機動戦士ガンダムSEED DESTINY ZIPANGU   作:後藤陸将

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さて、20日かけてオチをエイプリルフールにもってきた『うたかたの空夢』はいかがでしたか?
とりあえず、ここで一度『うたかたの空夢』に出てきたネタの数々をまとめてみました。

自分で言うのもなんですが、本当に凄まじいネタの数でしたね……


PHASE-? うたかたの空夢 ネタまとめ

うたかたの空夢 1

 

『うたかたの空夢』

元ネタ ウルトラマンダイナ 第42話『うたかたの空夢』より

 

ウルトラマンダイナ屈指のギャグ回でした。前作ウルトラマンティガに登場したゲストキャラを惜しみも無く登場させたり、物凄く細かい演出があったりと尋常ではなく凝っていたのを今でも覚えています。すごい人たちが真面目にふざけたらこうなるんですね。

……たかが夢落ちになんていう気合の入れようか。できれば川崎監督にはこれぐらい力を入れた話をもう少しやってほしかったです。結局この話を最後に平成ウルトラマン3部作のメガホンを取ることはなくなってしまいましたし。

 

 

 

『常に余裕を持って優雅たれ』

元ネタ Fate/Zeroより遠坂時臣の台詞

 

うっかりやの遠坂家の家訓です。時臣氏も娘の凜も外面からは家訓を実践しようと頑張っているように見えますが、結局は生来のうっかり癖のせいであまり余裕が見えないんですよね……

凜にいたっては優雅を維持するにもギリッギリの財政状態ですし。

 

 

 

『火星に配属されてしまうと死んでしまう病』

元ネタ ONEPIECEよりウソップの台詞

 

臆病さとネガティブさにかけては作中でダントツのトップを独走しているウソップの持病です。世界一ィィなドラムの医療技術でも手の施しようがない難病でもあります。しかし、結局強引に島に上陸させたりしても問題はないので、命に関わる病というわけではないようです。

 

 

 

『プラズマ百式』

元ネタ ウルトラマンダイナよりプラズマ百式 

 

ウルトラマンダイナに変身する主人公アスカ・シンの父親、アスカ・カズマの乗機です。秒速30万km、つまり光の速度で宇宙を進むことができるゼロドライブと呼ばれる機関を搭載した試験機で、カズマはこの機体での初めてのゼロドライブ臨界試験の最中、光の中に消えました。因みにこの機体、安全装置の類は全て外されている。安全装置よりもゼロドライブ計画のための機材の搭載を優先しろというカズマの主張を取り入れたらしいです。

……人一人消えているんだから、安全装置くらいつけなさいよと思うのですが。

後にシンもこの機体に乗り、ゼロドライブ臨界試験を成功させて生還します。彼の活躍により、ゼロドライブ航法は飛躍的に進んだとされています。

 

 

 

『中島と名乗った小太りの男性』

元ネタ ウルトラマンダイナよりSUPERGUTSのナカジマ隊員

 

ウルトラマンダイナに登場する怪獣やっつけ隊『SUPERGUTS』の科学分析担当員、ナカジマ・ツトム隊員です。やっぱり、科学分析の人ってのは太っているのがお約束ですよね。この人を出したのはノリです。

 

 

 

『人工知能のPAL』

元ネタ ウルトラマンガイアより人工知能PAL

 

ウルトラマンガイアに変身する主人公、高山我夢が製作した人工知能です。我夢の乗機であるXIGファイターEXに搭載されており、我夢が変身してパイロットがいなくなった時には代わりにEXを操縦する。ようは、変身のためのアリバイづくりのために製作されたわけである。

因みにこいつ、我が身を犠牲にして生みの親である我夢を救おうとする健気なやつです。基本的に性格も悪くないですし。

 

 

 

『俺も光が欲しいぜ……』

元ネタ ウルトラマンダイナよりアスカ・シンの台詞

 

主人公アスカ・シンが第一話、宇宙での演習の最中乗機が被弾して宇宙に投げ出され、自身の死を予想した時に言った台詞。この時、彼は後に人類を救う光と運命的な出会いをしました。

 

 

 

『マリネリス基地司令の奈原』

元ネタ ウルトラマンダイナ 第42話『うたかたの空夢』配役より

 

元ネタである『うたかたの空夢』では、前作のウルトラマンティガでは参謀、ウルトラマンダイナでは西アジア支部の司令という設定になっていたナハラ参謀がまさかの火星マリネリス基地にいました。まぁ、夢オチですからなんでもありなんですな。

というわけで、元ネタをリスペクトする形で奈原さんの登場でした。

 

 

 

『北条正義曹長』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所より北条正義

 

こち亀に登場する東大出身には全く見えないいかつい顔の男。実家が農家であるために農業知識も豊富。実は数年前に改名され、凄苦残念という名前に変わりました。まぁ、亀森鶴吉の前科もあるし、何年かしたらみんな慣れると思います。

あえて旧名にしたのは、残念に改名した後のエピソードよりも、改名前のエピソードの方がおもしろかったという理由から。

 

 

 

 

 

 

 

うたかたの空夢 2

 

『特殊兵士課』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所より警視庁特殊刑事課

 

皆さんご存知の通り、その事件の解決率、犯人の検挙率は警視庁でも上位に入る超エリート刑事集団。

……嘘は言っていない。ただ、その輝かしい実績も霞むほどの超弩級の変態集団でもある。因みに給料は全て特殊刑事課のメンバーのフィギュアで現物支給されます。

St.フェアリー女学園ではキモカワイイと大人気で、フィギュアも良く売れているとか。肉親であっても男性は中々入れないほど入校者には厳しい制限がかかっていることで知られるこの学園で海パン刑事が特別教師として招かれて入校を許可されたあたり、かなりの人気があることが伺えます。

 

 

 

『海パン大佐』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所より海パン刑事

 

特殊刑事課会員番号1番で階級は警部補。検挙率は100%を誇るエリート刑事。海パンは四次元ポケットのようになっているらしく、携帯、バナナなど様々なものが入っています。隠し事が大嫌いな性分らしく、全裸に対する抵抗は無い模様。何故かネクタイだけは外さない。

寒いときはタイツを愛用しています。また、夏は背中にホルスターの形の日焼けができたそうです。

 

 

 

『ドルフィン准将』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所よりドルフィン刑事

 

特殊刑事課会員番号5番。階級は警視。気温が35℃を超えると出撃するという幻のエリート刑事。イルカの調教師、ガラス職人、漫画家を経て刑事になったという複雑な経歴の持ち主です。

小型の潜水艇を所有しており、部下のイルカと共に出撃します。もっとも、潜水艇には武装はないらしく、武器は手榴弾のみです。海中で手榴弾が爆発した場合、イルカ達もその衝撃で戦闘不能になるのではないでしょうか?しかも、彼らの感覚器官もダメージを受ける可能性大です。

普通にイルカを虐待してませんかねぇ?

 

 

 

『予知能力を持つイルカ』

元ネタ 絶対可憐チルドレンより伊号

 

戦時中に敵国から逃亡してきたレベル7の予知能力海豚(プレコグ)。拙作での裏設定では、彼らの脳が轟天号のFCSと連動していることになっています。

 

 

 

呂井牟巣単愚(ろいむすたんぐ)大佐』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所よりムスタング刑事

 

特殊刑事課会員番号3番。F82ツインムスタングを駆る髭面のおっさん。原作では本名は不明だったため、ネタとして鋼の錬金術師のロイ・マスタング大佐から名づけました。『イシュヴァールの英雄(ひでお)、指パッチン、雨の日無能といったところは全て鋼錬からつけました。まぁ、結局出番のないただのネタキャラで終わりましたけどね。

 

 

 

『タイガー少佐』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所よりタイガー刑事

 

特殊刑事課会員番号2番。砲身に付けたペンで漢字を書いてしまう程の腕前を持つ。一人でどうやってⅥ号戦車を運用しているか謎ですよね。しかも、見た感じでは中身が高度に改造されているわけでもなさそうですし。

Ⅵ号で横田基地に突っ込んだという前科もあります。米国に喧嘩売る気か、エリート刑事。

ムスタング刑事と同様に本名が不明なので、拙作では某戦車エースの名前をもじってみました。

 

 

 

『姪は学生時代に戦車道の全国大会に初出場校を優勝に導くほどの鬼才』

元ネタ ガールズ&パンツァーより西住姉妹

 

大人気アニメの主人公とその姉。これまでのアニメに登場する戦車とかではキャタピラの動きは細かくない、砲撃の反動の描写がなかったり砲身の高さがおかしかったりと突っ込みどころ満載でしたが、それらの点でここまで凝った戦車の演出をするアニメというのは衝撃的でした。

拙作の設定では、タイガー少佐は西住家の出としています。……つまり、西住しほさんは妹ということですな。まぁ、夢オチですから許してください。

 

 

 

『伝嬢雨亭裸大尉&〆宮庵水大尉』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所より革命刑事

 

特殊刑事課会員番号6番。魔改造されたオープンカーに乗って交通社会の革命を目指す刑事。……それは交通課の仕事だと思ったのは私だけではないはずです。しかも一台の交通違反車両を逮捕するために周辺の十台以上の健全なドライバーを事故に巻き込んでますからね。

変態の巣窟である特殊刑事課でもトップクラスの変態です。

後述の月光刑事と同じく、二人で革命刑事とする資料があったり、伝嬢雨亭裸大尉一人を革命刑事とする資料があったりとややこしい人でした。

 

 

 

『武力による紛争根絶!!それこそが革命!!革命大尉がそれを成す!!拙者と共に!そうだ、拙者が!拙者達が革命大尉だ!!』

元ネタ 機動戦士ガンダム00ファーストシーズンより主人公刹那・F・セイエイの台詞

 

革命刑事を出そうにも、軍にいて交通事情の革命とか言ってもなぁ……ということで、革命する対象を代える必要に迫られました。というわけでいっそのこと、物騒にしてしまえということで、00の変革の概念をもってきました。しかし、これって正規軍人が言う台詞ではなくてテロリストの台詞ですよねぇ。

 

 

 

『ラジコン曹長』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所よりラジコン刑事

 

特殊刑事課会員番号10番。本名をラジ野コン太郎といい、実は妻子持ちなんですよ。あんな痛々しいのに。腕はたしかで、国内の大会でも優勝経験も多々あるそうです。神業テクニックなのはわかるのですが、一々必殺技っぽく叫ばずにはいられないという面倒な性分みたいです。

なお、日曜日も子供をほっぽりだしてラジコンに熱中している最悪の親です。

 

 

 

『美少女少佐』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所より美少女刑事

 

特殊刑事課会員番号7番。本名を麻生瑠璃華というが、れっきとした男性。少女漫画誌掲載時と少年漫画誌掲載時では衣装が異なり、少年漫画Verの方は正直いって……色々とキツイです。

少女漫画家志望なんですが、絵柄はどうみても少年漫画誌向けで中々評価されないのが悩みみたいです。

後のエピソードで葛飾署男子署員を集めたバレエチームを率いて麗子が率いる女子署員バレエチーム以上の評価を得ているところを見ると、幼い頃から超一流の講師の下でバレエを学んできた麗子を指導力で上回ることは確かなようです。……これに負けたとなると麗子の面目も丸つぶれですよね。

 

 

 

『ミレニアム少尉』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所よりミレニアム刑事

 

特殊刑事課会員番号8番。千年に一度しか登場しないことになっている伝説の刑事で、本人曰く西暦1000年にも出動したそうです。しかし、元ネタでは初出動から8ヶ月で再登場してますけどね。

学ラン着用に木刀、釘バット携帯といういかにもな硬派な番長という風貌ですが、実はかなり軟派でした。麗子にセクハラして拘留されてますし。しかし、日暮は4年に一度、中川龍一郎は5年から10年に一度、中川登志恵は29年に一度……などなど、読者が忘れるほどのブランクを空けてしか登場しないキャラがこち亀にはたくさんいますからね。彼もそのうちまた出てくるでしょう。

 

 

 

『お祭り軍曹』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所よりお祭り刑事

 

特殊刑事課会員番号11番。神輿の上に乗って祭りの季節になると現れるという刑事。本名は適当につけました。どうせ紹介するだけで出番はないですし。それにしても、神輿に乗るってのはいいんですかね?神輿って神聖なものだと思うのですが。しかも神輿のくせして携帯式ロケット砲内臓ですし。

 

 

 

『M機関』

元ネタ ゴジラFINALWARSよりM機関

 

その身体にM塩基という特殊な塩基が存在する、優れた身体能力を持つ人間(通称ミュータント)を集めた正真正銘の対怪獣エリート部隊。集団とはいえ、生身で怪獣と戦って勝利するという文字通りの人外の輩です。彼らが神輿を担いだら自転車並みのスピードが出そうですね。

 

 

 

『レインボー軍曹』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所よりレインボー刑事

 

特殊刑事課会員番号12番。本名は不明な4人の地味な集団で、両津曰く特殊刑事課一地味だそうです。目の前を犯人が通り過ぎても微動だにしないほどの立番の達人で、好みの女性のジャンルはマニアックです。両津はその辺がよく分かるみたいですが、自分にはよくわかりません。

 

 

 

『将棋中尉』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所より将棋刑事

 

特殊刑事課会員番号13番。本名は居尾車駒損ノ介。将棋の王将の駒を模した被り物をしているただのおっさんです。結局事件も解決できてませんし。彼の被り物は両面が五重構造の防弾になっているので、ライフルでも貫通しません。

 

 

 

『麻雀中尉』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所より麻雀刑事

 

特殊刑事課会員番号14番。本名は二盃口・吃・錯和ノ介。ぶっちゃけ将棋刑事の二番煎じ。特筆事項はないです。

 

 

 

 

 

 

 

うたかたの空夢 3

 

『TSF-JC120-6、スペースダンシングMS一号機の桜野くらら』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所よりスペース・ダンシング刑事

 

特殊刑事課会員番号9番。特殊刑事課唯一の女性(?)刑事で、ロボット。スリーサイズは身長を18.2mにした時にあわせました。あえてMS扱いにしたのは、キャラ的に描写がめんどくさかったからなんですけどね。MSにすれば描写いらないですし。

原作では使用する拳銃はマキシンでしたね。因みに機体番号のJC120-6はコミックス120巻第6話が初登場回であるところからとっています。これは後述する丸出ダメ太郎らも同様です。

 

 

 

『ハイパワーニードルガン』

元ネタ ウルトラマンティガに登場する兵器

 

最終章3部作に登場したスノーホワイトに搭載されていた唯一の武装です。スノーホワイトはマキシマのユニットが嵩んでいるので、ハイパワーニードルガンは有効回数は5発しかありませんでしたね。やっぱハイパワーニードルガンは5発限定でないと!!

 

 

 

『ビームリボン』

元ネタ 機動武闘伝Gガンダムに登場する兵器

 

アレンビーが駆るノーベルガンダムの印象的な武装です。やっぱセーラームーンをイメージさせるならノーベルガンダムの武装を出さないと……ということで採用しました。全く活躍しませんでしたけどね。しかし、もうGガンを超えるネタガンダム作品は二度と作られないのでしょうか。

 

 

 

『堀井技官』

元ネタ ウルトラマンティガよりGUTSのホリイ隊員

 

『うたかたの空夢』でもスペシウム砲の短い射程距離に敵をひきつけたら危険が危ないと語っていたホリイ隊員に出ていただきました。

やっぱり、うたかたの空夢ときたら彼の『設計ミス』や『実はこいつには重大な欠陥があってな』などが使いたかったので、出してみました。

 

 

 

『TSF-JC53-8 丸出ダメ太郎』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所より丸出ダメ太郎

 

警視庁のロボット課に勤務する警視庁開発4号乙型ロボット。実はかなり優秀で、本庁でもその性能が評価されて量産されていたんですよね、両津のせいで完全に量産計画がパァになりましたけど。本当は彼が開発した6号ロボットをシンの乗機にしようと思ったのですが、こっちの方がネタにしやすいので、6号は没にしました。

実は、拙作ではこの機体は広域戦術警戒管制機なんですよね。そもそも戦闘用じゃないんです。武装がしょぼいのもそのせいです。

 

 

 

『TSF-JC57-3 度怒り炎の介』、

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所より度怒り炎の介

 

警視庁のロボット課に勤務するロボット警官5号。感情が昂ぶると配線がショートして、燃料であるガソリンに引火して炎上する超危険な欠陥ロボです。本人曰く、ロボットは新しいほど偉いそうですが、自分より古いダメ太郎が出世して量産計画までも立ち上がって名実ともに偉くなっていることはどう思っているのでしょうね?

 

 

 

『5式ライター』

元ネタ 大日本帝国海軍 三菱 G4M 一式陸上攻撃機

 

日本帝国軍時代の人命軽視、攻撃重視思想の象徴として語られる通称一式ライター。両翼内の防弾設備が貧弱で被弾に弱いために敵機からの一掃射で炎上してしまうということから付けられた不名誉な渾名です。

……しかし、現在では本当にそこまで紙装甲の攻撃機だったのか疑問の声も上がっています。まぁ、それでも日本の飛行機の装甲は米国の装甲に比べても薄かったのは事実ですし、十分な援護を受けられないなどの過酷な条件下での任務などに従事したために撃墜率が高かったこともあるでしょう。

 

 

 

『MG-005-RXマウンテンガリバー5号 へ-0001号……略してMG5』

元ネタ ウルトラマンダイナよりマウンテンガリバー5号

 

うたかたの空夢に登場したなんかドムっぽい巨大ロボット。実はギアはオートマ、しかもマルチハンド方式だからオペレーターでも練習無しで操縦が可能なんです。マウンテンガリバーという名称は前作の防衛チームの副隊長のムナカタがまだ正式に名称が決定していなかったウルトラマンティガに付けようとした呼び名の候補からとられています。

離陸はスキージャンプ方式なんですよね、何故か。因みに格納庫にはミラーボールもあります。

 

 

 

『スペシウム砲』

元ネタ ウルトラマンダイナよりスペシウム砲

 

うたかたの空夢に登場したTPCの新兵器。火星で採取されるスペシウムという特殊な物質を使用するらしい。発射口は十字になっており、発射音はやはりあのお方の光線の効果音といっしょです。試作品なので3発しか撃てないし、射程が短いという欠点があります。

 

 

 

 

 

 

 

うたかたの空夢 FINAL

 

『月光少佐&美茄子大尉』

元ネタ こちら葛飾区亀有公園前派出所より月光刑事&美茄子刑事

 

特殊刑事課会員番号4番。月光刑事のコードネームは聖羅無々、美茄子刑事は聖羅美茄子。満月の夜のみ出撃するといわれるエリート刑事です。彼ら曰く、満月の夜は犯罪が増えるのだとか。まぁ、確かに統計上は間違ってないそうですけどね。

満月の夜(雨天時は覗く)に夜間戦闘機月光(対航空機用レーダーが装備されたタイプ)にのって出撃します。何故か米軍の空母インディペンデンスに墜落したこともありました。タイガー刑事といい、何でピンポイントに米軍に元敵国の兵器で喧嘩売るんでしょうね?

拙作ではアニメ版の描写も入れているので、変身前は普通のおっさんです。そして変身もアニメに乗っ取り、あのどこかのアニメで聞いたBGMと共に行います。当然、出撃前の儀式も再現しました。

 

 

 

『月虹一一型』

元ネタ 大日本帝国海軍 中島 J1N1S 月光一一型

 

月光刑事が登場する月光一一型になぞらえてみました。増設された銃座は月光の射銃をイメージしています。

 

 

 

『マーズ・スターパワー!!メ~イクア~ップ!!』

元ネタ セーラームーンRよりセーラーマーズの変身呪文

 

シン君にはセーラーマーズをやってもらうことにしました。理由?まぁ、シンのイメージカラーが赤だったからこれでいいかなぁと思いまして。種死のシン君なら女装しても見た目は通じると考える人も多いと思いますが、この作品のシン君は21歳ですよ?それに、帝国でみっちり鍛え曲げましたので、体格は原作時よりもよくなっています。そしたら……まぁ、見た目は少しきついでしょう。

 

 

 

火星人(マーシャン)……駆逐してやる!!一人残らず!!』

元ネタ 進撃の巨人よりエレン・イェーガーの台詞

 

この世の残酷さ、理不尽さを呪ったシンの口からあの有名な台詞が零れました。自分たちの不幸は、それを作り出す相手が全て悪い一途に思い込み、あまり深く考えようとしないシン君の悪い癖が出ましたね。

 

 

 

『ガラオン』

元ネタ ウルトラマンダイナに登場する3面ロボ頭獣ガラオン

 

身長56m、体重65000tというマーシャンが開発した巨大MA。三つの顔を持ち、それぞれの顔が攻撃オプションをもっており、ホログラムの投影も可能という中々の性能。元ネタであるダイナではミジー星人の侵略用ロボット兵器として造られたんですよね、下町の玩具工場で。

実はこのロボット、未完成でして本来であれば全長400mの超巨大ロボットとして完成するはずが、スーパーGUTSに製造がバレたため、完成していた頭部のみでの出撃となったんでしたっけ。何故か操縦がコックピットの天井から下ろされている紐をひっぱるっていうからくりじみた方法なんですよね。

ダイナファンなら一度はパーフェクト・ガラオンなるものを見たいと思うはずです。

 

 

 

『ハイパーメカキングギドラ』

元ネタ ゴジラアイランドに登場するハイパーメカキングギドラ

 

感想欄を見ても一発でこれを理解してくれていた人は極僅かでしたね。普通のメカキングギドラなら分かるひとがそこそこいましたけど。

ここで皆様に捕捉説明をば。この怪獣が登場したのは1997年10月から1998年9月にかけて週五日の帯番組としてテレビ東京系で放映された『ゴジラアイランド』という簡易特撮テレビ番組です。この番組自体、朝の早い時間に一回2~3分という超短時間放映されていたマイナー番組でしたから、知らないのも無理はないかと。

内容は簡単にいうと、バンダイのソフビを使った人形劇って感じです。平成ゴジラシリーズでは出番のなかった昔の怪獣の登場や、原作のネタを練りこんだサブタイトル、原作に使用されたBGMの使用など、ゴジラファンを唸らせる番組でした。全体的に怪獣達はどこか昭和臭のするキャラとして演出されていましたね。新旧メカゴジラ競演とか、轟天号もどきとか、今でも印象に残っているシーンがたくさんあります。

興味をもたれた方は一度鑑賞してみることをお勧めします。因みに作者は放映時に生で見たっきりで、DVD等は持っていません。

 

さて、ハイパーメカキングギドラですが、ゴジラアイランド第二部の完結編に登場した怪獣なんです。第一部でも首を全てメカにしたタイプのメカキングギドラが登場していましたが、これはその強化版にあたります。尾以外が全てメカになっており、翼の形状もオリジナルのキングギドラに近いものになっているのが特徴と言えます。

左右の首からは赤色のレーザー光線、中央の首からは氷付け光線を放つことができ、身体の一部が破損しても修復プログラムにより自己修復が可能という超チートロボで、ゴジラアイランドではデストロイアやスペースゴジラをさしおいて敵勢力の切り札として使われたほどでした。

 

長々と話しましたが、ようするに超マイナー怪獣ってことです。

 

 

 

『冷凍メーサー』

元ネタ ゴジラVSデストロイアより95式冷凍メーサー車

 

ゴジラVSデストロイアで活躍した自衛隊の超兵器です。ターゲットをマイナス200℃まで瞬間冷凍することができます。ハイパーメカキングギドラの武器が『氷付け光線』じゃかっこ悪いということで登場してもらいました。

 

 

 

『あんこうを模したマークが描かれたIV戦車号H型』&『黒森峰とペイントされたⅥ号戦車』

元ネタ ガールズ&パンツァーより西住姉妹

 

タイガー少佐の姪っこの愛車。この車両で90式メーサー殺獣光線車を牽引しています。高度な改造により、改造前は必要だった通信手が車長と兼任できるようになったため、通信手の役目は牽引するメーサー車の操作になっています。牽引車をあえて戦車にしたのは、タイガー少佐の趣味だからです。メーサー車が戦闘不能に陥っても切り離して後退することも可能ですし、最低限の自衛ぐらいはできます。

 

 

 

『90式メーサー殺獣光線車』

元ネタ ゴジラ×メカゴジラより90式メーサー殺獣光線車

 

対フランケンシュタインの怪獣ガイラ戦において初めて出撃した陸上自衛隊の66式メーサー殺獣光線車の後継機。自動化が進み、動作は全て牽引車で行えるようになったために要な人員は牽引車に乗る操縦手と砲手の2名となっています。

命中精度も66式とは比べ物にならないほどに向上しており、中々急所に攻撃をすることができなかった66式と違い、目や胸といった急所に攻撃を集中することが可能になっています。

 

 

 

『GNー001/hs-A01Dガンダムアヴァランチエクシアダッシュ』

元ネタ 機動戦士ガンダムOOV戦記よりガンダムアヴァランチエクシア

 

太陽炉を搭載し、全世界のMSを一瞬で旧型機へと貶めた第三世代ガンダムの一機、ガンダムエクシアに高機動ユニットを搭載した姿です。

 

 

 

『GN-005/PHガンダムヴァーチェフィジカル』

元ネタ 機動戦士ガンダムOOPよりガンダムヴァーチェフィジカル

 

太陽炉を搭載し、全世界のMSを一瞬で旧型機へと貶めた第三世代ガンダムの一機、ガンダムヴァーチェを実弾メインの装備に換装した姿。攻撃に回すGN粒子を防御に回せるので、防御力が向上しています。

 

 

 

『轟天号』

元ネタ ゴジラFINALWARSより旧轟天号

 

全長150m、全高38m、重量10000tの地球防衛軍に所属する万能戦艦で、艦の大破と引き換えにゴジラを南極に封印した武勲艦。海底軍艦に登場する轟天号とは細部に違いがありますが、後部甲板のVLSを使いたかったのでFINALWARS版を選びました。

南極の氷を砕いて突き進める艦首の鋼鉄のドリル、絶対零度光線砲が最大の武器と言えます。拙作ではドルフィン准将が保有しており、美少女少佐ら乗機がないメンバーも同乗しています。

 

 

 

『ビクトリーマーズ』

元ネタ 救急戦隊ゴーゴーファイブよりビクトリーマーズ

 

人類の文明の破滅を目指す災魔一族に対抗すべく、巽世界博士が設計したのがレッドマーズ1、ブルーマーズ2、グリーンマーズ3、イエローマーズ4、ピンクマーズ5の5台のマーズマシンです。

宇宙での救命活動を想定して製造された5台のレスキューマシンが操縦席にて456Vというコマンドを受けて『流星合体』することで、ビートルマーズという4足歩行ロボットが完成します。更に、ビートルマーズが変形(ライジングフォーメーション)することでビクトリーマーズとなります。

ビクトリーマーズは初登場話にて地球に迫る小惑星を宇宙にて迎撃し、見事これを発破することに成功、華々しいデビューを飾りました。元々宇宙空間での戦闘を想定しているため、超高熱環境高水圧環境にも耐えるほどの強度を持っています。

今作品ではシンの『マーズ』というコードネームにちなんだネタをなんか入れようと考えており、最初は聖闘士聖矢Ωの火星士を使おうと思っていました。しかし、ふとしたことでこのマシンの存在を思い出し、こっちの方が弄りやすいという理由でマーズマシンの投入を決めました。

 

 

 

『グランドライナー』

元ネタ 救急戦隊ゴーゴーファイブよりグランドライナー

 

ゴーゴーファイブが駆る5台の救急マシンやマーズマシンを現場へと運ぶ母艦となるゴーライナーと呼ばれる列車型母艦(一般の線路の上を走る、レインボーブリッジの上を走る、変形合体のために空を飛ぶなど無茶苦茶なところも多々あるシリーズ初の列車型マシン。先頭車両にマックスシャトルという支援メカを接続することで大気圏も突破可能)が連結合体した超巨大ロボです。

その全高は圧巻の80m、敵や先代の巨大ロボとは大人と小学生くらいの身長差があります。必殺技はバルカン砲とミサイルを両腕から放つ怒りの拳、グランドストームです。え?拳?どこが?って思わないであげてください。

変形しそうなイメージの湧かない機体だったため、初登場時はまさかこれが変形合体ロボになるとは思ってはいませんでしたね。

考えて見れば、自分が東映ネタを出すのも珍しいですね。そもそもあまり多くを見ていないというのもあり、ネタが多くないし設定もよく知らないというのが理由として挙げられますが

 

 

『烈車』

元ネタ 烈車戦隊トッキュウジャーより烈車

 

強い妄想力(イマジネーション)を持つ物だけが見る事ができる光の線路の上を走る正義の軌道車両のこと。正直色々と意味不明です。そして合体形態が酷すぎます。キョウレツオーとかグランドライナーと同じ列車型マシンに分類することが嫌なくらいには。もうちょっとデザインをなんとかできなかったのかと思います。はっきりいって、幼稚園児の落書きでまんま再現できるデザインですし。

 

 

 

『グワーム』

元ネタ ウルトラマンティガよりグワーム

 

デシモ星系人が操る生体兵器で、口から地球の大気を改造してしまう化学物質が含まれた紅い煙を吐く能力があります。元々戦闘用ではないので、攻撃能力は低いです。結果的にはGUTSウィング2号のデキサスビームで撃破されたあたりから考えるに、防御力もほどほどのものでしかなかったものと思われます。

拙作の裏設定では、口内にメーサー砲を内蔵していました。まぁ、スペシウム砲で瞬殺されましたが。

 

 

 

『Σズイグル』

元ネタ ウルトラマンティガよりΣズイグル

 

根源的破滅招来体がワームホールを通じて送り込んできたと思われる対ウルトラマンガイア用の兵器です。ガイアに変身する前の我夢を罠にかけて捕縛してワームホールの向こうに連れ去ってしまおうと画策していましたが、復活したウルトラマンアグルV2に阻止されてしまいました。

まぁ、結局は復活したアグルの噛ませ犬だったってことですね。

因みに拙作ではミサイルや高出力ビーム砲などを搭載して武装を大幅に強化しています。元々防御力は高く堅牢な造りなので、連合のアグニレベルの火器でなければ手傷を負わせることは不可能に近いので、撃墜には手間がかかります。

 

 

 

『キティ小隊の凜とした雰囲気のある物騒な少女』

元ネタ ウルトラマンダイナの『うたかたの空夢』よりキティ小隊

    武装錬金より津村斗貴子

 

ウルトラマンダイナの『うたかたの空夢』に登場したマリネリス基地所属のガッツウィング一号の小隊です。何故か小隊長は前作ウルトラマンティガのヒロインを使うっていうキャストの無駄遣い……そしてなんとも可愛らしい小隊のコールサインのギャップは噴飯ものでしたね。

拙作ではウルトラマンティガのヒロインを使うのもどうかと思いまして、津村斗貴子さんに登場していただきました。まぁ、後述するキャプテン・ブラボーの存在に合わせただけなのですがね。

 

 

 

『キャプテン・ブラボー』

元ネタ ウルトラマンダイナの『うたかたの空夢』よりキャプテン・ムナカタ

    武装錬金よりキャプテン・ブラボー

 

ウルトラマンダイナの『うたかたの空夢』に登場した伝説の提督、キャプテン・ムナカタ。彼は元GUTSの隊員であり、退職金代わりにTPCの万能戦闘母艦『アートデッセイ号』を強奪し、曙丸と改名した上で宇宙海賊船として運用していました。

何故か旧TPCマークにティガを模したドクロマークと丸地にムというマークを掲げて海賊やってた旧GUTSムナカタ副隊長……そして部下はウルトラマンダイナのスーツアクターの皆さんに元GUTSのシンジョウ。もう、ふざけすぎですよね。しかも凄い贅沢なおふざけです。

そして拙作ではこのキャストをキャプテン・ブラボーにやって頂きました。理由?いや、キャプテンが似合ってネタにしやすいキャラってことで浮かんだのがブラボーだったってだけですよ。因みに彼の部下ですが、同じく錬金戦団のルーキー、中村剛太君でした。




ハイパーメカキングギドラ、もといゴジラアイランドはやはりご存知の方は極少数でしたね。しかし、分かってくれる人がいただけでも自分は嬉しいです。

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