ファイアーエムブレム 竜の軍師   作:コウチャカ・デン

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第11章「防衛線の結末」

 エトルリア軍の到着により辛うじて命を拾ったロイたちであったが、その代償はあまりにも大きかった……

 聖騎士マーカスの死は、まだ若いロイに大きな衝撃を与え、その心を傷つけた。

 そしてエトルリアの騎士軍将パーシバルと魔導軍将セシリアとの会談であるが……肝心のエリウッドがすぐに会談に臨める状態ではなかった為、会談は後日に延期されることになったのだ。

 そして一夜が過ぎ、ようやくエリウッドが落ち着いたころ、ロイは一人、与えられた部屋で自身の力の無さを悔やんでいた。

 

(もし、僕にもう少し力があれば……)

 

 三竜将ナーシェンとマーカスの戦いは、今のロイでは手を出すことが叶わない高みで行われていた。

 それが理解できるからこそ、考えずにはいられない。守られるだけでなく、マーカスと共に戦う力があれば、彼は死ななかったのではないかと、そう思わずにはいられない。

 本来ならば過去を悔いるよりも先にやらねばならないことが山積みであることもわかっているが、どうしてもこの想いに囚われ先に進めないでいた。

 だが、そんな想いからロイを救い上げるように、扉の外から声が聞こえてきた。

 

「ロイ、ちょっといいかしら?」

「リリーナ……うん、今開けるよ」

 

 幼馴染の突然の訪問に少し慌てつつも、ロイはわずかずつではあるが、思考が現実へと戻ってくるのを感じる。そして、リリーナを招き入れその顔を見たとき、彼は思い出してしまう。

 

「ロイ、大丈夫……?」

「リリーナこそ……ごめん。ヘクトル様のこと……」

 

 そう、ロイは確かに身近な存在を失ってしまったが、目の前の少女のように血のつながった家族を失ったわけではないのだ。

 

「僕たちがアラフェンの城にたどり着いた時、ヘクトル様はまだ生きていたんだ……あと少し早くヘクトル様を救い出せていれば、もしかしたら……」

「ううん。ロイのせいじゃないわ」

 

 更なる後悔に飲み込まれそうになったロイの手を、リリーナは優しく握りしめる。

 

「お父様の事は、戦場に出ると聞かされた時から……いいえ、もっと前から覚悟していたわ」

「それは……」

「ずっと、ね……お父様は『わしはきっと戦場で死ぬだろう』って、そうわたしやお母様に言い続けていたから」

 

 それはロイやリリーナが知る由もない。ヘクトルだけが感じていた、狂戦士の遺志が故の言葉であった。

 だが、覚悟が出来ていたとはいえ、家族を失って悲しくないはずがない。ロイだって戦場に出る以上、誰かが死んでしまうかもしれないと覚悟はしていたのだから。

 しかし、リリーナはその悲しみを欠片も見せずに、ロイを気遣う。

 

「それに、謝るのならわたしの方だわ……もしオスティアの反乱を未然に防いでいれば、ベルンとだってもっと戦えていたはずだもの……だから……!」

 

 そんなリリーナを、ロイは強く抱きしめる。無理をしなくてもいいと言って聞くような少女ではないし、何よりも言葉にできない想いがあったからだ。

 リリーナも思うところがあったのか、黙ってロイの背中に手を回す。

 

「……」

「……」

 

 しばらく無言で抱き合う。身の内に溜めた悲しみを、お互いの暖かさで溶かすように。

 だが、そんな時間も長くは続かなかった。ロイ達の居る部屋の扉の外から、ノックと共に人の声が聞こえたからだ。

 

「ロイ、ちょっといいか?」

「! マ、マークかい?! ……うん、今開けるよ」

「邪魔するよ」

 

 慌ててリリーナと離れたロイは、顔が赤くなっていると自覚しないままマークを迎え入れる。

 リリーナも真っ赤になって後ろを向いてしまっているので、マークは文字通り邪魔してしまったと理解し、心の中で頭を下げる。

 流石に言葉に出して追い打ちをかけるほど、彼は非情ではなかったが。

 

「……まぁ、思ったよりはマシな面をしているな」

「……心配をかけて申し訳ない。僕らは大丈夫だよ」

 

 ロイは笑みを作ってマークにそう告げるが、その程度で取り繕えるほど、彼が心に負った傷は浅くなかった。

 ロイ自身もそのことが自覚できたが、それでも前言を撤回するつもりは無い。彼はフェレ公子であり、リキア同盟軍の将であるゆえに、たとえどんなに辛かろうとも、無理にでもマーカスの死を乗り越えなければならないのだ。

 だが、精一杯の虚勢を張るロイに対し、マークは少し困ったように言葉を贈る。

 それは、マークなりのアドバイスなのだろう。

 

「無理に乗り越える必要はないと思うんだ。大切な人の命は、掛け替えのないものだから……焦って結論を出す必要はないんだ」

「マーク……」

「悲しみを昇華して、前に進む力にしようとしている若人に言うべき言葉じゃないとは思う。そうだな……前に進みたいのなら、エリウッドに相談した方がいいだろう。アイツも、それ相応の経験をしているから」

「父上が……?」

 

 そう言われても、ロイには思い当たる節が無かった。彼が習った歴史には、20年前に起こった戦いなど欠片も記されていなかったのだから。

 マークもロイの反応からそのことに気付いたが、これ以上は自分が語るべきではないと口を閉ざす。

 そして、過去ではなく現在へと意識を戻しリリーナへと向き直る。

 彼女と、いや、オスティアの騎士たちと共に戦うのなら、しっかり話しておかなければならないことがあるのだ。

 

「ヘクトルの事……申し訳ない」

「……マークさんのせいじゃ……」

 

 頭を下げるマークであったが、リリーナはその謝罪を受け切ることができなかった。

 彼の所為ではないと、理屈の上ではわかっている。だが、感情はそうはいかなかった。

 

(歴史をも変えると言われた、神軍師……)

 

 そこまで称されていたのなら、なぜ父1人助けられなかったのかと、そう罵ってしまいたい衝動を完全には消せなかったのだ。

 マークもそんなリリーナの思いが理解できてしまい、故に言い訳の一つも発することは無い。

 とはいえ、いつまでも頭を下げているわけにもいかず、不本意ながらもマークは話題を変えるようにここへ来た理由を述べるのであった。

 

「これから、エトルリア側との交渉を始める。交渉は盟主代理であるエリウッドの領分だが、一緒に来るかロイ?」

「……行こう。行かせてほしい」

「わたしも……!」

 

 そもそも、ロイにはこの交渉をエリウッドに任せきりにするつもりなどなかった。

 エトルリアへの助力を提案したのだ。その後起こるだろう事態は知りませんなど、そんな恥知らずな事をいうつもりなどロイには無い。

 

「よし、それじゃあ行くぞ」

「ああ!」

 

 気合を入れてマークの背に続くロイには見えなかった。マークの表情が、まるでいたずらを仕掛けた悪童のような笑みを浮かべていたことに。

 そしてロイ達は会談の場所までたどり着く。そこには、リキアを代表してエリウッドとフロリーナが、エトルリアを代表して騎士軍将パーシバルと魔導軍将セシリア、それにリグレ公爵であるパントがすでにそろっていた。

 

「遅くなって申し訳ない」

「いえ、それよりも後ろの二人は?」

 

 マークの謝罪を流し、パーシバルは彼の後ろに続いた二人の少年少女へと視線を向ける。

 

「フェレ公子ロイと、オスティア公女リリーナだ。次代を担う若人たちを同席させたいんだが、構わないか?」

「マーク……」

「構いませんよ」

 

 頭を抱えるエリウッドに対し、顔見知りであるからか快く受け入れるセシリアにロイ達はわずかに疑問を覚える。

 だが、事ここに至ってはその疑問を口にすることもできず、先方の許可も下りたとマークは2人を近くの椅子に着席させる。

 そうして始まった会談であったが、ロイはその始まりから驚愕せざるを得なかった。

 

「では……まずエトルリア軍の無断越境についてだが、これについて厳重に抗議させていただく」

「(えっ!?)」

 

 なぜ、どうしてそんな話になったのか訳がわからなかったロイの混乱をよそに、エリウッドはさらに言葉を連ねる。

 

「さらにリキア領内での戦闘行為、オスティアへの進軍は許容できるものではない。これらの行為は抗議で済むものではなく、それ相応の賠償を……」

「父上っ!」

 

 そこまでは呆然と聞いていたロイであったが、その意味が欠片でも理解できたと同時に思わず抗議の声を上げてしまう。

 だがそれも当然だろう。こんなものは、恩を仇で返すようなものなのだから。

 

「いくらなんでもあんまりです! エトルリア軍のおかげで窮地をしのぐことができたのに、事もあろうか抗議するですって!? 賠償を求めるって……!」

 

 声を荒げるロイに対し、エリウッドは再び頭を抱える。マークがこの二人を連れてきたときはまさかと思ったが……

 

「マーク、やはり何も教えずにこの場に連れてきたのか……」

「どういう……?」

 

 エリウッドの様子に、すぐに怒りより疑問が上回る。場を見渡せば、フロリーナも苦笑を浮かべ、セシリアもロイの反応を楽しんでいるように見える。

 パーシバルは興味深そうに、パントも愉快そうにしており、そこでふと気づいてしまう。

 

(エトルリア側は、誰も気にしていない……?)

 

 そう、あのような不条理な事を言われたにもかかわらず、エトルリア側の人達は誰一人として不快さや怒りを見せてはいなかったのだ。

 ロイが全てを知っているであろうマークへ視線を向ければ、彼は肩をすくめながらなんでもないように告げるのであった。

 

「中身のない会話は、聞いていて退屈だからな」

「まったく……」

 

 エリウッドは一つ大きな息を吐き、その意識を切り替える。ロイ達に真意を話す必要があるし、マークの言葉をエトルリアも無視はしないだろうと考えたのだ。

 事実、セシリアがロイへと積極的に現状の解説を始めるのであった。

 

「もともとパント様とマーク殿との間で話はついているのよ。今回の会談は国への言い訳とか、そんな意味合いの方が強いのよ」

「では一から説明させてもらおうかな?」

 

 そう言ってシルバー改めパントが立ち上がり、マークもそれに続く。

 さて何から話したものかとつぶやくパントに、マークはとりあえず事実を告げるべきだろうと提案する。

 

「そうだね……まず最初に、リキアはエトルリアに助力を求めなかったというのが始まりかな?」

「でも、現にエトルリア軍は……」

「彼らが来たのは、ここにいるリグレ公爵を保護するためだ」

 

 ロイにはエトルリアに助力を願うと説明したが、実際はパントの居場所を公開するようにという指示書だったのだ。

 その情報を得たエトルリアは公爵家の当主を見捨てるわけにもいかず、リキアへと軍を送らなければならなくなった。

 

「これでリキアはエトルリアに頭を下げることなくその力を利用し、ベルンを退けることができたわけだ」

「さらにエトルリアに対して無断越境という有効なカードを手に入れてね」

「でも、それじゃあエトルリアにとっての利が無いも同然じゃ……」

「ちゃんとあるんだよ」

 

 ロイの疑問に、パントは安心していいと笑顔を向ける。

 

「エトルリアとしても、ベルンの最近の行動は目に余るものがあった。だから、ベルンと関わる理由が欲しかったのさ」

「そして、これからもベルンににらみを利かせるために、リキアへ交渉のカードを渡したんだ」

 

 今回は公爵の保護という理由があったが、今後その理由は使えなくなってしまう。

 故に、リキアは今後もエトルリアに介入をさせるため、カードを切る予定になっていたのだ。

 

「エトルリアには、リキア復興を色々と支援をしてもらうことになる」

「もしベルンのリキアに対する攻撃が再開されたら、リキアに支援した人員を守るためという理由で軍を動かせるようにね」

 

 マークとパントが思いつく限り、現状打てる最善の手であると自負している。

 とはいえ、国と国との関係がそう単純でないことも理解している以上、気休めの域を出ないとも思っていたが。

 ともかく、事情を全て話してしまった以上この場で先程の続きを行う理由は無い。パーシバルは軍将としての役割を果たすべく動くのであった。

 

「しかし、彼の軍師がこれほど若いとは思っても見なかった」

「一応、この中では最年長なんだけどな」

「見えないわね……ぜひその若さの秘訣をご教授願いたいわ」

 

 セシリアの言葉に、肩を竦めるマーク。一見女性としてのセリフに聞こえるが、間違いなく騎士としての一言だろう。

 長く若さを保てるという事は、それだけ長い期間騎士として前線に立てるという事なのだから、軍人としてのどから手が出るほど欲しい技能だろう。

 もっとも、マークの若さの理由は再現性に乏しいため言葉を濁すしかなかったが……

 その様子からこの話題を続けるべきでないと感じたパーシバルは、多少強引に話を戻す。

 

「私としては、此度の戦いの詳細を聞いてみたいものだ」

「今回の戦いについては、パントもよく知っているぞ?」

「本人から聞いてみたいのだよ。もっとも、今回はそう言うわけにもいかないが……」

 

 軍将が二人も国許を離れている現状を長く続けるわけにはいかない以上、パーシバルは会談が終わり次第帰国しなければいけないのだ。

 

「また……今度はもう少し余裕がある時に、会いたいものだ」

「軍師や軍将に暇があるって言うのは、歓迎すべきことだしな」

 

 名残惜しそうにしつつも、パーシバルはパントと共に国へ戻るために会談の場を辞する。

 パントもおとなしくそれに続くが、去り際に残した微笑みから、再会がそう遠くないような気がしてならないマークであった。

 そんな具合で大筋の話が済み、エリウッドとセシリアが詳細を詰めていた中、ニノは息子の姿を探してオスティア城をさまよっていた。

 

「うぅ、やっぱり避けられてるのかなぁ……」

 

 戦いの直後は、怪我人の治療などでごたついてしまいすぐに話ができなかったのだが、ようやく時間が出来てみれば肝心のルゥに会えないと来て、ニノは若干涙目であった。

 そしてその涙目のニノの前に、探し人のことをよく知るであろう少年が姿を見せる。

 

「……なあ」

「あ、チャド君? ちょうどよかった、ルゥがどこにいるのか知らない?」

「……オレの事、覚えてたんだな」

「? 当然でしょ?」

 

 ニノがチャドと最後に会ったとき、彼は4,5歳であったのだがお互いにちゃんと覚えていたらしい。

 

「本当だったら、なんでいまさらとか言いたいところだけど……」

「ごめんね……」

「オレに言ったってしょうがないだろ」

「……うん、ルゥにもちゃんと謝る。それで許してもらえるかわからないけど、全部話すよ」

 

 前回とは違い、今回は覚悟を決めてきたのだ。なんと言われようと、ニノはちゃんと受け止めるつもりでいた。

 その覚悟が伝わったのだろう。チャドは、観念したように息を吐くのであった。

 

「分かった……こっちだ」

「ありがとう、チャド君」

 

 戸惑うばかりであったルゥを待たせる部屋へとニノを案内する間、チャドは双子の片割れであるレイの事を思い返していた。

 院長であるルセアが死んでから孤児院を出て行った彼は、ニノの事をどう思うのだろうかと。

 チャドがそんな事を考えている間に部屋へたどり着いたニノは、ようやく自分の息子と再会する。

 

「ルゥ……」

「……母、さん」

 

 やはりと言うべきか、ぎこちない再会にむしろチャドの方がやきもきさせられる。だが、割って入るわけにもいかずに見守るしかなかった。

 

「まずはごめんね……一番大変な時に、そばにいてあげられなくて」

「……ううん、先生から、少しだけど事情を聴いたことがあるから」

 

 ポツリポツリと交わされる言葉は、少しずつ数を増やしていく。

 ニノがルゥ達を孤児院に預けてからの話だったり、ルゥがチャドたちとどんなことをして過ごしていたかだったり、ベルンが攻めてきてからルセアが殺され、レイが出て行ってしまったことも話した。……もちろん、話をすると言った以上、ニノがどうしてこの地に帰ってきたのかという話が中心となる。

 

「……ナバタならベルンの手が及ばないから、そこで住めそうだってことで貴方たちを迎えに来たの」

「……でも……」

「もちろん、すぐじゃないよ?」

 

 父であるジャファルが賞金首であること、安住の地を見つけたこと……だが、今はやるべきことができてしまった。

 

「エリウッド様たちには昔お世話になったから、今回は私が力になる番なの。だから、決断するのはまだ先だよ。それまで、ルゥはリキアで……」

「嫌だよ! 僕も一緒に行く!」

「ルゥ……?」

 

 待っていてほしいと言うニノの言葉は、最後まで紡がれることは無かった。その言葉を遮ったルゥは、かつて別れた時ですら言わなかった拒否の言葉を発していた。

 彼なりの直感だろうか、あるいはルセアの死を見てしまったせいか、ここで母を一人で行かせてしまったら、今度こそ帰ってこないのではないかという不安に襲われたのだ。

 そんな不安を感じ取ったのだろう。ニノは自身の思いを撤回し、ルゥへと約束する。

 

「わかった。もう二度と、絶対にあなたを置いて行かない」

「母さん……!」

 

 何がきっかけになったのかと問われれば、きっとこの約束がそうだったのだろう。2人の間に漂っていたぎこちなさはいつの間にか消失し、彼らはようやく親子に戻ったのだった。

 

 

 

 ベルンとの戦いから数日後のとある夜。マークは一人、月夜を眺め永遠に失われた戦友たちに思いをはせていた。

 ヘクトル、オズイン、ケント、ロウエン、ウィル、レイヴァン、ルセア、セーラ、そしてマーカス……掛け替えのない友を失ったマークは、ただ静かに彼らとの思い出を振り返る。

 

「……いくつ戦場を越え、何度経験しても慣れるもんじゃないな」

「そうだね……どんな理由であろうと、仲間たちが散っていくのは辛いね」

 

 いつの間に隣にいたのか、エリウッドがマークの呟きに同調する。

 ベルンという大国を退けたのだから安い対価であったと思う者もいるだろうが、2人はそんな気にはなれなかった。

 後悔ばかりが胸に満ちそうになるが、今夜に限ってそれを無理に抑えることはしなかった。今夜だけは、仲間の死を悼むと決めたのだから。

 あふれる涙をぬぐう事もせずに立ち尽くす2人の間に、余計な言葉は存在しない。

 気持ちを整理するためでもなく、現実を受け止めるためでも、乗り越えるためでもない。ただ悲しいことを悲しいと言い、辛いことを辛いと言うだけの純粋な時間。

 マークとエリウッドは、今は亡き友人を想い、ただただ涙するのであった。

 


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