ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 〜 氷雪の融解者(上巻)   作:Edward

35 / 107
ようやく、サンディマとの直接対決までこぎつけました。
ヴェルダン編が予想以上に長くなってしまいましたが、あと2話程後処理の話がある予定です。

外伝扱いにするか、ヴェルダン編として一緒にするのか迷うところです。

いつもより文字数が多いですがご容赦の程お願いいたします。


刹那

「う!・・・、ここは?」

フュリーの片腕である副官が目を覚ます、体から先程あった痛みが消えていき心地よい感覚に体が覚醒した。

 

「大丈夫?遅くなってごめんね。」

「フュリー様、私は・・・。」彼女は天馬から怪鳥の背の上に立って畏まる。

 

彼女はその姿勢からフュリーを見るが、以前の隊長とは劇的に違う変化を遂げていた。

まずはその目である。以前までは少し頼りない所があったのだが、光るその眼光は心を射抜くがごとく強い意志を発している。

容姿も変わり果てており、長い髪は切り落としてボサボサで櫛を通した節がない。服もあちこちほつれており、汚れも浮いているが彼女は気にもしない様子の佇まいである。以前の身だしなみに気を使う隊長とは対照的に野生じみたものになっていた。

そして能力である。

先程にカルトの伝心を逆伝心で自身の音葉を発したのはフュリーでり、現在副官の傷を癒しているのもフュリーである。彼女は魔力を宿しており、聖杖を扱えているのが一番の変化であるだろう。

 

「フュリー様、御復帰おめでとうございます。私はきっとお戻りになられると思っておりました。」彼女は涙混じりに気持ちを伝える、フュリーは笑顔で答える。

「時間がかかってごめんね。おかげで私はまた一つ成長できました、これでカルトを助けてあげられる。

あなた達にもね、さあいきましょ!私たちでヴェルダンを落とすわよ!」

「はい!」

彼女は再び大空を舞う、ヴェルダンを落として先の戦いでシレジアが受けた失態を雪ぐ為の再戦が行われようとしていた。

 

 

フュリーが戦線復帰し、天馬部隊は一気に攻め上る。

サンディマが暗黒魔法を放つがフュリーの乗る怪鳥は天馬よりも魔法の防御能力が高いのか、魔法を受けても大したダメージを与えることはできないでいた。フュリーは即座に回復魔法で怪鳥を癒してそのまま直進する。

《よう、フュリー!舞い戻ってきたらいきなりの大仕事だな》カルトから伝心の魔法が届く

《カルト!あなたがいながらこのザマは何?あなたがゆっくりしているなら私がさっさとヴェルダンを落としてあげる。》

《エーディンの件があるからな、ここはお前に譲るよ。ただし、派手にやれよ!》

フュリーは笑顔を見せて突撃を早める、天馬部隊も彼女の怪鳥の早さに追いつけない。攻撃はフュリーが一手にに引き受けるつもりであるからである。

 

 

「な!あれはファルコンではないか!!それも、エルダーファルコン・・・。あれを手懐けた奴がいるのか!!」

サンディマは暗黒魔法を意にも介せずまっすぐ向かって来る者に驚愕する、その小さな影は瞬く間に大きくなっていきこちらに向かってきていた。

魔法の効果が見られないその飛行物体に戦慄する。このままでは間違いなくここまでやって来てやられてしまう、しかしここを退けば地上部隊がやってきてやられてしまう。

 

再度フェンリルを行使するが勢いは全く衰える様子はない、玉座に踵を返して待ち受ける。

館内部ではあの図体の大きいファルコンは入ってこれない、地上部隊がやってくるがファルコンの存在が厄介と判断したサンディマは内部戦闘に切り替える事にした。

 

《サンディマさん、聖杖が使えないなら私が救出いたしますよ。》

玉座で待つサンディマにフレイヤは伝心する。

《・・・どのみちここから逃げてもマンフロイ様に殺されるだけだろう、この国と共に滅びてやる。貴様の思惑通りにな。》

《あら、私は救出したいと思って》

《もういい、これ以上の会話は無意味だ。フレイヤ、あなたが持っている野心はマンフロイ様と違う物と私は感じている。足元を掬われないように祈っているよ。》

《・・・・・・忠告として聴いておきます。では最後に、あなたに贈り物を贈ります。これがあればあなたの力も増幅されるでしょう、じゃあねサンディマご武運を祈ります。》

サンディマの手にフレイヤの言う物が転送される。赤い宝石が埋め込まれた指輪、マジックリングが彼の元に届いたのであった。

 

フレイヤは伝心の魔法を終えて失策を知る。

「ご武運を・・・か。」一人つぶやく、その表情は氷のように凍てついており温度は感じられなかった。

私達ロプト教団に武運を祈る神はいない、絶望と破壊の神を信仰する教団では何よりの違和感であっただろう。サンディマに指摘されて動揺をしてしまったのかフレイヤは頭に手を当てる。

そして漆黒のローブを脱ぎ捨て一糸纏わぬ裸体を晒すと温度のない水へと入る、ヴェルダンを離れた彼女は次の仕事がありその準備を急ぐ。端正な肢体を洗浄すると足早に浴場を後にし、漆黒のローブとは違う貴族の社交場に用いられるドレスを纏う 。化粧を施し、髪を結い、手袋まではめれば彼女は淑女として振舞う。

 

彼女のその美貌に魅了されない男は数少ないであろう。また一人標的とされる男は魅了され、籠絡し、堕ちてゆく。彼女の表情はまた氷の様に冷たくなっていく。

 

「マンフロイ様、準備が整いました。」振り向き、伝えた瞬間に転移されて現れるロプト教団の最高司祭。

その圧倒的な魔力にフレイヤですら、多少の緊張を覚える。

「うむ、では行くとしよう。」再び転移魔法を使用した司祭は何処かへと消えていく、彼らの仕込みは世界を暗雲を加速させていくのであった。

 

 

天馬部隊がとうとうヴェルダン城上空を制空し、頭上を抑える。バルコニーに着陸したフュリー達はすぐに侵入はせず地上部隊の到着を待った。地上部隊がヴェルダンの城門を抑えないことには逃走される恐れがある、今は焦らないことが重要であった。

 

《フュリー、どうした?さっさと奴を討とうではないか。》フュリーの頭に伝心魔法が伝わる。

それは、人間のものではなく、先程まで背を貸してくれていたファルコンである。

《サンディマは暗黒魔法の使い手よ、うかつに飛び込めばかえって危険です。さらに逃走経路を遮断する為にも地上部隊が城門までたどり着くまでは様子を見ようと思います。》

《臆病風に当てられたのか?私の見立ては間違っていたか。》ファルコンはフュリーを挑発する様な口調であり、フュリーもその言葉にカチンときたのであろう睨み付ける。しかし二人の睨み合いはすぐさま中断され、フュリーは溜息をつく。

《実はそうよ、あなたの魔力に護られていたからサンディマの魔法にも真っ直ぐ突っ込めました。

でもここからはあなたの体では城内に侵入できない、私の魔力だけではサンディマの魔法を貰えば致命傷になる。多少臆病にもなりますよ。》彼女は冷静に切り替え直して率直な意見を述べた、彼女の変わった箇所には危機察知能力も含まれている。

 

《そういうことか、確かにこの姿では中には入れないな。では、こうしよう。》

ファルコンの体がわずかに光りだすと、瞬く間にその姿を人間の姿へと変貌していく。体はしぼんでいきフュリーとほぼ同じ背格好になる、白髪に真っ白な肌の女性と変貌する。そしてその白い肢体は美しいが全裸での登場に天馬部隊の面々は変身よりもそちらの方に驚かされる。

 

 

「全く、何てことを唐突にされるのですか。」フュリーに与えられた戦闘服を着込んだファルコンは一回転してその自身の姿に笑顔している。

「そうであったな、人間には羞恥心という物があった事を忘れていたよ。」真顔になって弁明する。

「それで、どうして人間の姿になったのですか?」

 

「これならばフュリーの護衛として城内に侵入できるだろう、嘴や翼がないから物理攻撃は弱くなったが魔法力はそのままだ。サンディマとやらの魔法は受け持つからフュリーは奴を倒せばいい。」

 

彼女の提案にフュリーは頷く、確かにサンディマの魔法を抑えてくれれば単独でも勝機は見えてくる。

城内には戦える者は殆どいないか、どこかに集中して待ち伏せに徹しているかはわからないがバルコニーに向かってくる兵士はいなかった。天馬部隊の面々が警戒しているが動向は無い。

ファルコンが内部に入れるとなれば天馬部隊の天馬はここに残して一気に侵入する事を決めた。

 

フュリーとファルコンは一気に王族の間を抜けて階下に降りる、途中に衛兵がいたが戦意はなく投降するのみであった。ジャムカ王子が殺害されたとの情報が彼らの戦意を喪失させ、守る意味をなしていなかったのだ。

実際はデューにより彼は拘束されており存命であるが、彼らの希望である王子喪失がこの国に絶望を与えていた。

フュリーは彼らの武器を取り上げて空き部屋に入れて幽閉状態にしながら先へ進む、王の謁見場にいるであろうサンディマの影を追う。禍々しい魔力にフュリーの魔力にも感知し始め、足の歩みを急がせる。

部下に城内の武装勢力の無力化に勤しんでもらう事にした、サンディマとの戦いでは二人で対処すると決めていたのだ。魔法防御力のない部下を入れれば死人が出る可能性が高いからの判断である。

 

「この先だ!」

「はい!」重々しい扉をファルコンは蹴破ると、謁見の間にはサンディマが不気味な笑みを浮かべて仁王立ちしている。

 

「よくここまで来た!ロプト神にその身を捧げてやる。」サンディマから瘴気のような魔力が立ち昇ってゆく、遠距離魔法からでは伝わりきれていない負の魔力の恐ろしさを肌で感じフュリーは悪寒を覚えた。

「ヨツムンガンド!」サンディマの魔法発動に瘴気は辺りから発生して形造り、二人に襲いかかる。

 

フュリーはサイドステップにて瘴気をかわすとシェリーソードを抜き放つ、その軽い刀身は重みを感じる事なくフュリーの速度に併せてくれている。助走の速度は落ちる事なくサンディマにたちむかっていく。

ファルコンはヨツムンガンドを防御体制に入って耐える事を選択する、両腕はクロスして胸下で構えて両足は地に根をはるように少しかがめて衝撃に耐える姿勢を取る。

着弾し、真っ黒い瘴気をファルコンを襲うが気合の声とともに両腕を広げて払って見せた。

「な、なんだと!」魔力を底上げされたサンディマの魔法でもってしてもファルコンに致命傷となる物ではなく狼狽える。フュリーの剣が振り下ろされてサンディマは後ろに飛んで回避するが、フュリーもさらに踏み込んでサンディマのローブを裂くのであった。

 

「なかなかいい動きをするな。」サンディマは薄ら笑いを浮かべて賛辞を送る。

鮮血が床に滴り落ちるが、左手がローブの中入り数秒すると止血されたのか床に落ちる事はななった。

 

《厄介だな、奴らは回復魔法なしでも徐々に体を癒す事ができるみたいだな。》

《はい、今の動作に魔法力は感じられませんでした。特殊な能力でしょうか?どちらにしても次は致命傷を与えます。》

フュリーは再度剣を握り直して、踏み込む準備をする。

サンディマはローブの中に入れた左手でマジックリングを取り出して右腕に嵌める、フレイヤから送られた指輪を使う気になれなかったのだがヨツムンガンドを防がれてしまった事により頼らざるを得なくなってしまった。苦虫を噛み殺すような表情で敵に塩を贈られた品を使用する。

 

嵌めた瞬間、自身の魔法力が指輪を通して増幅しておる事を自覚できる、サンディマは再び薄ら笑いを浮かべて魔力を放出させた。

ファルコンはその変化に気付き、抑制の一撃を入れる。

「ライトニング!」右手から光の魔法の初級魔法が放たれる。

 

サンディマの頭上から訪れる、光の収束をヨツムンガンドで相殺させて見せる。

「・・・!」ファルコンは目を見張ってその魔力の変化を見極める、指輪嵌める前のサンディマではおそらく打ち破れないだろうと推測したライトニングを相殺した事により指輪はマジックリングと断定する。

 

フュリーはその相殺している隙を突いてサンディマに刺突の一撃を繰り出す、体重と突進を纏わせて喉元への一撃にかけたのだがサンディマは再び魔力を纏わせる。

 

《フュリー!一旦引け!!》

ファルコンの伝心が脳内に響く、サンディマの魔法発動した直後を狙ったのだが再充填を完了していた。

再びサンディマは魔法を発動させる。

 

「ヨツムンガンド!」

フュリーの周囲より瘴気が集まり出して襲いかかる、マジックリングは魔法の威力だけではなく発動後の硬直時間も少なくなるようでファルコンは焦りを覚える。

 

フュリーはファルコンからの援護は間に合わないと判るや覚悟を決める、今までカルトやシェリーに支えられて今度はファルコンに支えられた。ここ一番では自身の力で切り開く力が欲しいと誓っていたフュリーはここで引くわけには行けない。剣をサンディマに突き立てんと更に速度を上げていた。

 

剣がサンディマの腹部を貫く瞬間とフュリーにヨツムンガンドが直撃したのは同時であった、二人は声も上げずに床に倒れこむ。

 

ファルコンは即座にフュリーをサンディマから引き離して奴の動向を確認しつつ回復に入る。

「リライブ!」ファルコンの右手から淡い光がフュリーを癒していく。

「う・・・。奴は、どうですか?」フュリーは即座に意識を回復させて、状況を聞く。

 

「奴も、死んではいないがしばらく動けないだろう。どちらの回復が早く済んで、次の攻撃をできた者が勝利者だな。」

 

「わたしは、大丈夫!」フュリーは立ち上がろうと膝に力を入れるが、全身に痛みが広がりうまく立ち上がれないでいた。力を入れた筋肉に激痛が走り、出血する。

瘴気はフュリーの全身を蝕み、内部で毒のように残っているかのようであった。カルトはダーマの遺跡でこの魔法を受けたと聞いていたが彼は回復もせずに立ち上がったと聞いている、フュリーは心底カルトの意志力に感心してしまう。

 

「奴はマジックリングという魔法力をあげる指輪を使っている、その攻撃を直撃して生きているフュリーの防御力も素晴らしいさ。今は動かずに治療を受けろ。」ファルコンは温かい言葉とは違い懸命に魔法で回復に努める、サンディマの方も回復を急いでいるのだ。この勝機を失いたくはないがフュリーも重傷を負っている、今の状態で放置すれば彼女の命の保証も出来ない。ファルコンの困惑は続く。

 

一時の時間が過ぎる、サンディマの流す出血は止まっており手足が動き出していた。やはり回復はサンディマが早かった、ファルコンは舌打ちをして奴を見張る。フュリーも随分良くはなっくてきているが体にまだ力が入っておらず、逃げ出す事もできない。

 

ファルコンは長い年月で人間に姿を変える事に成功するが、能力は限定されてしまう。怪鳥の時に大きな威力を発揮する嘴や羽根が扱えない事もあるが、完全な魔道士になってしまう為筋力は脆弱になってしまうのだ。

 

サンディマの暗黒魔法に有効な魔法攻撃は光魔法であるが、ファルコンにはライトニング以上の攻撃魔法は扱えない。あとは風魔法を幾ばくか使用できるがサンディマの魔法防御力の前には有効な手段ではなかった。

 

その間にサンディマは回復を終え、ゆっくりと立ち上がる。

「ちっ!まさか小娘にここまでやられてしまうとは、でもまあいいだろう。

そいつはまだ立てないようだしな、二人仲良く死んでもらうぞ!」

再び瘴気を纏わせて、悠然と距離を詰める。

 

ファルコンはフュリーの回復を中断させ、立ち上がる。

 

「ヨツムンガンド!」

「マジックシールド!」防御魔法でその場をしのぐ事にする。

先ほどのサンディマの攻撃間隔はファルコンよりも時間が短かった、ライトニングで対抗すれば第二波で直撃してしまう恐れがあった為の対処であった。

 

「ふはははは!時間稼ぎにしかならぬわ!その少しの時間、ゆっくり祈りでも祈るんだな!」

サンディマの勝利宣言を不快に聞きながら、ファルコンは必死に防御魔法を展開する。

 

「あなただけは逃げて、これは私の戦い。ここまで手伝ってくれて充分。」

フュリーは必死に立ち上がってファルコンの横まで歩み寄る、そしてシェリーソードを構えた。

 

「・・・フュリー、私はあなたと会えて変わった。

今まで目的もなくただ数百年生きてきたが、君と出会ってからの数日間でここまで私を変えてくれたのだ。

初めて友となれた君を守る戦いは私の戦いでもあるのだ、頼む!そんな事を言わず一緒に戦ってくれ!」

「・・・ごめんなさい、私たちはまだ負けてないわね。絶対に生きて帰るわよ!」

フュリーはファルコンの右手に添えて自身の魔力をファルコンには与える、サンディマは今まで遠距離魔法も使ってきた。魔法切れを起こせば私たちの勝利になると信じたのだ。

 

「小癪なくたばり損ないが!もういい!一気に潰してやる!」

サンディマがさらに魔力を込める。一帯は漆黒の瘴気で溢れかえり、地獄のような光景になっていた。

フュリーとファルコンは絶望の中でも、見失わず最後まで自身の力を振るい起こす。

 

ファルコンは自身を変えた親愛なるフュリーの為に

フュリーは自身の目的を共有しついてきてくれた親友の為に

 

二人の思いやるその心が、この絶望な状況を凌いでいた。

 

「ふはははは、もうすぐだ!もうすぐロプト神が二人の命を刈り取りに来られるぞ!!・・・!!」狂気に笑うサンディマに異変が生じる。

 

彼の首が飛んでいるのだ、フュリーはその光景が網膜に焼きつきかのように見入っていた。

胴だけになった彼の肉体は魔法の発動が止まるなり痙攣しながら膝が落ち、崩れ落ちる。

その崩れ落ちた体の背後にいる一人の青年、レックスによってサンディマは絶命したのであった。

 

「精霊よ、仇は打ちました。」レックスは持っていた斧に語りかけていたのであった。




ファルコン

長い年月を生きたファルコンは自我を持ち、知能と魔力を得る。それらの存在はヴェルダンでは魔獣と言われ恐れられている。
フュリーが手懐けた?ファルコンはエルダーファルコンであり、怪鳥時は嘴と羽根で攻撃する。

人間に変身可能だが人間時は魔道士なってしまう為、肉体の強度が一気になくなってしまう。
女性の出で立ちだが、実際の性別は不明。



ファイアーエムブレムのマムクートを参考にして少しアレンジしました。

物語のパワーバランスを崩してしまう存在になりかねないので、変更する部分はあるかもしれません。
賛否がありましたら、感想で物申してくれますと助かります。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。