もう、大変です。仕事とか(泣)
もく(泣)しか出てこない(泣)
・誤字脱字あるかもしれません。
・なんかまたオリキャラ出てますゴメンなさい。
参加人数が限られた中、それが始まった。
『大魔闘演武』オープニングゲーム〝
今それが開始しようとしていた。
(こ、これは!)
姿は少女然としているメイビスだが、それでも
この事実を早く知らせるべく、三代目と六代目を務めている
「マスターマカロフ!」
「ぬぉぉおっ!? 急に大声を出してどうされたのですか初代?」
応援ということもあり、年に合わず応援団を彷彿させる学ランを着込んだマカロフに、若干興奮気味で、まるで近未来の出来事を目の当たりにしたかのような反応をしている少女のメイビスが指差した方向にへと顔を向けると、
「おぉおうッッ!?」
「どうしたのマスター!? マスターメイビスも! ・・・・うん? どうしたのアスカ?」
「みてみてー」
メイビスとマカロフのマスター二人がワナワナと震え始めていることに不審に思ったビスカが、愛娘であるアスカが服を引っ張って何かを指差している。父のアルザックと共にそちらに顔を向けるとそこには、
「ほほぉ~。やっと偉大なる俺に気付いたか? 本来ならば偉大なる
「さ、流石は
今まで
そんな青年がバナボスタを椅子にしているというこの場面、どう見ても青年が目上となっていそうだが、あの巨漢をここまで、あの
アスカと一緒にビスカが『ハイ見ちゃダメよー? 今のは忘れるのよ?』と他のメンバーと共にアスカを安全地帯へと移動させた。
ゴホン、と。この人間イスという近代的嗜好(隔たった情報)に気になってしょうがなかった幽体のメイビスの代わりに、マカロフが聞く。
「あー、そこの青年や? そのー、それって・・・・」
「フハハハハ! 何だご老人よ? このバナなんとかいう椅子のことが気になるのか? あぁ、まぁこれは『
その言葉に、
(なにっ?)
ビキィ! と意識はあると言うのに、何故かバナボスタが這うような姿勢なっているのを〝疑問に思わなくなってしまった〟のだった。
まるで、無理矢理引き剥がされたかのように。
他の
「魔法、ではありませんねこれは」
それを眺めていたのは唯一幽体であるメイビスだけがその事象を冷静に分析していた。
「ふむ。今の
どこまで上から目線で言ってくるのか分からないが、だが彼の言葉は何処か重みが違うように聞き感じ、
「君の、名は?」
「うむ。
「〝
ぶわっ! と沸き出る観客から出た歓声が最前列で応援していた
「なっ!! いつの間に!?」
「おわあぁあ!? えっ?」
そんな子供にキングと呼ばれた獅子のように、王のような構えるその青年に笑みを浮かべたまま溜め息をつく。
「おいおい、ヲユキ。俺の堂々たる王としての言葉を邪魔するとは・・・・万死である万死!」
「王だからってね、万死万死使えば良いってハナシじゃないんだよ王さま? あっ、自己紹介がまだだったね。ボクはこのキングと同じギルド《
にこやかに笑う少女の子供に、マカロフやマカオ、ワカバも対応が困っている。
「まぁ、王の
「何ぃ?」
キングの不躾過ぎる物言いに勿論のこと
キングに向き合い、人差し指を椅子にしている顔がカクカクしている巨漢に向けて、言い放つ。
「報復、ですかな?」
「この境遇を見てそれを語っているのか
「つまりこの王サマが言いたいことはですねお爺ちゃん。ギルドをメチャメチャにされたからこれで互いに納めましょう、と言っているんだよ? まぁ、
ヲユキがそう言いながら、キングに唐揚げの串刺しを分けて、椅子になっていたバナボスタをヲユキから助けると、用意された観客席に座り、またも箱ごと買ってきていた唐揚げの串刺しを再び美味しそうに口に頬張っている。そして、事も無し気に『
「そして、あの有名なギルド『
「な、に? マスターじゃと? では、そこの男は!」
「いやいや、確かにバナボスタもマスター
パクパクと真剣な話をしているのだが、気にしないで食べるこのヲユキという子供のペースに、他のメンバーであるマカオやワカバ達は肩をすくめている。
「マスター交代。それをした時に君たち
笑顔で答えるこの子供だが、そう言えばと周りのメンバーたちが気付き始めた。
そう、子供の割には重要過ぎる話を知りすぎていないか? という疑問だった。ギルド同士の紛争は多くは無いが少なくもない。だがそれは幾らギルドのメンバーである子供にまで知らせるのか? と。
よく見れば
一体何者なのか、と。
「まぁ。そういうことですよ? マカロフさん。別に
にこにこと笑ったヲユキの可愛らしい顔に、マカロフは血の気が引くのを覚えた。
いや違う。たまたまじゃ、たまたま
白髪に可愛らしい顔。ぶかぶかの服を着てマフラーさえ巻いている少し奇妙な格好の子供。やはり何処からどう見てもウェンディのように小さき子供にしか見えなかった。
「ふふふ。ありがたい感想だよ。お爺ちゃん」
ゾッ!! とマカロフは思わず子供に向ける目ではない、まるで脅威を目の当たりにした瞳を向けてしまった。
「むぅ、ヲユキよ? お前は少し喋り過ぎているぞ? この会場の活気と歓声と共に見ていようじゃないか、我ら『
「ごめんごめんよ。ボクも
純粋に笑い合ってキングと話すヲユキに、マカロフは未だに警戒の念を心の内だけでも潜めていた。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
『参加人数は各チーム1名。ゲームのルールは全選手出そらった後に説明します』
そうして実況のチャパティが説明を終えると、一番に話し込んだのは『
「ふっふっふ!
「カカカ! 狙ってんじゃねぇかこのゲーム」
「そう言うなよ、カクキ。普段手伝いと称して他のギルドに出入りをするほどの暇人フウキがたまに活躍する場面なんだからよぉ」
「アレ? これ声援じゃないでござるよな? そうでござるよなヨウキ殿!?」
「
「素直にありがとうでござる、ゲンキ殿!」
「がんばれ」
「あれ? 声援は嬉しいのに全然顔こっち向いてないでござるよ、ボウキ殿?」
恐らく弄られキャラなのか、忍者装束を纏う青年は、目元が見えないくらいの丸い兜を揺らして仲間から応援を受け、前に出た。
『まず名乗りを挙げたのが『
そして、相談していたのは
「最初は様子見っ! アチキにやらせて」
「許可しよう」
『『
続いて黒き鴉から、黄金の鎧の男がメンバーを選定。
「ナルプディング。お前が行け」
「了解でサー!!」
『『
スーツを上着を脱ぎ、やる気十分に向かうは青き天馬から、出てきたのは。
「僕が出るよ」
「☆ぅぁイヴくんが~一番手っ!!!☆」
「「イヴくんがっ~! 一番手っ!!!」」(♪わっしょいわっしょい♪)
『イヴコールに送り出され、『
各チームが次々と出場選手が決まっていく中、会場が注目している人気ギルド『
「私が出よう。今日は小鳥たちの歌声が心地よい」
『大注目! 『
その瞬間、年頃の女性たちが黄色い歓声を上げてテンションをまたも上げていく。どれほどの人気を誇るのか、
だが、もちろんこの人気には
「なんでこんなに騒いでんだコノヤロウ!!!」
うがー!! と観客たちを見るが、それは仕方もないこと。この七年でここまで人気を博している実力があったからこそ、今に至るのだろう。ナツを宥めながらそう考えていたエルザだった。
「ここは
「お前のどこが
「ゲームの内容が分からんが、
「ウェンディが居てくれたらなぁ。小っちゃいし」
それぞれがゲーム内容に気にして話し合ってる中、蛇姫のギルドも
だが、そんな話を聞いてる中でも、白髪の青年が勇み足で前に出る。
「いや・・・・初めからとばしていく。オレが出よう」
『おぉーと! 『
それにやはり一番に反応したのが、この男。
「ほう、だったらオレが出よう。この大会。どんなモンか見させてもらうぜ」
『そして『
そしてここでもやはり一番に嬉々として反応したのが、この女性。
「あぁ~ん♡ グレイ様が出るならジュビアも!!」
「オイ!! わざと負けたらただじゃおかねーぞ」
『『
ワァアアアアアアアア!!! とジュビアが決まったことにより、全チームの選手が決まった。会場の熱気も渦巻くばかり。
『以上! 8チームの参加選手が決まりました! そして! いよいよオープニングゲーム《
これにより、大魔闘演武
感想やコメント貰えたら嬉しいです(´Д`)
そして、オリジナルなフェアリーテイルを楽しみたかった人には手酷い裏切り行為をおこなったかもしれません。
まさかのあの王様キャラ!
本当にすみません(泣)
でも生暖かい目で見ていってほしいです(涙)