縁結びの神の恋~ノラガミ   作:マニック

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夜トへの警戒

所変わって、夜トは雪音とイズモガミの依頼である妖の退治をしていた

 

夜「よし!妖退治も終わったし、小福の所にもどるぞ!」

 

 

雪「夜ト、、、いいかげんその手汗どうにかしろよ!!」

 

雪音は夜トをにらみつけそう言う

 

夜ト「なっ、、、これは体質だーーー」

 

 

二人はなんだかんだで喧嘩しながら小福の家に戻っている

 

 

小福「おかえりーー

   夜トちゃん、小福ちゃん」

 

 

小福は二人を出迎える

 

 

イズモガミもお礼も言葉を述べる

 

イ「いやーありがとねー」

 

夜「おまえ、あんな妖をなんで俺達に依頼した」

 

夜トは疑いの目を向ける

 

イ「ええと、、、なんとなく?」

 

イズモガミはおどけてそう言った

 

 

夜「ふーーん。

  まあいいや」

 

イズモガミはこの時、夜トはやはり侮れないと確信していた

 

 

イ「(ほんまは夜トのいまの神器がみたいなんて言えねえっつうの)」

 

 

イズモガミは夜トが雪音で妖を倒している所をみていたのだ

 

 

正確には、水愛の力を使って、、、

 

 

水愛は一度認識した相手がいまどこで何をやっているのかを主に伝えることができる

 

 

 

イ「ところで、、、夜ト

  おまえその神器に何回刺された、、、?」

 

 

夜「っ!?」

 

 

夜は思わず首を手で覆い隠す

 

 

イ「まあ、おまえの神器だから俺はとやかく言うつもりはないけど

   

  そんな状態であいつに会ったら、おまえ死ぬぞ」

 

 

その言葉を聞いて、ひより突然しゃべりだす

 

 

ひ「あ、あの!

 

  それってどういう意味ですか!

 

  あいつってだれですか!」

 

 

イズモガミはしまったというような顔をした

 

 

イズモガミが困っていると、いままでだまっていた李愛が口を開いた

 

 

李「ひよりさん

 

  それはイズモにではなく、夜ト本人から聞くべきことです

 

  まあ、その男がしゃべるかはわかりませんが」

 

 

イズモガミは助かったというような顔をした

 

 

すると小福と大黒がこの場をなだめようとする

 

 

小「まあまあ

 

  みんなそんな怖い顔しないでえ

 

  お茶でものもうよう

 

  大黒ー

  

  お茶もってきてー」

 

 

大「おうよ!

 

  ちょっとまってろ!」

 

 

大黒が持ってきたお茶を夜トは一飲みすると

 

 

夜「雪音、ひより

 

  帰るぞ」

 

 

そう言って席を後にした

 

 

それに続くように雪音もひよりも席を後にした

 

 

 

 

、、、

三人が小福の家を出てから、イズモガミは神器である李愛と水愛にかれこれ30分は怒られ、いやお説教をされていた

 

 

李「なんで、みんなの前であんなこと言うんですか!

 

 

  それぐらい空気読んでください!」

 

水「同感です

 

  このKY」

 

 

二人に思う存分言われ、イズモは凹んでいた

 

 

イ「うう」

 

 

すると小福が

 

小「二人共、それぐらいにしときなよーー

 

  イズモちゃんがかわいそうだよう」

 

イ「こ、小福ーーー」

 

イズモガミは小福に涙目を浮かべた

 

 

李「まったく、小福様は甘いです」

 

水「そうです。

  

  うちのだめ神はこれぐらい言わないとだめなんです」

 

 

二人は自分の主のことをだめだめだだというように言った

 

 

それを聞いて大黒は笑い出す

 

 

大「はっはっはっは

 

  お前、自分の神器にそんな扱いなわけ?」

 

 

イ「うっせ

 

  うちはこんな感じなんだよ」

 

小「いい関係じゃなあい」

 

 

イ「さてと、、、そろそろ俺もいくわ」

 

小「ええー

  

  もう帰るの?」

 

イズモは顎に手をあてて

 

イ「いやあ

 

  毘沙門がねえ

 

  夜トに接触しそうなんだよね

 

  俺が止めねえと

 

 

  あいつに血はにあわねえし」

 

小福はにやーっとした顔で言う

 

小「ホント、昔から好きだねえ?」

 

イ「好きだよ

 

  あいつは俺の世界だから」

 

イズモガミは二人の神器を連れて、小福の家を出た

 

 

 




おそらく、19日まで更新できません

すいません。。。

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