無と無限の落とし子(にじファンより移転)   作:羽屯 十一

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初めまして、羽屯 十一と申します。
今作品が初投稿となります。
原作についてそれぞれの世界の設定を、自分なりの考察や妄想ですり合わせ、組み合わせてあります。 そのため原作と違う点が多々出てくると思います。 このような読み物に拒否・嫌悪を感じる方は読まない事をお勧めします。
また、作者が未熟者ゆえおかしな事を書いたりすると思いますが、皆さんの慈悲と寛大な心で見守ってくださると幸いです。


Prologue

  Prologue

 

 

 私は考える。

 

 神の似姿として創られた人間は知恵の実を食べ、考える事を知り、死という概念を得た。

 神は人間をエデンの園より追放し、人間も神から離れ自らの道を歩みだした。

 

 しかし無限の愛を持つ神はなぜ、一つの果実を食した人間に楽園からの追放という重罰を課したのか。

 無限の愛。ならば原因は”罪”ではあるまい。

 そう……もしや神は恐れたのではなかったか?

 神の似姿をし、神と同じく知恵を持ち、そして神に等しき”生命”を持つ者が誕生する事を。

 

 東の楽園の中央にそびえる生命の樹。 その実を手にする者が現れるのを……

 

 

 

 

 

 

 

 私は記憶している

 全てが存在しない事を

 

 私は知っている

 全てが存在している事を

 

 私はアイン

 私はアイン・ソフ

 

 生命の樹に表される根源にして深淵

 

 貴方は私の親

 貴女は私の子

 

 隠された位階

 セフィラの上に立ち、セフィラの底に眠るもの

 

 愛しき者よ

 思うように歩くといい

 全てはあなたの後ろに創られるのだから

 

 

 

 




えー、この時点では意味が分かりません。
……申し訳ありません。

この次からストーリーが本格的に始まります。
第0章として旅立ちまでを2・3話書こうかと考えています。

最後に。
自分本位な作品となるでしょう(断言) 作者としてエピローグを描けるよう細腕を奮っていきたいと思います。 よろしければ、お付き合いください。

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