶴は俯いたままその場を動こうとはしない。

そして――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――【万物を砕きし不可侵の神盾(アイギス)】」

 

―――――夜鶴は呟いた。

夜鶴の身体から溢れ出す【神力】は夜鶴の前に集まると盾の形を形成した。

それは、先ほど砕かれた【全てを防ぐ神盾(アイギス)】とは似て非なるモノ。

飛来する【必殺の神槍】はその盾に当たると同時に崩壊する。

 

「な……ッッ!!?」

 

オーディンの驚愕の声が木霊する。

まるでありえないものを見るかの如く、夜鶴の盾を凝視した。

 

「糞餓鬼……貴様!【神力】を既に使いこなしているのか!?」

 

夜鶴は俯かせていた顔を上げると、

 

「違いますよ」

 

短く、呟き首を横に振った。

それと同時に、夜鶴の前に形成された盾は儚い光の粒子となり消えていく。

 

「ならば何故!!

先程の盾は【アイギス】そのもの……いや、それ以上のナニカじゃった!!」

 

「あははは……。

そうですね……アレは本当に奇跡に奇跡が重なったようなモノですよ。

今やれと言われても不可能です」

 

夜鶴は苦笑いを浮かべながらそう言った。

オーディンも納得いかないような顔をしているが何も言わない。

 

 

 

「さて、仕切り直しですオーディン様」

 

夜鶴は笑みを浮かべると『構えた』。

 

「“一刀”壱の構え……【霧臨(むりん)】……」

 

右の手には【蓐収(じょくしゅう)白霊虎(はくれいこ)】が握られている。

腕を広げ足は肩幅に、そして鋭い眼光はオーディンを貫かんばかりに、見つめていた。

 

「―――――ひとつ、聞いても良いですか?」

 

夜鶴の口からはその言葉がぽつりと呟かれる。

 

「なんじゃ、糞餓鬼」

 

「俺とオーミが付き合うのに反対しているのはオーディン様だけですか?」

 

「……ふん、そんな訳が無かろう?

他にも反対派は居るわい」

 

オーディンの言葉を聞いた夜鶴はそうですか……、と言葉を漏らすと刀を握る手に力を入れた。

 

「……では、此処で宣戦布告を」

 

『構え』を解くことはなく夜鶴は声を張り上げる。

 

 

 

「神々が認めないなら認めさせてやる。

例えこの身が朽ちようとも全ての神々に知らしめてみせよう。

一体誰がオーミを愛しているのかを!!」

 

 

 

その言葉は、声は、大気を震わせるほどの大きさ。

オーディンは一瞬目を見開いて、そして獰猛な笑みを浮かべた。

 

「吠えたな糞餓鬼ッッ!!

ならばまずはこの神喰狼を倒して見せよ!!!

儂は手を出さんでおいてやろうではないか……」

 

―――――アォォォォォォォオンッッ!!!

神喰狼の高らかな雄叫び。

前足を振り下ろす。ただそれだけの攻撃なのに、神喰狼の一撃は神をも簡単に仕留める。

夜鶴はその一撃を素早く躱すと口を開いた。

 

「今から【不知火式】一刀【数ノ太刀(かぞえのたち)】の全てをお見せしましょう……。

そして……この刀でまずは神喰狼を倒して見せましょう……っ!」

 

着地と同時に地面を蹴った夜鶴は神喰狼の振り下ろされる前足に向かって橫一閃。

 

「【一龍(いったち)】ッッ!!!」

 

その名の由来は『龍をも仕留める一撃』。

 

神喰狼の前足が斬れることは無かったが、しかし、その巨躯を揺らめかせた。

夜鶴はそれを好機と見たのか、神喰狼の懐に潜り込むとその胸に向けて神速の刺突を放つ。

 

「【二尽(ふたつき)】ッッ!!!」

 

―――――アグォォォォォオンッッ!!?

神喰狼を貫くまでには至らなかったが、その技を喰らった神喰狼は苦痛の声をあげた。

夜鶴はその声を聞いてもなお、刀を振るうのを止めない。

股関節の真下に立つと刀を振るう。

右への斬り上げ、左への斬り下ろし。最後に己が周りを全て切り払わんばかりの回転斬りを繰り出した。

 

「【三残響(さざんきょう)】ッ!」

 

攻撃箇所は両後ろ足の健だったようだが、その強靱な脚は刃を通す事はない。

神喰狼の下から素早く抜け出した夜鶴は額の汗を拭う。

流石の夜鶴もこの状況に少し頬を引き攣らせる。

 

「刃が……通らない……防御力が桁違いだ……」

 

「神喰狼を舐めるでないぞ?

貴様も聞いたことがあるじゃろ?個奴は神をも喰らう狼。

その力は並大抵のものではない」

 

オーディンは神喰狼の上に座ったまま動こうとはしない。

夜鶴は柄を握り締めまた一歩踏み出す。

 

「まだ……まだ終わらないっ!!!」

 

夜鶴は喉を震わせる。

その瞳はまだ死んではいない。

 

「次は一点集中……連続で畳み掛ける……ッッ!!!」

 

振り下ろされる神喰狼の前足などまるで風を舞うかの如く躱す。もう何処に攻撃が来るのかが分かっているかのようだ。

 

「まずはその前足を貰い受けるッッ!!!」

 

振り下ろされた右の前足に狙いを定め、夜鶴は刀を振るう。

左右から抉るかのように2撃づつ。それを刹那の間にこなす。

しかし、それでは足りないことを夜鶴は分かっている。間髪入れずにもう一つ。

刀をまるで細剣を扱うかのように使い、先程斬りつけた部分を正確に刺突する。その数5連撃。

当たるたびに派手な破岩音が響いた。

そして―――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――初めて神喰狼の身から血が吹き出した。

神喰狼は堪らず声を上げる。

オーディンは目を見開く。神喰狼から流れた血に驚きを隠せないようだ。

 

「【四朔(ししゃく)】【五穿刺(いつはし)】……っ!!」

 

夜鶴の顔には笑みが浮かぶ。

初めて神喰狼に傷を付けることが出来た喜び、そして―――――

 

 

 

―――――勝利を見出した、その顔。

神喰狼は夜鶴に鋭い眼光を向けると即座に動いた。傷ついた自らの前足を庇うわけでもなく、ただ目の前の夜鶴を倒そうと動くのだ。

 

「くっ……!!

儂が乗っとることを忘れておるな?!」

 

神喰狼はオーディンを振り落とさんばかりの速度で動く。

オーディンは堪らず後方へと飛び神喰狼とそして夜鶴の戦闘の傍観へと回った。

 

「此処からは幾ら神喰狼でも防ぎきれないぞ……っ!!」

 

夜鶴はそれだけ言うと再び神喰狼に肉迫する。

神喰狼はその大きな口を開き噛み付こうとするがその時、夜鶴の刀が閃く。

神喰狼の鋭い牙目掛けて振るわれた刀は止まることのない剣速での6連撃。

神をも噛み砕くその堅硬な牙は砕かれた。

 

「【六嶽(むがく)】……」

 

しかし、神喰狼は牙が砕かれたのにもかかわらず噛みつこうとするのを止めない。

夜鶴は身を翻すことにより噛み付きを交わすがその代わり、前足での一撃を貰ってしまう。

寸前で刀を使いガードしたようだが、その攻撃の威力侮る事なかれ、ガードをものともせず夜鶴へ衝撃を加えていた。

 

「く……っ!!」

 

吹き飛ばされながらもなんとか空中で体勢を整えた夜鶴は地面を滑るように着地する。そして、すぐに立ち上がると神喰狼の元へと駆けていく。

 

―――――グルルルルルルル……ッッ!!!

 

神喰狼はそんな夜鶴を唸りながら見詰める。次は何をしてくるのか、それを楽しみにしているようにも見えた。

神喰狼の攻撃を躱した夜鶴は刀の刃を返し、刀の峰で神喰狼の頭、四肢、腹、胸を打つ。

もちろん刃のない峰で攻撃をしたのだから神喰狼から血が流れることもない。

―――――しかし。

 

神喰狼は右の前足を折り、体勢を崩した。

身体はビクビクと震えているようだ。

 

「……【七枕(なまくら)】」

 

夜鶴は呟くように言葉を発するとまた刀を返す。

そして、神喰狼に向かって飛び上がると、その背に向けて刀を振るう。

背骨を狙った正確な斬り下し。合計8回に及ぶ斬り下しは刹那の間に行われ、ついに神喰狼は左の前足をも折った。

 

「【八降(やおり)】」

 

夜鶴の呟きに呼応するように、なんとか立ち上がろうとする神喰狼は唸り声を上げる。

しかし、立ち上がろうとするということはそれ以外の行動へと移れないことを意味する。故に、それは大きな隙となる。

 

夜鶴は素早く神喰狼の背後に回り込むと刀の剣先を下げ、瞳を閉じ、呼吸を整え始めた。

 

―――――ひとつ。

 

―――――ふたつ。

 

―――――みっつ。

 

「……【九穢(ここのえ)】」

 

その呟きと残像を残し、夜鶴は神喰狼の後ろ足に斬撃を繰り出す。

本来この【九穢】という【業】は1点に斬撃を集中させる技なのだが、この時夜鶴は両後ろ足を攻撃するために2点への斬撃に切り替えていた。

狙ったのは、先程傷すらつかなかった筋の部分。

しかし今回はその強靱な脚を斬り裂いた。

これにより神喰狼はまるで伏せをするかのように地に身体を付けることとなる。

 

「次で……終いだ……」

 

夜鶴は身体を一瞬でも止めるものかと動き、神喰狼の正面に立つ。

神喰狼は目の前に敵がいるのにも関わらず、傷ついた四肢のせいで動くこともできない。

神喰狼は立ち上がらずに夜鶴を睨むと、遠吠えを上げた。

 

―――――アォォォォォォォオン…………。

 

威嚇しているわけではない。

ただ目の前の強敵(夜鶴)に歓喜し、そして戦いの結末を視たのだ。

 

夜鶴は刀を握り直すと片手で上段に構える。

しばしの静寂の後、その腕は振り下ろされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「【数ノ太刀】……終い……【十虚闇(とこやみ)】……」

 

 

 

額を、頬を、腕を、脚を、体を、全身汗まみれにした夜鶴はその名を口にする。

目視出来たのは夜鶴の一振り。

しかも、神喰狼に直接当たったわけではない。

 

―――――しかし。

 

神喰狼の身体には真新しい斬傷が合計10。今までの斬撃とは桁が違う。故にこれが終い。

 

神喰狼は声も発さず地に伏した。

そしてその時―――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――夜鶴の勝利が確定する。

 

夜鶴は刀を地に刺し、それに手をかけて膝をつく。

激しい息切れに見舞われているのだ。

 

「……神喰狼を倒すか……」

 

何時の間にか、オーディンはそんな夜鶴の前に来ていた。そして、傷つき、地に伏した神喰狼を見るとぽつりと言葉を漏らした。

 

「後は……オーディン様だけ……ですね……」

 

荒い息をしながらヨロヨロと立ち上がる夜鶴。

そんな夜鶴にオーディンはひとつの質問を投げかけた。

 

「……何故他の神の力を使わんかった?

貴様はそれができるのであろう?」

 

夜鶴は深呼吸をすると、その質問に言葉を返す。

 

「……それは俺の力じゃ、ないですから……。

この刀が、この【不知火式】が、変わらずに、ずっと俺の元にある、力ですから……」

 

「…………」

 

オーディンは夜鶴の言葉に無言で返す。

 

「……仮に、俺が神の力を行使できなくなったとします……。

もし、その時俺が神の力に依存しているのなら―――――

 

―――――誰がオーミを護るんですか?」

 

「…………」

 

オーディンは瞳を閉じ、何も言わずに腕を組む。

 

「だから俺はもしそんなことになっても俺はオーミを護れる力がある、とオーディン様に知って欲しかったんですよ……。

神喰狼をも倒すことができるのならオーディン様も安心でしょう?」

 

未だに辛そうな夜鶴だったが、その表情は笑っていた。

暖かい笑み。オーディンは瞳を開くと夜鶴に背を向けた。

そして大きな溜め息を漏らすと、

 

 

 

「―――――くたばれこの馬鹿婿(・・・)がァァァァァァア!!!!」

 

振り向きざまに夜鶴を殴り飛ばした。

不意をつかれた夜鶴は吹き飛ばされ、そして動かなくなる。

オーディンはそれを確認するとパンパンと手を叩き、苦笑いを浮べ空に向かって呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――――儂の敗けじゃよ……」

 

オーディンは指を鳴らすと夜鶴と神喰狼の下に魔法陣を展開する。

それはオーディンだからこそ使える忘れ去られた最高位の魔法。

傷ついた夜鶴と神喰狼の身体は瞬く間に元の健康な身体へと癒される。

そして、目覚めた神喰狼の上に座るとポツリと言葉を漏らす。

 

「さて、帰るかの……【(はく)】……」

 

『そうだな……【フィム】。

オレは疲れたぞ。なんだあの少年は……。

もう戦いたくはないぞ?』

 

神喰狼は口を開くとそう言葉を発した。

先程まではわざと言葉を発しなかったらしい。

 

「ふん……。分かっておるわい……」

 

『孫娘への溺愛も程々にな?』

 

「五月蝿いのぅ……」

 

オーディンはそう言って神喰狼の毛に手を通し微笑んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――――何いい感じに締めてるんですか?お祖父様……???」

 

「『……あ……』」

 

一人と一匹はその声に声を漏らす。

神喰狼の足元に立つ一人の少女。

オーディンと神喰狼はその姿を視界に入れた途端、ガタガタと震え始める。

 

「……私の夜鶴にナニヲシテイルンデスカ……?」

 

「『……ッッ!!……ッッ!!』」

 

少女から感じるオーラに声を詰まらせる オーディンと神喰狼。

 

「お二人の後ろに夜鶴が倒れているのは……ワタシノミマチガイデスカネ……?」

 

「こ、これはだな……ッッ?!」

 

『ふ、深い事情が……ッッ!!!』

 

あせあせと、少女になんとか言い訳しようとするオーディンと神喰狼。

しかし、そんな様子を見た少女はニッコリと笑い―――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お・し・お・き・か・く・て・い・です♡」

 

―――――死刑判決が下る。

 

 

 

「『嫌だァァァァァァア!!!!!』」

 

 

 

オーディンと神喰狼は一体どんな末路を辿るのか……それは誰も知らない。

 

どうかオーミ様。この哀れな者たちの未来にどうかお慈悲を……。

……主に生命の安全的な意味で……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




本編の方は……おかしくなかったですか……??(ビクビク
楽しんで頂けたのなら僥倖です……(涙)

今回、【不知火式】中心で構成しましたが……。
如何せん説明不足が否めません……。
もっと文才を……!!というより分かりにくいことを書こうとしなければいいのですが……(ヽ´ω`)トホホ・・
明日中には【不知火式】の説明の更新をしたいと思っています……!!



さてさて、雑談なのですが……。
私、2日ほど風邪で学校を休んだのですが……登校したらクラスの皆の反応がびっくりでした……(苦笑)
その中のほんの数人御紹介いたします……(笑)

ある仲のいい女子生徒Hさん(仮名)の一言。

「お兄さんに襲われなかった~?」

心配の方向が全く違うでしょうッッ!!!

ある仲のいい女子生徒Yさん(仮名)の一言。

「あれ?胸大きくなった?」揉みながら

風邪への心配は?!そしてサラッと揉まないで!?

ある仲のいい男子生徒Kさん(仮名)の一言。

「あ……生きてた……」

何故かこうグサッと来ました……(涙)

とまぁ、こんな風な反応がいろいろありました(苦笑)

皆さんも風邪には気をつけましょうッッ!!割とせつじつに!!!


さて、それではまた次回お会いしましょう……(ヽ´ω`)トホホ・・

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