第4十刃が異世界に来るそうですよ?   作:安全第一

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今回はギフトの説明回です。

注意:ウルキオラのギフトには私の独自解釈がございます。


8.彼等のギフト

(……不快だ)

 

 現在、ウルキオラの心中はあまり良いものでは無かった。寧ろ、不愉快に他ならない。

 有る程度の範囲として破面に関する情報だけを公開した。死神や現世、尸魂界(ソウル・ソサエティ)等は公開するつもりは無かったとはいえ、ここまで情報を曝すつもりはなかった。だが、そこで思い出される黒崎一護の言葉。

 

 

 

 ーーーウルキオラ、意外と喋るんだなお前。もっと無口な奴だと思ってたぜ。

 

 

 

 彼の言う通り、現にこうして余計な情報まで話している自分がいる。それがウルキオラにとって不快でならなかった。

 特にあの少年、逆廻十六夜は自分に対して高圧的な態度を取っている。あくまでも自分が上だという主張を示している。

 普段の彼であれば、その様な愚者は問答無用で消し飛ばす対象だ。だが、今のウルキオラには何故かそれが哀れな行為にしか映らなかった。

 逆廻十六夜は理解している。ウルキオラと己の力の差を。白夜叉との決闘に対して、返答に躊躇した自分と即答したウルキオラ。この時点で何方が強者など高が知れている。

 そう、逆廻十六夜は強がっているだけなのだ。実力の差を認めたく無いが為に。

 以前のウルキオラならば、理解の外であっただろう。しかし、心を悟った現在の彼は少なからず理解出来た。だからこそ、哀れな行為にしか映らなかったのだ。

 

(……虚勢を張るなど弱者のする行為だ。これこそ無駄というものだ)

 

 十六夜の無駄を目の当たりにしてウルキオラはそう思っていた。その様な無駄をした所で、意味など無い。

 だが、ウルキオラの心中には引っ掛かるものがあった。

 

 

 

 ーーーならば、余計な情報まで話している俺の行為は無駄なものとして意味が有るのか?

 

 

 

 果たしてどうであろうか。少なくとも無駄な行為ではある。しかし、その無駄な行為には意味が有ると問われれば、それは分からない。理解の外だ。

 そしてもう一つ引っ掛かるものがあった。

 

 

 

 ーーーこの人間、逆廻十六夜の無駄は黒崎一護が棄てなかった無駄と同価値なのか?

 

 

 

 否、であろう。分かる、理解出来る。

 黒崎一護と逆廻十六夜は違う。それこそ同じ人間であるが、根本的に違いがある。

 ウルキオラの決戦の中、彼は圧倒的なチカラを見せつけられても尚、折れる事は無かった。それは、『仲間を護りたい』という強い信念を持っているからだ。『勝たなければならないから戦っている』という覚悟はその信念から来ている。彼の無駄は十分に価値が有る。

 対して逆廻十六夜の無駄は所詮、子供騙しに過ぎない。その場凌ぎの価値の無い無駄だ。彼も彼なりの信念は持っているだろうが、黒崎一護とは比べるまでも無い。

 

 

 

 逆廻十六夜は黒崎一護に劣る。この構造は必然であると、そう思っていた。

 

(……ならば何故、意味も価値も無い無駄な行為をする?)

 

 

 

 ウルキオラはそれが理解出来なかった。黒ウサギによる箱庭の説明の時もそうだ。

 彼は何故、この世界は面白いのかなどと言う質問したのだろうか。それがウルキオラにとって理解し難いのだ。

 まだだ。まだ黒崎一護との優劣を付けるには早計過ぎる。それを理解するまでは優劣を付けるべきでは無い。

 

(……あの時の質問と言い、今の無駄と言い、奴の行動理念は全くもって理解出来ん)

 

 分からない。

 

 心有るが故に分からない。

 

 心を悟っても尚、理解に苦しむ。

 

 心を悟っているから、理解し難いものがある。

 

 それがウルキオラを不快にさせている原因であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 『心』を完全に理解するには、まだ果てしない道程である。

 

 

 

 

 

 

 

 

△▼△▼△▼△▼△▼

 

 

 

 

 

 ウルキオラの衝撃の事実に驚きの色を隠せず呆然とする五人であったが、暫くすると皆が我に帰っていった。

 今日一番の驚愕を味わった事により、これ以上の質問をする気が失せ、ウルキオラへの質問はこれで終了とした。ウルキオラもこれ以上質問しようとすれば容赦無く消し飛ばす気でいたので、丁度良い具合であった。

 

 その後は問題児達が白夜叉に試される側として試練を受ける事となった。ウルキオラと白夜叉の決闘を見ていた問題児達は決闘を選択する気は無く、試練を選んだのだ。まあ言うまでもなく、あの次元の決闘を問題児達が展開出来る訳がない。間接的にだが白夜叉の実力を引き出したウルキオラのお陰で命拾いしたのだ。もしも決闘を選んでいたら死へと真っ逆さまであっただろう。幾ら問題児達とはいえ命を捨てる判断はしない。敗北を受け入れる事は不本意であったが今回ばかりは仕様が無かった。

 その際にステージとしてウルキオラと決闘を行ったゲーム盤を出現させた。どうやらゲーム盤が崩壊してもそのギフトは破壊されない様で、直ぐに再構築出来るらしい。

 そして、問題児達に与えられた試練はこのようなものであった。

 

 

『ギフトゲーム名“鷲獅子の手綱”

 

・プレイヤー一覧

 逆廻 十六夜

 久遠 飛鳥

 春日部 耀

 

・クリア条件 グリフォンの背に跨り、湖畔を舞う。

・クリア方法 “力”“知恵”“勇気”の何れかでグリフォンに認められる。

・敗北条件 降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。

 

宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。“サウザンドアイズ”印』

 

 そのギアスロールが出現したと同時に山脈から現れたのは鳥の王にして獣の王、グリフォンであった。

 このギフトゲームのクリア条件はグリフォンに認められる事である。その方法は二つ。

 

 

 一つは、力比べや知恵比べで勝利する事で屈服させ、その背に跨る事。

 

 二つ目は、その心を認められる事。王であると共に誇り高い彼らに認められて跨る方法である。

 

 

 この試練に真っ先に挙手したのは耀であった。父から聞かされていたグリフォンの勇姿、それを間近で見る事が出来た彼女が挑戦しない手は無かった。しかもこの試練の相手は幻獣。その言語の壁を唯一クリアする事が出来て、尚且つコミュニケーションが取れる彼女はこのギフトゲームには打って付けであった。

 そこで彼女が持ち掛けたのは自らをグリフォンの背に乗せ、誇りを賭けて勝負する事だった。

 内容はこうである。グリフォンが現れた山脈を白夜の地形から時計回りに大きく迂回し、湖畔を終着点とする。グリフォンはそのルートを駆け抜け、耀を振るい落とせば勝ち、耀は背に乗っていられれば勝ちというものだ。

 誇りを賭けて勝負するグリフォンに、その対価として耀は命を賭けると即答した。余りにも突飛な返答に黒ウサギと飛鳥は驚きの声が上がり反対したが、白夜叉と十六夜に止められた。黒ウサギはウルキオラに頼み込む様な視線を送るが、一瞥すらされずに無視された。元々ウルキオラはこの事に口を挟むつもりは無く、唯それを傍観するだけであった。

 今のウルキオラの心中は、人間である問題児達三人がどの様な可能性を持っているのかどうか、それを見極めたかった。流石に黒崎一護と同格の可能性を持っているという高望みはしていない。だが、それなりの可能性を問題児達は秘めているとウルキオラは踏んでいた。

 そうでなければ、この世界に召喚された意味が無い。心持つが故の人間、可能性を持つが故の人間。それは異世界の人間も変わらない。ウルキオラは僅かながらそう信じていた。

 

 『心』を悟った彼の、心境の僅かながらな変化だった。

 

 

 

 

 

 その後のギフトゲームは結果的に耀が勝利した。

 グリフォンの走りは音速を超える。人間の肉体では到底耐えられない負荷が掛かる筈だ。それに加えてゲーム盤であるこの白夜の地形は気温が低く、山脈付近では更に気温が低くなる。そこに音速を超える飛行で駆け抜ける事はそれ以上に体感気温が低くなり、およそ氷点下マイナス数十度となる。それを小柄で華奢な体格である耀が絶えられる筈も無い。

 だが、耀はその負荷に耐え切った。そこで忘れてはいけない要素に気付くだろう。

 

 彼女もまた、人類最高クラスのギフトを保有している事を。

 

 極め付けに終着点を駆け抜けた際、グリフォンの背から手綱を放し落ちて行き、グリフォンのギフトを使う事で宙を階段を降りる様にして舞い降りたのだ。その現象に誰もが絶句した。あのウルキオラすら僅かに目を見開いた程だ。十六夜は他の生き物の特性を手に入れる類だと言っていたが、耀はそれを否定し、友達になった証だと言った。

 ウルキオラの読みは的を射た。やはり、人間はこうでなくてはならない。そう思い人間に対する興味を深めて行った。

 

 ウルキオラがそうしている間に耀のギフトの事で、素晴らしいギフトだと褒め称え、買い取りたい程だと白夜叉が言っていたが、断固として耀は断っていた。そこで黒ウサギがギフト鑑定をお願いしようと頼んだのだが、白夜叉は気まずそうな顔になる。そしてギフト鑑定に関しては専門外どころか無関係だと言った。どうやらゲームの賞品として依頼を無償で引き受けるつもりだったのだろう。

 そこで、白夜叉は問題児達とウルキオラに己のギフトの力をどの程度に把握しているのかを聞いてみた。

 その質問に四人の答えは、

 

「企業秘密」

「右に同じ」

「以下同文」

俺自身の力(・・・・・)ならば全てだ」

 

 こんなものであった。

 

「うおおおおい? ま、まあ私と戦ったウルキオラは兎も角、仮にも対戦相手だったものにギフトを教えるのが怖いのは分かるが、それでは話が進まんだろうに」

「別に値段なんていらねえよ。人に値札貼られるのは趣味じゃないしな」

 

 まあ十六夜の言葉には一理ある。それは飛鳥と耀も同じで、ウルキオラもまたそうだった。

 因みにウルキオラが自身の力なら全てと言っていたのは、新たに宿っている別次元の力の正体がまだはっきりしていないからだ。分からないものは分からない。それを理解する為の術はあるので問題無いが。

 すると、妙案が浮かんだのか白夜叉がニヤリと笑う。

 

「ふむ、何にせよ“主催者”として、星霊の端くれとして、試練をクリアしたおんしらには“恩恵”を与えねばならん。ちょいと贅沢な代物だが、コミュニティ復興の前祝いとしては丁度良かろう」

 

 そう言い、パンパンと柏手を打つ。その音と共に四人の目前に光輝くカードが現れた。

 そこに記述されていたのは、己のギフトを表すネームであった。

 

 

 

 コバルトブルーのカードに、

 逆廻十六夜

 ギフトネーム“正体不明(コード・アンノウン)

 

 ワインレッドのカードに、

 久遠飛鳥

 ギフトネーム“威光(いこう)

 

 パールエメラルドのカードに、

 春日部耀

 ギフトネーム“生命の目録(ゲノム・ツリー)” “ノーフォーマー”

 

 ホワイトブラックのカードに、

 ウルキオラ・シファー

 ギフトネーム“??”

 

 

 

 突如として出現したカードに黒ウサギは興奮したような顔でそのカードを注視した。

 

「ギフトカード!」

「お中元?」

「お歳暮?」

「お年玉?」

「ち、違います! というか何で皆さんそんなに息が合っているのですか!? 」

 

 そのギフトカードという単語に身も蓋もない返事をする問題児達。息も合っている彼等には問題児として何かしら通じるものがあるのだろう。

 そんな中、ウルキオラだけは己のギフトカードに記述されているギフトネームを見て思っていた。

 

(……成る程、この“??”は恐らく斬魄刀の“名”。だが“名”だけしか記述されていないと言う事は俺の帰刃はギフトでは無いと言う事か……?)

 

 ウルキオラのギフトネームには己の斬魄刀の“天月”(“??”と表示されているが)しか記述されておらず、ウルキオラの帰刃である『黒翼大魔』がギフトネームに記されていない。

 

 何故『黒翼大魔』がギフトとしてカウントされてないのかについてはウルキオラに一つの考察があった。

 元々、『恩恵(ギフト)』は様々な修羅神仏から与えられるもの。人々の信仰から得る恩恵もあれば、星そのものから恩恵を授かる場合もある。

 しかし、虚という存在は恩恵を授かる側では無く、己の力を自ら発現させる側だ。そう、『恩恵』では無く『己の力』だ。

 魂魄と魂魄の喰い合い(殺し合い)、それによる自己の進化、進化によって齎される力。そして破面化する事によって死神の力(神格)を得る。彼ら虚とはその様なプロセスで成り立っている。そこに、修羅神仏からの恩恵など微塵も無い。これがウルキオラの考えていた考察だ。

 だがこの考察には穴がある。それは破面化する際に介したものがある。それは藍染惣右介が手に入れていた“崩玉”の存在である。

 ウルキオラは“崩玉”を介した破面化を行う以前から不完全ながら破面化していた。その後は“崩玉”を介して完全に破面化した。つまり、破面化に関しては“崩玉”から『与えられたもの』なのだ。ならば『黒翼大魔』がギフトの対象となっても可笑しくは無い。

 そこでウルキオラが目にしたのが彼の斬魄刀である“天月”。この存在が『黒翼大魔』をギフトの対象とされていない原因だと考えた。

 実際に、ウルキオラの考察は大体の的を射ていた。

 

 

 

 “天月”の能力の一つ、それは無効化能力(ギフトキャンセル)である。

 

 その能力の影響で『黒翼大魔』はギフトの対象として判別されていない。(正確に言えば阻害されている)

 

 

 

 しかし、新たな力である別次元の力、“天月”は正真正銘与えられたものである為、ギフトとしてカウント(無効化能力の影響で“??”と表示されているが)される。その辺はウルキオラも理解していた。

 この事に関してウルキオラは都合が良かった。ギフトネームの書かれているギフトカードは自らの手札を曝しているのも同然。下手をすればこのギフトカードの所為で己の手の内が発覚してしまう恐れがあるからだ。

 前の世界ならある程度の実力を曝していたので仕方が無かっただろう。しかし現在は全くの異世界に存在している。その全くの異世界で己の手の内を曝すのは愚行というもの。黒崎一護との決戦でこそ全力を出し尽くしてしまっていたが、ウルキオラは基本的に実力を隠すタイプである。だから格下の相手には素手で戦い、同格の相手には初めて斬魄刀を抜く。白夜叉とは圧倒こそしたものの、同格の相手であった故、斬魄刀を抜いた。

 この世界で自分より格上の相手が存在しても可笑しくは無い。それまでは切り札や奥の手を隠しておく。それがウルキオラのこの世界に来てからのプランの一つであった。

 

 ギフトカードを見つめている四人。そこで十六夜がニヤリと不敵な笑みを零しながら呟いた。

 

「成る程な。じゃあ俺のはレアケースなわけだ?」

「何?」

 

 その言葉に白夜叉が十六夜のギフトカードを覗き込み、驚愕する。そこにあったのは十六夜のギフトネーム“正体不明”。白夜叉は十六夜のギフトネームを見つめ呟く。

 

「……いや、そんな馬鹿な。“正体不明”だと……? いいやありえん、全知である“ラプラスの紙片”がエラーを起こすなど」

「ま、何にせよ鑑定は出来なかったって事だ。俺的にはこの方がありがたいさ」

 

 ヤハハ、と笑う十六夜。その様子を怪訝な瞳で白夜叉が睨む。全知ほどの存在がエラーを起こす事は想定外だったのだ。

 

「ウルキオラ、おんしのはどんなものだ? ギフトカードを借りたい」

「……好きにしろ」

 

 ならばウルキオラはどうだ、と彼のギフトカードを借りる。ウルキオラにしてはあっさり貸したと思っていたが、それは直ぐに分かった。

 

 ギフトネーム“??”

 

「……こちらもこちらで分からん。どういう事だ? こちらも表示こそされているがギフトネームすら不明だとは……」

 

 十六夜のギフトといい、ウルキオラのギフトといい、想定外の事に益々混乱する白夜叉。だが、最終的に“ラプラスの紙片”のエラーと言う事で落ち着いた。

 

 最後に白夜叉の店から出る際に、彼女へリベンジする(むね)を伝えた。白夜叉も受けて立つつもりであった。

 そして、白夜叉からコミュニティの状況を把握しているのかどうかの確認と、魔王と何れ戦わなくてはならないと言う忠告を送る。

 

「まあ、魔王がどういうものかはコミュニティに帰れば分かるだろ。それでも魔王と戦う事を望むというなら止めんが……そこの小娘二人。おんしらは確実に死ぬぞ」

 

 東区画の階層支配者にして最強格の魔王であった白夜叉の忠告。二人は一瞬言い返そうとしたが、彼女の忠告は物を言わさぬ威圧感が込められていた。故に言い返す事など出来なかった。

 

「魔王の前に様々なギフトゲームに挑んで力を付けろ。まあウルキオラは全く問題ないだろう。十六夜の小僧は不安要素があるが及第点は超えている。しかし、小娘二人の力は魔王のゲームを生き残れん。嵐に巻き込まれた虫が無様に弄ばれて死ぬ様は、いつ見ても悲しいものだからの」

「……そう、ご忠告ありがと。肝に銘じておくわ。でも次は貴女の本気のゲームに挑みに行くから、覚悟しておきなさい」

「ふふ、望むところだの」

 

 そして、ノーネーム一行は本拠地へと戻って行った。それを見届ける白夜叉は独り呟いた。

 

「……さて、今のノーネームの惨状を見てどの様な反応をするのだろうか見ものだの。魔王が残した傷跡を見て彼奴らがどう思うか……」

 

 

 

 

 

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

 

 

 

 

 

 白夜叉の店を後にして本拠地に向かったノーネーム一行。彼等を待ち受けていた光景は想像を遥かに絶するものだった。

 

「……ほう、これは中々のものだ」

「っ、これは……!?」

「……おい、黒ウサギ。魔王とのギフトゲームがあったのはーーー今から何百年前の話だ(・・・・・・・)?」

「……僅か三年前でございます」

「ハッ、そりゃ面白いな。いやマジで面白いぞ。この風化しきった街並みが三年前だと(・・・・・・・・・・・・・・・)?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーーーそこは魔王が付けた傷跡という名の死んだ土地と廃墟であったのだから。

 

 

 




序盤で十六夜と一護では一護が上だという描写がありますが、これは現在のウルキオラが心中でそう認識をしているだけで、十六夜も一護と同等の信念を持っています。
その中でウルキオラはまだ心を完全に理解していないので、この様な心理描写となっています。
どうかご容赦を。





安全第一のどーでもいい妄想

明日から大学生です。頑張ります!
そして問題児の新刊が発売。昨日購入して読み終わりました。
内容は見てのお楽しみです!

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