ハイスクールD×D×SHUFFLE!   作:ダーク・シリウス

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Episode8

 

 

「あっさりとバレたな」

 

「まあ、あの龍を出した時点で気付かれるさ」

 

「他にもあいつら(・・・・)がモンスターとして動いているし、

別に隠すようなことでもないし」

 

「追及されるのはまず間違いないだろう?」

 

「そうだな」

 

『ギェエエエエエエエアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!』

 

アジ・ダハーカの咆哮が火山地底の最深部エリアに轟いた。

その咆哮に呼応するかのように地面からマグマが噴出する。アジ・ダハーカの咆哮に

耳を防いでいた清楚たちは、各々と得物を構えて目的のアイテムを奪おうと動き出し始めた。

 

『格闘士』の百代が爆発的な脚力で一気に三頭龍の一つへと近づいたが、

残りの二つの頭の口から出る雷と吹雪に遮られた。体勢を立て直す百代に追撃するかのように、

アジ・ダハーカは翼を羽ばたかせて体を回転させ、サマーソルトを見せてくれた。

その動きに振り回される極太の尾が百代の体に吸い込まれる形で直撃した。

 

『ぐっ!?』

 

尾に叩きつけられ壁へと吹き飛ばされる百代。

そんな彼女にさらに攻撃しようと口を開いたその時。

 

『束縛する!』

 

『ついでに閃光玉!』

 

杖を振るったカリン。和樹も杖を振るったら、地面から生えた無数の茨が

意思を持っているかのようにアジ・ダハーカの全身を拘束した。さらに井上準が小さい玉を

アジ・ダハーカの真正面に投げたその瞬間に、眩い光が生じて三頭龍の視界を奪った。

 

だが、三頭龍は咆哮を上げ、アジ・ダハーカの周囲に地面からマグマが噴出したと思ったら

全身を拘束する茨を焼き消した。

 

『流石に・・・・・強いね。ちょっと戦っただけで全く勝ち目なんてないって思わされちゃう』

 

『でも、まだまだ戦えるわ!』

 

『そうだな。それとイリナ。まだまだ「私たちは動いていない」というのが正解だ。

今度は私たちもいくぞ』

 

勇ましく、勇敢に戦う。皆は三頭龍を囲むように広がって得物を振り回す。時折アイテムも使う。

アジ・ダハーカも全身を使い、炎と雷、氷の属性攻撃で対応、対抗、抵抗と哄笑しながらする。

傷付いた仲間をフォローし、注意を自分の方へ引きつけて味方の攻撃を当てるサポートをすると

永遠に繰り返していくその光景をしばらく見ていると、

 

『よいしょっと』

 

激戦を繰り広げる中で場に合わない

言葉を発する小雪は―――アジ・ダハーカの尻尾を伝って駆けていく。

アジ・ダハーカ自身も小雪の存在に気付き、振り下ろそうと尾を動かすが、

小雪が一歩早く三対六枚の翼を生やしている背中に飛び乗った。

 

『小賢しいッ!』

 

一つの頭が小雪を喰らわんと口を大きく開けて迫った。でも、その選択は間違いだった。

再びアジ・ダハーカは無数の茨に拘束されて身動きはとれなくなったのだ。

 

『いまだっ!行け!』

 

『うん!』

 

仲間にフォローしてもらい、小雪は弾丸のように物凄い勢いでアジ・ダハーカの頭に接近して、

額に付けてある宝玉を掴んだ。

 

『とったぞぉぉぉぉぉぉぉっ!』

 

「・・・・・」

 

不死は何も無敵じゃあない。攻略方法だって色々とある。最強はともかく、

無敵なんて存在は―――いないんだ。

 

「ほっほっほっ。見事に難関中の難関をクリアしたのぉ」

 

「流石に討伐は不可能に近いからな。クリアするなら、

ああいった仲間と何とかできるぐらいのことじゃないと」

 

「お前の場合、ガイアの力で勝てたんだろう?」

 

「そのガイアの力を頼らないと勝てないってことだ」

 

―――何時か、俺自身の力で勝ってみたい。そう思った俺はもっと強くなると決意した。

 

―――○●○―――

 

―――カリンside―――

 

『魔源の宝玉』を得た。北の地域から離れ、ギルド会館に戻った私たちはさっそく

NPC(ノンプレイヤーキャラクター)に報告をしたのだった。

 

「はい、『魔源の宝玉』です」

 

「おお、ありがとうにょ!これでミルたんは魔法少女になれるによ!」

 

・・・・・突っ込んでも良いだろうか。絶対に目の前の存在は少女ではないと。

 

「それにしても、よくあの凶暴な龍から数時間で・・・・・約束通り、

皆さんに良い物をあげるにょ」

 

良い物とは何だろうか・・・・・私は少し期待を胸に膨らませてカウンターの影に隠れた

NPC(ノンプレイヤーキャラクター)を見ていると、箱のようなものを取り出した。

 

「はいにょ。この箱を開けるときは部屋の中で開けるにょ」

 

そう言って部屋の鍵を清楚に手渡した。これで部屋の中に入れると思ったら、

 

「あの、他にもクエストがあるんですよね?」

 

清楚がそう尋ねた。

 

「勿論だにょ。他にも様々なクエストがあるにょ。他のクエストをしたいなら、

町に提示されているクエスト看板や、様々な店に入ってそこにいるこの町の住民に話しかけて

クエストを受けるにょ。それと期間限定のクエストもあるから、興味があるなら受けてみるにょ」

 

期間限定のクエスト・・・・・それはいつするのだろうか?清楚も私と同じことを思ったようで、

そのクエストのことを尋ねた。返ってきたのは―――。

 

「三日に一度、レアな装備と武具が手に入るクエストがあるにょ。

ただし一人一回の制限があるから、チームで行くなら頑張ってクリアするにょ」

 

レアな装備か・・・・・アジ・ダハーカみたいなモンスターがいるなら必要な物だ。

必ず手に入れたい。

 

「部屋はどこでもいいんですか?」

 

「そうだにょ。でも、ミルたんは一番高い部屋にしたほうがいいにょ。

高いところから眺める景色はとても綺麗だにょ」

 

「そうですか、ありがとうございます」

 

「最上階に行くなら魔方陣で何度かジャンプするにょ」

 

NPC(ノンプレイヤーキャラクター)がそう言う。

清楚は頷いて私たちを引き連れて上の階に行くための魔方陣へと足を運んだ。

 

「で、どこの部屋にするんだ?」

 

「最上階かな。あの人が親切に教えてくれたし」

 

「まあ、どこでも良いけどな。しっかし、あのドラゴン・・・強かったなぁー」

 

百代先輩が溜息を吐いた。きっとあの邪龍のことだろう。

でも、どうしてあそこにいたんだろうか。

 

「というか・・・・・どうしてあの邪龍がここに?」

 

イリナが私の気持ちを代弁するかのように呟いた。その答えは―――。

 

「まあ、僕は気付いたけどね」

 

和樹が苦笑いを浮かべてそう言う。何に気付いたのだろうか?

 

「なあ、何か知っているのか?」

 

「知っているというより、このゲームを考えた本人が誰なのかってことだね。

その人はアジ・ダハーカがいたことに信憑性が増した」

 

―――まさか?

 

「・・・・・まさか・・・・・」

 

楼羅が信じられないと目を丸くした。私と同じ考えに辿り着いたんだろう。

彼女の隣にいた悠璃が口を開く。その人物の名を発して―――。

 

「・・・・・いっくんが?」

 

「うん。この場にいない人物―――一誠の仕業だよ」

 

『っ!?』

 

和樹の言葉に皆が絶句した。やっぱり、そうなのか。

 

「一誠がこのゲームの首謀者だと言うのか?」

 

「現五大魔王と神と神王。それと理事長のサーゼクスさんとアザゼル先生、

川神学園の学長の川神鉄心さんと一誠は交流を持っているし、

協力を求めたら二つ返事で答えてくれると思う。

だからあの場にそれぞれのトップたちが集まって僕たちにこのゲームをするように言ったんだ」

 

「でも・・・・・何のために?」

 

私の問いに和樹は・・・・・私たちを見渡した。

 

「多分・・・・・今の現状じゃないかな」

 

「今の現状って?」

 

「あの人たちも言っていたように駒王と川神の生徒と組んでクエストをクリアしていく。

それを数日間もしていけばどうなると思う?」

 

「・・・・・仲良くなるってか?」

 

井上準が怪訝に呟いた。彼の返答は肯定と和樹は首を縦に振った。

 

「うん、それを一誠は望んでいたのかもしれない。僕たち駒王とキミたち川神の生徒同士、

仲良くなって欲しいと願ってこのゲームをさせられているんだと僕はそう思う」

 

「なるほど・・・・・今まで謎だったものが全て合点した。ということは、

今でも私たちの言動を見ているのかな?」

 

「そうじゃないかな?まったく、一誠も人が悪いね。僕たちに内緒で

こんな大イベントを考えるなんてさ」

 

多分・・・・・一誠だけじゃない。―――杉並もこの件に絡んでいるはずだ。

あいつなら喜んで協力すると思うしな。一誠の話しは魔方陣で最上階まで移動するまで続いた。

 

「さて、最上階に辿り着いたね」

 

「・・・・・扉が一つしか無い?」

 

「まあ、中に入りましょう?そして、箱の中身も早く開けたいからね」

 

清楚が鍵を部屋のカギ穴に差し込んでガチャリとロックを解除した。

そして、ドアノブを掴んで回しながら押すと―――。

 

『おおお・・・・・』

 

感嘆の言葉を漏らした私たち。部屋の中は・・・・・かなり広かった。

リビングキッチンがあって天井を幾つかの柱で支えていてとても広い空間だった。

 

「って、生活用品どころか、家具すらないんだな。キッチンだけあるってどうよ?」

 

「私たちが寝る部屋は・・・・・」

 

「それにしても凄く広いね。開放的な部屋だよ」

 

うん、こういう部屋も悪くはない。ここが私たちの部屋か・・・・・。

 

「さて、清楚ちゃん。箱を開けてくれ」

 

「うん、分かった。中身は何だろう」

 

NPC(ノンプレイヤーキャラクター)から受け取った箱を床に置いて、蓋に手を掛けた。

私たちが清楚を中心に囲んで箱の中身を何なのか、

静かに見守る最中・・・・・清楚が蓋を開けた。

 

「・・・・・なにこれ?」

 

疑問が浮かんだ。清楚は箱の中身を取り出した。それは―――巻き物だった。

 

「巻物?」

 

「みたいだね・・・・・」

 

「これが良い物なのか?なんだか、拍子抜けだな」

 

私も「そうだな」と肯定した。そんな中、清楚は徐に巻物を開いた。

 

「・・・・・『汝の願いを三つ叶えん』・・・・・って書いてあるよ?」

 

「三つの願いを叶えてくれる巻物?ゲームじゃ有り得ない超レアなアイテムだ」

 

「巻物に書くのかな?でも、ペンとかそういうのはないけど・・・・・」

 

「願いを籠めて言うんじゃないのか?試しに誰かが願い事したらどうだ?」

 

ゼノヴィアの提案に私たちは思わず顔を見合わせた。

誰が、どんな願いをする?と腹の探り合いでもするかのようにだ。

 

「じゃあ、僕がお願いして良いかなー?」

 

挙手して言う榊原小雪。彼女の言葉に反対する者は―――いない。

 

「そうですね。今回の功労者はユキですし、彼女に一つだけ任せても良いじゃないですか?」

 

「私もそれで良いで候」

 

「うーん。まっ、いいかな?いきなりどんな願い事を考えるなんて思い付かないし」

 

と、そんなこんなで彼女が願い事を一つだけ叶える権利が得た。でも、どんな願い事をするのか?

 

「それじゃ、小雪ちゃん。どんな願い事をするの?」

 

清楚がそう尋ねた。その問いに榊原小雪は満面の笑みを浮かべて願い事を言った。

 

「うん!ここに一誠を連れて来て欲しい!」

 

刹那―――。カッ!と巻物が光を発した。

 

 

―――○●○―――

 

 

―――一誠side―――

 

「はっ?なんだこれ!?」

 

突如、俺の体は光に包まれた。

小雪が疑似空間に連れて来て欲しいと願った途端にこんな現象になった。

アイテムに関することは全てアザゼルに一任している。だから俺は、アザゼルに問いだした。

 

「アザゼル!運営側の俺にあの空間に転送できるシステムなんて設定したのか!?」

 

「いやー、『願い事』だからな。とりあえず、ゲームに関する願いなら何でも

叶えるようにしてあるが・・・・しょうがないだろ?」

 

「そんな悪そびれていない態度で『しょうがないだろ?』と言われて納得できるか!」

 

「ははは!まあ、なんだ。楽しんで行けや」

 

そう言うアザゼルを余所に、俺は首の下まで光に包まれた。

 

「・・・・・杉並、後は頼む」

 

「任された。主のシーグヴァイラ・アガレスのこともよろしくな」

 

「出会ったならな」

 

そう言った直後。俺は完全に光に包まれて―――意識が遠のいた。

 

―――イリナside―――

 

光った巻物からなんと・・・・・本当に一誠くんが出てきたわ!

凄い、この巻物は本当に良い物だったわ!私、紫藤イリナは興奮が収まらないでいたけど・・・。

 

「さて、一誠。色々と教えてもらうよ?」

 

式森くんがこわーい笑みを浮かべていたわ。

 

「・・・・・帰って良いか?」

 

『ダメ』

 

わー、異口同音で皆が揃って言った。一誠くんは皆に囲まれた状態でちょっと溜息を吐いて、

白状とばかり告げた。

 

「・・・・・和樹が言ってた通りだ」

 

「やっぱり、そうだったんだね。でも、どうして?」

 

「俺たちに対する印象を改めて欲しくてな。だからこのゲームを企画したんだよ。

杉並と一緒にな」

 

イッセーくん・・・・・。

 

「それで、首尾はどうなの?」

 

「今のところ、上々と言ったところだ。やはり、

お互い対面しないと分からないことが多いようでな、話し合ってみれば分かり合っている」

 

「そっか。それなら、一誠に内緒でゲームさせられている意味があったね」

 

「・・・・・悪かったな」

 

式森くんが何気に棘のある言葉を吐く。

 

「でも、少しは楽しい思いをしているだろう」

 

「新鮮さがあるって言っておくよ?だけど、まさか本当に一誠が来るなんて驚いたよ」

 

「呼び出された俺自身も驚いたけどな」

 

「わーい、一誠だぁー♪」

 

そのイッセーくんを呼びだした小雪は、イッセーくんに抱きついた。

 

「運営側、ゲームマスターの俺がゲームをするなんて・・・・・」

 

「ゲームマスター?」

 

「このゲームの世界じゃ俺はチートな存在だ。

だから、今回の企画者である俺と杉並はゲームマスターとしてお前らの言動を学校の中で

様子を窺っていたんだよ」

 

「もしかして・・・・・五大魔王さまたちも?」

 

清楚の言葉にイッセーくんは首を縦に振って頷いた。

 

「ゲームを楽しんでもらうのも理由の一つだが、駒王と川神の生徒が互いに分かり合い、

仲良くなって欲しい理由の方一番だ」

 

「一誠くん・・・・・」

 

「一誠・・・・・」

 

「まあ、一週間もあるんだ。次第に仲良くなってくれると俺は信じている」

 

そう言ってイッセーくんはにこやかに笑みを浮かべた。そんなイッセーくんに、

 

「一誠、私たちはもう仲良くなっているぞ?」

 

「うんうん、そうだよん」

 

「そーだよー?僕は一誠と仲良しだよー」

 

「ユキ、一誠だけじゃなく、他の皆と一緒に仲良くしてほしいって一誠は言っているんだぜ?」

 

「そうですよ。それも確かに大事ですがね」

 

「兵藤くん。私は初めて駒王学園の皆と話をしたで候。

とても、親しみやすいメンバーで候」

 

川神側の生徒たちが朗らかに言ってくれたわ!うーん、何て良い人たちなんでしょう!

 

「・・・・・ありがとうな」

 

『―――っ!』

 

一誠くんが笑ったわ!もう、それだけで、イッセーくんに好意を持っている皆が、

 

「・・・・・いっくん成分が満たされた」

 

「ふふっ、一誠さまの笑顔は素敵ですね」

 

「なんだか、今までの疲労が一気に無くなった気分だよ」

 

ゼノヴィアとデイジー以外、悠璃と楼羅、清楚が嬉しそうに笑った。

勿論、私も感謝されて照れちゃう!

 

「ところで一誠、ゲームマスターということなら・・・・・この一週間に起こるイベントとか

知っているんだよね?」

 

「当然だろう?でも、それは俺たちを見守っている杉並たちが行う予定だ。

俺から何も教えれない」

 

「じゃあ、私たちはこれからどうするべきなのか?」

 

「とりあえず―――千もあるクエストを完全にクリアしていけばいい」

 

せ、千・・・・・っ!?

 

「一誠・・・・・千のクエストって・・・・・マジで言っているの?」

 

「駒王と川神の生徒を合わせて千人以上入るんだ。チームを組んで少なからず減るけど、

それでも一週間の間にクエストをし続ければなんとか全クリアできる」

 

「因みに・・・・・どんなクエストがあるの?」

 

「討伐や生産、NPC(ノンプレイヤーキャラクター)の願いを叶えたり、

町に襲撃してくる巨大モンスターの防衛・・・それとNPC(ノンプレイヤーキャラクター)同士のカップルを

誕生させるクエストもあるし他にも色々とあるぞ。

全部、NPC(ノンプレイヤーキャラクター)からクエストを受けれる」

 

うわー、結構あるのね・・・・・なんだか、先が遠く感じるわ。

でも、皆と協力すればできないことはないのね?

 

「さて、俺からちょっとだけアドバイスをしてやるよ。この家に家具とか私生活の用品すらない。

つまり―――」

 

NPC(ノンプレイヤーキャラクター)から専用のクエストを受けて報酬を受け取るってこと?」

 

私は思ったことを言うと、イッセーくんは笑みを浮かべて頷いた。

 

「その通りだ。食材も東西南北に生息するモンスターや魚、野菜から採取しては集めて、

クエストをしてもらう。まあ、食事する店や場所も設けてあるからそこで食べても構わないし」

 

「それは皆が知っているの?」

 

「ガイドブックに全て記してある。何の不備もないさ」

 

凄い!流石はイッセーくんね!

 

「休憩が終わったら、皆にはクエストをしてもらう。そう、色々とな?」

 


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