魔法少女リリカルなのは~ヘタレ転生者は仮面ライダー?~   作:G-3X

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少し体調を崩しており、更新が遅れてしまいました。

例によって少し短めですが、今回も楽しんでいただけたら嬉しいです。 

それでは。


第54話 雷の戦士 【前編】

「じゃあ、もうこの近くで反応のあったホルダーは倒したって事だな」

 

「はい、何とか俺と長谷川さんでホルダーは倒せたんですけど……」

 

俺の問いにヤスは、視線を横に逸らしながら答えた。

 

姫路ちゃんのお母さんから、姫路ちゃんが友達と海鳴デパートに行ったと聞き、俺とメカ犬は急いでデパートにやって来たのだが、目的地であるここ、海鳴デパートは悲惨な状態となっていたのである。

 

デパート内の棚の多くが倒れていたり、幾つかの壁も崩れ落ち、その壁の中の破砕した水道管からは、今も水が吹き出ている始末。

 

この惨状も問題ではあるけれど、俺達は今、それ以上の問題に直面していた。

 

それは、ヤスが視線を逸らしたその先に居た、二人の女の子達。

 

ショートカットな方の女の子が、芽衣ちゃんで、ボブカットな方が絵馬ちゃん。

 

この二人が、姫路ちゃんと一緒に来たお友達らしいのだが、もう一人の同行者である筈の姫路ちゃんの姿がこの場にない。

 

「このオジサンのおかげで、怪物から逃げられたんだけど、姫ちゃんと逸れちゃったんだよね」

 

ヤスを見ながら、芽衣ちゃんがE2のマスクを取った長谷川さんに、状況を説明している。

 

その近くでヤスが、オジサンと呼ばれた事に対して、肩を落として落ち込んでいるが、小学生から見たら高校生も社会人も歳の離れた大人という認識になってしまう場合が多いのだから、そこまで気にしていても仕方ない。

 

俺は項垂れるヤスの肩までは手が届かなかったので、代わりに背中を軽いて慰める。

 

「じぃ~」

 

そんな俺を真剣に見る人が……というか、漫画なんかで誰かを見詰める時などに、良く見掛ける擬音を実際に口に出しつつ、姫路ちゃんの友達の一人である絵馬ちゃんが、じと目で俺を見続けているのが、なんとも居心地悪い。

 

「ど、どうしたのかな?」

 

「この男の子……どぉこかで見た事があるんですよねぇ」

 

流石に意味も分からずに見詰め続けられるのは、良い気分がしないので、話し掛けてみたのだけど、絵馬ちゃんの視線が俺から外れる事は無かった。

 

それどころか、ゴシック調なスカートをひらひらと揺らしながら、微塵の躊躇もせず俺に接近してくる。

 

「あぁぁぁぁぁぁ!」

 

間近まで迫られた俺が、どうしたものかと思ったその時、絵馬ちゃんが驚愕の声を上げた。

 

まあ、本人にとっては驚愕しているのだろうけど、傍から見たらのんびりと間延びした声で、ふわふわした印象しか見受けられないけれど……。

 

「思い出しましたぁ。確か月刊海鳴のドラマ企画の予告動画で出演してた、男の子ですよねぇ!」

 

「よ、予告動画!?」

 

いきなり訳の分からない単語が飛び出し、今度は俺が驚きの声を上げる。

 

そして俺は、この状況にも答えを示してくれそうな頼れる相棒、近くで無心に小さな瓦礫を前足で弄り倒しているメカ犬に、視線で助けを求めた。

 

『うむ。これは恵理殿から聞いたのだが、予想以上に読者からの期待が大きかったらしくてな。撮影の終わった部分を幾つか繋ぎ合せて、有名な動画サイトで先行公開していたそうだぞ』

 

「俺……そんなの聞いて無いんだけど」

 

『そうだったか? まあ、良いではないか。世にマスターの姿が流れるのが、早いか遅いかの違いでしか無いのだし』

 

何でもない様に言うメカ犬だったが、心の準備というものは必要だと俺は思う。

 

「あ! じゃあ君が姫ちゃんと共演したっていう男の子なんだ!」

 

俺とメカ犬が言い争いをしている間に、長谷川さんへの話を終えたのか、芽衣ちゃんが今度は俺に指を示して、叫びだす。

 

絵馬ちゃんだけですら、見詰め続けられるのが苦痛だったというのに、新たな参加者が増えた事によって、俺の胃がストレスによる痛みに晒される。

 

「へぇ……君がね……なんと言うか、地味だね!」

 

「う~ん、そだねぇ~」

 

更に俺に対して多大なストレスを与えた後に、この辛辣な言葉。

 

確かに俺の容姿が、地味というのは自覚している事実ではあるけれど、面と向かってストレートに言われるとある種の絶望感というか、覆しようの無い現実を突きつけられたやるせなさを覚える。

 

ちょっと俺も、ヤスと一緒に落ち込んでも良いだろうか?

 

「……旦那」

 

「……ヤス」

 

そんな傷心な俺にきっと今、この時、この場所で誰よりも優しい瞳で俺を見てくるヤスに軽く肩を叩かれ、俺達は悪意の無い純粋な言葉の暴力に対して負った傷を癒す為に、互いに励ましのエールを送る。

 

気落ちする俺とヤスから興味は、メカ犬へと移ったのか。

 

久々に聞く、メカ犬の某玩具会社の試作品というあり得ない設定を、絵馬ちゃんと芽衣ちゃんが聞き入っている間に、何とかモチベーションを戻した俺とヤス、そして現場の検証を他の警察の人達に引き継いだ長谷川さんが、これからどうするべきか、話し合う為に瓦礫の片隅で丸まって、小さな作戦会議が開かれていた。

 

「メルト達の言葉を信じる訳じゃないけど、どうも今回のホルダーの狙いはタイミング的に、姫路ちゃんを狙ったものなんじゃないかって俺は思うんだ」

 

「ええ、純の旦那の言う通りだと俺も思います。俺が駆け付けた時も、ホルダーは明らかに姫路の嬢ちゃんを狙ってました」

 

俺の意見に、ヤスも頷きつつ賛同の意を示す。

 

「でも、そうだとするとホルダーが単体でっていうのが少し妙じゃないかな? 姫路さんの身柄が目的だとしたら、あの加山という男か、鳥羽さんが出張ってきてもおかしくは無いと思うんだけど」

 

其処に、長谷川さんが一つの疑問を提示する。

 

「……そうなんですよね」

 

確かに長谷川さんの意見にも一理あると、俺は思う。

 

もしもホルダー単体で、姫路ちゃんを連れ去ろうと画策していたならば、こんな目立つ事をすれば妨害にあう可能性が高くなるというのを相手側が考えない訳ではないだろう。

 

それこそ、強引に力づくでというならば、向こうの最大戦力である筈の鳥羽さんや加山を投入してこないというのは、おかしな話だ。

 

この状況による向こうの利点といったら、俺達が姫路ちゃんの行方を見失ったという事だが、それは相手側も……。

 

「ん?」

 

相手も条件は同じだと考えたところで、俺は違和感を覚える。

 

もしかしたら、俺達は最初から勘違いをしていたのではないかという事を。

 

森沢教授が、オーバー達を裏切った時点で、姫路ちゃんを狙っているのが事実だとしたら、少なからずその情報が、遠くない内に、俺達が知る事になるであろう可能性を、考えない筈が無い。

 

「まさか!?」

 

俺の思案している様子を見て、本来であればこういった手合いを相手にするのが本業である長谷川さんが、何かに気付いたのか、声を上げた。

 

おそらくだが、長谷川さんと考えと、俺の考えは同じだと思われる。

 

「な、何か分かったんですか!?」

 

「ヤス、俺達は多分だけど、まんまと相手の陽動作戦に引っかかったんだ」

 

長谷川さんの態度に、驚くヤスへ、俺は簡単に今の状況を説明する。

 

「陽動作戦?」

 

「うん。僕も今、その可能性が高いと思っていたところなんだ」

 

「まだ状況証拠でしか無いけど、今回、この海鳴デパートを襲ったホルダーの目的は俺達、仮面ライダーの戦力を少しでも分散させようとした相手の作戦なんじゃないかって事さ」

 

鸚鵡返し単語を返してきたヤスに長谷川さんが頷き、俺がその先を口にする。

 

確かに状況証拠でしかなく、全てはただの偶然という可能性も無くなった訳では無い。

 

だが、今の俺達は姫路ちゃんの所在地を完全に見失い、こうしてホルダーの反応があった場所に一箇所に集まってしまっている。

 

これが、本当に相手の作戦だとしたら、姫路ちゃんは既に森沢教授の手に落ちてしまったと考えてもおかしくは無い。

 

僅かな希望に縋るとしたら、この場に居ないオーバーとメルトが、未然にその企てに気付き、行動に移しているのを願うばかりだ。

 

「……まさか、あの二人組に期待する日が来るなんてな」

 

今まで長い事、戦い続けてきた敵を頼りにする時が来るなんて、夢にも思わなかったが、本当に俺達が今出来る事は、それ位しか思い付きそうに無い。

 

だけど、そんな俺の考えも、次の瞬間に全てが無駄となってしまう。

 

「あ! 姫ちゃんだ!」

 

「心配掛けてごめんね」

 

作戦会議をしている傍ら、俺の耳に快活な芽衣ちゃん声が響く。

 

だけど俺の耳に届いた声は、それだけじゃない。

 

今この場に居る可能性が限り無く低い筈の、姫路ちゃんの声までが響いたのである。

 

思わず声のした方に振り向くと、其処には友達との再会に喜ぶ姫路ちゃんの姿が、確かに其処にあった。

 

でも、俺はそれ以上に予想外な人物が目の前に居た事によって、掛ける言葉を失う。

 

姫路ちゃん達が再会を喜ぶ、その傍らにアタッシュケースを片手に掲げる一人の青年、鳥羽さんが居たのである。

 

「……なんで、鳥羽さんが?」

 

少し掠れ気味になりつつも、俺の喉から声となって一つの疑問が口から発せられる。

 

「あ、純さんも居たんですね。実は道に迷っていたところで鳥羽さんに会って、ここまで連れて来てもらったんですよ」

 

俺に気付いた姫路ちゃんが屈託の無い笑顔で、鳥羽さんがここに居る理由を説明してくれた。

 

もしも鳥羽さんが森沢教授に組する敵だったとしても、鳥羽さんの性格を考えれば迷子の女の子を保護する事は、充分に考えられるので、何の不思議も無い。

 

だけどそれは、メルト達から姫路ちゃんが狙われているという情報を得る前の話である。

 

森沢教授が姫路ちゃんを狙っているというのが前提の場合、それに組する筈の鳥羽さんが二人きりとなった絶好の機会を逃して、俺達の前に連れて来るとは考え辛い。

 

「ごめん姫路ちゃん。ちょっと鳥羽さんと話したい事があるんだ」

 

「え、はい。何か込み入ったお話とかあるんでしょうし、私は絵馬ちゃん達と向こうに、お邪魔にならない場所に行ってますね」

 

「……ありがとう」

 

俺は姫路ちゃんが友達を連れて、海鳴デパートの敷地内から出るのを見届けてから、一度だけ大きな深呼吸をした。

 

その間に、俺の足元にはメカ犬と、後ろには長谷川さんとヤスが控えている。

 

「どうした? 皆して随分と怖い顔してるぜ」

 

どうして俺達がそんな顔をしているのか知っているだろうに、鳥羽さんは以前と変わらない口調と笑みで問い掛けてくる。

 

「鳥羽さんに聞きたい事があるんです。どうして姫路ちゃんを俺達の前に連れて来たんですか?」

 

「何だよ。もう其処まで知ってるのか。俺だって教授から聞かされたばっかりだってのに、情報が早いな、おい」

 

俺の質問に、鳥羽さんが感心した様に言うが、それよりも質問に答えて欲しい。

 

「ふざけてないで答えてくださいよ!」

 

「別にふざけてるって訳じゃ、ないんだけどな」

 

全員の意思を代表するかのように、ヤスが鳥羽さんに対して声を荒げるが、肝心の鳥羽さんの方は、ただただ困り顔で、頬を指で掻く。

 

鳥羽さんは困り顔をしたまま、姫路ちゃんが消えた今ではその意味を殆ど失ってしまった、海鳴デパートの出入り口に視線を向ける。

 

「お友達と再会するまでは付き合うって、嬢ちゃんと約束したんでな。俺は仕事と約束は昔からきっちりさせるって決めてるんだ」

 

多分、鳥羽さんの言葉に嘘は無い。

 

それが鳥羽さんが貫く、譲れない信条なのだろう。

 

どうやら、敵という立場となっても、鳥羽さんの人としての在り様は、何も変わりはしないらしい。

 

でも、だからこそ、どうして鳥羽さんは仕事だからと言って、そこまで森沢教授の肩を持つのか、分からなくなってくる。

 

「どうして、貴方はそこまでして……」

 

決して短くない時間を共に戦ってきたからだろう。

 

長谷川さんが、質問というには小さ過ぎる声で呟くが、当人がその言葉に対して、答えを返す事は無い。

 

何故ならば鳥羽さんは、既に手に持ったアタッシュケースを開き、中に入っていたベルトを腹部に巻きつけて、戦闘出来る態勢を整えていた。

 

『どうやら話し合いはここまでの様だぞマスター』

 

メカ犬に言われるまでも無く、肌がチリチリと焼け付く様な感覚が、避けられない戦いの合図を俺に知らせてくれている。

 

俺は素早くタッチノートを取り出して、操作を開始した。

 

『バックルモード』

 

音声が流れて、足元に居たメカ犬がベルトに変形して、俺の腹部へと巻きつく。

 

気付けば、既にヤスも腹部にベルトを巻き付けて、長谷川さんもE2の仮面を手にしていた。

 

「「「変身!」」」

 

俺とヤス、そして鳥羽さんがタッチノートとカードデッキを、各々のベルトへはめ込み、長谷川さんも頭部にE2の仮面を取り付ける。

 

『アップロード』

 

『『アクセス・リンク』』

 

三つのベルトから音声が流れ、取り付けられた仮面は自動的にサイズが補正されて、固定され四人の戦う戦士がこの場に集う。

 

俺は光に包まれ、メタルブラックのボディーと、赤い複眼が輝く、シードへと変身を遂げ、ヤスも光の文様と重なり、プロトアクセスに変身した。

 

長谷川さんの場合は、既に元からメタルイエローに輝く、E2のボディースーツを身に纏っていたので、仮面を付けた以外に、大きな変化は無いのだけど、これも一つの変身だと言えるのかも知れない。

 

そして鳥羽さんの方も、ほぼプロトアクセスと同じ行程を経て、アクセスに変身すると、誰よりも先に動く。

 

「さあ! 楽しもうか!」

 

宣言すると、アクセスは一目散に突っ込んで来る。

 

対抗するのは。俺とプロトアクセスだ。

 

対して、E2はバックステップで下がり、素早くホルスターから専用銃であるESM01を抜き放つ。

 

「迎え撃つぞヤス!」

 

「はい!」

 

単純な徒手による近接戦闘だとすれば、鳥羽さんに一日の長があるのは、抗い様の無い事実だ。

 

しかしそれは一対一という条件下でこそ活きる。

 

俺はプロトアクセスと連携して、アクセスの攻撃に備える。

 

先制攻撃とばかりに繰り出されたアクセスの拳を、俺が受け止めて、その隙を付いて、プロトアクセスが横から蹴りを放つ。

 

だが、その攻撃をアクセスは軽く跳躍して避けるが、上へと逃れるのは最初から計算の内だ。

 

「はっ!」

 

後方からの掛け声と共に、ESM01の銃口をアクセスに向けたE2が引き金を引き、弾丸の嵐がアクセスを襲う。

 

流石のアクセスと言えども、この弾丸の嵐を避けきる事は出来ず、身体を丸めて被弾率を最小限に落としてはいるものの、手足に弾丸を受ける度に、小さな火花を散らす。

 

『畳み掛けるぞ!』

 

メカ犬に言われるまでも無く、俺とプロトアクセスは、ESM01の弾丸に被弾しつつ着地するアクセスに対して、追撃を仕掛ける。

 

アクセスの左右を囲みつつ、攻撃と防御を入れ替えて、反撃の糸口を可能な限り潰していく。

 

稀に、アクセスは俺達の予想を超えて、アクロバティックな動きも見せるが、その動きに対しては、後方から支援に徹してくれているE2がフォローしてくれるので、問題は無い。

 

「はははは! やっぱり戦うってのは楽しいな!」

 

決して有利な戦いだとは言えないこの状況に置いて、アクセスは戦いながら心底楽しそうに笑う。

 

根っからの悪人ではないと、俺を含めたこの場に居る誰もが理解している。

 

ただ戦うという事が、この人は誰よりも好きなのだ。

 

もしかしたら、鳥羽 直樹という人物が、森沢教授に協力するに至った背景には、俺達とこうして本気で戦いたかったという願望が含まれているのかも知れない。

 

俺の持つ常識から考えれば、そんな馬鹿なと思うところなのだが、鳥羽 直樹という人物を知ると、あながちその想像が間違っていないのではないかと思えてくるところが、彼の恐ろしさである。

 

「良いね! 最高に盛り上がってきた!」

 

アクセスはそう言いつつ、バックステップで一旦俺達から離れて距離を取ると、カードデッキから一枚のカードを抜き出した。

 

何かしら、ここでカードによる能力を使うのかと身構えるが、アクセスはカードをベルト横のスリッドに差し込む様子は見せず、おもむろにカードを持たない右腕を前面に突き出す。

 

最初は、その行為に何の意味があるのか、理解出来なかった。

 

しかし、次の瞬間に気付く。

 

先程アクセスが抜き出したカードが、普段のカードとは別物だという事実に。

 

アクセスが持つカードには、雷が描かれ、更にその描かれている筈の雷がカードの中で暴れ狂っているのだ。

 

その暴れ狂う雷の一部が、カードの中から飛び出して、突き出されたアクセスの右腕に纏わり、ブロンズに輝き、雷の様な金のラインが走る、ガントレットへとその姿を変えたのである。

 

ガントレットの中央には、細い溝が入っていて、アクセスはその溝の部分へと、持っていたカードをスライドさせた。

 

『アクセス・ライトニング』

 

アクセスがカードをスライドさせた次の瞬間に音声が響くとほぼ同時に、突如としてカードが光の粒子に変わり、アクセスの上空へと舞い上がり、小さな幾つもの雷がアクセスの身体を貫いていく。

 

その度に、アクセスの姿は、白い騎士の様なボディーから、ブロンズの鎧を纏うナイトの様な姿へと変わっていった。

 

そして雷が消えたその時、俺達の目の前には、今まで見た事の無いアクセスの姿があった。


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