魔法科高校の詠使い   作:オールフリー

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IMA・CIL 来校 Ⅳ

 授業参観、という行事がある。

 運動会や文化祭、修学旅行といった行事でよく知られる学校行事の一つで、画面の前にいる読者の方々も小学校の時に経験したのではないだろうか。どんな行事なのかは、読んで字の如く親が授業を見に来るものであり,

 恥ずかしがり屋な子供にとって『親に知られたくない行事』のナンバーワンに挙げられる。

 

(あぁ、なるほど……)

 

 1-Eの教室で授業を受けていた冬夜は一人静かに思い出していた。小学校時代、雫がこの行事を嫌っていたことを。理由は明白で、親バカな両親(特に父親)をみんなに見られるのが嫌だったのだ。なので、毎年授業参観のお知らせがやってくるとそれを隠滅するべく自分を頼り、しかしどうやってか参観日のことを知った両親が毎年やってきて恥ずかしい思いをする。というのが小学校時代の思い出として冬夜の中に残っている。当時の冬夜は無関心な自分の保護者が見に来るわけがないと分かっていたので、所詮他人事だと思い愚痴る雫に特に適当な返事を返していたが、高校生になった今、痛烈にそのことを悔いていた。あの頃もう少し親身になって接してやるべきだった、と。

 いまさらになってそう悔い改めた理由は、当然。

 

(この羞恥プレイは、キツイ……!)

 

 今まさに――彼がその苦しみを味わっているからだ。カタカタカタ、と一心不乱に空中に投影されたディスプレイを目で追い、それ以外の情報が入ってこないように取り組む。色即是空、空即是色。心を無にして画面に表示された課題を解き続ける彼の後ろで、ヴァイエル・ネックザール・禰鈴の三人が1-Eの授業風景を見学していた。

 

「ほぉ。ボスがちゃんと真面目に勉強してる。というか真面目に学生してるな。意外だ」

「これが日本の学校風景ですか。禰鈴、初めて見ました」

「口うるさい先生(センコー)がいないっていうのは良いな。これなら堂々と昼寝が出来る」

 

 教師に連れられた部下三名が口々に授業風景の感想をもらす。幾人かの生徒が気になっているのかチラチラと後ろを見ては自分を見てくるのかが嫌でもわかってしまう。恥ずかしい。しかし今は授業中で余計な私語は慎むべきだ。だから冬夜は必死に画面に食いついていた。なぜだか部下の三人が、三人ともどこかズレた感想を述べているが冬夜は何も言わない。ツッコミ魂を抑えて授業に取り組む。

 

(なんでよりによってこの教室に来るんだよぉ!見るべき教室なら他にあんだろ3-Aとかよお!)

「どうですか。わが校の生徒たちは。全員真面目でしょう?」

「あぁ。こういう光景見るとさすが日本人って思うぜ。オレなんかこんな授業フケるからな。こんなかったるいのよくやってられるぜ」

「禰鈴たちの学校だと、席に着いていない子がいることの方が普通でしたしねぇ」

「確かに。だが教師がいないというのも少し驚きだな。まぁ一般科目の授業内容は皆同じだから、こちらのほうが効率的なのは分かる。しかし、完全オンラインというのは驚きだ」

「こういう場合って、回答だけコピペしてみんなで使い回すのが普通になっちゃうんですよねー。まぁそれの方が楽だし、分かるんですけど……うんうん。ボスなら当たり前にやってそうです」

「「あぁ、わかる」」

(んなことやらねーよ!)

 

 ついつい後ろの言葉に反応して苛立ち交じりに仮想キーボードと強く叩いてしまう。何も言えないことを良いことに好き勝手言う部下たちを、冬夜は肩越しに振り返ってにらみつけるが、三人はどこ吹く風。まったく気にしていないようだった。

 

(くそ、人が手出しできないことを良いことに……!しかし、キリシェやイシュタルの姿が見えないな。モニカや華宮もいない。あいつらはどこに行ったんだ?)

 

 幹部連中のなかでも常識人に分類される二人とブラコン名詠士だけ、という組み合わせに他の面子の動向が気になりだす冬夜。今すぐこの場から抜け出して調べに行きたいのだが、課題が終わってもいないのに教室を抜け出すのは体面的に悪い。なにをしているのか、色々と考えが浮かび上がるが、なんだかものすごく嫌な予感がした彼は、急いで課題を終わらせるべくキーボードの上で躍る指を速めた。

 

 ◆◆◆◆◆

 

「本日はお忙しい中、我々の来訪と授業の見学をお許しいただき誠に感謝いたします。百山校長」

「いえいえ。あなた方のような有力な魔法師・魔工師の皆様のお話をお聞きできるのは、きっと我が校の生徒たちにとっても良い経験となるでしょう。海外からよくぞお越しくださいました。モニカ殿」

 

 その頃、冬夜の部下の一人でIMA社長代理のモニカは、達也にセクハラを働いたイシュタルを折檻してから校長室に向かい、そこで校長の百山と教頭の八百坂と共に談笑していた。

 とても外国人とは思えないほど流暢な日本語で話すモニカに、百山は驚いた素振りすら見せずにこやかに返事を返す。その冷静さを欠かない対応に八百坂は「さすがだ」と感心せずにいられない。世界に名だたる有名企業の社長が冬夜のような年端もいかない子供だったと知ったときも驚いたが、さらにそれを現在進行形で取り纏めているのがこの若い女性だと聞いた時、八百坂は瞬きして見返してしまった。彼のイメージの中では、先ほど案内役の職員と一緒に校内の見学に行ってしまった金髪の男性のような、質実剛健とした男性が取り纏めているような意識があったため、そのイメージとかけ離れたモニカの登場を信じ切れなかったのだ。世界はまだまだ広いな。と改めて自分の見識の狭量さを知る。

 

「ウチの社長がお世話になっている学校ですので、一度来てみたいと考えていました。魔法科高校は世界的にも有名な魔法師教育機関の一つですし、今後の学校建設の参考にしていこうかと」

「学校建設、というとIMAは今後新たに教育分野に進出するおつもりで?」

「そこまで大げさなものではありませんが、現在我が社で保護している子供たちのためですね。我が社に勤める社員は非合法な研究所出身の者が多いものですから。もちろん、一通りの教育を受けていれば何ら問題はないのですが、中には親に売られ学校に通ったことのない子供もいます。それぞれの国の学校に通わせようと思っても、研究所に送られる時点で国籍や戸籍がないという者も珍しくありません。真っ当な教育機関に通わせたいと考えていても、それが適わない子供たちのために、せめて義務教育だけはしてあげたいのです。

 と言っても我が社は企業ですからね。その中の一人でも見込みがあれば早い内からIMAのメンバーとして育て上げたいんです。名詠生物に事象改変は聞きませんが、それでも自己加速術式のような身体強化系の魔法なら祓戈(ジル)と組み合わせて十分活用できますし。早い話が、英才教育ですよ」

「いやはや。全く持って素晴らしい考えをお持ちだ。やはり世界で唯一の『魔法師で構成された多国籍企業』の社長となると、考えることのスケールが違いますな」

「一つ訂正しておきますと、私の肩書きは【社長】ではなく【社長代理】です。それに、そうした問題を解決したいと言ったのは私ではなく冬夜(ボス)です。彼自身がそうした現代魔法の闇に人生を狂わされた人間の一人ですから」

「戦争が終わって約半世紀。……世界は、その影響を色濃く受けているということですか」

「たかが五十年足らずで世界を巻き込んだ戦争の影響を全てリセットなんて出来ませんよ。それは、過去二度の大戦で既に証明済です」

 

 皮肉気に自分のCADを見つめる最高位の魔法師は出された緑茶を啜る。元軍人としてIMAに入社した彼女は、冬夜の代わりに仕事をしているとよく考える。『自分にとって魔法とはなにか?』と。現代魔法によって生計を立てている身分で言えたことではないが、現代魔法が本当に人類にとって必要なものなのか深く考え込んでしまう事があった。なぜだか、子供の頃に憧れた魔法師としての自分と軍人時代の自分に違和感を感じていたのだ。今も尚その疑問は彼女の心の中にどっかりと居座っている重りだが、少なくとも今は軍人時代()よりもその重しが軽くなっている気がする。

 

「ま、ウチのボスに強制的にこの学校を受験させた目的の内一つがコレでしたしね。他の企業に対する対面的な問題もそうですが、なにより学校に通う子供たちに示しが付かない」

「なるほど。最初から冬夜くんのためでもあり子供たちのためだったと言うことですか」

「まぁそんなところです。……そういえば、思い返せばあなた方には入学試験の時から迷惑を掛けていました。改めてお礼を申し上げたい」

「いえいえ。冬夜くんには我々もお世話になっていますし、おあいこ様ですよ」

 

 入学試験の騒動を知っているモニカは、試験を途中放棄したにも関わらず事情を鑑みて入学を許可してくれた百山に非常に強い恩義を感じていた。百山や八百坂からすれば、本当は不合格通知を出すところを四葉家からの賄賂を受け取って合格にしたので心苦しい所がある。しかし、余計な事を言っても利はないので黙っておく。火を出さなければ煙も立たないのだ。

 

「それで、ボスの学校での生活状況はどのような感じなのでしょうか」

「良好だと思います。友人にも恵まれ、クラスメイトたちからも信頼を得ているようです。残念ながら所属している部活動にはあまり参加していないようですが、その代わり生徒会活動のお手伝いに精を出しているみたいですよ。もっとも、そうなった原因と言えば我々が彼に名詠式関連の責任を一任したからなので、一概に彼が悪いとは言えません」

「そうですか。成績の方はどうなんです?」

「成績は優等生そのもの。この間の定期試験でも実技。筆記の両方で学年一位を取りましたし事実上の学年主席です。ただ、他生徒と比べて遅刻の回数が目立っていますね。自治委員会から勧告文が回っているはずです」

「分かりました。後できつく叱っておきます」

 

 八百坂からの報告に出来の悪い弟を持つ姉のような、保護者のような立場からそう言うモニカ。せっかく学校に通えているのに、勧告文が出るほど遅刻していたのではいくら成績が良くても問題だ。いろいろと理由をこじつけて真夜と別居しているようだし、ここは一度きちんと雷を落としてやらないとロクな大人にならないだろうと、彼女は心を鬼にすることを決める。

 

「それで、その……肝心なことなのですが」

「なんでしょうか?」

「校内におけるボスの、女性関係ってどうなっているんでしょうか」

 

 恐る恐るモニカは代表者として百山に訪ねる。学校の見学も大切なことだがこちらも大切なことだ。モニカを含むIMA・CILメンバーは全員冬夜の【天然の女たらし】スキルのことをよく知っている。妖しい色香というか、不思議な魅力を持つ彼に長時間同じ空間に押し込めると言うことは、冬夜の女たらしスキルが否応なしに女生徒に向けられることを示す。リーナのような一件もあるので、冬夜が不用意に女子に手を出して女性問題に発展するようなことには彼女たちも避けたい。冬夜の精神力の強さは知っているものの、思春期真っ盛りの彼がその青い衝動に身を任せてしまうことも考えられる。できちゃった結婚なんて認めない。

 冗談半分でそんなことを聞いてきたのだろうと一高トップの二人は笑い話で済ませようと最初は思ったが、モニカのあまりにも真剣な表情に気圧される。学校見学よりも本題はこっちだったんだな、と彼らが察するまでそう時間はかからなかった。

 

「そうですね。我々の知る限りでは黒崎くんは1-Aの北山雫という女生徒と特に親密な関係だと聞いております」

「具体的には、どのような関係でしょうか?」

「あまり詳しくは知らないのでなんとも言えませんが、いわゆる恋愛関係にあるらしいです」

「なるほど。他の女子生徒との間にそういった話は」

「さぁ……。少なくとも私たちは聞き及んでおりません」

「そうですか」

 

 八百坂からの報告にホッと一安心したような表情を見せるモニカ。冬夜の浮ついた話が出てきたことに彼女は安心したのだ。普通は反対の表情をするのだろうが、そんなことになったらかえって不安になるところだった。あのたらしを数ヶ月放置しておいて色恋沙汰にならないなんて考えられない。

 

「良かった……。もう女子同士の修羅場が起こっていると覚悟していたから本当に良かった……!」

「恋人がいないという考えはお持ちでなかったのですか?」

「ないですね。これまで何人の女の子を長期依頼の度に口説いてきたことか……ふふふ」

(苦労されてるんですなぁ)

 

 疲れ切った目元が一瞬見えたが大人な二人はソレを見なかった事にしてあげる。これまで何人の女の子を振って泣かせてきたか。もう既に片手で数える以上の無垢な子女に『恋』という劇薬を与えた社長が健全な恋愛をしているようで社長代理は安心した。

 

「冬夜くんが高校生らしく生活しているようで、安心しましたか?」

「えぇ。後は美人教師に手を付けてないかを確認するだけですね。この学校には常駐しているカウンセラーがいるみたいですし、容易に二人きりになれる場所(=カウンセラー室)がある分念入りにチェックしないと」

 

 あの子はここに来るまでの間、一体どれだけのことをやらかしてきたのだろう。

 生徒の次は教師という、モニカの反応に百山と八百坂は同じ疑問を胸中に抱いた。

 

 ◆◆◆◆◆

 

 これはとても不思議なことなのだが魔法科高校は美形が多く揃う。一高はその中でも美少女の割合が高く、今年度は深雪やエリカを筆頭に数多くの将来有望な容姿を持った女子が多い。といっても、十師族を始めとした百家など、いわゆる『魔法師の名家』と呼ばれる家では、美形の子供が生まれることが多いため、そういった子供たちが通う魔法科高校がある種の巣窟状態になるのは、当然といえば当然と言えるかもしれない。

 

「こういうのを日本語で何というんだったか。百花繚乱?千紫万紅?」

「より取り見取り、じゃないか?」

「あぁそれだな。うん、多分それだ」

「見ていて飽きないわねぇ」

「あぁ全くだ。こんなにも美少女揃いだとは思わなかった」

 

 IMA・CIL各メンバーも相応に容姿の整った人物が多いのだが、それでもこうして一高の生徒たちを見ると感心せずにはいられない。一高の教師の案内を受けてグラウンドにやってきたサリナルヴァは、ちょうど体育の授業だった1-Aと1-Bの女生徒たちを見てそう思った。同様に、彼女についてきたキリシェやナタラーシャも生徒たちを見てそれぞれ感想を述べる。まだ授業は始まったばかりらしく、生徒たちは準備運動をしているだけだが、色とりどりの庭園(ガーデン)を見ていても飽きないようにIMAメンバーも見ていて飽きはしなかった。

 

「あの黒髪の女の子とかどう思う?」

「綺麗よねぇ。リーナちゃんもかなり可愛い女の子だったけど、まさか同じくらい綺麗な子がいるなんて思わなかったわ」

「あっちの溌剌そうな奴は?」

「アレはないわね。ボスが手を出すとは思えない」

「ふむ。ならばその子と組んでいる伏し目な奴はどう思う?」

「あっちは可能性があるな。ボス好みの体をしている。ああいう大人しめで体の凹凸が少ないやつを見るとな、ボスは目の色を変える」

「っていうか、あの子ボスの幼馴染よ。確か名前は北山雫。北山グループのお嬢様」

「あぁ、どこかで見たことがあるかと思ったらあの子がそうか。これは確実だな」

「その隣にいる子はどう思う?のほほんとした雰囲気をしたあの子」

「あー食ってそうだ。あぁいうタイプも好きだからなぁ」

「これでどこぞのお嬢様だったら確実、か……」

「四月から入学して約四か月ぐらいだから、多分同級生ぐらいで留まっていると思うんだけどねぇ」

「いや、下手をしたら部活の上級生とかも可能性がある。チェックは抜かりなくやるべきだ」

 

 なにかしらの審査員のように一人一人女生徒たちをチェックするIMA幹部たち。話をかける前に雫が冬夜の魔の手に落ちていることを読み切り、他の子女にも当たりをつける。隣のグラウンドで男子生徒たちが彼女たちにいい恰好を見せようといつも以上に気合を入れていることなど気にも留めず、三人は1-Aと1-Bの女生徒たちを見定める。そんな彼女たちの胸中にあるのはたった一つの疑問だ。

 それはすなわち。

 

 

(((この中の何人に手を出したんだろう……)))

 

 

 【カリオ○トロの城】のルパンよろしく、お嬢様やお姫様の心を奪うことにかけては悪魔的才能を持つ社長に何人の子が騙されているのか心配しているのだ。リーナのようにヤンデレ化するほど冬夜に囚われた無垢な女子は少ないけれど、それでも冬夜のために手を尽くしてくれる人は多い。これまでIMAやCILが事業を拡大してこれた要因の一つに行く先々で解決したトラブルに乗じて、そういった社会的地位の高い身分の子女を誑かしてきたことが挙げられる。

 

 かの古代共和制ローマ末期の軍人・政治家で知られるユリウス・カエサルが【禿の女たらし】と呼ばれていたように、冬夜も相当強烈な天然の女たらしであることは、IMA幹部の間では常識だった。ただし、かの皇帝と違い資産は潤沢に抱え込んでいる分。

 

「これで日本人を落とせばコンプリート、だったか?」

「アフリカはほぼ無政府状態だから、多分そうなんじゃないか?」

「まぁ、ウチには暦ちゃんやルナちゃんがいるけど、あの子はオトしたというより保護したというほうが適切だし……そうなんじゃない?」

 

 冬夜の女性関係について連想的に思い返していく三人は指を折りながら確認していく。その気になれば地面だろうが海だろうがすべてを破壊しつくせる竜姫キリシェや、最高クラスの超能力者(BS魔法師)のナタラーシャでも、社長のたらしが原因で世界大戦がまた起こるなんてことは避けたい。冬夜は『振って別れた』つもりでいるらしいが、USNAにいるリーナはまだ諦めていないのだ。 冬夜のカリスマ性に魅せられて入社したIMA・CILメンバーは冬夜の悪辣な話術(思わせぶりな言動)で不用意に女子が恋に落ちることを恐れていた。

 

「あ、いやまだオーストラリアが残っているな。あそこは普通の任務で行ったきりだ」

「そういえばインドネシアとかまだでした。諸島関連は行ったことありましたっけ」

「私の記憶している限りではないな。だが北半球にある大国ならば確実に一人はボスの毒牙にかかっている」

「第四次世界大戦なんて起こったら洒落にならないもんねぇ」

「IMAとCIL。ひいてはボスのために、確実に数を減らさないと」

 

 部下からの信頼が厚い社長、黒崎冬夜。

 戦闘能力の高さや人格の良さも信頼される要因としてあげられるが、その女ぐせの悪さも『しないはずがない』という点で信頼されていた。

 





とりあえずここまで投稿します。

依頼解決まで残った部分は三話分。最後の校正をして全て今日中に載せます。

投稿したら、就職活動に向けてしばらく小説の投稿は見送ります。

それでは、次話もお楽しみに!!

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