真剣で川神弟に恋しなさい!S   作:ナマクラ

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第十八話 「――――だったら私が相手をしてあげるよ」

 マープルの放送、そして覇王項羽による爆弾発言、そして十夜による爆弾発言を経て、一同は川神院を本拠として今後の動向を考えることとなった。

 ちなみに十夜の無知に関してはそっとしておく事となった。

 

「しかし姉さんが連れていかれるとは……だいぶ痛いな」

「ヒュームさんの相手をしなくてよくなったと考えよう」

「向こうも同じような考えだろうがな」

 

 百代はヒュームが相手をするということでどこかに連れていかれた。曰く「ふさわしい戦場へと連れていく」とのこと。

 紋白陣営としては川神百代という最強のカードが使えなくなったわけだが、ヒュームという相手の最強カードを封じられたとも言えるのでプラスマイナスゼロといった所だろう。

 

「それにしても十夜思った以上に冷静だったな。榊原が捕まってたのに」

「……まあ実をいうと一瞬頭に血が上って飛び出していこうかとも思ったんだけど」

「思ったのか」

「ユキの目を見たら落ち着いた。あれは多分向こうは向こうで何とかするから大丈夫って感じの目だった。だったら信じるさ」

「え、映像越しだったけどわかったのか」

「え、まあ、うん」

 

 映像越しでも言葉なしでそう言い切れるのはすごいと思う一方で、何故そこまで信頼関係を築いて付き合ってないのだろうと大和は不思議に思った。

 

「……それで、十夜クンは今日の負傷の回復にどれくらいかかりそう?」

「え? 負傷?」

「……何のことだか」

「お腹、見せて。というか見るね」

「あ、ちょっ」

 

 燕によって捲られ晒された十夜の腹部はそれはもうひどいことになっていた。

 

「………………なんでわかるんすか」

「わかるよ」

 

 技を撃った楊志本人は自滅したものの、『憑依の参・毘沙門天』自体は無防備な所にまともに食らったのだ。しかもその後推定壁越えと思われる梁山泊のメンバーと長時間に渡って戦闘状態にあったことも考えれば負担は大きいだろう。

 

「だがそのダメージ、回復できるのか? 内臓まで負傷しているように見えるが……」

「完全回復となると……明日の昼くらいまでかかりそうかな」

「え?」

「それで回復できるのが凄まじいけど……それを前提に配置を考えていこうか」

「ウッス!」

「あ、十夜クンは部屋で回復に専念しててね。それが今のキミの一番の仕事」

「あ、うす」

 

 燕に諭された十夜はスゴスゴと自室へと戻っていった。

 燕にしては少し突き放した言い方のように思えたが、たぶん意趣返しでされた項羽による十夜への公開告白に対して少なからず思うところがあったのだろうと大和は解釈した。

 

「……別に、嫉妬ってだけでキツイ言い方したわけじゃないからね。実際こっちは向こうに比べて戦力が少ないわけだから壁越えクラスの実力者を万全にしないといけないのは間違いないから。あと心配だったのもちゃんとあるから」

 

 否定はされなかった。あと多分小雪への信頼感にも嫉妬してると察した。

 

 

 その後、情報の共有・部隊運用などの話し合いを続け、そして瞬く間に日は明け────

 

 

 ◆◆◆◆◆◆

 

 

 川神院陥落、そしてマープルによる映像配信の次の日。

 川神の地を舞台に、九鬼財閥、ひいては世界の未来を賭けた合戦が幕を開けた。

 

 川神の街へと侵攻するマープル陣営の本隊を率いるのは天神館の十勇士、その御大将である石田三郎。

 それに相対するはクリスティアーネ・フリードリヒが率いる紋白陣営の遊撃部隊。

 

 川神の市街地にて会敵した部隊は戦闘状態に入る。部隊同士の戦力はそこまで変わらないようで、戦況としては拮抗していた。それこそきっかけ一つで戦況が瞬く間に変わりそうなほどに。

 

 だからこそ情勢を傾かせるべく、部隊を率いる将同士、自然と武器を構え相対することとなった。

 

「『光龍覚醒』!! この状態の俺の相手が、貴様程度に務まるものかよ!!」

 

 光龍覚醒を発動した石田は、壁越えクラスをも思わせるその溢れ出る力を以ってクリスへと襲い掛かる。

 

「それが、どうしたッ!!」

 

 しかし、義憤に満ちたクリスはそれすらも圧倒した。

 

「馬鹿な……!? 光龍覚醒を果たしたこの俺が、貴様程度に圧されるはずが……!?」

「自身の立身出世のためだけに仲間を見捨てたお前などに、自分が負ける道理はないッ!!」

 

 圧倒的な力を持ちながらもクリスの苛烈な攻撃を凌ぎ切れずに石田は見る見るうちに追い詰められていく。それに合わせてクリス率いる部隊の士気も上がり、逆に石田率いる部隊の士気は下がっていく。流れは完全にクリスにあった。

 もはや勝負は決した。クリスがトドメの一撃を放つ瞬間────

 

 

 

 

「────そんなでも我らの大将なのでな。止めさせてもらおう」

 

 

 

 

 そんな言葉とともに横槍を入れられ、吹き飛ばされた。

 

「ぐっ…………大村ヨシツグ……!!」

 

 クリスを吹き飛ばした攻撃の主は、天神館の十勇士の情報戦のエキスパート、大村ヨシツグであった。

 ただしその姿は普段の病弱な非戦闘者のものではなく、歴戦の戦士のものであり、その身には静かながらも洗練された闘気が内包されているのが感じられた。

 事実、不意討ちとはいえ攻撃を防いだクリスの腕が衝撃でいまだに痺れている。現在調子が絶好調で光龍覚醒状態の石田を圧倒したクリスを以てしても、真の壁越えクラスの実力者である大村を相手にするには荷が勝ちすぎた。

 

「その反応……やはり俺の事は大友辺りから聞いているようだな。だが対策をするには手が足りなかったと見える」

「お嬢様に手出しはさせん!!」

「たとえ現役の軍人であろうと、俺の相手をするには足りん」

「ぐぅっ!?」

 

 戦闘中部隊の指揮を任されていたマルギッテが大村に襲い掛かるが、それを軽くいなして反撃を加える辺り、その言葉に偽りはないのだろう。

 

「ふっ、ふははははは! 形勢逆転だな!! やはり出世街道を征く俺がこのような所で躓くわけがないのだ!!」

「くっ、まだ自分たちは負けてはいない!!」

「お嬢様、私が大村を抑えている間にまずは石田を……」

「いい判断だが、残念ながらそれは不可能だ」

 

 先程までと流れが一転して変わっていくのが戦場にいる全ての人が肌で感じていた。

 

 

 

「────だったら私が相手をしてあげるよ」

 

 

 

 その流れを引き戻すかのように、一人の人物がこの場に現れた。

 

「馬鹿な!? 何故貴様がここに……!?」

「正気か……!?」

 その姿を見て、大村達は驚愕を隠せなかった。

 この戦力は間違いなく覇王項羽へとぶつけるはずだと、確信を抱いていた人物がそこにいたのだ。

 

 その者の名は────

 

 

 

 

「────松永燕!!」

 

 

 ◆◆◆◆◆◆

 

 

 ──前日 川神院──

 

「ではまず第一に考えねばならぬのは、項羽の相手を誰がするか、だ」

「項羽を何とかしないとどうとでもひっくり返されるからな」

「そこでだ。松永燕、お前への依頼、打倒すべき相手を川神百代から項羽に変更したい」

「え……!?」

「あれま。いいの。言っちゃって?」

「ここに来て隠す必要もあるまい。我が手配した川神百代への刺客とは松永燕だったのだ」

「まあ負けちゃったんだけどね」

「現状、我らの陣営の中で項羽と渡り合えるのは川神十夜と松永燕の二人。その内の川神十夜が負傷しているのを考えれば、もはやお前しかいないのだ」

「まあ、そうだよね」

 

 衝撃の事実が明かされるも、今はそれを気にしている場合ではない。紋白の言う通り項羽に対抗できるのが燕しかいない以上、それを軸に人員の割り振りを考えるべきだと大和を始めとした頭脳派達は判断した。

 

 

「────私じゃ項羽には勝てない」

 

 

 しかしその紋白からの依頼変更に対して、燕から返ってきたのは絶望的な言葉であった。

 

「弱点はつける。けど、それでも彼女を倒せる決定打が、今はないの」

「何を言っている!? お前には平蜘蛛があるではないか!」

「その平蜘蛛、どこが管理しているか紋ちゃんは知ってるよね」

「……! そういう事か……!」

 

 燕の主張に反論する紋白だったが続く燕の言葉で全てを理解したかのようにその表情は苦虫を潰したかのように歪んでいった。

 

「えっと、どういう事?」

 

 平蜘蛛といえば、先の若獅子タッグマッチトーナメントにて十夜との決勝戦で披露した燕の専用武装だ。多種多様な攻撃や支援を行なえる優秀な武装で、十夜との戦いや百代とのエキシビジョンで大活躍した記憶はまだ新しい。

 が、それの管理云々と項羽との戦いの話がどうつながるのか、大和を始めとしてその場にいる多くの人は理解できなかった。

 

「詳しい事は省くけど私の平蜘蛛の『切り札』は九鬼財閥が管理してるの」

「『アレ』は個人で管理できるものではないからな」

「開発費だけじゃなくて維持費も相当な費用が掛かるからね。で、私が項羽の相手をするとなるとそれを使わないと現状勝てないんだけど……」

「そうか、その切り札が九鬼財閥で管理されてたって事は、もしそれがマープル達に細工をされていれば、決定打を撃つ場面で不発、なんてこともあり得るって事か……」

 

 今の話からすると、平蜘蛛にはまだ見せていない『切り札』が存在しており、それを使えば項羽と戦っても勝ち筋があるのだが、その『切り札』を管理しているのが今回騒動の原因となっている九鬼財閥であり、マープルも当然平蜘蛛の危険性を理解している以上、何の手も打っていないとは楽観視できないわけである。

 

「この戦いにおいて、項羽は絶対に倒さないと私たちの勝ちにはならない相手だから、そういう疑いがある物を頼るのは避けたいんだよね」

「しかし、なら誰が項羽と戦うというのだ?」

「それは……私より強い人にやってもらおうかなって」

 

 

 ◆◆◆◆◆◆

 

 

 ──川神院──

 

 紋白陣営の本拠地として利用されている川神院だが、司令部だけでなく怪我人の収容場所としてもその広い敷地を利用されていた。

 多くの怪我人、そして情報がごった返しで院内全体で緊迫した空気が流れる中、一人リラックスした様子で伸びをしながら現在司令部として機能している部屋へと入っていく男の姿があった。

 

「おはようございまーす」

「む、十夜か。よく眠れたようだな。調子はどうだ?」

「よく寝たし、よく食べた。万全だね」

 

 念のため腹部も確認するが、昨日確かにそれはひどいことになっていた箇所が跡形もなく完治していた。人体の神秘ってすごいと紋白は思った。

 

「それで、俺は何をしたらいい?」

「ふむ……李よ、今の戦況はどうなっている?」

「現在、市街地で敵本隊と思われる一団とクリス率いる遊撃部隊が交戦を開始。またこの川神院にも別動隊が向かっていると思われます。武蔵坊弁慶は直江大和が昨夜のうちに何とかしたのか戦場に出てきておらず、現在那須与一の行方を捜しているとのこと。また九鬼本社ビル付近にて源義経と黛由紀恵が、川神市郊外にて梁山泊の一人と大友焔が交戦中です」

「城攻めはどうなっておる?」

「芳しくありませんね。椎名京を始めとする弓兵部隊での射撃もクラウディオ様による糸で迎撃されており、また内部への侵攻も開始していますが」

「やはり城攻めは守る側の方が有利か……ちなみに項羽に動きは?」

「現状ありません。おそらく天守閣で待機しているものかと」

「これが今の戦況だ」

「えー……なんか、一人のんびりしてて申し訳ない……」

「構わん。これからそれ以上に働いてもらわねばならぬからな。その上で我らはお前に『項羽打倒』を頼みたい」

「んー…………まあいいけど、燕先輩は?」

「その松永からの推薦だ。あやつは野放しになっている壁越えクラスを担当している。とはいえあやつも一人か二人片づけたら項羽の元に向かうとのことだ」

「あー、いざという時は数で叩くわけね」

 

 これは決闘などではないのだから、たとえ二対一だろうと文句を言われる筋合いはないということだ。

 とはいえそれは向こうもある程度警戒しているだろう。一対一で油断を誘ったところに……というのが燕の考えだろうか、と十夜は推測した。

 

「あと松永からの言伝だ。『体に負担のかかる技はできるだけ控えてね』とのことだ」

「おっけー、了解っす」

「して、今の戦況を聞いてお前はどう動く? 項羽は今も川神城の天守閣にいる。我らとしてもできれば消耗を抑えられるルートで送り出せればと思うが」

 

 今の戦況として比較的敵と遭遇しにくいルートを選ぶ事もできそうだが、ネックとなるのがこちらの本拠地である川神院に向かっているだろう敵部隊がどこからくるかが問題になってくる。

 それと遭遇してしまえば十夜の消耗は避けられない故にルートの選定が重要になってくるのだが……

 

「まあ……とりあえずまっすぐ行くわ」

 

 当の本人は何でもないかのようにあっさりそう言った。

 

「まっすぐ……? 待て。それはどういうルートでいくつもりだ」

「まっすぐはまっすぐだよ。じゃあ早速行ってくるわ」

「ま、待つのだ! おい!」

 

 紋白の静止の言葉も聞かずに部屋を出た十夜は、さらに外に出て一呼吸入れたあと空を見上げながらこう呟いた。

 

 

「────『憑依の九・天津甕星命』」

 

 

 ◆◆◆◆◆◆

 

 

 ──川神市街地──

 

「松永燕!?」

「馬鹿な!? 貴様を項羽に宛がわないだと!?」

「余所見をするな!」

「グワーッ!?」

 想定外の燕の登場によって再び戦場の流れが変わる。

 この場において燕の相手ができるのは大村だけであり、そうなると再び大村介入前の戦況に戻る事は想像に難くない。

 

「これはさすがに想定外だ……」

(が、まだ勝機はある……!)

 

 しかし大村はまだ諦めてなどいなかった。

 燕の戦法は多岐に渡るが、しかしその基本方針は一点に集中している。

 

 つまりは事前の情報収集。

 

 それこそがかつて公式戦無敗を誇っていた松永燕の秘密。

 その秘密は単純明快、勝てると思った相手以外とは戦わない事である。

 相手の情報が集まりきるまでは戦わない。逆を言えば情報の足りない相手との戦闘は慣れていないという事になる。

 今までその実力をひた隠しにし、表舞台に上がっていなかった己ならば、情報を集められる前に一気に仕掛ければまだ勝機は十分にある。そう大村は考えた。

 だがしかし────

 

「────ちょっと私を甘く見すぎじゃないかな」

「何……?」

「かつては西にいた私が、君のデータを取ってないと思う?」

「────ッ!?」

 

 大村の背筋に冷たいものが走る。まさかひた隠しにしてきた己のデータすらも、目の前の女は取集しているのか、と。

 

(…………いや、だがやる事は変わらない)

 

 一瞬、焦りはしたものの、それでもやることは変わらない。早急に燕を打倒し、クリスやマルギッテも排除する。

 データを取られていたとしても、それすらも実力で捻じ伏せてしまえば問題ない。

 そう開き直る事で逆に冷静さを取り戻した大村は静かに構えを取った。

 

 そんな大村を見ながら燕は思考を巡らせていた。

 

(うーん……ハッタリ仕掛けたけど、思ったより効果がないなぁ……さすが壁超えクラスって所か)

 

 正直に言えば、燕は大村のデータを集められていない。表舞台に上がらず日陰に甘んじ補助役としてひたすらにひた隠しにしてきた彼の素性を看破する事など、家名を上げようと目立つ実力者対策を中心に行なってきた燕にできようもなかった。

 もちろん普段の歩き方などからただの病弱男ではない事は見抜いてはいたが、秘密兵器としての詳細な実力までは把握していなかった。

 それでもそれを表に出してしまえば相手の思う壺となる。隠し通せていたはずの本性を知っていた、という事は少なからず相手の動揺を誘えるはず……だったが、そこまで甘くはないようだ。

 

(早く終わらせたかったんだけど……こりゃ思ったよりも時間がかかるかもしれないね)

 

 だが負けるとは微塵も思わない燕であった。

 

 互いにやる気に満ちてまさに一触即発────とでも言うような場面の事だった。

 

 どこかから、何かがぶつかり合うような音が、それも連続して二人の耳に聞こえてきた。

 否、二人だけではない。この戦場にいる者たち全てがその音を聞き取っていた。

 決して大きくはない、しかし肌を震わすように不安を誘う、しかしどこかで近いものを経験した事のあるような音であった。

 

(……肌を震わす────?)

 

 ふと大村の脳裏に今は敵となっている同級生の姿が思い浮かぶ。

 そうだ。彼女の武器である大砲、あるいは花火。それに近い感覚であった。

 目の前の燕に意識をやりながら、視線を上へ、空へと向けると、そこには澄み渡る青空に線を引くように、黒色の光と鈍色の光が飛び回っていた。

 

「なんだ、あれは……?」

 

 二つの光は時に交差し、時に弾き合いながら空を走り回る。音が鳴る瞬間と二つの光が接触した瞬間が同一と気付くのにそう時間はかからなかった。

 そして鈍色の光が静止したかと思えば、大きく距離を取った黒い光が鈍色の光へと一直線に突っ込んでいき、そのまま流れ星のように空から落ちて────川神城の天守閣へと轟音とともに落下した。

 

「黒い光が川神城の天守閣に……!? 一体何が!?」

 

 川神城の天守閣に落ちたことにより、空の光を見ていた大村だけでなく敵味方関係なく騒然となっていくこの場において、同じく空の光を見ていた燕が頭を抱えながら大きくため息を吐いた。

 

「……まったく、私の言いつけ守れないんだから」

「松永燕、貴様……今のが何か知っているのか!?」

「教えると思う? まあ……」

 

 

 

「────君に時間かけてる暇はなくなったとだけ言っておくね」

 

 

 ────その燕の言葉の直後、川神城の天守閣が吹き飛んだ。

 




燕「ト〇ンザムは使うなよ」
十夜「了解! トラ〇ザム!!」

原作との明確な相違点
平蜘蛛:『切り札』がマープル達によって細工されている可能性を危惧して使用を控える流れになった。実際に細工はしてなくても『衛星の点検が行われた』みたいな情報があるだけで抑止にはなるためそこまでおかしい流れではないと思いたい。というか原作で何の気兼ねもなしに使用しているのはええんか……と個人的に引っかかっていた。

松永燕:対戦相手が項羽から大村に。理由は上述の通り。なお場合によっては数で囲んで棒で叩く気満々である。いざとなれば自爆覚悟で平蜘蛛の切り札を使用するつもりではある。なお大村戦の描写はカット。



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