機動戦士ガンダムSEED パトリックの野望   作:UMA大佐

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大変長らくお待たせしました。


第93話「始まりの思い」

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中央アフリカ 市街地

 

「それじゃ、頼んだぞ」

 

「了解です」

 

「ここじゃ軍人っぽさは隠しとけって」

 

キラにそう言うと、ノイマンは他の数人の船員達と共にジープで走り去ってしまった。

ガヤガヤとした喧噪の中、残されたのは私服姿のキラ。そして───。

 

「そ、それじゃいきましょっかヒルダさん」

 

「……うん」

 

目立ちすぎないよう地味に、しかし彼女の魅力を殺しきらないパーカーを纏った私服姿のヒルデガルダ。その肩には力が感じられず、彼女の事情を知らない通りすがりの一般市民にも『落ち込んでいる』という事が計り知れる程だ。

これからキラは、彼女を伴って幾つかの物品を購入しなければならない。

 

(どうして、こうなっちゃったのかなぁ……)

 

 

 

 

 

4/22

”アークエンジェル”幹部会議室

 

「食糧が無い?」

 

事態は一日ほど遡る。

当時”アークエンジェル”の幹部会議室で次の作戦に向けての会議を行なっていた時のこと、開口一番に料理長のビムラ・タムラから告げられた言葉に、マリューは驚きの声を発した。

それもその筈、食糧を含む物資の補給が行なわれてからまだ一週間も経っていないのに、どうして食糧不足などという事態が起きるのか。

ちなみに、ビムラは”マウス隊”旗艦の料理長であるトムラ・タムラの弟であり、その顔つきは双子のように似通っている。

 

「はい。一昨日の戦闘の最後、撤退する時に”フェンリル”からの砲撃を受けたでしょう? その時、ドンピシャで食料保存庫の有る区画に命中してしまったようで……。特に、塩が足らんのです」

 

「塩か……」

 

ナタルが顎に手を当てて悩ましそうにする。

人間が生存するに当たって、塩は必要不可欠。しかし”アークエンジェル”の任務の都合上、頻繁に補給を要請するということは出来ない。

そうなると何処かで調達する必要があるのだが……とナタルが考えていると、ミヤムラが口を開いた。

 

「タムラ君、保管庫がやられたといっても、非常糧食の類いは他の場所にも保管されていた筈だな?」

 

「ええ、それは確かです。しかし乗組員のメンタルも考えると……」

 

「───ならば話は早いですね。すぐに調達に向かいましょう」

 

異論は許さぬといった雰囲気で発言したのは、フローレンス。

船医である彼女の役目は直接的な怪我の治療だけではなく、船員のメンタルケアも含まれている。

自らの仕事に誇りと責任を持つ彼女からすれば、もはや食糧の調達は決定事項であった。

 

「待てブラックウェル中尉。貴方の言いたいことは分かるが、今は次の作戦に集中するべきで……」

 

「兵士から食を取り上げたとして、そのような兵士が満足に働けると思いますかバジルール中尉? 船医として、補給は必須であると考えます」

 

「非常糧食があるのなら、それを用いればその分次の作戦に向けての準備時間が取れる。その上、()()()()()()()()()()()()()()()()予定なのです。補給はその後でも……」

 

「───2人の言い分は分かった」

 

このままではヒートアップして口論になりかねない、そう判断したのか、ミヤムラが口を挟む。

流石に最高指揮官を蔑ろにしてまで口論をする気はないのか、フローレンスとナタルは口をつぐんだ。

 

「私としては、ブラックウェル中尉の意見が優先されるべきだと思う。この地域のZAFTは、ほぼ撤退している。必要な分を調達する機会があるというなら、それを利用しないことは無いよ」

 

「ご考慮感謝します、ミヤムラ司令」

 

「司令がそう仰るのなら、私としては言うべきことはありません」

 

「バジルール中尉、たしかに非常糧食でも対応は出来るかもしれないが、『もうそれに頼る以外どうしようもない』という状況で使うものなのだ。年寄りのお節介だが、心に留めておいてくれ」

 

釈然としなさそうなバジルールだったが、ミヤムラの言葉は、長年軍艦の艦長を務めていた経験に裏打ちされた正論だった。

士官学校の時も「頭が固い」と教官に言われたことがあるナタルは、反省の念を抱くと共に気持ちを切り替えて会議に向き直る。

 

「すいません、そういうことでしたら自分から1つよろしいでしょうか」

 

MS隊指揮官として会議に参加しているムウは、食糧調達にヒルデガルダを参加させて欲しいと言った。

ヒルデガルダの精神的不調は、既に限界に達している。戦闘後に行なわれた面談に基づいて判断されたことだった。

 

「何人かは気付いてるかもしれんが、ヒルダ……ミスティル軍曹のここ最近の不調は早急に解決を図るべきことだ。かといって閉塞的な艦内ではあまり改善は見込めそうになくてな……。街にでも出して、リフレッシュさせてやりたい」

 

「しかし、それでは本艦の戦力が……」

 

「あ、それは私視点だと良いアイデアと思いますよ。どうせヒルダさんの機体含めて、整備で動かせない機体はそこそこ有りますし」

 

アリアの言うとおり、現在MS隊は整備士達の手で整備・修復作業中。ヒルデガルダが居ても居なくても、動かすことは出来ない。

ならば、少しでも調子を整えるためにここは多少強引な手法を用いてでもメンタルケアを図るべきとのことだった。

 

「ついでに、ヤマト少尉あたりも同行させた方が良いかもしれませんねぇ。”ストライク”も出撃NGですし、ヒルダさんのお相手は必要でしょうから」

 

こうして、キラとヒルデガルダの食糧調達班への同行が決定したのだった。

 

 

 

 

 

このようなやり取りがあったことは露知らず、キラとヒルデガルダは歩みを進める。

食糧調達の名目に基づく外出だったが、実際にはヒルデガルダのメンタルケアが目的である以上、キラ達に任されたことは少ない。

早々に近くの店舗から必要な調味料などを仕入れたキラ達は、あてどもなく露店が建ち並ぶ大通りを歩いていた。

 

「えっと、時間余っちゃいましたね、ははは……」

 

「……そうだね」

 

「ははは……」

 

「……」

 

何時もの快活さはどこへやら、何を話しても「そうだね」くらいしか返してくれないヒルデガルダを前に、キラは溜息を吐かないようにするので精一杯だった。

普段だったらそこまで対人(関係)能力が高くない自分が声を掛けるまでもなく、彼女自身が率先して引っ張っていってくれた筈だ。相当に参っているらしい。

外出前にフローレンスに言われた言葉をキラは思い出す。

 

『いいですかヤマト少尉。ミスティル軍曹は現在、極めて不安定な状態にあります。彼女が復調するのも、そのまま腐ってしまうのも貴方の対応次第です。色々と押しつけてしまう形になってしまうことは船医として恥ずべきことですが、彼女のケアには貴方が最適だと判断しました。どうか彼女をお願いします』

 

適任と言われた理由は、分からないでもない。

マイケルやベント達はヒルデガルダともっとも近しい仲と言えるが、それ故にヒルデガルダ側が冷静に対応出来るかどうかが怪しい。以前の食堂での一件(情けない姿)から、マイケルに関しては尚更そうだと思われた。

かといってそこまで親密ではない人物に相手をさせても何の意味も無い。

そこでヒルデガルダと程々に親しく、かつ同じMSパイロットである自分が抜擢されたのだろう。キラはそう考える。

面倒事を押しつけられた形になるわけだが、同じ部隊の仲間かつ友人として何かしてあげたいという思いは十分にある。

心を閉ざしかけているヒルデガルダと、さてどう話したものかと悩んでいたキラの目に服飾品の露店が映る。

 

「あ、見てくださいヒルダさん。この地方特有のアクセサリーらしいですよ」

 

「……ん」

 

僅かにだが、声に覇気といえるようなものが戻ってきたように聞こえた。

以前『コペルニクス』でラクス達と共に買い物をした時に、ヒルデガルダはかわいらしいアクセサリーを目を輝かせて見つめていた。そのことを思い出して話のタネにしてみたキラだが、手応えはあったようだ。

 

「集合時間まで結構時間ありますし、良かったらぶらっと見ていきません? 自分も()()で結構気が滅入っちゃって……気を紛らわしたいんですよね」

 

「え、でも……」

 

「なんなら何か、プレゼントしますよ! それなりにお金はありますから!」

 

「……良いの?」

 

「はい!」

 

僅かに顔を綻ばせ、それじゃあ少しだけ、と言ってヒルデガルダは店先に置かれたアクセサリーに視線を移す。

ヒルデガルダの不調は、度重なる戦闘のストレスによるものだと考えられると聞かされている。

ならばいったん戦場から離れ、こうして穏やかに自分の趣味に没頭出来る時間を作ってやるのが良いのかもしれない。そのためなら、少しの出費くらいは必要経費だろう。

 

「それじゃあ、少しだけ……」

 

 

 

 

 

「んっん~、はぁ。久しぶりにテンション上げちゃった」

 

「は、ははは……楽しんでくれたようで何よりです」

 

その後、キラはヒルデガルダの買い物に付き合ったのだが、彼は1つ忘れていることがあった。───大抵の女子の買い物は、掛かる時間が男子よりも長いことである。

けして多くないとはいえ男手として荷物持ちをすることになっていたキラは、荷物を抱えた状態でヒルデガルダの買い物に付き合わされた。疲れた様子を隠しきれないのは当然のことである。

今は集合時間まであと少しの時間があるため、簡単な軽食でも取ろうということで屋外にテーブルを構えた喫茶店で休憩している。

 

「いや、ほんとごめんねキラ君。あたしこういうのに夢中になると視界せまくなっちゃって……」

 

オマケに、ヒルデガルダは甘えるのが上手い。

上流階級生まれということもあって人を使う事に手慣れているし、それでいて労りやその分の報酬を出す事も忘れないため、男を「もう少しくらいは良いかな」という気にさせてしまうのだ。

ある意味ではキラのこの疲労も、自業自得と言えなくも無い。

 

「でも、良かったです」

 

「え?」

 

「最近のヒルダさん、暗い顔してること多かったですから」

 

キラがそう言うと、ヒルデガルダは僅かに顔を曇らせ、気まずそうに顔を逸らしてしまう。

人の内面にずけずけと切り込むようで気は進まなかったが、心を鬼にするつもりでキラは言いつのる。

 

「たぶん気付いてると思いますけど、今日の買い出し、ヒルダさんのメンタルケアの面もあったんです」

 

「……ま、だよね」

 

「マイケルさんは、ヒルダさんなら自力で立ち直ってくれるって言ってました。……でも、多分今のヒルダさんはそれが難しいくらい追い込まれてる。違いますか?」

 

「……」

 

ヒルデガルダは静かに溜息を吐くと、キラの目を見て話し始める。

 

「あたし、自分が信じられなくなってきちゃったのよ」

 

「自分が……」

 

「そう。……最近のあたしは、戦果を求めて躍起になってた」

 

聞けば、実家にいた頃のヒルデガルダは軽い劣等感に悩まされていたのだという。

2人の兄は父の跡を継いで政治や企業経営の道を歩いており、弟も何かやりたいことを見つけたと言って何かを始めた。姉はなんと『ブルーコスモス』の穏健派幹部として活動しており、自然環境保全のための活動を取り仕切っている。

戦争が始まってからは尚更、誰もが忙しそうにしていた。───何もしていないのは自分だけ。

家族のため国のため、何かをしなければならない、そう考えたところで小娘でしかない自分に出来る事は限られる。

 

「で、無我夢中で色々とやってたら、軍隊にってわけ」

 

「前から少しは聞いてましたけど結構すごいことになってません?」

 

「そうかもね。で、父さんあたりはあたしが後方に配置されるように色々と働きかけてたっぽいんだけど、なんとMS操縦適性が基準値に満ちちゃってたのよね。パイロット不足解消のため、パイロットコース」

 

それでも現職大統領の娘に何かあってはならないと比較的安全な試験部隊に配属されたが、『三月禍戦』の影響で最前線に立つことになったヒルデガルダ。

そこで見た物は、どうしようもなく残酷な『現実』だった。

 

「よくある話よ……本当に、よくある。現実を知らない『お嬢さん』ね」

 

「ヒルダさん……」

 

「こないだの戦闘で、ハッキリと自覚しちゃったのよ。『ああ、あたしも命を数で考えるようになったんだな』って。軍人としては正しくても、あたしは……」

 

そう言うと、ヒルデガルダは両手で顔を覆い隠し、テーブルに突っ伏してしまう。

ヒルデガルダの言ったことは、キラにもけっして無関係な話ではなかった。

戦闘の最中、撃墜したMSの数を数えるようになったのは何のためだろう。戦況を正確に把握するために口頭で確認する、というのはおかしくは無いが、そこに一種の()()()を感じてはいなかったか?

暴走する友を止めるため、と言えば聞こえは良いが、その過程でやっていることは人殺しだ。もう何度も思い悩んだことであっても、キラにはどうしても割り切ることが出来そうになかった。

 

「こんな気持ちで戦場に出て、人を殺して、仲間にも迷惑掛けて……『こんなんじゃダメだ』って、頭の中でループして」

 

「……」

 

「あたし、間違ってたのかな。何かしようとしてこんなになるなら、最初から何もしない方が良かったのかな?」

 

「───それは、絶対違います」

 

キラは、ヒルデガルダの問いかけをハッキリと否定した。

それだけは違うと、否定しなければならなかった。

 

「何も行動しなければ何も起きない。でも、それは結局『その場に自分がいなかった』っていうことにしかならないんです。世界のどこかで起きている『何か』から目を背けているだけです」

 

「それは、そう、だけど……」

 

「ヒルダさんは今、『自分は正しいのか』と苦しんでます。……僕も時々、そうなることがあります。だからこそ言えることもある」

 

ここで一度、キラは深く息を吸い、そして吐いた。

 

「───最初に抱いた『何かをしなきゃ』って思い、それ自体が間違ってるなんてことは無い……って」

 

「キラ君……」

 

「ヒルダさんが『何かをしなきゃ』って思ったのは、自分のためですか? そう思って、軍に入ったんですか?」

 

「それは……違う」

 

そうではないのだ。キラはここまで戦いを共にくぐり抜けてきたヒルデガルダがそのような人物とは微塵も思っていなかった。

きっと、ヒルデガルダは責任感が強いのだ。自分だけ平和に生きているという現状に甘んじることが出来ないのは、そういうことだ。

だからこそ、『正しくあらねばならない』という思いも人より強いのだろう。

自分のために動けて、だけど他人のためならもっと動ける。そういう人物なのだ。

ならば、そんな人間を支えるのが仲間の役目だろう。

 

「なら、大丈夫です。誰かのために戦えるヒルダさんが、誰かのためにと立ち上がったなら、それはきっと間違ったことじゃない。ちょっと道を外れてしまっただけです」

 

「……そうなのかな。あたし、間違ってない?」

 

「僕はそうだって思います。僕だけじゃない、マイケルさんやベントさん、ムウさんにトール、サイ……皆、ヒルダさんが間違ってる道と知って歩く人だなんて思ってません」

 

だから、自分を信じてあげてください。

キラの言葉を聞いたヒルデガルダは椅子の背もたれに寄りかかり、空を見上げた。

本日の空模様は快晴……とは言えない。幾つかの雲が青空を遮っている。

まるで、今の自分の心中のようだ。“アークエンジェル”に乗り込む前の自分にはなかった(迷い)が、心中でぷかぷか浮いている。

 

(それもいいかな……)

 

だけど、その雲の先にはきっと、たしかに抱いた願い(青空)がある。

だったら、今はそれでいい。ヒルデガルダはそう思った。

 

「───っしゃ!」

 

ヒルデガルダは気合いを込め、両手で左右の頬を軽く叩く。

 

「ごめん……それと、ありがとキラ君。全部がスッキリしたわけじゃないけど……少し、吹っ切れたかも」

 

「ヒルダさん……」

 

「なんだか急にお腹すいてきちゃったかも。さっきはアクセ買って貰っちゃったし、ここはあたしが奢るわよ」

 

そういってヒルデガルダがテーブルに据え付けられたメニューを手に取ろうとしたその時、不意に声が掛けられる。

声を掛けられた方を向くと、この喫茶店の店員らしき黒人男性と、その後ろに一組の男女が立っているのが見えた。

 

「すいませんねお客さん、今店が混雑しておりまして……相席、という形にしてもらってもいいですか?」

 

「えっ、まあいいですけど。良いよねキラ君」

 

「ヒルダさんが良いなら、僕は気にしませんよ」

 

「おお、そりゃ良かった。ここのケバブは絶品でね、しばらく此処には来れそうも無いし、断られたらどうしようかと思ったんだよ」

 

「えっ、まさかあたし、ケバブのために連れ出されたワケ?」

 

キラ達が承諾すると、空いた席に男女が座る。

 

「いや、本当に済まないね、せっかくの逢瀬を邪魔してしまって」

 

「お……えっと、そのあたし達はそうじゃなくってあの」

 

「ただの友達ですよ」

 

「うわ……この上司、会ったばかりの人間にズケズケしすぎ……」

 

「……」

 

「あの、どうかしましたヒルダさん?」

 

「別にぃ。()()()友達だもんねぇ」

 

「?」

 

「ほう、これは……」

 

「あら~……」

 

何故か少しだけ機嫌を悪くしたヒルデガルダを不可解そうに見つめたキラだが、どうにもその事情が分からない。

流れを変えようと、男女の方に話を振るキラ。

そこでキラは、あることに気付く。

 

(この人達……)

 

男女、特に浅黒い肌の男の首が、()()()()()()()()()()のだ。

そして、キラはそういう人間に覚えがあった。というより、キラも最近はそういう首になりつつあった。

───MSや戦闘機のパイロットは、操縦時に掛かる高Gに耐えるため、首に筋肉が付いて太くなりやすい。

 

 

「あの……お2人はどのようなご関係で?」

 

「おっと、矛先変えかな? 信頼関係バッチリの上司と部下だよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なあ、スミレ君?」

 

「そうね、頭の中が読めないことと職場をよくコーヒー臭で満たすこと、それと思いつきで行動するところ以外は信頼してるわよ」




長期の空白期間を作ってしまい、申し訳ありませんでした。
色々とリアルのゴタゴタが解決してきたので、更新ペースを戻して参ります。

誤字・記述ミス指摘は随時受け付けております。

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