魔法少女リリカルなのはStrikerS 信念の刃   作:sufia

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今回は原作基盤です


第33話 ≪新しい仲間、綾人の躾≫

225隊との合同訓練から、2日後の早朝

 

~六課・仮想シミュレータ~

 

六課の訓練場に集まったティアナ達の前に2人の人物が立っていた

 

 

「さて、今日の朝練の前に、一つ連絡事項です。陸士108部隊の『ギンガ・ナカジマ』陸曹が、今日からしばらく六課に出向となります」

 

なのはがそう紹介すると、ギンガも一歩前に出る

 

「108部隊・ギンガ・ナカジマ陸曹です! よろしくお願いします!」

「「「「よろしくお願いします!!」」」」

 

敬礼しながら自己紹介するギンガにフォワード陣も返す

 

「それから・・・もう1人・・・」

「どうも~」

 

フェイトがもう一人のメガネの女性を紹介する

 

「10年前から、隊長陣のデバイスを見てくださっている、本局技術部の精密技術官・・・」

「マリエル・アテンザです!」

 

ニコニコと笑いながら自己紹介するマリエル

 

「地上でのご用事があるとの事で、しばらく六課に滞在していただくことになる・・・」

「デバイス整備を見てくれたりもするそうなので」

「気軽に声をかけてね~?」

「「「「はい!」」」」

 

終始笑顔の絶えないマリエル

 

「ついでに言えば、リョウの幼馴染のお姉さんだ」

「えへへ~」

「いやなんで照れてんの・・・」

 

綾人の補足説明になぜか照れているマリエルにリョウが呆れながらツッこむ

 

「おーし。じゃ、紹介の済んだところで・・・早速、今日も朝練行っとくか!!」

「「「「「はい!!」」」」」

 

ヴィータの言葉と共に解散するフォワード陣

 

「エリオ、キャロ! 集まって?」

「「はい!」」

 

フェイトの下へ向かうエリオとキャロ

 

 

「ティアナは、今日もあたしとやるぞ? 『突撃型の捌き方・第6章』」

「はい! お願いします!」

 

準備運動をしながらヴィータに答えるティアナ

 

「ギンガ?」

「はい?」

 

準備運動しているスバルとギンガのそばに寄るなのは

 

「ちょっと、スバルの出来を見てもらってもいいかな?」

「あ・・・はい・・・」

「え・・・?」

 

なのはの提案に首を傾げるナカジマ姉妹

 

「1体1での模擬戦で・・・スバルの成長、確かめてみて?」

「はい!」

 

頷き、しっかりと返事を返すギンガ

 

スバルはきょとんとしていたが、すぐに表情を引き締めた

 

それから、数時間後・・・

 

訓練場の森の中をスバルとギンガが疾走していた・・・

 

 

ギンガは猛攻により、スバルは防戦に徹していた

 

「ふむ・・・ギンガも相変わらずの突撃思考だな・・・」

 

そんな2人の模擬戦を見た綾人の感想

 

「それに、相手の急所に的確に鋭く打ち込む・・・無駄な動きも少ないな・・・」

 

リョウもギンガの動きをしっかりと分析している

 

そして、スバルはギンガのナックルをシールドで防ぐが、ギンガはそれを突破し、がら空きになったスバルのボディに一撃を叩き込んだ

 

 

「なるほど・・・悪くない・・・」

「はい・・・」

「ああ・・・」

「へぇ・・・」

 

シグナムの言葉に頷くなのはとヴィータ

 

そして、何かに感心している綾人

 

煙の中から、ギンガのナックルを受け止めているスバルが見えた

 

「2人とも・・・悪くねぇ・・・」

 

スバルは、手の平に小さなシールドを展開していた

 

「はぁぁぁぁぁぁ!!」

 

驚くギンガに、カウンターを打ち込むスバル

 

ギンガもシールドで防ぐが

 

「うりゃぁぁぁ!!」

 

スバルも負けじと踏み込んでシールドを破壊し、今度は攻勢にでる

 

後ろに飛び退いたギンガに蹴りを入れるが、間一髪でウィングロードを展開して空へと走り出すギンガ

 

スバルもそれを追いかける

 

ウィングロードが交錯し、互いに拳をぶつけ合う2人はいつの間にか笑顔になっていた・・・

 

 

「楽しそうだな・・・2人とも・・・」

「そうですね・・・」

 

綾人の言葉に頷くエリオ

 

「スバル・・・お姉ちゃん子だからね~・・・ギンガさんもスバルに結構甘いし・・・」

 

そんなエリオにそう答えるティアナ

 

「スバルは・・・大分使い物になったな・・・」

「入隊当初から、ずっとクロスレンジの基礎固めをしてきましたから・・・」

「あたしやなのはがぶっ叩いたりしてきたからな~」

 

シグナムの言葉にそう答えるなのはとヴィータ

 

「あとは、たまに綾人君にも色々教わったみたいです・・・」

「まあ、反省点ぐらいの提示ならかなりしましたし・・・言えば直るんですけどね・・・」

 

訓練後に何かとアドバイスをしてきている綾人

 

「あ・・・」

 

観戦していたフェイトが、状況の変化に気づく

 

しばらく拮抗していた両者だが、不意に轟音が響き、静寂がおりた・・・

 

 

そして、ウィングロード上にはスバルの顔面にナックルを突きつけたギンガが立っていた・・・

 

「は~い! そこまで!!」

「あ~・・・」

「スバルさん・・・惜しい・・・」

 

残念がっているエリオとキャロ

 

 

しばらくして、降りてくる2人を出迎える面々

 

そして、ヴィータとシグナムがスバルや綾人達を呼び出す

 

「反応は悪くなかったぞ・・・スピードが追いつかなかったか・・・」

「あ・・・ありがとうございます!」

 

ヴィータに珍しく褒められて礼を言うスバル

 

「最後の一撃・・・エリオならどうした?」

「えっと・・・」

 

シグナムの質問に答えているエリオ

 

 

「じゃ、皆集合!!」

「「「「「はい!」」」」」

 

開けた場所に移動し、集合するフォワード陣

 

「せっかくだから・・・ギンガも入れたチーム戦・・・やってみようか?」

 

笑顔でそんな提案をしてくるなのは

 

「フォワードチーム5人対前線隊長4人チーム!」

「え・・・えぇ・・・!?」

 

なのはのその言葉に目を丸くするギンガ

 

「いやぁ・・・あのねギン姉? これ、時々やるの・・・」

「隊長達・・・かなり本気でつぶしに来ますので・・・」

 

驚いているギンガに説明していくスバル達

 

「まずは、地形や幻術を駆使してなんとか逃げ回って」

「どんな手を使っても、決められた攻撃を入れることができれば撃墜になります」

「ギンガの場合は、スバルと同じでデバイス攻撃だな・・・左ナックルか蹴りの2種類」

 

ちなみに、綾人は離れたところでデータ収集である

 

「じゃ・・・やってみようか!!」

「「「「「「はい!!」」」」」」

 

 

それぞれのデバイスを構えるメンバー達

 

そして、数分間の模擬戦が開始された・・・

 

 

模擬戦終了時・・・

 

「はい! 今日はここまで!!」

「全員、防護服解除!」

「「「「「はい・・・」」」」」

 

なのはとヴィータの指示に地面にヘタリ込んで答えるフォワード陣

 

「ふむ・・・惜しいところまでは行ったな・・・」

「あと、もうちょっとだった・・・」

 

デバイスを持ちながらそう言ってくるシグナムとフェイト

 

「あ~・・・最後のシフトが上手く行ってたら逆転できたのに~!」

「く~や~し~・・・!」

 

反省しながら悔しがっているスターズの2人

 

「フォロー足りなかったね・・・ごめんね~?」

「い、いえ・・・」

「ギンガさんは全然・・・」

 

別の場所で謝るギンガにそう答えるライトニング

 

「悔しい気持ちのまま・・・反省レポート纏めとけ?」

「ちょっと休んだら、クールダウンしてあがろう? お疲れ様!」

「「「「「ありがとうございました!!」」」」」

 

綾人となのはの言葉にそう返事を返すフォワード陣

 

 

「ママ~! パパ~」

「あ、ヴィヴィオ~!!」

 

幼い声に振り向くなのはと綾人

 

そこには走りながら近づいてくるヴィヴィオがいた

 

「危ないよ~・・・転ばないでね?」

「うん・・・うわ・・・」

 

フェイトに返事を返すと同時に転びそうになるヴィヴィオ

 

その様子に、全員が「あっ・・・」と声を出した瞬間

 

「よっと」

「わぷ」

 

綾人の胸に倒れこむ

 

「大丈夫か? ヴィヴィオ・・・?」

「ふぇ・・・?」

 

突然前に現れた綾人に驚くヴィヴィオ

 

『速』で目の前まで一気に移動したのだ

 

「気をつけろよ? ケガでもしたら・・・なのはママやフェイトママが悲しむからな?」

「ごめんなさい・・・」

 

優しく注意する綾人に小さく謝るヴィヴィオだった

 

 

 

【なのはSIDE】

 

~六課食堂~

 

「ヴィヴィオ。髪の毛可愛い~!」

「なのはママのリボン!!」

 

食事を運びながらヴィヴィオの髪を褒めるキャロ

 

ヴィヴィオも笑顔で答える

 

「アイナさんがしてくれたんだよね?」

「うん!」

「いい感じだよ~? ヴィヴィオ~?」

「えへへ~!!」

 

スバルにも笑顔を返す

 

「なるほど・・・保護児童なのね・・・」

「僕の時と同じような感じです」

「なのはさんと綾人君が『保護責任者』、『後見人』がフェイトさんです」

「そっか~・・・なのはちゃんの方もそうだけど、綾人君の事『パパ』って呼んだからびっくりしちゃったよ~」

 

大きなボールを抱えたエリオとシャーリーがマリエルにそう説明する

 

ヴィヴィオの第一声に『なのはと綾人の子供』と勘違いをしていたマリエル

 

リョウとシャーリーがなんとか説明して納得してもらったのだ

 

そして、フォワード陣、八神家、なのはとフェイトとヴィヴィオの3つに別れて席に着いた

 

ちなみに綾人は、書類の手直しが見つかってオフィスにいる

 

「しっかしまぁ・・・子供って泣いたり笑ったりの切り替えが早いわよね~?」

「スバルの小さい頃もあんな感じだったわね?」

「え・・・? そ、そうかな~・・・?」

 

ギンガの言葉に顔を赤くして首を傾げるスバル

 

「リインちゃんも」

「え~!? リインは最初から割と大人でした~!」

 

シャマルの言葉に頬を膨らませて反論するリイン

 

「嘘を付け」

「身体はともかく、中身は赤ん坊だったじゃねぇか」

 

向かいのシグナムとヴィータに言われる

 

「むぅ~・・・はやてちゃん、違いますよねぇ!?」

 

最後の頼み、はやてに聞くリインだが

 

「ふふふ! どうやったかなぁ?」

 

笑いながらそう答えるはやてだった

 

 

「あれ? ヴィヴィオ、ダメだよ~? ピーマン残しちゃ・・・」

「うぇ~・・・苦いの嫌~い!」

 

なのはに注意され、泣きながら答えるヴィヴィオ

 

「え? 美味しいよ?」

「しっかり食べないと大きくなれないんだから・・・」

 

フェイトとなのはに言われるが、ヴィヴィオは食べようとしない

 

そこに・・・

 

「ヴィヴィオ?」

「あ・・・パパ・・・」

 

オフィスから戻った綾人が食堂に到着した

 

そして、皿の端に置いてあるピーマンを確認すると

 

「食べな?」

「ふぇ?」

「好き嫌いせずに、全部食べな?」

 

表情を変えることなくそう言う綾人に、ヴィヴィオだけでなくなのはとフェイトも驚く

 

「苦いのイヤ~!」

「それでもだ・・・嫌でも食べさせる」

 

そう言うとフォークでピーマンを刺し、ヴィヴィオの口元に持っていく

 

「食べろ」

「イ~ヤ~!!」

 

暴れて逃げようとするヴィヴィオになんとしてもピーマンを食べさせようとする綾人

 

「ちょっ・・・ちょっと、綾人君?」

「そんな無理矢理・・・」

「好き嫌いは許しません・・・絶対にね・・・」

 

慌てて止めようとするなのはとフェイトを振り切り食べさせようとする綾人

 

そして、ついにヴィヴィオの口にピーマンを放り込む

 

「ムグ・・・む~・・・!!!」

 

慌てて吐き出そうとするヴィヴィオの口を押さえ込む

 

もがきながらピーマンを飲み込むヴィヴィオ

 

「苦~い!!」

 

口を開放されると同時に泣き出す

 

そして、綾人から離れ、なのはに抱きつく

 

「パパ嫌い!!」

「別に構わないぞ?・・・俺も、好き嫌いする子は・・・好きじゃない」

 

ヴィヴィオに真っ向から反論する綾人

 

直接『嫌いだ』と言わないところが綾人らしい

 

「いいかヴィヴィオ? この野菜はな・・・農家の人がおいしくなるように丹精込めて作った野菜なんだ・・・それを『嫌い』の一言で捨てるのは・・・その人を悲しませることになるんだよ・・・」

「うぅ・・・」

 

綾人の言葉のすべてを理解していないヴィヴィオだが、『悲しませる』という一言に過敏に反応した

 

「いくら顔を知らない人だって・・・悲しませることだってあるんだ・・・だから・・・俺はヴィヴィオに嫌われても好き嫌いは許さない・・・」

 

まっすぐに見つめながら宣言する綾人

 

「お前もだからな? エリオにニンジン押し付けようとしてるキャロ?」

「うっ・・・!!」

 

振り向かずにそう言う綾人

 

後ろにはエリオの皿にニンジンを移動させようとしているキャロの姿が・・・

 

「どうする・・・?」

「食べます・・・はむ・・・」

 

エリオに聞かれると、落ち込みながらニンジンを口に入れるキャロ

 

スバル、ティアナ、ギンガもぎこちなく苦笑い

 

「綾人・・・ヴィヴィオに甘いのか厳しいのかわかんねぇな・・・」

「食事に関してはそれなりのこだわりがあるのだろうな・・・」

「料理好きのプライドかしら?」

「まあ、好き嫌いは良くないからな・・・」

「リインはなんでも食べるですよ~」

 

そばで聞いていた八神家も、綾人の行動について話し合っていた

 

 

「さて・・・空気を悪くしてしまったので・・・食事は別のところで食べます」

「あ・・・綾人君・・・」

 

そう言うと、綾人は自分の分のトレーを持って離れていった

 

「ん~・・・!」

「ヴィヴィオ? あ・・・」

 

綾人を見ていたフェイトがヴィヴィオに視線を戻すと、ヴィヴィオがピーマンとにらみ合っていた

 

「うぅ~・・・あむ!」

「「あ・・・」」

 

意を決したヴィヴィオがピーマンを口に入れた・・・それも自分の意思で

 

「ヴィヴィオ・・・偉いよ・・・」

「頑張って!」

「うぅ・・・」

 

涙目になりながらピーマンを食べていくヴィヴィオ

 

そして・・・

 

「た、食べた~・・・」

「うん!」

「よくできました」

 

見事にすべて食べたヴィヴィオ

 

なのはとフェイトも褒めながら頭をなでる

 

スバルやティアナ、八神家も一安心していた

 

「あ・・・綾人・・・」

 

そこに、食事を終えた綾人が通りかかり、皿を見つめると・・・

 

「あ・・・」

「今度からは・・・もう大丈夫だな?」

 

小さく笑いながらヴィヴィオの頭を撫でる綾人

 

「うん! えっと・・・パパ・・・あのね?」

「うん?」

「さっき『嫌い』って言って・・・ごめんなさい・・・」

 

俯きながら綾人に謝るヴィヴィオ

 

自分の言った言葉が綾人を傷つけたと思っているのだ

 

「・・・・・・それはこっちもだな・・・さっきはゴメンな?」

 

もう一度頭を撫でる

 

「これで仲直りな?」

「うん!!」

 

笑顔で綾人に抱きつくヴィヴィオ

 

「さて・・・キャロは?」

「た・・・食べました・・・」

 

おずおずと皿を差し出すキャロ

 

「・・・エリオ?」

「ちゃんと食べましたよ?」

「いや・・・そうじゃなくて・・・」

「え? モガっ!?」

 

本当に食べたのか聞かれたと思ってそう答えるエリオだが、綾人は手を振りながらナプキンでエリオの口を拭う

 

「ソースついてたぞ?」

「あ・・・すみません・・・」

 

顔を真っ赤にしながら俯くエリオ

 

それを見た面々から、笑い声が響いた・・・

 

 

 

【ティアナSIDE】

 

食事のあと、綾人とスバル、ティアナの3人は事務室にいた

 

「え~っと・・・多分これで全部のはず・・・」

「ま、見つからなかったら勝手に探すわよ・・・さっさと行ってきなさい?」

「うん! ありがと!」

 

 

スバルとギンガはマリエルと共に健康診断に向かう事になり、ティアナがスバルの仕事を引き受けることになったのだ

 

「あ・・・ちょっとスバル!!」

「え?」

「あんたが健診の時にいつも買って来てるあれ・・・え~っと・・・」

「あ! 『チョコポット』?」

「そうそう! 私も少し出すから、隊長達とチビっ子達の分、買ってきてあげてよ?」

「うん! りょーかい!!」

 

ティアナの提案に頷くスバル

 

 

その後、スバルはギンガとマリエルと共にクラナガンの医療センターに向かった

 

 

「ティアナ、スバル達はもう行ったのか?」

「あ、先輩・・・はい、つい先ほど」

「そうか・・・」

 

ティアナの向かいに座り、自分の仕事を始める綾人

 

「そういえば・・・」

「はい?」

「エリオ達には話したのか? スバルの事・・・」

「・・・・・・いえ・・・まだ・・・」

 

綾人の質問の意味を察してそう答えるティアナ

 

スバルとギンガには、少し特殊な秘密がある

 

綾人とティアナ、それにリョウは知っているのだが、エリオとキャロにはまだ話していないようである

 

「前にエリオ達の昔話を聞いた時にスバルは話そうとしてたんですけど・・・あの時は・・・『気を遣わせちゃダメ』って止めたんです」

「確かにな・・・まあ、難しいわな・・・そういう話は・・・」

 

自分の秘密を話すというのには時期がもちろん存在する

 

綾人達が聞いた時は、違和感を知ろうとした綾人の質問がきっかけだったのだが・・・それ以降、綾人も好奇心で違和感を知ろうとはしなくなっている

 

「ま、その辺はスバルの裁量に任せておけばいいだろう・・・あいつも分かってるだろうけど」

「はい・・・」

 

綾人の言葉に頷き、仕事を再開するティアナだった・・・




どうも

子供に甘いが、好き嫌いは許さない綾人君でした


フォワードと隊長陣との模擬戦に綾人君が参加すると、バランスが崩壊してしまうので参加は今のところしません

というか、立ち位置の問題でどっちに入っていいかわかりません


スバルの秘密なんて、ティアナの過去を知っているんだから当然知ってますよ


さて、次回予告


ギンガが六課へやってきて数日

その日は少し珍しいことが

「綾人との模擬戦は初めてだね?」
「そうですね・・・不思議とやってないもんですね」

綾人とフェイトの模擬戦

しかし

「綾人君!?」
「ぐっ・・・あぁぁぁぁぁぁ!!」


その瞬間が訪れる・・・・・・


次回、『目覚めの予兆』


問題は、いつも突然訪れる

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